管理人の独り言
07年4月-6月


★07年6月30日 缶ワイン
7月1日は会社の創立記念日でして、今年は日曜ですから事業場ごとに本日にずらしたり、明後日月曜にずらしたりしてイヴェントなんぞをやっております。この日は午前中だけ出勤で午後は「勤務免除」という扱いなのですが、その代わりフレックス勤務で朝遅く来たらダメってことになってます。今年は特に、土曜だしもう面倒だから最初から休暇を設定しちまいました。その場合、休暇は半休ではなくて一日でなければならないんですが、その理屈は「会社が『免除』してやっているのだからその分を含めて休暇にしろ」ってことです。ま、なんでもいいけどね。
そして、午後の『免除』の時間帯には周辺の住民の方々も自由に出入りできる祭りが開催されるのです。私は休んでしまったので、自分の事業場の祭りには行かず、配偶者の所属の事業場(小向工場)の祭りに行ってきました。歩いて約40分のところでして、息子はベビーカー。今年は桜塚なんとかというセーラー服着たヘンな人が来ていましたが、ハッキリいって私にはこの人の面白さが全然分からない。この人目当てでけっこうな人が来てらっしゃったようで、広い工場の広場が人ごみで埋め尽くされておりました。残念なのは、そこかしこから漂うタバコの煙。ある程度の人ごみになると、本当に煙いですね。朝、川崎駅からの通勤の人の列も煙いんですが、それよりひどかったような..缶?
構内には模擬店がたくさんあり、コロッケカレーが美味しそうだったので買ってみました。コロッケは牛肉コロッケじゃなくてイモだけだったのでたぶん偽装はナシでしょう。その後、ふらふら歩いて買ったのが表題の缶ワイン。初めて見ましたが前からあったんでしょうか。ワイン自体はなかなか濃厚でよかったのですが、不思議なことに、全然気分が乗らないですねこれ(笑)。ビールは缶でもいいのに、ワインはダメというのもおかしいんですが、やっぱり缶の飲料はガバっと飲むためのものなんでしょうかね。
それにしても、イヴェントのPA音量がものすごかった。会場の前の方だと、息子は半泣き。なので、早々に退散しました。ワインの酔いを醒ましながら、また帰りも40分の散歩。健康にはよかったと思います。

★07年6月23日
北欧4ヶ国12日間
って、私が行くわけではないです..
今日行った名古屋の仕事の、中部支社の営業さんの話。お客のお盆休みの前後に有給休暇をくっつけて12日間で北欧4ヶ国を回るというのですが、行き帰りの航空券に宿、各国の移動、食事、全部ついて一人60万円也!..かみさんと行くでしょうから120万円+買い物費用など、すごいねぇ。うちだとこういうツアーには参加しないでしょうし、そもそもお盆に行かないでしょうね。でもお盆(あるいは客の休み)にしか休めないのが前線営業のつらいところ。それでも12日も休むという決断はたいしたものですよ。
それにしても、夏の間、どこでも好きなところで休むという風潮には、なかなかなりませんな。うちの事業所では7月中旬から9月中旬までのどこかで約1週間(土日2回含んで9日間)の休みを設定することになっていますが、皆、結局取るのは7月下旬か、お盆。お盆はいいとして、7月下旬というのは以前うちの事業所でよく設定されていた夏休みの期間でして、たぶん皆さん、その時期は休むものだと体が覚えているらしい(笑)。
私なんぞはひねくれ者なので、休みはせいぜい3-4連休程度にして、皆と一緒には休みません。夏は旅行が高いし、道路が混むだけだから。ま、昨年は配偶者Sが臨月だったし、今年は息子が小さいから遠出することもない、という理由も加わっております。
とにかく、休めるときに自由に休めばいいと思うんですけどね。客商売だから休めないとか、自分が居なくちゃこの仕事は進まないとか、そりゃいろいろ理由はあるでしょうが、どこかで思い切って休んでみてもいいんじゃないかと。

★07年6月23日
なんと採用に
TVK(テレビかながわ)の、18時からの放送を録画しておりました。先日聴いた横浜交響楽団の演奏会の模様が放映されていたのです。NHKの取材より時間も長いし、作曲家小船幸次郎さんの話もけっこう出ており、バランスが取れた構成になっていたように思われます。
と、努めて冷静に書いているのですが、インタビューがしっかり映ってしまいました。私は声が通らないんで、補助の字幕つき(笑)。しかも噛みまくってました..一部、カットもありましたが意外にこんなコメントを使ってくれるとは、さてはあまりネタがなかったのかと(笑)。
配偶者が、何度も繰り返し見て笑っておりました。

