管理人の独り言
06年1月-3月


★06年3月27日
トップページの写真はいったい何?と思われる方が多いと思うので解説。配偶者Sの母方の実家が埼玉県皆野町にありまして。皆野町よりは隣の秩父市、のほうが一般には分かりやすいかもしれません。この地方には秩父三十四札所という霊場があり、音楽寺はその23番、松風山 音楽寺(しょうふうさん おんがくじ)と言います。音楽という名前は松の木に当たる風の音から名づけられたそうですが、その名前から、音楽に縁のある人は音楽関係の祈願をしに来るというわけです。見ると、吹奏楽コンクールでの成功祈願や、新人歌手のヒット祈願などがたくさん貼り付けられていてなかなかおもしろい。パッと見て、この人知ってる!、という人は居ませんでしたが、たぶん、芸能界に疎い私だから知らないだけなんでしょう..私は、配偶者のチェロの音程がよくなりますように、港南区ひまわり管弦楽団の団員が増えますように、とお祈りしてきました。あ、賽銭出さなかったから無効か..Sよ、すまぬ。

★06年3月22日
愚痴っす。
今日も大分に出張。しかし、会議一つだけの出張になんで2人行くんだろ。片方でいいよなぁ。職場で、ちっとばかりそりの合わない人がいるんですが、この人、何でも細かいんですよ。まあ私も、特定の分野では細かいことを言うわけですが、なんつーかね、全方位細かくて建前ばかりで疲れる。てっきり私に任されたと思っていたら出張2人というわけで..行かなきゃよかった。帰りの飛行機は別にしました。
すみません愚痴で。

★06年3月17日
記念のケーキ昨日から出張でして、帰りに川崎駅近くでケーキを買いました。普通のケーキを二つ、小さいのを一つ。新しい生命が育ちつつあることへの記念に。

★06年3月15日
Winnyに絡んでのウィルス騒ぎは大変なことになっていますね。官房長官が特定のソフトについて国民に注意を呼びかけるってのは異例のことですが、たしかに、ファイル交換ソフトそのものが違法性を帯びているし、それを職場のPCなんぞに入れて持ち歩くなんてアホもいいところですよ。捜査資料や自衛隊の暗号や空港の出入口のパスワード、とんでもないものが流れてしまっています。ひどいもんです。住所ならいいってもんでもないですけどね。
話は変わって、私、ここのHPでメイルアドレスを公開していたので、数々の迷惑メイルが毎日何十通も届いていました。メイルアドレスをリンクから外してから少し減りましたが、それでも過去にアドレスを収集したヤツらからのメイルは止まりません。そこで対策ソフトを入れて、アドレスやらキーワードを登録して、いまや1日に1通来るかどうか、まで減らすことができました。ところが、削除ログを見ていたらアドビシステムズのメイルまで削除されている!どうして?..キーワードってのは書くのも恥ずかしいんですが、「援交」「出会い」「完全無料」とか、まあありがちな言葉を指定しているので、アドビのメイルにそのようなとんでもない言葉が使われているんでしょうか?アドビのソフトが「完全無料」だったら嬉しいんですが、そりゃない。ログを見たら、「禁止キーワード【キス】が含まれる」って..どこにキスがあるんだ??..ありました。「フォト イメージング エキスポ 2006」..たしかに「キス」だこれは。アホらしいので削除フォルダから復活させませんでした。そうか、この伝で行くと、「イオス キス デジタル特価!」なんてのも削除されるんでしょうね。要らないからそれも削除のままでいいです。

★06年3月13日
突然天文ネタ。いま、ポイマンスキー彗星ってのが来てますね。なんでも、緑色に光るというのでぜひ撮影してみたいと思っているのですが、あいにくここのところ天気が悪くて全く見えません。明け方、東〜北東の方向というので、何度か朝までがんばっていましたが雲があって全然見えず..そもそも、私の家から東(北東)の空は見えないんで、とりあえず南東を見て晴れていればどこかに遠征しようかと思っていたんですが、ずっと曇ってます..週末、府中にある親のマンションに行って、そこでは階段の踊り場からバッチリ北東の空が見えるのでよしよし、と思っていたんですがやっぱり曇り。諦めました。
というわけで、天文にはちょっとばかり興味はあるものの、実際のところ天体望遠鏡も自動追尾の赤道儀も持っていないので、写真は通常のレンズの固定撮影に限られます。ヘール・ボップ彗星が来たときは独身寮の屋上からISO800のフィルムで350mmF2.8、1/2秒くらいの条件で超アンダー露出ながら写ったんですけど、今回のポイマンスキーは暗いので1-2分は必要のようです。となると地球の自転する分、像が動いてしまうのでちょっと難しい。それにしても、天文雑誌を2冊ほど買ってみましたが、天文の装備はカメラ以上にピンキリで価格差が大きいですね。カメラも数百円のレンズ付きフィルムから何百万円の歴史的価値のカメラまでありますが、写真ってのは機材の値段が違っても、実はある程度のカメラ以上になるとそんなに写りは変わらない。まあ味がどうの、っていう人もいますがね。その点、天文は焦点距離、口径など、必要な性能がないと集光能力が限られて目的の天体が見えないわけですから、欲しい人は買わざるを得ないです。だから、天文雑誌の広告欄には実に多彩な機種・設備が載っていて、門外漢にはさっぱり分からないんですが、私みたいなあれもこれも、と考え勝ちなヤツはこういう世界に入ってはいけないと自戒しております..これに凝ってはさすがに家庭が。でも、独身時代に買ったカメラ・レンズの総額を考えると、天文分野でもかなーり充実したかもしれないです。そんなわけで幸い超望遠の比較的いいレンズは持っているので、自動追尾の装置くらいは買って、星雲写真でも撮りたいですな。何ヵ年計画で貯金かな??

★06年3月12日
3月、期末となれば異動がつきもの。港南区ひまわり管弦楽団のホルンのAOさんが北海道に転勤になるとのこと、大変ショックです。メインでは合わせ上手の2nd奏者であり、古典曲では1stもこなす名手がシーズン途中で去って行くことになりました。実に残念です。とはいえサラリーマンはよほどのことでもないと転勤は断れないですし、止むを得ないことではあります。今日、ホルンの1st奏者の家で送別会が行われて参加しました。なんだか、あまり酔えませんでした。

★06年3月7日
今年の東芝グランドコンサートはロンドン交響楽団です。いつもは、ベルリンやヴィーンやシカゴのような超メジャー級ではなく、それ以外の、しかし実力はあるオケを招聘していたわけですが、今年は超メジャーと言っても良いでしょう。今年度、会社が130周年だからかな。
東芝グランドコンサート 2006 ミューザ川崎シンフォニーホール
ロンドン交響楽団
ショパン/ピアノ協奏曲第1番 ホ短調
マーラー/交響曲第5番 嬰ハ短調
指揮:チョン・ミョンフン
Pf独奏:横山 幸雄
さすがにロンドン響ともなるとほぼ満席ですな。所々空席はありますが、後で聞くと9割以上は入っていたそうで。私たちは2C席の5列目、舞台に向かって右の方になります。ここのホールは2C・3Cあたりが最高ですから、今日の席は奮発した甲斐があります(社員割引が入って2席で約3万円少々)。舞台に楽団員が集まり、コンサートマスターは後から入ってくるようですが、おもしろいのはコンマスが入ってくる前にチューニングを済ませてしまうこと。まあ、コンマスだけ音が合ってないなんてことはないんですが、なぜ居ないときにやるんでしょうね。なんだかソリストみたいです。で、コンマスが颯爽と登場。実際にさっさと歩いてくるのです。そして、ソリストと指揮者が登場となるわけです。ショパンのピアノ協奏曲は先日ソニーフィルで聴いたばかりで、ここにも書きましたがあまり好みの曲ではありません。配偶者Sにもそれを言ったものだから、すっかり伝染して「悪評高いPコン」と開演前からすっかり先入主を与えてしまいました。でもねぇ、この超一流の演奏者、ソリストに快速で分かりやすいチョン氏の指揮をもってしても、やっぱりメリハリがはっきりしなくて、盛り上がりに欠けるんですよこの曲。好きな方にはごめんなさい、としか言いようがないのですが。ピアノの横山氏は澱みなく確かなタッチで、とてつもない音の洪水を捌き切っているとは思いますし、オケもピアノを邪魔することなくスムーズそのものなんですが、曲自体が。そうそう、この曲で先日も書いた、3楽章のトランペット(音が高い)の件は、あっさりと普通のB管(もちろんピストン式)でやっていました。ロンドンのオケはどんな曲もB管の縦巻き、と聞いていましたが本当にそうでした。そのトランペット奏者、曲が終わったら楽器を舞台に置いたまま下がってしまいました。休憩中、全く音出ししないんでしょうかね。よく見たら、マーラーの3番トランペットの人は最初から置きっぱなし。さらに下手(左)を見たら打楽器のところにチェロがゴロンと置いてある!こういういいかげんさがあっても、演奏が出来りゃいいわけですね。どうも楽器マニアになりがちなアマオケの人たちとは感覚が異なるようです。
休憩後、マーラーの配置に。そういえば、ここのオケはヴァイオリンが両翼(対向)配置です。舞台左端にコントラバスがいて、その前に1stヴァイオリン、その内側にチェロ、中央から右にヴィオラ、2ndヴァイオリンという風に並びます。この配置だと、ヴァイオリンが一団となって音の厚みを出すという感じにはなりませんが、1stと2ndが別々のことをやるとき、左右からそれぞれの音が明確に聴こえて良いものです。けっこう好みです、この配置は。さて、ヴァイオリンは1stが8プルト、2ndが7プルトでマーラーをやるには小さめかも知れません。チェロは5プルトですから、ホルンが7人いたりする中、少ないんではないかと思いましたがそれは全く余計なお世話で、よく聴こえていました。まあ、6プルトだったらそれはそれでまた分厚くていい音がしたとは思いますが。トランペットはアシスタントなしで、やっぱり全員B管。最初のソロ、ど頭で外してしまい、ちょっと調子悪そうな感じがありましたが、その後段々と本気(?)になったのか、オケ全体も2楽章後半あたりからどんどん調子が上がって行きます。3楽章のホルンはトップがソロのような役割をしますが、これがとてつもなく上手かった。そもそもあんな音量が出ること自体が信じられない。他の5人の最強奏を一人で引き継いで、実に朗々と歌い上げていました。打楽器陣の冴えた音も良かった。ティンパニはバチを細かく替えながら、叩き方も変幻自在で、多彩な音を出していました。5楽章最後の最後で、ティンパニはレ・ド#・シ・ラと4つの音になるのですが、この場合、レとラは端の楽器に割り当てられます。ところがマーラーは上記のレドシラの連続の後、1拍の休みもなくレレレレ・ララララの8連打への移行を要求するのですけど、そうすると端の楽器を叩くことになってしまうわけです。しかしこのティンパニ奏者は、いとも簡単そうに、当然のごとく、真ん中の2つの楽器でレレレレ・ララララとやっているのです。そこって、1拍前にはド#・シだったはずなのに。一瞬で、音程を変えるペダルを操作してレとラにしちゃっているんですね。アマチュアだとチューナーを持って、休みの間にぽんぽん叩いて合わせたりしていますが、全然世界が違っていますなぁ。とまあ、マニアックなところもさることながら、全体のオケの一体感、チョン氏の統率力には恐れ入りました。テンポや強弱がところどころで急に変わったりしますが、全く乱れなくパキパキと切り替わるのです。そして勢いが衰えるどころかどんどん増してくる。なんだか、音を外したとか楽器の指遣いがどうとか、縦巻きか横巻きか、C管かB管か、と目先のことに拘泥する我々アマチュアは、そんなことより1秒でも多くロングトーンでもしろ、という気がしました。スタミナと余裕度、まずはここですな。
非常に衝撃を受けつつも、心地よい疲労感とともに会場を後にしました。

