管理人の独り言
07年1月-3月


★07年3月29日 画像はイメージです。
当たり前でしょ、と言いたくなりますな。
いやこれは、カメラのカタログで、そのカメラで撮った写真ではない(と思われる)箇所によく書いてあります。「頭痛がいたい」式の表現ではなくて、単に言葉足らずなのです。つまりこの場合「こんな場面で使うといいですよ、参考にどうぞ」と言いたいのでしょう。「必ずしもこうは写らない」という意味もあったりして(笑)。広告に厳密さが求められるようになって、補足するために書いているのでしょうが、それ自身にもちょっとした解釈が必要ってのは微笑ましいというか本末転倒ですかね。
私は古いカメラのカタログなどもけっこう持っているんですが、昔のカタログでは「こりゃ絶対このカメラで撮ってないでしょ」という写真も多いですね。しかし今はネットで、カメラの情報が付加された画像がそのままのサイズで流れるわけで、もうごまかしが効かないってのもあるかも知れません。
まあいろいろ大変だけど、やっぱりヘンですよねこの文章。カタカナ語に責任を負わせ過ぎかと思います。

★07年3月28日
リコーGX100
カメラウィルスに陰性な良い子の皆様にはなんのことやらという感じでしょうが。なんだかびっくりですよこれは。

http://dc.watch.impress.co.jp/cda/compact/2007/03/28/5943.html

いや、買いませんよ、ホント、買いません。たぶん..その月にはO社の新製品買うんだから。

上記のカメラの何がすごいかというと、
・広角側に伸びたズームレンズ(フィルムでいう24-72mm相当、対角線画角84-33度)
・外付けの、覗くタイプの液晶ファインダがオプションとしてある
・縦横比1:1モードがある
というところでして、「そんなの別にィ」と思った方は、健全です(笑)。まあ縦横1:1なんて、「別にィ」でもいいやねと私も思う..
つまり、実用というか、世の中のニーズからするとあまり大したアドヴァンテージにならないことを、大真面目にやっているところがすごい。そういう個性で売ろう、というのは、短期利益至上の今時(特に栄枯盛衰が激しいデジカメ業界)には珍しい姿勢だと思います。リコーは面白い会社だな。本業はカメラのわけはなく、余技でしょうけど、こういう個性は貴重です。

★07年3月24日
本番近く
東芝フィルの練習日でした。来月4月8日が本番でして、来週の練習がないので、今回を含めてあと2回しか練習がないわけです。実は先週の練習があまりよくなくて、こんなんで本番できるのかねと思っていたところでしたが、今日の練習を見ると、まあ何とかなりそうです。本番が近くなると、やはり奏者一人一人のテンションが高まってくるようです。もうちょっと前から高まって欲しいと思いますが..(毎度そう思う)。ただ、アンコールはハッキリ、消化不良ですね。これも毎度思うけど、アンコールを長々とやるよりは短いのをスパッとやってさっと舞台を去りたいと思うんですよね。アンコールはどうやら本番が終わって客席もほっと一息つくのか、アンコールが一番良かった、なんて感想があったりするのですが、後で録音を聴く限り、どう事情を割り引いてもひどい演奏が多い。なんだか、慣例に引きずられているだけのようで、毎度練習していてちと空しいです(また、これが直前しかやらないんだよねえ)。
ま、とにかく本番の中身を充実させないと。来週の練習がないと練習成果がリセットされる恐れがあるんですが、なるべく前日に焦らないよう気持ちを引き締めて過ごしたいですな。
練習後は、配偶者Sとは別行動で、オリンパスのデジタル一眼レフカメラ使用者の集い(飲み)に参加。マニアックな人たちとカメラ・写真談義をして来ました。

★07年3月22日
読み逃げ?
私はこのHPのほかにmixiもやっていますが、その中の話題で、「読み逃げは禁止」というのがありまして。mixiとは、会員制の、簡易blogの集合体のようなものですが、日記を書いて、それを読んだ人がコメントをつけたり、といったことができるわけです。そのコメントについて、「読んだ以上はコメントをつけて行くべきである」という主張が読み逃げ禁止ってやつです。ま、この言葉自体、非常に感じが悪いというかセンスのなさがにじみ出ていますが、ハッキリ言ってアホでしょうこういう主張は。会員制といえど既に何万人もいるSNSでの日記公開は、本質的に不特定多数への公開と同じことだし、見た人がコメントを残す義務なんぞ、全くないですな。マイミク(比較的親しくなった会員同士のリンク)に限って公開という設定もできるけど、マイミクというのは気になっている人が日記などを更新したのがピックアップされて分かるようになるだけで、それイコール、日記にコメントという論理にはならんですよ。中には、「コメントしない人はマイミク削除」などと警告をプロフィールに書いている人がいますが、実に感じ悪いですね。実生活で、会話なかったら絶交する、って言って回りますか??。そして、そんな人の日記を見ると、日記自体がつまんないので、コメントつける側も「よかったですね」「楽しませてもらいました」程度の通り一遍のコメントばかりズラリ。そして日記御本人のコメント返しは皆無。結局、一方通行で垂れ流しているだけなんです。それで、たくさんコメントがあるからといってネットで活躍していると勘違いしているのではないかと思うんですよね。コミュニケートしているとは到底思えない。ま、こんな人は一部、特殊な例でしょうけどね。
それにしても「読み逃げ」かぁ、こりゃ、むしろ書店の人たちが言いたいんではないかね。今年一番の感じ悪い造語になりそうですよ。