★07年6月22日
朝日ソノラマ
9月で解散だそうで。
出版物で私が買っていたのはカメラ関係の本だけなのですが、それも最近はネタ切れっぽかったし、そもそも写真を語るには印刷の質がねぇ、という感じもありました。あ、写真を語るんではなくて写真の雑誌だったのかも(笑)。ま、カメラオタクの世界って、そういう方向だからな..
ちょっと心配なのは、オリンパスの米谷さんが書いている自伝の今後。OMまでは単独で出版されたのだけどその後は続いているんだったっけ。最近カメラレビュー買わなくなって状況が分からないですな。
刊行物は朝日新聞社が引き取るそうですが、ある程度の取捨選択はされるのかな。どうなることやら。

★07年6月21日
首都圏ネットワーク
先日行った横浜交響楽団の定期の模様がNHKで放送されたので、録画して見ました。既に横響の方が日記に書かれていますが、舞台裏を知らない一視聴者としての感想です。冒頭が渋谷の爆発事故の特集のようになっていたので、間違えてニュースを録画したのかと思いましたが、最後のほうで放送されました。見たところ、何も知らない人が見るにはこれもありかという感じですが、私は、もうちょっと小船さん(作曲家)のプロフィールとか、当時の横浜の映像などがあれば良かったと思いました。時間が限られていたから仕方ないのかな。

★07年6月20日
久々に会社の飲み会
めったに職場のメンバーと飲みに行きませんが、今日は定年退職する方の壮行会ということで、私が幹事をやって飲み会を開催しました。幹事をやるのは、実に珍しいのです。オケ関係ではよくやっているのですが。それだけ、会社での人間関係が冷めているってことかもしれません。しかし、今日の飲み会は愚痴モードの人はいないし、楽しかったですね。こういうのも久々だったかも。私はmixiで愚痴こぼしてますが飲み会ではそういう話題には振りません。しかし、出張先で飲んだりするとどうしても愚痴モードがonになってしまう人がいるんですね。それがイヤで、よく飲みの誘いを断っているのです。今日のメンバーは健全でよかった。これは、また飲みに行ってもいいな。
というわけで、珍しく気分よく帰って来ました。

★07年6月19日
フヒモリ氏
ペルーではJをジとは読まないのでフジモリはフヒモリって言うそうですが、それはともかく。
国民新党、いくらなんでも参院選の候補ってのは無茶では..
もう何でもアリ状態だなあ。

★07年6月18日
最近また不調
写真撮る気がしない..
とりあえず10日かけて1本終わりそうな感じ。うーん。

★07年6月13日
横響599回定期
今回は純然たる客として、です。
前回エキストラ参加して公演のDVDをいただいたのですが、再生できなかったので、代わりのをくれという図々しいお願いをして、そのDVDを受け取りついで(?)というわけでもないですが、元々シベリウスの1番が好きなので、行ってきました。

