デジカメ2台目は初代から3年後の03年9月14日発売のこれである。延々遅れて春の発売が秋になってしまった(米国では8月)のはCCDの立ち上がりが遅れたという噂だが、真相は不明だ。ハニカムの第4世代、SRというものを使っている。メインの受光素子の脇に小さな受光部を設けて、これを輝度情報として使い、白飛びを防止するらしい。出力は610万画素だがそれほどの解像度はなく、独特のノイズ感があって、プリントするならA4までか。色はフジらしく濃い。横長のボディは私のような古いタイプのユーザには持ちやすくて良い。デザインも落ち着いていると思う。なお、このカメラはCCD-RAWデータでの記録も出来るが、添付のソフトでは現像条件などは触ることができない。処理もかなり時間を要す(私のPCが遅いのか?)。そのうちRAWで撮ったものも上げてみるつもりだが。
GR digitalを買ってからはサブ機の地位をそれに譲り、F700は配偶者Sの専用機となった。時々触っているが、今でも通用するレスポンスであるし、操作性も良いカメラだと思う。
その後、AFが精度悪くなり、退役した。
★簡単なスペック
1/1.7型ハニカムCCD IV SR,有効画素数S・R各310万画素、出力610万画素,ISO200〜1600
7.7-23.1mmF2.8-4.9ズームレンズ(35mmフルサイズで概ね35-105mm)
03年9月14日発売
・ISO200作例
全て、6M画素で撮ってリサイズ。色が濃いのは「クロームモード」のせいか。 |
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右の写真では、デジタルズームを使って拡大してみた写真も上げてみた。リサイズして見る分には何とか使えるようだが、さすがに等倍で見ると厳しい。 |
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・RAW撮影
このカメラではRAW撮影の場合、ISO200しか選択できない。それに記録枚数が激減しレスポンスも低下するから、気楽な撮影には向かない。
付属のソフトウェアはただ8bit tiffを出すだけの変換ソフトだ。別売りのソフトならS/R画素の混合比などの調整ができる。フォトショップのRAWプラグインも使えるが、かなり眠い画像になる。後調整が面倒なので、ほぼ使っていない。 |
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・ISO400作例
標準感度が200なので、感度アップするくらいならいっそ800にすることが多い。従って、ISO400での写真は極端に少ないのであった。画質は予想以上に良いので、積極的に使っていこうと考えている。 |
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・ISO400、水中ケースを使ったもの。 |
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・ISO800作例
全て、6M画素で撮ってリサイズ。ノイジーであることは確かだが、コンパクトタイプとしては使える仕上がりだと思う。 |
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