★07年3月19日
省益キター
NHKスペシャル「ラストメッセージD 岡崎嘉平太」を見ました。日中正常化の元となる貿易交渉をした人で、周恩来首相との親交が深かった人物です。全日空の2代目社長。さて、中国との間には62年に貿易協定が締結されるのですが、そのとき外務省、通産省に人材の派遣を要請するも、外務省からは拒否され、通産省からの協力を得て交渉をまとめるのです。その当時の外務省の人の発言に「省益」と出てきてガッカリ。せめて国益と言ってくれ..(国益と言っても、先を見誤っているのだが)
その後ニクソンが中国に接近して外務省は大慌てするわけですが、田中角栄が訪中して国交正常化するとき、岡崎氏はその場に招待されていませんでした*。ここらへん、いかにも日本の役所がやりそうなことなんだけど、周恩来首相が気付き、調印の前に特別招待したそうです。
当時全日空の社長でもあったのですが、事故が相次ぎ「日中関係に入れ込むから事故が起きる」などというとんでもない中傷もあったとか。当時の日本の世論は知らないけど、ひどい話です。(この話はNHKの番組内容には入ってません、念のため)

*:
そういや、新幹線の開通式に、新幹線建設の主役だった十河総裁や島技師長が招待されなかった、なんてのもちょっと似ているかも。総裁が新幹線の建設予算overで総裁再任されなかったのに殉じる形で島も国鉄を去るのですが、それにしてもという気がします..

★07年3月14日
モノクロ再び
先日は英国のイルフォードを使ったのですが、今度は、ハンガリー製のモノクロフィルム、フォルテパン100を使って1本撮りました。カメラはオリンパスワイドスーパー。1957年製ですから今年50周年ですな。今でも快調。35mmF2レンズがついた高級機種で、実によく写ります。さて、フィルムはハンガリー製、現像は「フォルテネガフォート、20℃ 7分」とあるのですが、ヨドバシでも現像液を売っていないので、フォルテのサイトでコダックのマイクロドールでの処方を調べて、24℃ 7分を選択(このとき感度は50に落ちる。それを想定して撮影)。寒い時期なのに24℃なんておかしいんですが、現像液を温めすぎて、冷ますのが面倒なので24℃になったときにエーイ、と現像しちまいました。ちなみに20℃では9分です。現像時間が短い方が楽じゃないの、と言われるかも知れませんが、現像が極端に短いと、注入・排出するときも含めると誤差分が大きくなるので、厳密な人はやはり20℃なんでしょう。私は厳密じゃないのでさっさと。
結果は良好です。感度100のモノクロはたいていハズレはないですが、これも良いフィルムですね。まして、マイクロドールで微粒子現像だし。カメラのほうもコントラストが強すぎないレンズがついているので、良い感じです。
それにしても、モノクロの薬液など、これはカラーフィルムよりも厳しい世界で、いまどんどん廃止されつつあります。フジは見切りが良すぎるんだよなあ、と思いつつも今まで4年近く中断していたのであまり文句も言えません。とりあえずフィルムはイルフォードやフォマ(チェコ)やフォルテがあるし、そういえばクロアチアのエフケもあるから、当分は何とかなりそうです。薬剤はコダックを使うしかないかな。コダックの薬剤だと、一通りデータがあるので、いろんなサイトから現像条件を引っ張って来ることができるのです。ああ、なくならないで欲しい、モノクロ。

★07年3月11日
アフリカフェ到着アフリカフェ
通販で注文していたアフリカフェが到着したので早速飲んでいます。タンザニアを旅行したときに、行く先々のホテルで、コーヒーと言えばこれだったのです。なんでまたホテルでインスタントコーヒーなんだ、と思われるかも知れませんが、これがかなり美味しいんです。一部のホテルにはレギュラーコーヒーもありましたが、やはり、アフリカフェも置いてある。コーヒー好きの私は、迷わず土産にこれを買ってきました。帰国後調べたところ、タンザニア初代大統領ニエレレが「アフリカ諸国は単価の安い農産物を輸出し、割高になった加工品を輸入している、これではいけない」とコーヒーを「製品」として輸出すべく工場を建設したのが始まりだそうです。その創始は1967年、もう40年にもなるのですが、日本での知名度は未だまだですな。香り高く雑味の少ない、澄んだ味の美味しいコーヒーです。100g缶が日本では800円くらいです。タンザニア経済のために、見かけたら是非買ってみて下さい。
もっとも現地じゃ300円くらいですが。でも、タンザニアでは少年がお猪口のような容器で1杯1円のコーヒーを売っていたりするということを考えると、これはけっこうな額であるとも言えるでしょう。これからもアフリカフェを買おうと思います。

★07年3月8日
功を奏して
無事に肝機能が標準値に。中性脂肪はまだだけど、総コレステロールも標準値に。むろん、体重は標準ではありません orz
思うに、前回の検査は10月24日、つまり配偶者が9月18日に出産して1ヶ月ちょっと、つまり配偶者Sが実家にいて、私は毎回オケの練習の後「出撃」していた月間だったわけですな..天狗で4000円も飲み食いすりゃそれはγなんたらがアップしてもおかしくない。それで、Sが帰ってきて子供の面倒を見るとなると飲み屋は遠ざかり、各種数値が下がると言ういかにも単純な図式。はっはっは..

