コンパクトカメラ

アグファマチック 2000pocket


Agfamatic2000 110フィルムを使うカメラ。初めて、自分の所有するカメラとして親に買ってもらったものだ。銀色の横長ボディを伸縮させ、巻き上げ、シャッターチャージなどを行う。機械式なので電池は不要である。固定焦点のカラーアグナー27mmF6.3が付いている。露出は「晴れ」「曇り」の2種類のみ。これがモデル3000になると露出が4種、モデル4000ではフォーカスが選べるようになっているらしい。購入当時、つまり80年ごろはフィルムもプリント技術も未だ良くなくて、今見るとモヤモヤの写真ばかりである。今のフィルムなら相当に健闘すると思うが、残念ながら故障して使えない。先日、ある中古カメラ屋で見つけたが、1万2千円もしていた。他でも同額で見たので、だいたいこのくらいが相場なのだろうか。希少価値が出ているというほど珍しいカメラではないと思うが..なお、ストロボはなくて、専用のフラッシュバルブを使う。これが、中学生の懐には痛い出費だった。プリント代も1枚50円くらいで、高かった。

 
 
キヤノン AF35M (初代オートボーイ)

 高校入学祝い?で買ってもらったもの。オートフォーカスとはいえ、今まで固定焦点(アグファマチック)で撮っていたので、その意味はほとんど分からなかった。後年、親のOM-1を使うようになってから、露出、ピントを気にするようになる。110から35mm判になったので、当然、画質が向上したことは分かったが、北海道旅行などではこれよりアグファマチックの方が枚数が多く、やはり小型で慣れている方が使いやすかったのかも知れない。作動音が大きく、今となっては野暮ったい外観であるが、写りは申し分ない。現在は、押し入れのどこかに眠っている。

 
 
京セラ T4super

 銀座の某店にて、輸出モデルの新品を購入。日本名T-proof。ツァイスのテッサー35mmF3.5が付いた、コンパクトカメラである。カメラの機構そのものはごく普通のコンパクトカメラだが、面白いのは、上から眺める反射式のウェイストレヴェルファインダが付いていること。腰だめで、普段とはちょっと雰囲気の変わった風景が楽しめる。今となってはコンパクトとは言いがたい大きさだし、フラッシュ制御や無限遠モードをボタンで設定するのが面倒で、あまり使っていない。写りは良く、色再現がしっかりしていて歪曲も少ない。ただし周辺光量は不足気味である。これで絞り優先だったり、フラッシュon/offがスイッチで切り替えられる仕様ならすばらしいのだが。フラッシュとレンズ間の距離を稼ぐために、レンズが右手側にオフセットしていてホールドが若干不安定なのはマイナス点だ。
T4 Tessar35mmF3.5 T4 Tessar35mmF3.5 T4 Tessar35mmF3.5 T4 Tessar35mmF3.5
 
リコー GR1GR28mmF2.8GR28mmF2.8

 もう有名なので、いまさら説明もあったものではないが、28mmF2.8単焦点レンズがついたコンパクトカメラ。写りもさることながら、フラッシュ制御がボディ後部のスライドスイッチで任意に設定できることが特徴。発光禁止なら発光禁止のまま、ずっとそのままで撮ることが出来る。街歩きをしていて、フラッシュが光っては、周りもびっくりするし、いちいちスイッチを入れるごとにボタンを押して設定するのも面倒。それを一つのスイッチ追加で解決したのだ。というより、昔は全部スイッチだったのだが。
 GR1→GR1s→GR1vと既に3回の改良を受けて、完成度は高まっているが、巻き上げ音だけはちょっと大きく、また巻き上げも遅い。それだけが唯一、残された課題だと思う。他は、全く言うことなし。

 
 
オリンパス μ-II (∞ Stylus Epic) *

 97年発売のコンパクトカメラである。35mmF2.8を搭載した小型のカメラで、スライド蓋と共に起動するのはXAの系譜とみてよいだろう。プログラムオートしか使えないが、露出は正確で、ポジも十分に使える。内蔵フラッシュはカラーバランスを補正すべく、弱めに当たるようでこれも好ましい。
 オリンパス カメラ のページとこちらの両方に作例を載せるのも面倒なので、オリンパス側にリンクさせておく。

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フジフイルム クラッセ S *

Klasse S フジが遅ればせながら高級コンパクト市場に参入したのは01年のこと、初代クラッセは38mmF2.6のレンズを搭載していた。若干間延びした感じのボディと、絞り優先や露出補正が使えるカメラにしては、シャッター速度がどうなっているか判らないあまりに簡素な表示系、フラッシュの設定が電源オフ時にリセットされるなど、高級とは言い難い部分も多かった。
 その後、06年に28mmF2.8レンズを搭載したクラッセW、07年に38mmF2.8レンズを搭載したクラッセSが登場している。W以降は操作系が見直され、露出補正がしやすくなり、フラッシュ設定がリセットされないようなカスタム設定が出来るようになり、あまり使われないMFモードがメニュー内に引っ込んだ。シャッター速度はファインダー内に表示されるようになったが、プログラムモード時の絞り情報は上面液晶に出たり、相変わらず使いにくい仕様も一部に残っている。とはいえ、もはやこの部分を直した後継機など、望むべくもない。よって、導入することにした。
 写りは秀逸。プログラムモードでは意外に絞り開放付近を使うので、予想以上に背景ばボケていたりして驚くこともあり。シャッターは重め。AF速度は遅いが、精度はある。

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フジフイルム クラッセ W *

 カメラの成り立ちはクラッセSのところにまとめてある。28mm広角レンズが着いたカメラ。写りは良いが、斜光・逆光ではゴーストが出る。
 SもWも、他の装備のための資金として手放した。最近この手の高級コンパクトの中古市場はものすごい価格になっている。

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