★06年3月5日
配偶者Sが、戸塚区民オーケストラにエキストラ奏者として出演したので、それを見に行きました。元々は戸塚の人が港南区ひまわり管弦楽団に入って、その紹介で前回の演奏会でチェロにエキストラ奏者が来ていたので、今回はバーター契約とでも言いましょうか、Sが戸塚に弾きに行ったのであります。
戸塚区民オーケストラ 2006年定期演奏会 鎌倉芸術館
ボロディン/交響詩「中央アジアの草原にて」
ラフマニノフ/ピアノ協奏曲 第2番 ハ短調
チャイコフスキー/交響曲第4番 ヘ短調
指揮:井崎 正浩
Pf独奏:藤井 亜紀
鎌倉芸術館でクラシックを聴くのは実は初めてです。前にPAのやたらうるさいゴスペルの演奏会を聴いて以来で、さてアコースティックの音にはどういう響きがするのか楽しみです。少し遅れてしまい、最初の曲が始まったところで入場しました。2階席の入口のところに比較的広いスペースがあって、そこで1曲目が終わるまで立って聴いていました。音響はなかなか良いです。適度に響くし、音の輪郭が崩れないから各楽器の音がよく聴こえます。オケは団員の年齢・人数とも平均的な感じの市民オケですが、中でも弦楽器が比較的充実しているようです。トランペットはもうちょっと落ち着いた音が好みかな。井崎氏の指揮は明快で、全体によどみなく、見通しの良い演奏に思われます。中央アジア・・は個人的にはあまり印象に残らない曲で、興味は俄然、協奏曲に。ソロの藤井さんは非常によく指が回るようで、指揮者の快速テンポが生きているというか、後で聞いたらこの曲を既に井崎氏と3回連続で共演しているのだそうで、なるほど。もちろん快速テンポだけがこの曲の特徴ではありません。1楽章の決然とした雰囲気、オーケストレーションがちょっとドロドロしているのがまた独特でいいわけですが、2楽章の深い情感、一転して3楽章での軽快な流れ、それぞれがよく対比される良い演奏だったと思います。
休憩中、近くに同業者、即ちアマオケの人たちと思われる方々が話をしているのが聞こえました。なんでも、数年前に聴いたときは演奏が良くなかった由、ここ2-3年で人が増えて大きく伸びたそうです。これは後で団員に聞いてもその通りとのことだったので、今後も楽しみな団体です。そういえば、この春の演奏会が定期演奏会で、夏にサマーコンサート、冬にクリスマスコンサートをやっているそうで、その他にも団員の室内楽の発表会や小学校への訪問演奏など、非常に精力的に活動しているようです。これは羨ましい。私がいま所属している2団体は、いずれも年2回の公演で手一杯、それ以外の企画はあまり見えてこないので..折に触れて意見は言ってますがなかなか。まあ、これは今後も言い続けるしかないか。
さて、後半はチャイコフスキーです。この曲は、私もひまわり管弦楽団でも演奏しており、古くは港北区民響でも演奏したことがあります。実はチャイコフスキーはそんなに好きではなく、積極的には聴かないのですが、今日はひまわりで演奏したことを思い出しながらこれを聴くわけです。冒頭にホルンとファゴットのファンファーレがあって、それをトランペットが引き継ぎます。これはなかなか緊張する音なのですが、あれ、妙に甲高い音がしますね。いや実際、この音は変イの高い音なんですが、それにも増して音が軽くて浮いているような気が。よく見ると、倍管にしているトランペットの、1stの一人が小さな楽器を使っています。私はこのとき2階席の一番後ろにいて周囲に客もいなかったので、カメラを取り出して望遠レンズでトランペットを見たところ、なんと、DかEs管を使っている!ありえない!ちなみにロータリー式でしたが、それはまあドイツのオケなどではロータリーでチャイコやりますけどね、DかEs(たぶん指遣いからしてEs)は延々高い音を要求されるバロックとか、トランペット協奏曲のソロなんぞで使う楽器ですよ。高い音が当たるからって、Es管かい..ちょっとばかり、これは驚きました。そういえば以前、ジュゼッペ・ヴェルディ交響楽団がヴェルディの「レクイエム」をやっているときに、1stトランペットがなんとF管、もうピッコロ一歩手前と言っても良い短い管を使っている映像を見たことがありましたが、あれはF管にしちゃ落ち着いた音がしていたわけで結果よければ、ということでしょう。ところがアマチュアが短い管を使うのは、どうしても練習時間に限りがある中では、慣れない楽器を使っている、という感じが見えてしまうんです。今回は倍管で、メイン奏者はC管なのでオケ全体の中では何とかバランスしていたとは思います。まあなんですか、私がそういう立場になったら浮いているかも知れないぞ、短い管に頼るな、と心に留め置くことにします。
ということはともかく、全体に交響曲はかなり良い出来でした。1楽章の難解なリズムでつっかかったりすることもなく、良かったのではないでしょうか。2楽章後半、弦のメロディに木管が合いの手を入れるところでちと危ないところもありましたが。アンコールは同じくチャイコフスキーで、「エフゲニ・オネーギン」よりポロネーズ。チャイ4の後にこんな曲やるとは体力余ってますね。ちなみに、ひまわり管弦楽団ではこれを演奏会の冒頭でやって、私は激しく音を外しました..
終演後、ひまわり管弦楽団の練習に行きました。道が渋滞していて、たった9kmなのに40分くらいかかってしまいました。そういや渋滞って久しぶりかも。最近あまり混んでいるときに運転してないんで。

★06年2月25日
カセットデッキ(アイワのXK-S9000)の話、その後です。無事に直ってきました。1ヶ月待ちという最初の話よりはずっと早く終わって、厳重に梱包された荷物が帰ってきたので早速接続して聴いてみたところ..いやもう素晴らしいの一言。カセットを入れると自動で扉が閉まり、テープのたるみを取ってから作動待機になるのです。その一連の動きがスムーズで静かなこと。まるで新品当時のようで感激しました。再生すると、23年前の吹奏楽のテープからくっきりとした音が出てきて、このデッキの性能に恐れ入るばかりです。たしかに、カセットにしてもLPレコードにしても、ダイナミックレンジやノイズはCDには敵わないわけですけど、音質はこの2つで決まるわけではないということを改めて思い出しました。今後も大切に使っていこうと思います。あまりに良かったので、後日お礼のメイルを打っておきました。ああそうだ、この際だから名前も出しておこう。京都のフカザワ電機さんです。ネット上で見た評判は好意的なものばかりですが、それも納得の技術だと私も思いました。
さて、その後、この日は港南区ひまわり管弦楽団のメンバーで飲み会です。家で飲むわけですが、総勢8人でわいわいやりながらの飲みは楽しいものです。私は空きっ腹にビールをたくさん飲んで、早々に真っ赤になってしまい、途中で買出しに行ったときにフラフラしておりました。13時から始めて20時半くらいまで、約7時間半やってましたが、それでもお酒がかなり余ってしまったので、またやります。