★07年3月7日
消耗しすぎはどうかと
私は製品開発に携わっているので接待ということはほとんどないのですが、昨日、珍しくお客と飲む場に参加しました。今日がメインの行事(工場見学)でして、私は一人、違うホテルに泊まっていたので単独で工場に入りました。すると、お客と、一緒のところに泊まったメンバーは「体調不良のため遅れる」という連絡が。体調不良とは、ここ2日ほど急激に冷えたからか、というとそんなことはなくて、単に二日酔いでした。会議室に入ってきた人たちの臭いですぐ判る..それでもちゃんと打ち合わせに参加すればいいのに、もう開始早々にイビキをかいてしまう人が居て(客じゃなくて応接する側)、非常に腹が立ちました。何度もつついて起こしてあげたけど。そりゃ、3時まで飲んでたら眠いだろうし、客が「今日はここらで」と言わないとお開きにできないというのもちょっとは分かるけど、メインの行事に差し支えるくらいならキッパリ断るべきですよ。どうして、こういうところでダラダラするのか..プロ意識が疑われますなぁ。
私は、明日の肝機能検査を理由に1次会で撤退したんで22時にはホテルに戻っていました。別に検査がなくても帰ったとは思いますが。長ければ良い接待、そんなことはないと思います。そうしなければ商機が、というなら受注しなくていいっす。
と、まあ、私は接待向きじゃないんでしょうね。

★07年3月3日
浜松に
浜松の楽器博物館に行ってきました。2度目です。改装されていて展示により幅が広がったのは良いですね。楽器体験コーナーも多く、体験室まで出来ていたのには特に感心しました。これは別途、ミニ旅行記にまとめるつもりです。
来週は月曜から水曜まで大分なので、更新ができません。ここのところ仕事がいろいろ忙しいのですが、デジカメを新たに買ったり、楽器博物館に行ったり、リフレッシュはできています。来週もがんばるぞ!。

★07年2月28日
社給携帯ノキアと弊社製携帯電話
来ました。社給の携帯電話が。社用なので原則として色モノは来ないんで、白でした。どっちかというと黒が良かったんだけど、まあそこらはどうでもいい。つるつるの外観で、手から滑り落ちそうですが、質感はまあまあ良いですね。キータッチの感触などはよく練られているようです。早速、会社の人たちのアドレスを手で移行させて、バリバリ使ってます。最初にかかってきた電話がトラブル発生の件で、いやー、今日電話が届いてよかった。

★07年2月24日
銀塩の復権
譜面を買いに、銀座のヤマハに行きました。すると改装中で、仮店舗は銀座1丁目とのこと。うわ、そんなところまで行かないといけないのかあ。銀座の中心を通って反対側みたいなイメージですね、1丁目というと。だいたい、4丁目にはカメラ屋などがあるし、松屋じゃカメラ市やっているし、1丁目までたどり着けないだろうと思っていたら、案の定松屋に。カメラ市は盛況でした。一時期客が減って大丈夫かねと思っていたんですが、ここ2-3回、ずいぶん混んでいるんですよ。団塊の世代の方々が退職してカメラに走っているのかも知れないし、ひょっとするとデジタルで高級カメラを買った人が一通りデジタルを経験して銀塩に戻る(あるいは併用する)ことを思い立ったのかも知れません。そうであればこれは嬉しいことで、フィルムの売り上げが少し戻って、撤退なんぞされない程度に売れて欲しいと思うわけです。中には買っても写真を撮らずに磨いたり空シャッター切ったりするだけの人、もっとすごいのはシャッターすら切らない人もいるそうですが。まあごく一部でしょうけどね。
しかし、銀塩の良さを再評価して欲しい、というには現像・焼付け関係の状況は厳しいものがあります。ほとんどのミニラボがデジタル機で、コントラストもシャープネスもギチギチに上げておよそ銀塩らしい写真とは思えないプリントを出してきます。これは本当に勘弁して欲しい。でも、光学機でプリントしてくれというと納期を遅くされて不便だし..困ったもんです。

★07年2月20日
TV更新
おいおい、携帯に続いてテレビもか、というとそうなんです。注文していた液晶TV(弊社製)が今日納品されました。社販の価格は大手の量販店のポイントを引いた額とほぼ変わらないんですが、福祉ポイントというのがあってそれを使ってけっこう安く。37型のZ2000、ハイヴィジョンです。恐ろしく画質がくっきりしていて怖いくらい。地上デジタルと従来のがボタン一つで切り替わるのですが、画質の違いが歴然としていて驚きました。ああ、昔撮ったvideoとか、見られたもんじゃないですね。特に、HDDレコーダで思い切り圧縮して撮ったアニメとかは大画面ではアラが目立ってしょうがない。こうして、大きな買い物をすると付随してまた設備を更新という会社の策略にはまるわけだ。問題は、あまりTVを見ないこと(笑)。いや、NHKスペシャルとか、ドキュメンタリーで雄大な景色などを見るのは好きなので、BS-hiを契約してたくさん録画しようと思います。
あと、オマケ機能ですが、USBで繋ぐとTVにデジカメの画像が出せます。これが予想以上の画質でした。残念ながら9:16の画像は私の持っているカメラでは撮れないので、画面の真ん中にちょこっと出るだけなんですが。まあでも、何かに活用できそうです。

★07年2月19日
社用の携帯
先日、携帯電話をソフトバンクのノキアにしたというのを書いたんですが、実を言うと、社給の携帯のほうがまずい状態でして。私が02年に岩手から転勤してきたときに退職した方の携帯を譲ってもらったのですが、製造はなんと00年。どうりで電池が持たないわけだ..そしてキャリアはドコモなんですが、これが困ったことに、弊社の大分工場内では非常に電波が微弱、いや、それどころか出張でよく行く技術棟に至っては圏外。まあ事務所に行って電話を借りればいいわけですが、かかってくる電話には対応できないわけです。それで、ドコモはやめようかと。会社の、社給の携帯について調べたら、特別の理由がない限り東芝製を使うこと、とあって、まあこれはいいんです、社給ですから。しかし東芝は今はドコモには端末を提供していないので、結局NMPでauに転出することにしました。それにしても、最近の携帯は音楽携帯だったりワンセグ携帯だったり、なんだか仕事で使うにしちゃポップなデザインで何だか気が引けます。一応2世代前(?)のW45Tを希望しておいたんだけど、在庫があるかなあ。来週くらいには判るでしょう。
なお、配偶者もauですが、家族割はできません..あたりまえですが..

