どのレンズも小型にまとまっており、概ねライカのスクリューマウントレンズ程度の大きさで使いやすい。
G.Zuiko 20mmF3.5 (フルサイズの約28mm相当)
このシリーズで最も広角のレンズ。7枚構成。F3.5ではPen-Fのファインダでは暗く、ピント合わせは難しい。描写は周辺で像の乱れがあるが、中央部はシャープである。逆光では派手にゴーストが出る。
なぜかレンズが曇りやすく、定期的にメインテナンスが必要である。そのレンズはほぼ決まっており、分解の手順も分かったので、最近は自分で手入れして使っている。
















E.Zuiko macro38mmF3.5 (同、約53mm)


パンケーキタイプのレンズより珍しいのではないかと思われる。概ねF1.4標準レンズと同じ大きさの鏡胴に入っているが、2段に伸びて、15.6cmまで寄ることが出来る。開放からたいへんシャープなレンズである。










D.Zuiko 38mmF2.8 (同、約53mm)
4枚構成である。同じF値に5枚構成の薄型レンズがあるが、これは通常の大きさの鏡胴に入れられており、レンズが奥まったところにある。写りは非常に細かい解像をする。
E.Zuiko 38mmF2.8 (同、約53mm)
パンケーキタイプの非常に小型のレンズ。数が少ないので、高騰している。私のレンズは、鏡胴に少しガタがあり、安価であった。線の細い描写で、よく写るのであるが、あまりに小さく、絞りリングとピントリングが重なっているため、せせこましい感じがするなどと言うのは贅沢であろうか。また、鏡胴が極端に短いため最短撮影距離が60cmと、いささか遠い。





G.Zuiko40mmF1.4(同、約56mm)

ボディに付いてきたレンズである。後ボケが2線になるが、ピントはシャープだ。購入当時は広角側に興味があったためあまり使っていなかったが、やはり明るいレンズは使いやすいので、最近見直している。
H.Zuiko42mmF1.2(同、約59mm)
長年探していたのだが、なかなか良いものがなかった。曇っていたり、絞りが粘っているものが多いのだ。入手したレンズもほんのわずかに曇っているがほぼ問題ない画像を得ている。
描写は、開放ではハロが多くコマ収差も出るが、ピントの芯はかなりシャープだ。ファインダー像ではわずかに黄色味が感じられるが、実写結果ではそれほどではないのは意外だった。絞ると急激に締まってくる。良いレンズだ。












G.Zuiko 60mmF1.5 (同、約85mm)


ポートレイト用とされる中望遠レンズ。色が少し地味で、後ボケは2線傾向。前ボケはまあまあ。小型で、望遠らしくない外観が良い。Pen-Fはシャッター速度が1/500までなので、日中は開放付近を試すことができないので、作例はある程度絞ったものになる。




E.Zuiko 100mmF3.5 (同、約140mm)


細身で小柄なかわいいレンズである。望遠効果があって、ファインダーを覗いた時の、想像以上の引き寄せ効果が面白い。35mm判で言うところの135mmレンズ相当であり、画角に慣れていないからあまり使っていない。




OM-PenFアダプタ
オリンパスは、各社SLRレンズ用のマウントアダプタも製作していた。これは、後年出たOMシリーズのレンズをPen-Fで使うためのアダプタ。OMレンズがいくら小型軽量といっても、Pen-Fのボディに比べれば不似合いなほど大きい。望遠レンズを付けると、より望遠効果が得られて楽しめる。
Pen-F レンズ