★06年2月24日
東京交響楽団の演奏会を聴きに行きました。
川崎定期演奏会 第5回 ミューザ川崎シンフォニーホール
モーツァルト/交響曲 第25番 イ長調
同 /ヴァイオリン協奏曲 第5番 イ長調「トルコ風」
同 /交響曲 第39番 変ホ長調
指揮:ユベール・スダーン
Vn独奏:イリア・グリンゴルツ
今年はモーツァルト生誕250周年ということもあって各地でモーツァルトの曲が取り上げられているわけですが、ここもこのような企画がなされているわけです。実をいうと、私は聴いている曲が偏っていまして、ハイドンは交響曲全集を持っているのに、モーツァルトは24番以前は聴いたことがありません。そんなわけで、こういう演奏会にはあまり足を運んでいませんでした。とはいえ、39番は7月に港南区ひまわり管弦楽団で演奏するので興味があります。
演奏が始まった瞬間の音がなかなか良かったですね。東京SOもここで何度も演奏していて、何か掴んだのか、という気がします。オケはVn5プルト(10人)で、通常より小編成です。全体を通してバロック風のアプローチで、ヴィヴラートは少なく、少し後押し気味の音は直線的な伸びと透明感があって新鮮です。音を少しでも間違えるととたんに濁りそうな、非常に厳しいところを追求しているようで、しかもミスはほぼなく、良い演奏でした。楽章や演奏のシーンごとにヴィヴラートの量が計算されていて、いやたぶん、通常のロマン派以降の演奏でも計算はしているでしょうが、それ以上に厳密に仕上がっているように感じられました。ヴァイオリン協奏曲のソロはバロック奏法をちょっと極端に出しすぎかも、と思いましたが、音の存在感はあり、きれいにまとめていました。カデンツァ部分は奏者の作とのことでしたが、曲との違和感もなく上手くいっていたと思われました。
後半の39番は、トランペット、ファゴット、フルートとクラリネットが加わり、オーボエがいなくなります。クラシックの曲でオーボエ無し、というのは異例であり、作曲者がクラリネットの柔らかい音を求めていた、とされています。最初のチューニングのA(ラ)を提示するのはそのクラリネットで、なんだか吹奏楽のような感じがします(吹奏楽ではB(シ♭)が多いけど)。クラリネットがチューニングを提示すると、音の柔らかさについ低めのチューニングをしてしまうことがある、なんていわれますがそれはまあ、アマチュアレヴェルの話で、当然プロであるここのオケは適切にチューニングをしていました。さて、曲が始まります。序奏部のテンポはたいへん快速。ティンパニは小さなタイプに堅めのバチでカツンと叩いていますし、トランペットも明快で良かった。主部に入っても2分音符以上は長め、4分音符以下は短めに処理して対比をしっかりつけて、見通しの良い演奏であったと思います。対比といえば2楽章や3楽章でもそれぞれの中での楽想の変化がしっかり表現されて良かったと思います。4楽章は速めにやっていましたが弦楽器の乱れはなく、これも素晴らしかった。アンコールは「皇帝ティトスの慈悲」で、これも溌剌とした演奏で楽しめました。

★06年2月18日
人・人・人東芝フィルの練習でした。正確にいうと、東芝フィルハーモニー合唱団の主催公演でして、「カルミナ・ブラーナ」をやるのです。今日は、初めて合唱と合同で練習しました。この曲、聴いているといろいろな楽器が多彩な音を出すのですが、練習は実はけっこう寂しいです。各楽器の、曲の構成パーツが意外に単純なんですね。それで、口の悪い奏者などは「こんなのさらうのはバカバカしい」とのたまうわけですが、そういう人はたいてい演奏が中途半端ですね。できれば、完璧にやってから文句を言いたいところ。それはともかく、練習をしているところが会社の食堂なんで、当然ここはオケの練習のために作られているわけではないですから、机と椅子を片付けて、オケと合唱用のスペースを空けて、ぎゅっと250人以上を詰め込んでの練習です。トランペットは端っこも端っこ、コントラバスの後ろになってしまい、指揮が見えませんでした。テンポが変わるところはカンで入るしかありません。オケ全体が左右にびろーんと伸びて配置されていたので、いろんなところでズレが目立つ練習になってしまいました。大曲をやるにはこういうのは止むを得ないところです。練習終了後、各楽器の状態や人数を記録して、それを参考に実際の舞台でのレイアウトを作成しています。一部クレームがついているものの、だいたい上手く舞台に乗りそうです。

★06年2月17日
先日会社で受験したTOEICの成績が返ってきました。予想よりずっと点数がよくて、嬉しいけどしかしこの点数分実際に理解して解答できていたか、というとちょっと怪しげであります。まだまだ実力が足りないようで、理解して問題を解いてこれなら○百点行くな、と予想できるくらいになりたいもんです。そこまで行けば受験する必要もないか..ところで、このテストは日付を間違って2月下旬にあると思っていたら実は1月だったという、とてつもなく準備不足のまま受験したのです。一応、その10日くらい前から自分の弱点である「間違い探し」を中心とした文法の問題集をやっていて、それが効いたようです。10日ばかりでも効果があるのだから、毎日やればかなりでしょう。というわけで、TOEICには間に合いませんでしたが、配偶者Sが買ってきたニンテンドーDSの「英語漬け」をやってます。2週間ほどやって、出てくる文章が段々難しくなってきました。私が書いた文字をなかなか機械が認識してくれないのがもどかしい。きれいに書け、ってことでしょうが、つい癖で2文字続けて書いたりするわけです。しかしそれは機械が読んでくれないのです。んー、機械に合わせて慣れない書き方をするのは癪だなぁ。

★06年2月15日
ペンタックスの35mm銀塩一眼レフが何時の間にか整理されていました。交換レンズもずいぶん減ってしまいました。確かに、売れないのでしょうけどねぇ。カメラボディは廉価版だけが残り、レンズも高級版のスターレンズは望遠レンズだけになって、ラインナップが寂しくなってしまいました。おそらく、これから開発されるのはデジタルを意識したものにシフトしていくのでしょう。一応、買えるものはなるべく新品で買っていましたが、こんな個人レヴェルの購買なんて全体の流れに対してはほぼ無意味なんでしょうな。それにしても、寂しいです。

★06年2月11日
観音崎灯台というところに行きました。ぽかぽかと暖かく、コートは車の中に置いて、のんびりと歩いてきました。昨日の交通博物館と同じく、近日に「まちあるき」のコーナーにまとめたいと思います。マミヤ645Proという6×4.5cm判の一眼レフを持って撮り歩いていましたが、中判カメラというのはこの645判カメラでは15枚撮り(普通は16枚ですがマミヤは余裕を多く取っている)でして、何枚も連写しながらという撮影スタイルにはなりません。3、4時間歩いて45枚の撮影に止まりました。デジタルカメラなどで100枚以上撮って、後から選ぶのもいいんですが、似たような写真を見ているのも疲れるので、最近、この中判の撮影ペースが性に合っているのではないかと思っています。
観音崎の後は横須賀の魚市場近くで昼食、さらに三笠公園に行って日露戦争時の戦艦三笠を見学。実は初めてだったのですが、いまの基準では小柄なこの戦艦の艦内にはけっこう多くの展示物があって、全てを見切れないままに帰ってきました。次の予定があったのです。それでも、久しぶりにのんびりした日でした。

★06年2月10日
交通博物館が5月中旬に閉館になるというので、行ってきました。配偶者Sは乗り物にあまり興味がないのと、出勤だったので私一人で。二十数年ぶりだったので、館内が狭く感じられました。そういえば、小4までいた西宮の小学校を後年見たときも、こんな狭いはずはない、と思ったものです。その小学校の校庭では昼休みに手打ちの野球(軟式テニスのボールを使う)をやっていたのですが、野球グラウンドが4面は取れていたんです。しかし数年前に見たときは2面取れればいいほうかと..幼いときの記憶って、大きさに関してはアテになりませんな。それで、交通博物館ですが、時代を反映してか、シミュレータが増えているようですね。座席の変遷コーナーに以前は特別2等車のリクライニングシートがあったはずなんですがなくなっていたのは残念。全般に、いま見ると手狭な印象があって、来年秋に鉄道博物館として生まれ変わる際にどの程度の広さ、展示物になるかが楽しみです。ただ、わが国って(京都・奈良のようなところはともかく)古いものをあまり保存しないですから、浦和に移って、新幹線やリニアモーターの展示ばっかりでは興ざめではあります。旧型客車や寝台車なども車両ごと展示して欲しいところ。全てはカネ次第ですかねえ。でも、充実しているなら定期的に見に行くつもりです。というわけで、この件は久々に「まちあるき」の1ページにまとめたいと考えています。
交通博物館のあと、カメラ屋に寄って、川崎で飲みに参加して帰宅。最近すぐ酔ってしまうので軽い酒ばかり飲んでいました。