★07年2月18日
モノクロその後
先日自家現像したフィルムのスキャンが一段落。普通のフラットベッドスキャナで取り込んでいるんですが、スキャンのプレヴュー画像と、フォトショップ上の画像の濃度が違っていて困ってます(フォトショプでは薄い)。そして、実際にインタネットエクスプローラで見られる画像は最初のプレヴューに近い。たぶんどこかの設定がおかしいんでしょうが、とりあえずはプレヴューを信じて作業中。まあしかし、実際に引き伸ばし機で焼きつけする場合は、ネガ像を見て、どのくらいの露光を与えるか、印画紙の号数(コントラスト)にするか、周辺の焼きこみをどうするか、というのを想像して、試行錯誤して、という作業になるんで、それに比べりゃ作業のうちにも入りません。と書いていたら引き伸ばしを久しぶりにやってみたくなったなあ。でも、めんどくさい..
とりあえず、ライカMのページとPen-Fのページにいくつか作例をアップ中です。あと数日かけて、Pen-Fのところにアップして終了。さらに、オリンパスワイドにフォルテパンを詰めて撮り始める予定です。フォルテパンはハンガリー製のモノクロフィルムで、これは薬剤がないので先日作ったマイクロドール(コダック)で現像するつもりです。

★07年2月16日
整体
水曜に、腰痛になってしまいました。先日四十肩も経験したし、こりゃ一度整体にでも行くか、ってことで、午後会社を休んで、義父紹介の整体院に行ってきました。実は初めてで、どんなことをされるかちょっと怖いところもあったのですが、非常にていねいにほぐしていただいて、その後グキグキやられて、いやまあ怖いことは怖いが、何だかスッキリして帰ってきました。体の各所のストレスがなくなったような気がするし、それに伴って、なんだか頭もスッキリしたような。さすがに気のせいか??、でも気のせいでもスッキリするのはいいことですな。私は、ご存知の方は心配なさるかもしれませんが、この体型のわりには腰痛になったりすることはあまりなくて、なったとしてもいつも大事には至っていません。しかし今回診てもらって、いろいろ曲がっているところがあるね、と言われるとそれぞれに思い当たることがあります。まず背骨上部が右に。これはカメラバッグをいつも右肩にかけるからです。最近は配偶者のチェロを左肩にかけるんですがこれが非常に肩にかかりにくくて、これはやっぱり右肩にかけるクセが強すぎるからなんでしょう。次に骨盤が上から見て時計回りの方向に曲がっている。正座すると右足が短く見えるんですよ。これは指摘されてびっくり。そういえば、飛行機や列車の中で、いつも左足を上にして足を組んだり右足の甲の上に左足を乗せたりしているのが原因になっているのかも知れません。他にもいろいろ言われたのですが、いちいちもっともなことばかりで感心しきりでした。そして最後に、「うん、これでもう来なくていいでしょ」と。医者に行くと様子を見ましょうとか2週間後にとか、そういうのが多いので、この頼もしい一言に、より足取りが軽くなった気がします。

★07年2月13日
東芝グランドコンサート
社員モニターに当たったので(正確には、知人の代理で)、招待公演日の演奏を聴いて来ました。もちろん招待とは社員ではなく、お取引先の方々で、社員モニターはP席というオーケストラの後方(通常の客席の向かい側)に限定されています。この席は音響上むちゃくちゃ悪いという席でもないですし、通常の演奏会とは違った視点でオケを見ることもできるので、私のようなアマオケ奏者でなくてもけっこう楽しめる席だとは思いますが、ただ一つ、ソロ奏者がいる曲目ではずっと背中を見つめるだけになってしまうのが難点です。そしてそのソロですが、今日はセルゲイ・ナカリャコフがフリューゲルホルンでチャイコフスキーの「ロココの主題による変奏曲」(元はチェロ)を演奏するのです。今回のコンサートシリーズでは、チェロ奏者としてマイスキーも参加しているので、チェロ用の曲をわざわざラッパでやることないのに、と思っていましたが、それは良い方に裏切られて、すばらしい演奏になりました。それは後述するとして。
ブラームス/悲劇的序曲
チャイコフスキー/ロココ風の主題による変奏曲
シベリウス/交響曲第2番 ニ長調
サカリ・オラモ指揮
フィンランド放送交響楽団
Fl-Hr:セルゲイ・ナカリャコフ
1曲目はわりとあっさりした演奏。速度は速く、推進力に富んでいて、オケ全体の見通しが良い演奏だったと思います。弦楽器はVn対向配置ですがコントラバスはチェロとは反対の位置にいました。どの楽器も澄んだ音がすると感じるのは、多少フィンランドの風景写真などの刷り込みもあるでしょうが、特に木管のハーモニーが良くて、パイプオルガンの高音を静かに弾いているような印象も。一方、速めのテンポ感は多少物足りないという意見もありました。これは好みによると思います。ブラームス的うねうね感を期待する人が多いのかな。
次いでロココ。フリューゲルホルンでチェロの音域を吹くのは無理ではないかと思っていたので、少し、邪道じゃないかという気持ちもあったのですが、それは最初の1音で吹っ飛びました。非常に密度の濃い、存在感のある音。それでいて全く刺激的でなく柔らかい。なるほどこれはソロとして十分以上のものがあります。重音はできませんが、分散和音や細かい音のキレなど、非の打ち所がないです。音域は通常のトランペット(B管)で出る最低音の記譜ファ#実音ミ
(一般的な中学生レヴェルの教則本の定義で)のさらに1オクターヴ下のさらに2度下のレまで出て、上は五線の上の実音シまで。つまり3オクターヴ+6度という広さ。ありえないな。私なんぞ実用になるのは2オクターヴがせいぜい(比べるなって)。楽器はコルトワの特注だそうで、プログラムに書いてあるインタヴューによると「ベルの直径を少し大きくしただけ」「ロココ風も普通のフリューゲルホルンで十分に演奏できます」とありましたが、4番ヴァルヴでF管も付いているし、普通の楽器というわけではなさそうです。そもそも、奏者が普通じゃない(笑)。まあそんなことは当たり前か。曲は、ナカリャコフの父親が編曲したもので、一部、ソロの部分をオケ側のチェロに移したところもありました。それもナカリャコフの腕前なら出来そうな箇所でしたが、多分何か都合があるのでしょう。そんなことはともかく、ノイズ感のまったくない流麗な演奏には感動しました。しかもこれでP席。ナカリャコフはあっち向いているんですからね。参った。アンコールはバッハのG線上のアリア。最初のメロディをナカリャコフがやって、通常の1Vnの音はなくなるわけで、1Vnも2Vnの部分を弾いていました。Vn対向配置なので、左右から2Vnの音が聴こえるのがなんだかおかしな感じでしたが、実際には2回目はVnにメロディが引き継がれました。Fl-HrとVnの音の対比もなかなか面白かったです。
メインは、得意のシベリウス。これも期待以上の演奏でした。音が澄んでいるのはもちろん、それでいて量感や表情、テンポの変化が豊かで、退屈することもなく聴くことができました。Trpは少し控えめでしたが、それも4楽章になるとどんどんテンションが上がり、コーダ部分は圧巻。いやこれはホント、圧倒されました。P席だけど、譜面台などの反射で相当、金管はよく聴こえるのです。そうそう、ティンパニはちょっと大きすぎのような気もしましたが、これはP席の欠点かも。シベリウスというと、アマオケでは「オーケストレーションが薄くて寂しい音がする」などと言われたりもしますが、今日の演奏を聴くに、それは言い訳でしかないですな。こんなにしっかりと聴かせる演奏ができるんですから。アマだからしょうがない、で終わっていてはいけないのでしょう。アンコールはグリークの「ペール・ギュント」から「朝」でした。
十分に堪能して、いつもの居酒屋で飲んで帰ってきました。

