OM 中望遠レンズ(80-100mm)


 高名なレンズ群を擁す、中望遠シリーズ。小型軽量のものと、描写を追求したものと、2種に分かれる。マクロレンズも合わせて掲載する。(*:90mmF2は既に手放したため作例追加は無し)

Zuiko 1:1macro 80mmF4
 あまりマクロを使わないので買う気が無かったのだが、ふらふらと買ってしまった。しかし買ったはいいがオートエクステンションチューブ65-115が調子悪く、絞り値の連動が上手く行かず使えない。そこでマクロは諦めてエクステンションチューブ25を使い、中距離で撮ってみた。あまりシャープではないが、一応写った(最下段の作例)。しかし、それでは全く目的外でありこのレンズを持っている意味がないので、買った店に申し出て65-115を別のものに交換してもらった。
80mmF4 1:2作例(F5.6/F11の比較) 80mmF4 1:1作例(F5.6/F11の比較) 80mmF4 1:1作例 1:1macro 80mmF4
         
      80mmマクロ、推奨外の作例→ 推奨外の作例 推奨外の作例
           
Zuiko 85mmF2
 遅ればせながら買った。100mm、90mmと中望遠シリーズには個性的で高性能なレンズが多く、これは後回しになっていたのだ。このレンズは不思議なことに、何度かカタログから消えている。そしていつの間にか復活するのである。OM販売中止(03年3月)の間際にも、それなりに生産され店頭に並んでいるあたり、根強いファンがいるのだろう。100mmF2.8とほとんど同じ鏡胴に入れられ、レンズは口径ギリギリまである、密度感あふれるレンズである。光学系が1度変更されたらしいが、前期モノは持っていない。
85mmF2 85mmF2 85mmF2 85mmF2 85mmF2
85mmF2 85mmF2 85mmF2 85mmF2 85mmF2 85mmF2
85mmF2 85mmF2
   
Zuiko macro 90mmF2 *
 中望遠マクロレンズで唯一のF2と言われ、描写も一級のものを持っている。最近は「アタッチメントなしで等倍」というスペックが一般化し1/2倍までしか撮影できないのはどうか?と見る人もいるが、私はあまり等倍付近に興味がないので、問題はない。
 フードは135mmF4.5マクロと共用のゴム製。ちと大げさな外観になる。
 それにしても、まともな作例がない。私の撮り方がマクロ向きじゃないのだろう。
 
macro 90mmF2 macro 90mmF2 macro 90mmF2 macro 90mmF2 macro 90mmF2
   
Zuiko 100mmF2
 低分散レンズを使った有名な大口径望遠。20〜30mの距離で舞台撮影をすると、すばらしい結果が得られる。最短撮影距離が70cmと、マクロレンズ的にも使えて便利。シャープだし、何より色が良いレンズだと思う。
 内臓のフードが短く不評だが、私はこれで特に問題になったことはない。
 
100mmF2 100mmF2 100mmF2
   
Zuiko 100mmF2.8
 非常にコンパクトにまとまったレンズ。全長48mmというのがウリだが、フードを付けるとそれなりに望遠らしい外見になる。
 描写はなかなかのもので、開放からシャープ。100mmF2の影で目立たない存在だが、これは使えるレンズだ。
 
100mmF2.8 100mmF2.8 100mmF2.8 100mmF2.8 100mmF2.8
 
   
Zuiko 100mmF2.8 (M-System)
 予想されたことだが、M-System銘のレンズが中望遠方面においても増殖の兆し..
 逆光などでは未だ撮っていないので何とも言えないが、描写はかっちりしていて気持ちよい。
100mmF2.8 (M-System) 100mmF2.8 (M-System) 100mmF2.8 (M-System)