★06年2月8日
ふと、昔のカセットテープが聴きたくなった、ってことありませんか。私はときどきあるのですが、例えば、CDなどになっていないライヴ演奏のすばらしいのをエアチェックしていて、とかありますな。ところが、私の持っているカセットデッキは扉の開閉が壊れていて久しく使っておりません。機種はアイワのXK-S9000という、アイワの高級カセットデッキの最終(?)モデルとなったものです。アイワというと、一般には安物のコンポを作って過当競争に陥って廃業した、ってイメージがあるのではないかと思うんですが、実は80年代にはかなり斬新で良い製品を作っていたメーカです。当時まだ中高生だった私は当然コンポなど買えるわけもなく、その望みは社会人になってから叶えたわけで、その一つがこのXK-S9000です。オーディオにはそれなりの興味もあって、事前調査をして石丸電気に行って、さてやっぱりソニーのアレだな、と視聴コーナーに着いたら、高級そうなのに妙に安い(定価が135000円で、売価74800円)ものがあるのでそれにカセットを入れて聴いてみてびっくり。私がスペック表を見て事前に考えていたソニーの某高級機(ファンが多いと思うので敢えて書きませんが)よりずっといい。何度聴いても、視聴カセットのジャンルを変えても断然いい。というわけで、この重さ14kgのカセットデッキを買ったわけです。それからもう10年以上が経ち、アイワのホームページでは「生産中止品」のリストにすら無い状態で、さて、これが直るのか..どうやら、直りそうです。アイワのサーヴィスセンター出身の方がやっている会社があるんですね。そこに依頼することにしました。実際にはモノを見てから直るかどうかが分かるのでしょうけど、電話して症状を言ったら、「あ、直りますよ」とあっさり。早速、明日送ります。修理が立て込んでいて納期は一ヶ月以上だそうですが、待ちますよそりゃ。楽しみです。過去に溜め込んだ400本のカセットが日の目を見るのだから。
しかしこういうのって難しいですね。何年も経ったら部品の管理とか、確かに面倒は面倒。大きな会社ほど種類も多く、修理できるかどうかは一品毎の判断ですから、いっそ直らんと開き直る方が楽ですな。カメラで、電子部品がない機械式なら微調整や組み直しで直るケースもあるわけですが、オーディオは電子部品だらけですから。それでも、何とかして直そうとしてくれる人がいるのはありがたいことです。本件、進展あったらまた書きます。

★06年2月5日
先週に引き続き、企業オケシリーズで、日立フィルの演奏会に行きました。
第20回定期演奏会
ラヴェル/左手のためのピアノ協奏曲
同/「ダフニスとクロエ」第2組曲
シューベルト/交響曲第8番 ハ長調 「グレイト」
指揮:神宮 章
ピアノ:近藤 嘉宏
サントリーホール
演奏会の前に、親と一緒に赤坂のポワソン六三郎にてランチ。親が遅れて来ると言うので、やむなく先に注文していたら、15分ほどの遅刻で済んで、途中から一緒に食べることができました。私は「如月の料理」でコース内容は以下。
先付:黒胡麻豆腐・グリーンピースとエビそぼろ、根菜とみる貝と大豆の旨煮・木の芽
御椀:鯛の芙蓉わん蕗煎り煮
小鉢:鮮魚二種盛りあしらい一通り、菜の花とわらびの浸し・桜えび 辛子正油、まながつおのけんちん焼、牡蠣茶碗 青のりのあん
強肴:寒ぶりと大根の旨煮 人参 蒟蒻 春菊
直し:本日のシャーベット(シークヮーサー)
鉢物:特撰和牛温しゃぶ 葛きり ほうれんそう 浅月
食事:うす揚と葱の温うどん(他に、黒胡麻冷うどん なめこおろし と、湯葉ご飯 から選べる)
水菓子:おまかせ(イチゴのムース)
というわけで、たいへん豪勢な、一人約4000円のランチであります。どれも美味しかったですが、特にまながつおのけんちん焼は皮がパリパリで身はほんわりしていて、かかっているあんの味も絶妙でした。寒ぶりも柔らかくてよかったですが、春菊と食べるとつゆが濃い感じがしました。和牛温しゃぶはとろける旨さ、胡麻だれともよく合っていました。2時間くらいかかるので、最後は大慌てで、サントリーホールまでは競歩のような状態で歩きました。
さて、演奏会ですが、会場の入りは8-9割といったところ。なかなか盛況です。ソリストの近藤君は実は昔近所付き合いがあったので、それで今日は親が一緒に来ているというわけです。私も近藤家に行ったことがありますが、夏の暑い盛り、おしぼりで手を拭き拭き熱演する姿には圧倒されたものです。今日の演目はラヴェルの左手のための協奏曲で、一昨年、小川典子さんのソロで東京交響楽団の演奏を聴いて以来です。近藤君が登場、写真で見るイメージや記憶(って、29年前?..)とはずいぶん違って、長身ですねぇ。ちょっと礼が猫背っぽいのは礼が苦手な欧米人みたいです。足が長いせいか、椅子を低くしてピアノから離して置いているような感じがしますが、これは標準というものが分からないのでまあいいか。左手だけで弾いて、右手にはグレイのハンカチを握って演奏していました。高音部になると極端に右に体を曲げなければならないのですが、それが長身にはつらいのか、右手でピアノをつかみながら弾いていらっしゃいました。演奏はたいへん迫力があって、低音の輪郭もはっきりしていましたし、ペダルで音を残す長さもよくコントロールされていたと思います。オケ側は、冒頭のコントラバスの伴奏、コントラファゴットの主題提示もなかなかよく聴こえましたし、時々つながりが悪いところもありましたが大きなミスもなく、かなりよく出来ていたと感じられました。
続いて、ダフニスとクロエですが、これは特殊楽器がてんこ盛りの、管弦楽法の名手ラヴェルの面目躍如たる曲です。まずうちのオケ(東芝フィル)ではやりませんね。そういえば左手、にしても曲の候補には入ってこないでしょう。ちょっと日立が羨ましい気分。この曲の出来は、さすがに各楽器のつながりが危ないところも散見されましたが、最後の「全員の踊り」では気迫の演奏で満足度の高い演奏になっていたと思います。ただ、お客の大半は私のようなマニアックな層ではないのか、「あれ、曲終わったの?」という雰囲気がちょっとありました。左手、でもそうでしたが..
メイン曲のシューベルトは長いことで有名ですが、指揮者の神宮 章氏はしゃきっとしたテンポ運びで(ゆっくりなところもきちんとやっていました)、強弱もしっかりつけており、ということはオケがついていっているということですが、飽きさせない演奏になっていたと思います。弦楽器が特に上手く、音の分離がよくて縦の線がよく合っていました。1stヴァイオリンから8・7・7・5.5・5プルト(1プルトは2人)の順で、チェロに1人、コントラバスは6人がエキストラですが、ヴィオラ以上が全員自前の奏者で、年齢層も幅広いのに、よく揃っていると感じました。管楽器はホルンを除けばほぼノーミスといったところで、これも安定していてよかった。ホルンは一人、大変緊張されていた方がいらっしゃって、音が揺れてしまってそれがちょっとマイナスだけど、同じ金管楽器奏者として気持ちはわかります。
アンコールはなく、そのままさっと帰ります。この後はひまわり管弦楽団の練習で、家に帰り、駐車場に直行して練習に向かいました。ギリギリ間に合って練習に参加できました。

★06年2月4日
東芝フィルの練習の後に、演劇を見に行きました。演劇なんて、せいぜい文庫本で井上ひさしを読むくらいで今までほとんど興味がなかったのですが、知り合いが出演するというので見に行こうか、という話になったわけです。
かもねぎショット新春増刊公演 「あの家」
テルプシコール(中野)
作・演出:高見亮子
プログラム・出演:
(1)もーちゃんとぴーちゃん
 笠 久美,高見 亮子
(2)何もわからずに生きる
 栗栖 千尋,井草 加代,恩田 香
(3)向こうの家から
 多田 慶子,吉村 恵美子
音響:藤田赤目
照明:濱名理良
http://www.jah.ne.jp/~kamonegi/index.html
会場は中野駅から数分歩いたところにあるテルプシコールという小さなところで、名前は踊りの女神のことなんだそうです。ひょっとすると、演劇のほかにダンスの公演などが行われるのかも。全然知らないんでまあアレですが。舞台というよりは、20m四方くらいのところの3分の1が客席(ひな壇のようになっている)で、残りが演技する場所といった感じ。私たちは上手の一番前に座りました。客席は5-60人くらいで、すぐ満席になりました。舞台装置は一切なくて、ただ打ちっぱなしのコンクリートの壁があるだけです。暗くなって、音楽が流れ始めて、何やら人の気配。明るくなると、最初の演目「もーちゃんとぴーちゃん」が始まりました。実はこういう少人数の演劇というのは初めてでして、どんな劇なのかと想像もつかなかったのですが、最初の2人はちょっとばかり意味不明すぎてなかなか劇の言葉が頭の中に入って来ない感じがします。なにか、この突然叫びだしたりするのがどうも苦手で。ところが、この最初のインパクトで慣れたのか、2作目の「何もわからずに生きる」あたりから面白くなってきました。まあなんでしょうね、全体にストーリーのようなものはないので、解説のしようがないのですが、この何もわかっていないで会話をしている3人は、世間一般を象徴しているようにも思えました。人生において「わかる」って何でしょうね。難しいな。3作目は一転、シチュエーションが具体化して、本番の舞台を前にした楽屋です。ある女優と、若くして死別した姉が登場人物で、姉が死んでいるということは追々分かっていく展開。しかし衣装は白づくめですし、何となく幽霊っぽいメイクなので、ヒントは最初から提示されているわけですね。そして「向こうの家から」という向こうとはあの世のこと。姉もあの世で演劇をやっているようで、ある劇の演技のことで妹に相談に来るのですが、これは非常に面白かった。一つ一つの動作が計算されていて、それでいて不自然さとか作られた感じがしないのは実に上手い。これは時間が経つのを忘れて見入ってしまいました。とんでもない量!
帰りに、東芝フィルの面々がいつも飲んでいる居酒屋に行こうかと思っていましたが、あまりに寒いので中野駅前で何か食べて帰ろう、と決めて、カレー・ラーメン たぶちという店に入りました。安定食屋といった雰囲気で、配偶者Sがここにしようと言うのです。で、Sはイカフライ定食、私はカツカレー大盛り。とんでもない量でした..カレーは美味しいですが、如何せん量が多く、さすがのカレー好きの私も飽きました。