★07年2月12日
携帯替えました+モノクロ現像新旧並べて
6年9ヶ月使ったドコモ Nokia NM502iからソフトバンクの705NK(N73)に乗り換えました。あまりヘヴィーなユーザでもないのに、こんな機能一杯の端末にしてどうするんでしょ。でも替えるならどうしてもノキアしかないと思っていたのです。配偶者とキャリアが違いますが、まあそれも仕方ない。前のドコモの契約よりは基本料金も通話料も安いので、マシかと。そのうち、SIMロックフリーが実現したら、一緒のキャリアにしてもいいですけど、さてそれは何年後か..乾燥中のフィルム
それと、今日は何年かぶりに、モノクロ現像をしました。イルフォードのパンFというISO25-50の低感度モノクロで、ライカで撮ったものとPenFで撮ったものの2本。久しぶりにやったけど、失敗もなくきれいに仕上がったと思います。今晩は乾燥させておくので、明日以降スキャンして作例アップして行く予定です。せっかくだから印画紙への焼付けにも復帰するかな。引き伸ばしレンズが曇っていなければ良いですが。なんだかね、自分で薬液を溶いて、フィルムを現像しながらシャカシャカトントンとやっていると、愛着が湧いて来ます。ヨドバシのモノクロ感剤コーナーは非常に小さくなっていたけど、まだあるうちは、がんばろう。

★07年2月10日
寝ぼけている..
今日は東芝フィルの練習のあと、まっすぐ家に帰り、マミヤ7-IIで撮ったネガをスキャンしていたんですが、もう眠くて眠くて。このネガのスキャンは今日アップする分じゃないってのに、間違ってアップしてしまいました。他に、先にアップすべく準備していた写真があるのに、眠い眠いと言いながらマミヤの方を作ってアップしておりました。というわけで今日はさっさと寝ます..

★07年2月6日
暑過ぎる
ってのは大げさか..今日のような天気の良い日は、事務所が暑くてかなわん。天気だけじゃなくてPCなどの発熱も大きいんですけどね。昼休みになると少し気温が下がるのは、やっぱり仕事でPCが動くと気温が上がるってことです。それにしても微調整が効かないビルだなうちの事業所は。
やっぱり地球は温暖化しているのかね、と思います。もちろん1日の気温を見てそういう判断をしているわけではないですが、アル・ゴア氏に教えられるまでもなく、自分の今までの経験からしても降雪日数は明らかに減っているし、なんだかまずい状況ですな。早寝早起きで節電すべきか..

★07年2月1日
ニンテンドーDS
会社帰りにヨドバシに寄って、ニンテンドーDSの「200万人の漢検」と「みんなのDSカーリング」を買ってきました。この2本で4000円ほど。安いなぁ。不人気なのか、開発にカネかけてないのか??。
で、早速やってみましたが、まずカーリング。難しい。カーリングというと、あのブラシでシュコシュコやるのが印象的ですが、どうも投げる段階で相当決まっているような気が。んでもって何で私、初戦でノルウェイなどという超強豪とやってんだ??(笑)。なにせノルウェイ、あまりにも上手くて、全然シュコシュコしないんですよ。もう、投げるだけで上手いところに行ってしまう..こっちは、全然狙ったところに行かない上に強弱もデタラメで、挙句にノルウェイのストーンをど真ん中に弾いてあげてしまいました。こりゃダメだ。練習が必要です。頑張らねば。
漢検は、とりあえずちょっとやったところで息子が泣き出したので中断。真夜中過ぎてからやろう。

