D-Lux4 のページ
PanasonicのLX3をベースに、ライカカメラ社の製品に仕上げたものだ。 デザインはLX3が光沢部品が多いのに対し、シンプルなものになっている。ただ、そのせいで少し持ちにくい。また、昔から賛否両論のLeica銘の赤い印が目立つ位置にある(というより、どこにあってもあれは目立つのだが)。 中身の設定もライカ社の色合いに変えられているという噂があるが、あまり変わらないのではないかと思っている。メニューでフラッシュ禁止モードが省かれているという、わずかな違いはあるが(元々フラッシュはスイッチでon/offが分かれているので、禁止モードの存在意義はない)。 なんと言っても、対角線画角84度、35mm判でいうと24mm相当の広角端でF2の口径比をもつレンズが売りだろう。これに、レンズ内手ブレ補正が加わり、夜景撮影が非常に楽だ。アスペクト比を変えても、対角画角が変わらないようになっているのも良い。 高感度特性はそれほど良くないが、ISO400までは許容範囲と言えるだろう。WBは少し赤っぽいところがあり、さらに、背面液晶のコントラストが高いので、帰宅後のPCでの鑑賞で異なる印象になることもしばしば。 載せている作例は、原則としてFineモードjpeg記録で、16:9アスペクトは長辺を1200pixに、4:3では長辺を900pixにリサイズしたものである。 ★簡単なスペック 1/1.63型CCD 有効画素数1000万画素 ISO80〜3200 5.1-12.8mmF2-2.8、35mm判換算24-60mm相当のズームレンズ 16:9,3:2,4:3のマルチアスペクト 08年9月28日発売 ★アスペクト16:9の作例 ★アスペクト4:3の作例 ★ワイドコンヴァータDMW-LW46使用時の作例 |