昨日から出張でして、帰りに川崎駅近くでケーキを買いました。普通のケーキを二つ、小さいのを一つ。新しい生命が育ちつつあることへの記念に。
東芝フィルの練習でした。正確にいうと、東芝フィルハーモニー合唱団の主催公演でして、「カルミナ・ブラーナ」をやるのです。今日は、初めて合唱と合同で練習しました。この曲、聴いているといろいろな楽器が多彩な音を出すのですが、練習は実はけっこう寂しいです。各楽器の、曲の構成パーツが意外に単純なんですね。それで、口の悪い奏者などは「こんなのさらうのはバカバカしい」とのたまうわけですが、そういう人はたいてい演奏が中途半端ですね。できれば、完璧にやってから文句を言いたいところ。それはともかく、練習をしているところが会社の食堂なんで、当然ここはオケの練習のために作られているわけではないですから、机と椅子を片付けて、オケと合唱用のスペースを空けて、ぎゅっと250人以上を詰め込んでの練習です。トランペットは端っこも端っこ、コントラバスの後ろになってしまい、指揮が見えませんでした。テンポが変わるところはカンで入るしかありません。オケ全体が左右にびろーんと伸びて配置されていたので、いろんなところでズレが目立つ練習になってしまいました。大曲をやるにはこういうのは止むを得ないところです。練習終了後、各楽器の状態や人数を記録して、それを参考に実際の舞台でのレイアウトを作成しています。一部クレームがついているものの、だいたい上手く舞台に乗りそうです。