★07年1月31日
講演会
同志社大学 専任フェロー・長岡技術科学大学の湯之上 隆氏の講演が会社であり、聴講しました。氏は日立製作所、エルピーダメモリ、半導体先端テクノロジーズ(Selete)でドライエッチングの技術者として働き、いまは社会科学者として教鞭を取られています。氏が半導体技術者として働いていた時期は日本のDRAMが絶頂期にあったときから、坂を転げ落ちるように衰退していく時期にあたっており、講演では、なぜ日本の半導体が凋落したか、韓国などのメーカとの違いを例に挙げて分かりやすく説明してくれました。内容については大まかに書くと、
〜〜
・昨今流行っている「イノベーション」とはどういうことか。
⇒ただ技術革新と訳していると道を誤りやすい。消費者に受け入れられる新しい技術開発のこと。高spec、高品質を目指すものでは必ずしもない。使いやすい、安い、などの特徴があって新たな市場を創出するようなもの。
・日本の半導体メーカは技術的に優れているが..
⇒要素技術(例えば微細加工)に優れるが、全体のフロー構築に甘さがありそう。また、製造装置を特注し高いものを買いすぎていないか。精度を第一にしてスループットを後回しにしていないか。
⇒新技術を導入することに熱心だが、一方で昔ながらの根拠が薄い処理工程が残っていたりして、それを削減するというところに考えが至っていない。
・日本人の言う「技術」と欧米・アジアで言う「テクノロジー」に意識の違いがありそう。
⇒日本人は「わざ・すべ」と文字通りに考えているような節がある。それで手法に拘り過ぎていないか。テクノロジーとは、科学と工学と社会的な需要によって生み出された結果、だという。
・サムスンのメモリ事業の開発体制、人員構成、賃金など。
・欧州の企業での情報・手法の共有化の話。
〜〜
とまあ、かなり耳が痛い内容です。中に出てきた「ピーターの法則」*には笑ったけど、シャレになっていない可能性も..
サムスンの開発体制の話では、ある世代のプロセス構築を行う集団は、開発が終わるとそのまま工場に転勤して量産の面倒を見るのだそうです。なるほどこれは責任重大だし、知っている人が立ち上げるというのは理にかなっていますな。また、工場のオペレータは女性で、平均年齢26歳、平均年収が日本円換算で600万円にもなるエリートたち。一番高給なのはマーケティングで、メモリだけで230人もいるというから驚きます。どういうものがどこで、どのくらい、いくらで必要とされているかの情報収集に長けているとのこと。あー、これはね、まずいっすね。うち、量産したら全然数量でないとかあるもんなあ。
そもそも、韓国は人件費が安いから、なんていう時代はとっくに終わっているんですよね。やり方の問題なんでしょう。また、韓国とてずっと上手く行くかどうかは分からないわけで。湯之上氏は、東芝に、業績が良い今こそ何かを変えなければならない、と何度も口にしました。そうですね。業績が良いと、そのときの手法から脱却できなくなるし、忙しさにかまけて新しいことを考えなくなる可能性があるんで。肝に銘じます。

* ピーターの法則:詳しくは検索してみて下さいね。
1.能力主義の階層社会において、人はその人の能力の限界まで出世する。
2.ある階層に到達した人は、その階層で無能と化してとどまってしまい、こうして全ての階層が無能の人で占められる。
3.その組織の仕事は、まだ出世していない有能さを残した人によって行われる。
〜〜
↑これは、新しく採用する人が考慮されていないのでは、と思う一方、近年まで不況で新卒採用をしていなかった日本の半導体業界においてはちょっと笑えない状況。

★07年1月30日
タイトル と 携帯
日記にタイトルをつけようかと思いつきました。いや、mixiの方でつけているので別段いま思いついたというわけでもないんですが、今年分からこういうことにしました。
それにしても、日記の更新が滞ってしまいました。写真のアップはけっこう頻繁にやっていましたが。先週は出張は1回(1泊)で、今週は無し。一息ついている、といったところ。ちょうど写真の現像上がりもなくて、さらに更新ネタが途絶えています。ま、こういうこともあるということで。
ところで、携帯電話を更新しようと考え始めています。今使っているのはドコモもNM502i(ノキア)でして、これはもう6年9ヶ月目に入っています。こんなに長く携帯電話を替えずに居る人はそうそう居ないのではなかろうかと思いますが、表示文字数が少ないし、日本語のフォントがいまいちだし(なので、メニューは英語表示にしている!)、白黒2階調って、要するにドットが点灯するかしないかだし..まあ化石ですよもう。ただ、小型軽量で、持ちやすいし通話品質もまあまあなので、気に入って使ってはいるのです。最近、ドコモから電池のサーヴィスも受けて充電を頻繁にする必要もなくなったし、ひょっとしたら10年いけるか、などと思っていたのですが、どうも、配偶者Sが機種更新したのを見て、気になって仕方がないんです。表示がきれいで文字数も多く、サイトやメールが見やすいのは羨ましいのですよ。NM502iでは一般サイトなんて絶対見られないし、携帯サイトだって写真はボツボツのドットですからね。おかげでパケット料は安いものです(笑)。
それで、何に変えようかというと、ソフトバンクの705NK。またもノキア。これはスライド式ではなくストレートで、世界各国で使えて
(当面、この装備に使い道はないが)カメラもわりと性能がよくて、その代わり若干分厚くて持ち重りがする機体です。デザインや手触りはなかなか。パケット定額はあるけど、PCサイト閲覧はノキアの専用サーバ(?)経由になってそれは定額の対象外、といういかにもアレな制約があったりしますが、PCサイトはまあ見ないからいいや。というわけでほとんどこれに決めかかっています。昨日、ドコモポイントを処分してカタログギフトに換えたので、それの到着待ちであります。それで何か高級食材をもらったら、ドコモから移る予定です。
705NKのユーザで、おもしろい写真を撮る人のblogを発見。