★06年2月3日
久しぶりに、職場のメンバーと飲み会でありました。うちの職場は個人個人がばらばらに行動していて、いや私もそうなんですが、一緒に飲んだりすることはほとんどなく、それどころか職場でもあまり会話がないのであります。ま、私などは職場の偉い人から説教みたいな話や愚痴を聞くのがいやなので出張のときも飲みは控えている状況なのですが、今回は参加しました。今日は仕事の話は少なく、従って愚痴も少なく(正確にいうと愚痴る人とは遠く離れて座って)、楽しい飲みになりました。こういうのなら毎月あってもいいなぁ。
飲んで気持ちよくなって、ふらふらとヨドバシに行って、レンズ..じゃなかった、ニンテンドーDSの「英語漬け」を買おうかとゲームコーナーに行ったら売り切れでした。仕方ないので、「脳を鍛える・・」の第2弾を買ってきました。前作は一通り経験して、私はまだ最高の20歳まではなっていませんが(一応23歳までは行った))ちょっと飽きてきているところでしたので、今回のは楽しみにしていました。帰宅して早速やってみると、一段と難しい!。しかしこれはより面白い!、というわけでまたしばらく楽しめそうです。とりあえず、脳年齢測定では40歳。だいたい相応です。前作では全然訳分からないうちに80歳からスタートしましたから、まあ飲んで帰ってきて40歳ならまあまあです。慣れの部分も大きいと思いますが、このゲーム。
CD製作はようやく終わりに。焼きは終わって、ケースのインレイ印刷があと15枚(いま、2/4の午前0時半)。2時過ぎには終わるかな..しかし印刷物を切ってケースに入れていると夜が明けそうなので、これは明日の練習時に降り番(特定の曲で出番がないために生じる空き時間)を使って作業しましょう。なんとかなるさ!

★06年2月1日
ここのところ、夜はCD作りをしています。昨年夏の東芝フィルの室内楽演奏会のCDでして、まあこんな時期になってようやく販売に漕ぎ付けたせいか、注文数は例年に比べて少なく、64枚でした。それでも、CD-Rに焼いて、盤面印刷をして、ケースのインレイを印刷して、とやっているとそれなりに時間がかかります。今までの最高では85枚くらい作ったことがあると記憶していますが、そのときは岩手に住んでいて、薄型ケースでなくて、85枚を運ぶのに嵩張って苦労しましたね(ま、カメラなんぞを持ち歩かなければ多少楽なんでしょう)。今は半分の厚さだからそれほどでもないです。それ以前はカセットでしたから、7-80本のカセットを作るのは実に骨が折れる作業でした。A面B面を裏返さなければならないわけで、何か他のことをしながら裏返すために待機しているのがなんとも退屈な時間でした。ちゃんと音が入っているかモニターしていて、皆の演奏をすっかり覚えてしまったものです。CD-Rになってからは、焼きながら音を聴くことはできないので、何枚かに1枚を再生して音飛びチェックをやっています。自分の演奏、哀れなほどに慌てて吹いてますなぁ。普段の練習が足りないんですね。1日10分でもやるべきなんでしょう。
さておき、今年の作業は、配偶者SがいるのでCD焼きと印刷を分担してやっているから、かなり楽をしております。これはありがたいことです。

★06年1月29日
ソニーフィルハーモニー管弦楽団の演奏会を聴きに行きました。東芝フィルと同じく、グループ各社の社員で構成されるアマチュアオケです。
ソニーフィルハーモニー管弦楽団 第15回演奏会
ベートーヴェン/劇音楽「エグモント」序曲
ショパン/ピアノ協奏曲第1番 ホ短調
チャイコフスキー/交響曲第6番 ロ短調 「悲愴」
指揮:山田 慶一
Pf:三浦 友理枝
すみだトリフォニー
開演時間を14時と間違えて、13時37分に着いてしまいました。既にエグモントが始まっていて、3階席に誘導されます。1・2階は満席だというのです。噂に聞いていたところでは、ここのオケの演奏会は比較的空いているということだったのですが、最近はそうでもないようです。入ってみると、1・2階は確かにほぼ満席、3階席は3割くらいといったところ。真ん中に座りたかったのですが、写真係のカメラが視界に入るので、(私は特に)気になりそうなので、サイド席に回ります。ここは横のバルコニー席のようなところは、一人の席が並んでいるのが特徴。今回、都合で私一人なので、周囲の気兼ねがないこの席は丁度よい感じです。ピアノ協奏曲は、何度か聴いたことがあるはず..というのも、この曲はいつも印象に残らないのです。プログラム冊子にも「オーケストレーションの単調さの話題がつきもの」と書いてあるのも納得。個人的な好みを言うと、最初に長々とオケだけがやって、しかも変化が少ないのがいけないのではないかと..ピアノ独奏の三浦さんは当年25歳(女性ソリストのプロフィールに生年が書かれているのは珍しい)、新進気鋭のピアニストです。ショパンコンクール(5年に一度の本国のものではない)との関わりが深いようで、今回の曲目も得意曲なのでしょうか。まだ少々ダイナミックさには欠けるところもありますが、表現は自在で、なかなか聴かせる演奏であったと思いました。オケ側は、曲への慣れが足りないと思われる部分もありましたが、2楽章は美しかったし、3楽章の軽快さも良かったです。特にファゴットは上手いですね。トランペットは3楽章で1stの人がピッコロを持ち出したのでびっくり。確かに音は高いですけど、ピッコロだと、地味目のオーケストレーションに対して浮きすぎます。そういえば、この曲はトロンボーンが1本で、それに対してホルンは4本なんですけど、ホルンの3・4番はあまり活躍の場がなく、3楽章がよりによって全休って、それはかわいそうですよねぇ。残念ながら、こういうところにショパンのオーケストレーションの中途半端さが出ていると思いますな。
休憩後、チャイコフスキーに。弦楽器の、ヴァイオリンがとてつもなく多くて、1st・2ndそれぞれ8.5プルトとはあまりアマチュアではない多さです。その分厚みが出ていいところも多かったですが、対する中低音が若干足りないようでした。そうそう、この曲の冒頭のファゴットもよかった。名手が一人いると演奏が締まりますね。オーボエがちょっと外しているところが多かったようですが、他は良かったかと思います。トランペットの1stの人はアシストをつけていましたが、たぶん要らなかったのではないでしょうか。それほど、大きくて立ち上がりの良い音を出していました。ただ、ピアノ時の音量が大きすぎかも。フルートは正規の3人に2人アシストをつけて5人という、これは珍しい。4楽章冒頭の弦楽器のメロディを受け止めるFisの音は5人でやりながらもまとまりがあってなかなかよかったです。全体に、チャイコフスキーは流れがよくて熱の入った良い演奏だったと思います。アンコールは「眠りの森の美女」からワルツ。ティンパニの隣にグロッケンがあるので、まあだいたい想像はつきました。コルネットパートをロータリートランペットで吹くのはちょっと違うだろ、と思いつつも、まあアンコールだからいいや、ってところ。
錦糸町の駅前で10分床屋に入って、それからひまわり管弦楽団の練習に行って、なんだかんだで練習開始に遅刻してしまい、ウォームアップなしで練習に参加したら音程がひどかった..がっくし。

★06年1月28日
東芝フィルのヴィオラのNT君の家に行って宴会。久しぶりの逗子はポカポカ陽気が暖かく、町を歩いていて気分が良いです。小坪漁港の売店で買った刺身が美味かった。海に近いところに住んでいるとこういうところはいいですね。ところで、NT君は東芝フィルにおけるカメラ仲間でもあり、キヤノンF-1、RFコンタックス、ニコンS2ほか多数、中判ではマミヤプレスやRB67、さらにはペンタコン6も持っているというマニアであります。私のマミヤ645に、ペンタコン6用のフレクトゴン50mmやビオメター80mmをつけて遊ばせてもらいました。一つ、強い酒が出たので、私は途中でよい気分になって寝てしまいました。しばらくして起きると、家主のNT君もホットカーペットの上で寝ていて、子供たちにお腹にマジックで落書きされていました。ありゃりゃ。ともあれ、楽しい一日でした。