http://utsubobune.exblog.jp/

★07年1月20日
東芝フィル練習
今週は出張ばかりでさすがに更新が途絶えておりました。今日は新たにスキャンしていくつか写真をアップしました。けっこう眠いんだけど、こういう作業は楽しいですな。
今朝は、東芝フィルの管分奏だったのですが、起きたら12:45になっておりました。目覚まし時計の電池を替えて、万全のはずだったのに。午前の分奏どころか、午後の合奏にも遅刻という体たらく。合奏に参加して楽器の調子はまあまあ良かったのが救いです。練習後は久々に飲みに行って、宴会中少し寝て、スッキリしたところでお開き。家には22時ごろ帰ってきたら家族は実家にもう1泊しておりました。昨日から帰っていたんですが、今日もか。もっと飲んでくればよかった..

★07年1月19日
右か左か
..エスカレータで歩かない場合どっちに立つか、です。よく、関東は左、関西は右って言われますが、何年か前に仙台に行ったら右に立ってました。そして、今日福岡に行ったら、左に立っていたんですね。うーむ、これはどういうことなんでしょう。そういえば、今週名古屋に行ったときは大体左っぽかったような気がするが右にも何人かいたような。だれか、こういうの調査してないかね。面白そうなんですが。
ところで、今日の福岡は、福岡に用があったわけではなくて、大分出張の帰り、大分発の航空機に間に合わず、福岡回りで帰って来たのです。前は北九州を何度か使いましたが、北九州のスターフライヤー航空は会社の出張システムでは予約できなくて、自分で買って清算する方式なんです。すると、時刻が不確定で結局キャンセルしなくてはならないという事態になると、払い戻し手数料が発生しちゃうんです。それはもちろん理由を言って会社に経費を申請すればいいんでしょうが、イレギュラーを好まないのが勤労部門の人の常なんで、そういう面倒は避けたい。というわけで、回数券扱いで何度キャンセルしても手数料がかからない、システム上から取れる一番遅い飛行機、それがJALの福岡便なんです。今日は臼杵というところに居てお客と会議をしていたのですが、福岡21:40発に間に合うためには大分を18:43に出なければならず、臼杵の工場をその1時間前に発つ必要がありました。しかしお客も工場に来る機会はあまりないから、会議は延びに延びて、大分駅に着いたのが発車5分前。大分市内が渋滞していてえらく気を揉みました。小倉まで特急ソニック、小倉から博多まで新幹線、そこから地下鉄で2駅、福岡空港って便利なところにありますなぁ。21時ごろ着いたらレストランは閉店しており、搭乗ロビイの喫茶コーナーでカレーを食べました。羽田は20時には閉店し始めるからまだマシか。んで、家には0時10分ごろに帰って来たというわけです。
ずっと音楽を聴いていた(離着陸は除く)のでまずまず快適でした。ソニックの車内ではうつらうつらしながら「画家マチス」を聴いていたんですが、小倉到着直前に3楽章最後の金管のコラールが鳴り響き、無事下車できました。偶然だけど、ありがたかったです。

★07年1月13日
ひまオケ初錬
新年最初の練習にして、シーズンの初練でもあります。曲は、「コシ・ファン・トゥッテ」序曲、ベートーヴェン/「献堂式」序曲、シューベルト/グレイト(えーと、7番ってのが公式か?)です。どれもC-Durです。昨年、オールEsプログラムをやって味をしめたのか..まあそれはともかく。
ベトベンは疲れる..もー終わりそうで一向に終わらないし、ずっと吹きっぱなしだし。序奏が終わった後のファンファーレはカッコいいが、その後がどうも上手くまとまらないですなぁ。
グレイトはなかなか面白い。これはちょっと萌え、いや燃えてます。1楽章の最後でファーッレ・ミー と吹かせてくれるともっと嬉しいんですが(これが実現しても私は2ndだから関係ないんだが(笑))。指揮者にマーラー版のCDを貸して啓蒙しておきました(マーラー版ほど出番はなくてもいいすけど)。さておき、2ndは低い音のタンギングの練習になりますね、この曲。1楽章はかなりぶいぶいやらせてもらいましたが、4楽章ではちと疲れが。ペース配分も考えなければ。2楽章で、低いミの音があるのに気付かず、C管(最低音はファ#)だけで来てしまい、やむなく主管をぐいと抜いて吹いたら案外何とかなるもんです。うん、これでいいかな。
ここのオケはあと半年練習があるのでスローペースだけど何とかなるかと思います。あとはアレだな、定期の前日にやる子供向け演奏会を、片手間でやらないように準備期間を去年より長く取って欲しいところです。

★07年1月12日
早速出張に
ノイズキャンセリングヘッドフォンを持って、神戸に行ってきました。いやー、効果はありますね。電車の中でシューマンのP協の2楽章がすんなり聴ける。これは驚きです。しかも、MP3プレイヤのvolumeを下げて。前は、周囲の雑音で聞こえないのでムダに上げていたんですよ。それがなくなったということも効果の一つ。
ただ、側圧(耳への圧力)がきついですね。私の頭が大きすぎるのかも知れないが(笑)。これは、そのうち耳padの形が変わってきたりして慣れるのだと思います。
というわけで、来週も出張に持って行きます。来週は大分に2回、名古屋に1回。事務所にいるのは1.5日だけです..

★07年1月11日
AKG 28NC
今年の誕生日プレゼント配偶者から誕生日のプレゼントをもらいました。今月、明日から3週でのべ8日(ひょっとすると10日)の出張があり、飛行機やら新幹線やらとにかく乗りまくりなので、ノイズキャンセリングヘッドフォンを所望。パイオニアから12月に出たばかりのにしようかと思ってましたが、どうも大きくて持ち歩くにはちょっと。というわけで、そこそこ小さくてデザインもよさそうなAKGのK28NCにしました。量販店では高いのですが、サウンドハウスという店で安く買うことができました。ノイズキャンセリングとは、周囲の雑音に対して瞬間的に逆位相の音を発生させてノイズを低減するものです。早速家で試しました。換気扇やPCのファンなどの持続音、特に中低域でブオーっといっているのはずい分減りますね。飛行機や電車の中ではこれは嬉しいですな。音質は、耳に入れるタイプよりはずっと良いですが、若干残響が強調され気味かな。たぶん、戸外や移動中に聴くことを前提にチューニングされているのでしょう。
というわけで、強力な出張用アイテムが手に入りました。感謝感謝。明日の神戸出張が楽しみです。

★07年1月8日
不惑
..今日からそういうトシなんだそうですが、まーどう考えても惑いまくりの40歳です。
昨日飲みまくったので昼近くに起きて、昨日の宴会料理の残りで昼食、その後三浦半島の先、城ヶ島にドライヴ。強風でぐらぐらしながら写真を撮っておりました。昼に起きているから当然、日は傾いており、いっそ日没までいるかというわけで、私だけ単独で撮影続行、配偶者Sは息子Sを連れて車の中でオムツ替え。それにしても寒かった。私は寒いところで独り、撮っているのが苦にならない質ですが、あまりの強風に涙が出てファインダーが覗けなくなり、最後の頃は三脚に覆いかぶさるようにしてカメラを抑え付け、ファインダーを覗かずにひたすらシャッターを切っていました。
川崎に戻り、ラゾーナで食材を買って夕食。チーズに赤ワイン、が最近どうも気になるので、昨日の宴会に引き続き、今日もカマンベールを買って帰りました。夕食はホワイトカレーにハンバーグ。子供みたいなメニューと言われそうですが、好きなんですよ40にもなって(笑)。赤ワインは家に置いてあった、たぶん調理用として買ってきたと思われるメルシャンの安い赤で、飲んでみたらずいぶん甘かった。甘いついでに、レモンビールも飲んでしまい、今日も酔っ払っております。ピルスナー・ウルケルも買っておいたんですがもうこれ以上はお腹に入らないので明日以降に。
あー、今風呂入ったら酒が回って大変なことになりそう。少しネットでも見て回ってから寝よう..ってこれはいつものことですが。

★07年1月6日
クリスマス・オラトリオ
演奏会に行ってきました。知り合いのTN氏、HN氏がナチュラルトランペットで出演しました。
幼児がいるというのに新年早々ほったらかし。配偶者には申し訳なし。
J.S.バッハ「クリスマス・オラトリオ」第1-3部 (第4-6部は1/7に)
指揮:淡野太郎
ユビキタス・バッハ
ハインリヒ・シュッツ合唱団,メンデルスゾーン・コーア
日本キリスト教団 本郷教会礼拝堂
さて、演奏会にはギリギリに到着し、礼拝堂入口に着いたときにタクトダウン。最初からトランペットがバンバン鳴る曲ですが、ナチュラルトランペットなのでそんなにキンキラキンにはならず、なかなか良いバランス。トランペットとティンパニはオルガンがある2階に居るようです。礼拝堂は狭く、1Vnが2プルト(4人)の小さなオケですが音は少々飽和気味かも。コンマスの方がもう張り切って弾いていて視覚的にも圧倒されました。
第1曲を入口で立ったまま聴いていたのですが、さらに数人遅れてきた人が入口に立つ状態だったので、第2曲で2階席に移動しました。2階席は元々礼拝の人が入るというよりオルガンと聖歌隊が入るところのようで、行ってみたら席はあんまりなくて、入口を入ったらいきなりTNさん、HNさんとバッタリ。す、すみません..とはいってももう1階にはスペースもないし、ここで聴くことにしました。オルガンの脇にベンチがあったので、それに座って終演まで聴いておりました(休憩は無し)。
合唱は36人ですが声量も十分で、良い合唱を聴かせてくれました。各部のソロは合唱の中から独唱の人が出てくる形式で、昔はこうだったんでしょうね。突出したソロという感じがしなくて、これもアリかな。第2部では合唱の一部が2階に上がって来たりして、いろいろ変化もあって楽しめました。
管楽器では、トランペットが超絶に難しいので、出番があるところは常に手に汗握る場面ですが、TNさんの高音はホントにきれいで、安心して聴くことができました。バッハは、どの曲も自分でやってみるとその難しさが実感できます。はっきり言って、普通に聴けるレヴェルにならんのですよ自分だと(笑)。ま、それはさておき、他はオーボエ・ダ・モーレ、オーボエ・ダ・カッチャを含む4人のオーボエ陣、良かったです。4人で合奏しているときの渋くも暖かい響きはバッハならでは。いいですねこれ。
そういや、オルガンはたいへんですね。どの曲もほとんど弾き続けなければならず、譜めくりができないので1曲ずつ、全ページを縦横に連結して1枚にしていました。多いのでは7ページくらいをまとめていたのではないでしょうか。譜面置き場を演奏前・演奏後の2つ設置し、そこに曲順に並べて、1曲ごとにサッと譜面を入れ替える。すごい。トランペットではありえない(笑)。
とまあ、あっという間に1時間半が過ぎて、終演。雨は上がっていて、西荻窪駅までゆっくり歩きつつ演奏を反芻しておりました。

★07年1月1日
謹賀新年
明けましておめでとうございます。
新年1日から更新しました。幸先の良いスタート..か?
ともあれ、今年も宜しくお願い申し上げます。



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