★06年1月23日
配偶者Sの弟が持っているコミック「よつばと!」(あずまきよひこ著)ってのを読みました。あるところに引っ越してきた父と娘が過ごす日々を描いているのですが、なんですかねー、ストーリーのようなものはなくて、淡々と進むのですが、何か味があっておもしろい。主人公の「よつば」ちゃんの一風変わったボケ方が特におもしろいのですが、隣の家の3姉妹がそれぞれそのボケに対して色々な反応をして、これもおもしろい。4巻まで出ているのですが、早く次が読みたいところ。これはかなりお勧めです。
話は全然変わって、最近中判カメラで撮ることが多いのです。中判(ブローニーとも)というのは、大雑把に言うと6×4.5cmサイズ以上のコマのフォーマットを言うのですが、1900年にコダックが作ったカメラに採用されたロールフィルムがその始まりです。いまフィルムで主流なのは35mmの映画フィルムから転用されたフォーマットですが、ブローニーは幅が60mmあって大画面が得られ、大きく引き伸ばしても粒子が目立たないのです。フィルムが大きい分、カメラも大きく、重くなりますが、そういうカメラでのんびり撮るのが最近性に合うような気がしています。まあ、デジタルカメラや35mm判でもバシャバシャ連写なんてしないんですけどね。で、撮影ノートを見ると、昨年12月と今月の17本のうち、35mm判はわずかに1本。残りは全て中判でした。35mm判の用途はデジタル一眼レフに移行してしまった形になっていて、それはそれで機材がもったいないので、またしばらくしたらオリンパスOMやライカにも戻るつもりです。ところで、重い中判カメラや交換レンズを持って歩く時間が増えたせいか、体重がちょっとだけ減りました。元が重いから誤差みたいなもんですが..

★06年1月21日
関東にようやく(?)まとまった雪が降りました。以前は、岩手に住んでいましたから、年賀状の写真も雪景色でして、横浜に引っ越してからも2回くらいは雪景色の年賀状を出していたと思いますが、そのネタも尽きて(自家プリントが面倒になったともいえる..)、今は普通の旅行の写真になっています。それで、せっかくのチャンスですから、先日導入したマミヤ6MFとマミヤ645を持って撮影をしました。とはいえ、日中は東芝フィルの練習なので、練習が終わった後に慌てて撮った、というところです。そのとき、銀座に行って、あるところで転んでしまいました。私は雪の上で転んだことがほとんどありません。岩手で5回の冬を過ごして相当に慣れたので、最後の年あたりには、底がつるつるの革靴で凍った雪の上を走ったりしたものです。それが銀座なんてあんな人通りが多くて雪が積もりそうもないところで..まあ、実際には人通りは少なく、ちょっと勾配になっているところで、元々重い体に楽器2本と中判カメラ2台を持っているというのが災いしたというところですか。というより、すっかりこっちの人になってしまったということですな。
で、銀座で撮影しがてら、ヤマハに行って、トランペット用のオイルと、ウォーターキーのばねを買ってきたわけですが、ついでに楽器も試奏しました。昨年ピッコロトランペットを買って興味が高まりつつある、スペインのストンビです。コンビというベルが2本ついていて交換できるものと、マーラーというモデルを吹きました。コンビのベルは通常の真鍮ベルの方を付けての試奏です。楽器はかっちり作られていて、各部の仕上げは非常にきれいです。金メッキの手触りが独特。吹いてみると、中音域、低音域がよくまとまっていて暖かくきれいな音がします。好みですね。しかし、高い音はちょっとキツかった。既に1日練習してきて疲れているというのもありますが、それにしてもきつい。もう少し、軽めに鳴るタイプがあるといいのですが。多分、エリートというモデルあたりはそうなんでしょう。さて、もう1本のマーラーというモデルは、ボア(管の太さ)がLサイズで、全然音がまとまりません。C管のLボアでも疲れてくると手に余るのに、B管では。そういえば、高校時代のブラスバンドに、なーんにも考えずにぽんと楽器を買ってきて、それがLボアだった後輩がいまして、あの楽器も、音がまとまらず困っていました。楽器始めて2-3年の学生ではとても無理という楽器でした。私の場合は、もう28年近くになるのですが、この場合、体力が落ち目になっているだけでありましょう(笑)..MLボアで探します。それで、もちろん買わずに帰ってきたのですが、コンビモデル、30万超えるんですねぇ。これだけ高けりゃ、元取ろうとして頑張るかも知れませんが。とりあえずは、今の楽器で行くことにします。

★06年1月20日
東京フィルハーモニーの第715回定期公演を聴きに行きました。
カリンニコフ/交響曲第1番 ト短調
ショスタコーヴィチ/オラトリオ「森の歌」 Op.81 (フェドセーエフ版)
指揮:V.フェドセーエフ
Ten:福井 敬,Br:牧野 正人
児童合唱:東京少年少女合唱隊
合唱:東京オペラシンガーズ
サントリーホール
結果から言ってしまうと、フェドセーエフ氏の音楽解釈は私の好みとはかなり異なりました。20年近く前からFMやCDではいくつか演奏を聴いていて、今回生演奏は初めてだったので、実際の演奏がどうなっているかには興味があったのですが..まず、氏の指揮はなかなか端正で、あまり過度の動きをしない(感情を爆発させるような動作をしない)のは意外でした。それでいて、オケの縦の線がけっこう暴れるのが摩訶不思議であります。カリンニコフの冒頭はゆっくりと、かつ静かに始めて、耽美的というのか神秘的というのか、これは新鮮な解釈でした。そのままの雰囲気でゆったりと1楽章を進めて行きますが、音の強弱はしっかり出していて特に弱音での緊張感はなかなかよかったとは思います。しかし、全体に、私がじっくり聴きたいと思ったところは速くあっさり、煽られるくらい激しく演奏してして欲しいと思ったところはゆっくり演奏されて、悉く期待と反対の演奏になっていて、びっくりしました。まあ確かに、一時期流行ったドロドロ・大音量がロシア音楽というのも単純すぎる話で、そこを反対に美しくやってみるというアプローチはアリで、トランペットの人は実際きれいに高音を当てていたし、4楽章の最後の最後で大活躍するバス・トロンボーンとチューバは、埋もれそうなほど劇速のコーダの中、伴奏をしっかり決めて存在感を示していました。この演奏も一つの音楽として、やっぱりあっていいのでしょう。
次に「森の歌」ですが、フェドセーエフ版というのは、歌詞の内容を改訂しているようです。スターリンの死後改訂された歌詞の一部を原典に戻したそうですが、全部を戻したわけではない、とのこと。ロシア語が分からないからその点は私などには影響はありませんでした。第5曲が「コムソモールの行進、になってるなー、元はスターリングラード市民だよな」くらいの差しか分かりません
(たぶんここは62年版の歌詞でしょうが)..そういえば、コムソモール(共産主義青年同盟)っていうカメラがソ連にはあったそうです。嬉しいのでしょうか、そんな名前のカメラ。さておき、演奏ですが、これもカリンニコフと同じように、テンポ感については私の期待は裏切られ続けました。第1曲のバスのソロはバリトンの方が歌っていて、何か、やさしい感じがしました。まてよ、これはひょっとすると、フェドセーエフ氏の要求なのかも知れませんね。カリンニコフと共通の雰囲気があります。テノールのソロはたいていどの演奏でも甘い声で未来を歌うので(第6曲)、今回の演奏もイメージ通り。そうそう、第6曲のア・カペラの部分は実に良いです。今晩の演奏もすばらしかったと思います。この合唱団は上手いですねぇ。感心しきりでした。全体の進行では、最後の部分はやはり劇速でした。特に気になったのは、最後のハ長調に向けていろいろ転調し、ハ長調を提示した後にまた一度ダメ押しのように変イ長調に転調するところが、もうスルスルっと過ぎてしまってこの点は大いに不満が残りました。いや別に調性がどうこうというつもりではなくて、一段盛り上がるところで、なんだか区切りもなくなだれ込んでしまったのがちょっと性に合わないということです。と、私は感じたのですが、聴衆からは長い拍手が続いていて、演奏会は大成功でありました。客席も8-9割は埋まっていたし、盛況でした。
終演後、首相官邸近くにある赤坂ラーメンというところに行って夕食。初めは薄味でよく分からない、と思っていたのですが、食べ終わる頃にはスープの滋味が感じられてきました。うんそうか、つまり、演奏会場の皆にはフェドセーエフ氏の滋味が伝わっていたのでしょう。私にはそれへの感受性がなかっただけかな、と。

★06年1月19日
オークションで売ったカメラの代金で、早速増強してしまいました。やっぱりカメラを..そのうち記事にしますが、マミヤ645Proと、Newマミヤ6MFです。前者は6×4.5判の一眼レフ、後者は6×6判のレンジファインダー機であります。いずれもユーザが少なくなりつつある中判フィルムのカメラです。私は、デジタル・フィルムを半々くらいで使っていますが、最近はゆっくり撮るというのが好きになってきました。デジタルが便利なのは確かですが、撮って、モニタで見て、撮って..というのがどうも忙
(せわ)しく感じ始めています。趣味だから、便利の一言で合理化するのが惜しい、というところかな。
ちなみに、カメラやレンズなど11個を売ってカメラ2台・レンズ2本ですから機材は段々減りつつあるわけです。使わないカメラはさすがに、徐々に減らしています。上記を買っても少し余剰が出来たので、それは昨年買ったピッコロTrpの借金返済に回すことにしました。

★06年1月17日
「のだめ」の14巻が出ています。14日に買って、その日のうちに読んでます。ネタバレはよくないんで、詳細は書きませんが、14巻もおもしろいです。ついでに、今日、キャラクターブックなるものまで買ってしまいました。まったく、こんな本が680円とは商売上手としか言いようがありませんが、まあこれも面白かった。なくても本編には関係ありませんがね。そういや既に発売になっていますが、CDとかもあるわけです。アレだけはさすがに手が出ていません。「ラプソディ・イン・ブルー」のピアニカ版が入っていれば買いたいところです。さらに、ピアノの譜面まで出ているんですね。いやもう、なかなかのブームということですな。と言いつつ、いい年して踊らされている私でありました。

★06年1月15日
港南区ひまわり管弦楽団の初練習でした。今日はシューマンの交響曲第3番を練習しました。私はシューマンが大好きなのですが、学生時代にマンフレート序曲を1回やったきりで、その後17年近く、全く縁がなく寂しい思いをしておりました。今年、没後150年という節目の年だからかどうかは分かりませんが、ひまわり管弦楽団で3番を取り上げるというのは非常に嬉しいことです。さて、一般的に、シューマンという作曲家はベートーヴェン、モーツァルト、バッハ、ブラームスあたりに比べれば知名度は落ちるし、オーケストレーションは少しモヤモヤしているしで、初練習はひどいものになるのではないかと思っていたのですが、案に相違して、けっこう通りがよかった。というのも、アマチュアの演奏者ってのは耳慣れたものがよくできるという傾向があるわけでして、いやもちろん、耳慣れても好きでも技術的に出来ない曲もありますけど、まあとにかく、だいたいそんなわけなのです。だから、今回の合奏が上手く行ったのは、慶事なのであります。私はこの曲では2ndパートを担当する予定ですが、今日は1stのKさんがお休みだったので、私が1stを代わりに吹きました。シューマンのトランペットは、どちらかというとメロディには関係なく、しかし吹くところがけっこうあって旋律線を邪魔しやすいのですが、今日はとりあえず初練習ですから、まずはタイミングを外さないことに注意し、どこで入るかを確認しつつ、他パートとの関係を探りながらやっていました。そのうち、各楽器の人たちが揃って、本番の指揮者が来たら、追々バランスなども調整して行くことになるでしょう。ともあれ、シューマンは良い。俄然、やる気が増してきました。

★06年1月14日
東芝フィルの初練習だったのですが、その前にあるところに行って、中国製の楽器を試奏してきました。今度はD/Es管です。昨年からピッコロやフリューゲルや、要するに普通のラッパを買っていないのですが、これにD/Esなんてもうアホかと言われそうなところ。しかしですね、こういうのも経験でして、結局買わなかったのですが、吹いてみていろいろ得るところもありました。まず、全体の造りは、バックの楽器に似ています。質感は、ベル形状は少し仕上げがよくなく、抜差し管が固くて、値段なりではあります。ま、ヤマハの安いD管の、1/3〜1/4くらいの価格ですから。まずはEsで吹いてみると、鳴りは非常に素直です。ヴァルヴ開放の音程はかなりよく、真ん中のソ(実音B)がわずかに高いですが問題はありません。高い音もよく当たります。ヴァルヴを使うと、中音域では音程は良いのですが、上のレ(実音F)はかなり低めに出ました。この1番ヴァルヴの音ってのはC管を選ぶときも気になる音で、今回吹いてみた楽器ではEsで元々短い管の楽器ですから、余計気になるというか、誤差が大きく響いてしまうところです。替え指を使えばいいのですが、短い管を使って替え指というのはもったいない話なので、やっぱりここはあとほんの少しでも高い方がいいですね。D管にして吹いてみると、これもだいたい同じような傾向でした。もう1本別の楽器も吹かせてもらって、お礼を言って退散。んー、そうだなぁ、もうちょい仕上げがきれいになって、各部の動作が良くなれば、買ってもいいかも。音程は、例えば買ってから1番抜差しをちょっとだけ削るという手もあります。特殊管を買うとなると悩むのは、まず値段。需要が少ないこともあって楽器店に在庫が少なく、値段が高く割引も渋く、というわけです。それと、滅多に使わないでしょ、という問い。それに音色や音程を考慮して、買うかどうかを悩むわけです。フリューゲルはオケの中では使われず、趣味の中でもより気楽な遊びということで買いましたが、さすがにD/Esとなると合奏に持ち込む可能性もあるので、今回は見送りました。ああ、10万くらいでもうちょっと良いのがあれば..その前に練習もせねば..

★06年1月11日
新たにカメラや楽器などの資金にしようと思い、手持ちの機材を売り出しています。こういうのを既に過去10回くらい繰り返して、買ったり売ったりしているのですけど、最近は銀塩機材は安くなっているために昔ほど派手な売り買いはできなくなりました。かといってデジタル機材はどうかというと、これはもっと安くなってしまうので、交換レンズ以外は消耗品ですね。カメラが家電化して久しいので、もう慣れっこではありますが。それで、売ろうと思って動作確認をしていたペンタックスのMZ-3が壊れてしまいました。売ろうとすると壊れる、ってよく言いますが、その症状をまさに体験したわけであります。そういや最近このカメラは2年近く使っていなかった。なんだか、かわいそうなことをしました。あんまりなので、ペンタックスに持って行って修理しようかな。本末転倒ですが、そのまま捨てるのはもったいない..と、こうして無駄な出費をするんですかね。ま、それを言っちゃ、趣味自体が成り立ちませんけど。いま、この資金調達で買いたいものは、マミヤ7IIあたりの中判カメラ、楽器だとB管がかなり古くてガタがきているので、それの買い替え、あるいはD/Es管。と書いていると、やっぱり無駄な買い物かも。家のローンの足しにすべきか..
(しませんが)

★06年1月10日
アクセスカウンターが10万ヒットしました。誠にありがとうございます。これからもよろしくお願い致します。
ところで。毎年、アサヒカメラについているカレンダーを使っていたのですが、今年はのんびりしていたら雑誌が売り切れてしまいました。いやどこかには売っているのでしょうけど、探すのも面倒なので、書店で別のカレンダーを買いました。岩合光昭氏の猫のカレンダーで、週めくりなので写真の枚数も多くて、なかなかお買い得。で、写真がまたいいんです。毎週、楽しみになりますねこういうのは。あまりによいので配偶者Sに、猫写真に進出しろと言われましたが、いくらたくさんカメラ持っていても、そう簡単に猫写真は。でも、撮ってみたくなるほど良いカレンダーでありました。チェロそっちのけで読み耽るS
ついでに、「生協の白石さん」も買ってきました。これはおもろいですね。学生の下らない相談(失礼!)の投書に、なんとも味のある答えをしているこの人、抜群の文章センスをお持ちです。この人が書くと、たとえ答えになっていなくても、質問内容を茶化しても、全然問題なく品位を保っています。いいですねぇ、見習いたいですねぇ。Sが、なにその本、と小ばかにしておりましたが、読み始めると止まらず、チェロの練習そっちのけで結局読み終わってしまいました。明後日オケの練習なのに大丈夫でしょうか。

★06年1月8日
本日で39回目の誕生日を迎えることに。うーん、もう立派なオヤジであります。とっくにそうなんだけど。というわけで、30台最後の年なんですね今年は。もちろん、30台も40台もその数字自体に意味はないので、今年が特別という思いもありませんが。脳を鍛えるDSトレーニングは慣れてきたのか、脳年齢は29歳になりました。この調子で体も絞って行きたいところ。
で、誕生日企画として横浜、みなとみらい地区や赤レンガ倉庫などを歩いてきました。カメラはマミヤC220f、最近お気に入りのカメラです。寒かったので、カメラ底部の重い金属部分が冷たくて使っていてつらいと思わないでもないですが、それは手袋をしない私が悪いのであって、それでもこのカメラはそんなことを忘れて撮りつづけるだけの価値はあると思っています。さておき、この日は配偶者Sにカメラバッグを買ってもらいました。96年、10年前に米国旅行をする際、カメラバッグを新調したのですが、それ以来ずっと使っていてボロボロになっていたので、見るに見かねてということですかね。中判やデジタルSLRなども入れやすい、開口部の大きなバッグで、使いやすいものがあったので、それを選びました。それにしても横浜のヨドバシは大きくなりましたねぇ。もうほとんど、デパートに近い。
みなとみらい、赤レンガと歩いて、三脚は持って来なかったので夜景は撮らずに、ただぶらぶらしているだけでしたが久しぶりにのんびりとできて良かった。食事は横浜美術館のところにあるBrasserie T'sという仏料理屋。みなとみらい地区のレストランは軒並み満員ですがここは夜ともなると人通りも少なく、店は空いていました。予算が高目、ってこともあるかな。ちなみ我々が食べたのは6500円のコースで、
フォアグラ入りのクリームをシュー生地に入れたもの
アンコウの肝と昆布のテリーヌ
仔羊のパテ(つくねのようなもの)
スズキのポワレとカキのフリット、きのこのソティと赤ワインソース
キジのロティ、下仁田ネギ グロセル添え(Sはオマールエビの料理に変更)
パン
デザート(私はショコラケーキ、Sはパンプキンプリン、いずれもフルーツとアイスクリーム添え)
コーヒー、紅茶
といった構成。美味しい料理でした。どちらかというと和食っぽい素材がところどころにあって、これがいい刺激になっているというか、個性的で良かった。ワインは1本5000〜8000円と高いのと、2人で1本空けるのは量的にもきついので、グラスワインで済ませましたが、これも料理によく合っていました。
帰り、そのまま帰らずほろ酔いのままランドマークタワーの69F展望台に上がり、暖房の暖かさと酔いで、景色を眺めながらうつらうつらしました。もちろん、夜景も堪能しましたが。
というわけで、のんびり、楽しんできました。Sに感謝。

★06年1月5日
新年最初のコンサートは、コルソ・ヴィーンという室内管弦楽団の演奏会です。この団体は、ヴィーン国立歌劇場、ヴィーンフィル、ヴィーン響などの奏者が集まって小編成の管弦楽団となっているものです。ヴァイオリンが4+2人(一部3+3)、ヴィオラ2、チェロ1、コントラバス1の弦楽器に、オーボエ1、フルート2、クラリネット2、ファゴット1、ホルン2、トランペット2、トロンボーン1、打楽器2という小ぢんまりとしたオーケストラになっています。これが、ミューザ川崎の大きな空間でどんな音を出すか、楽しみです。
曲目は以下の通り。
モーツァルト/ディヴェルティメント ニ長調 K.136
同 /クラリネット協奏曲 イ長調 K.622
ランナー/モーツァルト党 Op.196
J.シュトラウスII/ポルカ「ハンガリー万歳」 Op.332
同 /ポルカ「クラップフェンの森にて」 Op.336
同 /ポルカ・マズルカ「女性への賛美」 Op.315
同 /ワルツ「春の声」 Op.410
同 /新ピチカートポルカ Op.449
ヨーゼフ・シュトラウス/ポルカ「憂いもなく」 Op.271
指揮:アルフォンス・エガー
Cl独奏:ギュンター・グラディシュニク(たぶん。自信なし。すみません。)
曲目は、後半がニューイヤーコンサートに酷似していて、おさらいのような感じもありますが、ヴィーンフィルとは編成も違い、編曲も異なるのでその点も楽しめる演奏会でした。観客の入りは4-5割と低調で、おそらく、耳慣れない団体名のチケットは売れないというのと(実は私も直前に来ることを決めた口でして)、仕事始めの職場も多いようで、18時半開演という時刻を見て敬遠した人もいたのではないかと思います。
結論めいたことを最初に言っておくと、この小編成でも、ヴィーンの音がする、ということ。もちろんニューイヤーコンサートに比べれば3分の1か4分の1くらいの人数だから、絶対的な量感は違いますが、何しろ音が柔らかくて澄んでいる。これはやはり独特のものがあります。演奏は最初に若干固いところもあり、特にヴァイオリンでお酒を聞こし召しているようなお方がいらっしゃるのはどうかと思いました(実際、見ていて動きがよくない)。クラリネット協奏曲のソロは団員が吹いていて、これは本職のソリストに比べるとダイナミクスが狭く、音質も固めに感じました。協奏曲のホルンは1・3楽章を短い楽器を使い、2楽章でヴィーン式ホルンで吹いていて、さすがに音質が違うのが判りますが、短い楽器でも他の楽器とよく溶け合っていて上手いものでした。
後半では例の飲酒の方も動きがこなれてきて全体の一体感が高まり、増えた管楽器のメンバーの音がこれまたきれいで、楽しく美しい音楽を聴くことができました。打楽器は主としてティンパニを担当する1人と、ドラムセットのような形になった打楽器を担当する1人に分かれ、いろいろな楽器を忙しそうにこなしていました。2人とも上手かった。ところで、曲の中で「女性賛美」だけは私は曲想とタイトルのイメージが合わず、首をかしげてしまいます。この手のワルツ・ポルカでは時々こういう曲、ありますね。アンコール1曲目はグスタフ・ペーターの「サーカス・ポルカ」で、主役は木製の匙のようなバチで叩く縦型の木琴です。初めて聴きましたがこれがとんでもない超絶技巧で、この曲だけでも演奏会に来た甲斐があったと言えそうです。2曲目・3曲目はニューイヤーコンサートと同じように、「青きドナウ」「ラデッキー」でした。「ドナウ」のトランペットのソロはいい音がしていて、明るくて柔らかく、それでいて輪郭がぼやけるわけでもなく、オケ全体からはみ出るわけでもなく、絶妙の演奏でした。
例によって1Fの「わん」で一献し、かなり酔って帰ってきました。
(文中、「ウィーン」を「ヴィーン」と書きました。今まで抵抗なく日本式の書き方をしていましたが、どうも、濁らないのは日本人だけのようで、つまりこれはドイツ語のWienを英語読みしているってことですね。しかし英語読みするなら英語での綴りはViennaなんで、やっぱり濁るんです。これが気になってきて、ついにヴィーン、と相成りました。細かくてすみません。こういうの気になるとダメなんです..)

★06年1月4日
明けましておめでとうございます。昨年ご高覧頂いた皆様、誠にお世話になりました。今年もがんばります。
2006年はモーツァルト生誕250周年ということで、ベルリンのジルヴェスターコンサートやウィーンのニューイヤーコンサートでもモーツァルトがクローズアップされていましたが、他にも記念すべき作曲者はいます。有名どころではショスタコーヴィチの生誕100周年、シューマンの没後150周年とか。ヴェーバーの生誕220周年・没後180周年、ファリャの没後60周年とかブルックナーの没後110周年ってのもちょっとした節目ではあるでしょう。私の属している港南区ひまわり管弦楽団では上記の中でヴェーバー(オイリアンテ序曲)、モーツァルト(交響曲39番)、シューマン(交響曲3番)を演奏するわけで、記念の年を意識したのか偶然なのかどうかは分かりませんが、なかなかおもしろい選曲です。ひまわりに限らず、今年はモーツァルトやショスタコーヴィチはたぶん、かなり取り上げられるでしょう。
ついでに今年の私の動向など。
旅行:予定無し。海外は昨年多く行き過ぎたので、自主企画は基本的にナシにしようかと。ただ、配偶者Sのお父様からは今年はどこ行こうか、と早くも打診が。ほか、海外挙式などがあればもちろん喜び勇んで参加するつもりではあります。国内は自主企画でぜひやりたいところ。候補としては、屋久島か石垣島、さらには冬の北海道に行きたいがSは寒いところはいやだと..
写真:昨年はデジタル・銀塩は半々から6:4ってところでした。写真の作例アップは圧倒的にデジタルでしたが、これは単に上げるための手間(スキャンとか)だけの問題で、銀塩で撮ることは今でも全然抵抗はありません。今年は、銀塩でも特に、中判の比率を増やし、プリントも大きめのものを考えて行きたい。
オケ:東芝フィルは演奏会実行委員の任期の2年目で、即ち最終年になります。昨年経験したことから各種ワークの合理化を検討し、次の人たちに引継ぎたいと思っています。演奏は4月にカルミナ・ブラーナという大曲があるので破綻しないように練習することがまず一つ。秋シーズンは未定ですが、その前に室内楽の企画を一つやっておく予定です。ひまわり管弦楽団では上述の通り「記念イヤー作曲家」シリーズが7月にあり、その付近に昨年同様の小学生向けの演奏会もある予定。冬の演奏会は曲が決まっていないのですが、候補曲の提案を積極的にやって行きたいと思っています。
仕事:に関しては当然、具体的には書けないので省略。

★06年1月4日までをまとめて
・1月1日
府中に引っ越した私の両親宅でのんびり。今年は中判イヤーという意気込みで、ベッサII(6×9判)にE100VSを詰めて持参するも、全く天気がよくなくて、結局撮ったのはE-500とGR digitalということに。マンションのバルコニーにあった花をマクロ撮影したら、花びらが砂だらけで、都会の花を撮るにはブロアが要るのかと、ちょっと悲しい思いを。谷保天神で初詣。
・1月2日
東芝フィルのKSさん宅にてカルタ会。10年近く続いている行事です。私は百人一首には興味が湧かず、この10年、全然憶えようとはしていません。ゆえに退屈さが顔に出てしまっていると思われ、その点申し訳ないところ。ただまあ、こういうのは趣味、好みの問題なので、がんばって憶えようというよりは、何か別の方向で話題を提供するなり、そういった努力をしたいところです。
かなり酒を飲んで帰宅。
・1月3日
5時半に起きて、秩父にある配偶者Sの母方の実家に行きました。9時20分スタートで埼玉長瀞(ながとろ)ゴルフクラブにて親戚とゴルフ。IN+32、OUT+28の大叩き。これでもオーストラリアでやったのよりはマシという非常に低レヴェルな私。このゴルフ場は、山の中にあるのでコースの幅が狭く、OBが多くて閉口しました。ボールを3つほどなくしました。秩父の家に行き、あとは麻雀(残高700点という惨敗)と酒宴。秩父泊。
・1月4日
秩父でのんびり。天気がよくなくて、外で写真を撮ったりはせず。墓参りなどしました。自分の親戚の墓参りなぞ、ほぼしたことがないのですが、こちらではよく行ってます。その後、宝登(ほど)神社にお参りに。おみくじは夫婦揃って大吉。帰宅後また麻雀をして、今回はトップ。といっても残高31000点、2位と300点差という、全体にデフレな勝負でした。
この日は帰る日なので酒は飲まず、夕食まで頂いて帰ってきましたが、帰省ラッシュも終わっていてすんなり2時間で帰ってきました。


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