シベリウス/交響詩「エン・サガ 」
小船 幸次郎/組詩曲「横浜1947年」
シベリウス/交響曲第1番 ホ短調
朗読:西川 絵菜
指揮:甲賀 一宏
横浜交響楽団

エン・サガはCDを持っているはずですがほとんど初めてに等しいですな。シベリウスらしい寂し〜い曲です。弦楽器に弦4本を移弦しながらのアルペジオがあるのですが、これは本来全員同じ方向なんですよね?。いや、途中で完全に反対になっている人がいて、なんですかね、車のウィンカーの点滅が前の車と自分の車で一緒になったりならなかったり、って感じで、徐々にずれて、元に戻って、という現象。曲をほとんど知らないのであまり間違った感じはしなかったんですが。
2曲目の「横浜1947年」は詩の朗読とオーケストラの競演というのか、不思議な曲でした。音楽自体は親しみやすい感じがありますが、朗読(マイク使ってます)とバランスがとりにくいですねこれ。曲はよかったけど、終曲がえらく短くてびっくりしました
(これは曲の形式を勘違いしていたことが後ほど判明)
休憩時間はずっと寝てました。そして体力回復してメイン曲に。冒頭のクラのソロのあと、2ndVnがチャカチャカチャカチャカと刻みで入るところ、もっと音量欲しかった。その後の1stVnも。全体に、弦楽器が薄い感じがしましたね。あ、これは、先日某所でフィンランド談義をしたときに「フィンランドのオケの弦はよく鳴る」ってことでへんに期待しちゃったのかも。全曲通じて弦楽器は少し物足りなかったです。逆に、Hrが大きいなあ。きれいな音で存在感が十分あるのに、音を割る寸前。これは残念。Trp・Trbセクションはなかなか良かったです。mixi仲間のNさんがTrpの1stでしたが「ミシミシっ」ってきっちり聴こえてました。音もきれいでした。あと、Tubaはいいですね。シベリウスのTubaは独特でいいっす。きっちり吹いていたし。
4movの盛り上げ方は難しいですね。これは最初にCDで聴いたとき「え、これで終わり?」と思いましたから。聴きこんでだいたい「終わり方」を学習(笑)したので、今日は戸惑うことはなかったですけどね。ブラ4とこれは実際難しいと思います。
終演後、ロビイで展示(横響75周年と小船幸次郎生誕100周年)を見ていたら、TVK(テレビかながわ)のインタヴューにつかまってしまいました。あー、何答えているんだ私。たぶん、声が通らないから不採用でしょう。たぶん、おそらく..不採用であって欲しい

★07年6月9日
DNPセンチュリア
大日本印刷(正確にはDNPフォトマーケティング)がコニカミノルタの写真材料関連の事業を引き継いでいるのはご存知の方も多いと思いますが、「センチュリア」というブランド名も引き継いで、先日、35mmフィルムを売り出しました。以前から写真用の印画紙は出していた(たしか、製造ラインも引き継いで)のですが、今回のフィルムはコダックのOEMだそうです。たしかに、米国製とあるし、フィルムケースもコダックそのまんま。早速現像した人によると、フィルムの枠外にある文字もコダックの様式だとか。コダックは現状でもフィルムを売っているので、DNPセンチュリアを買う必要はあまりないのですが、なんと価格が違う。コダックより安いんですよ。ヨドバシで感度100の36枚撮りが230円、感度200が220円。コダックの感度100は10本で2440円だから1本ではもっと差があるはず。これで商売になるのかね..「写真の入口から出口までやってます」というアピールにはなるけど、廉価な種類だけしかラインナップされていないし、ちと疑問です。ただ、国内ではほぼ壊滅状態である感度200ネガがあるのは嬉しいです。というわけで、1本買ってきました。コダックも200は量販店には置いていないので、案外貴重かも(笑)。

★07年6月9日
終日静養
今日は練習がないので家飲みでも企画しようかと思っていましたが、配偶者Sに結婚式2次会の予定が入ったので、夕方からは息子Sとお留守番です。息子を抱いて写真撮りに散歩でもしたいけど、天気が悪くなるのは確実、それで息子とカメラを抱えているというのはろくなことにならないだろうから、家で静養していることにします。
今、左手で眠っている息子を抱きながらこれを打ってますが、片手だとキーボードが非常に打ちにくい!。ひょっとすると、こういう場合は携帯の方が早かったりして(笑)。
なぜこういうことになるかというと、息子は眠りが浅いときは横にするとたいへん怒るんです。所謂「抱き癖」かもしれないけど、まあそのうち離れていくものでしょうから、かまわず抱いています。

★07年6月7日
ナチュラルトランペットのオフ会
別の事業所で、現地法人(香港)の方を交えての会議がありました。ところが、会議途中にトラブル発生の連絡があり、もう会議どころじゃない状態。日・英・中が飛び交う会議室を後にして、関係部署の机を借りて仕事をしていました。ある程度めど立ったところで自分の事務所に戻り、またいろいろ調整。これではオフ会は遅刻ですな。
で、結局1時間15分遅れでオフ会に参加。肝心の基礎練習の時間は終わっていて、アンサンブルから参加しました。6人のトランペットアンサンブル、これが全然うるさくないんですよね。3曲ほど、A管が必要な曲があって、さすがにA管を持っている人はいないので、ロータリーTrpで参戦。う、なんか音がしょぼいよ私..やっぱり、ナチュラルに比べると、溶けない感じですね。ついでに音程も悪かった orz
最後に、Fanfare for St.Edmundsbury (B.ブリテン)、これがおもろいんです。ナチュラルでやっているのを見たのは初めてかな。てんでんバラバラにやっている3本が最後に収束していく様は実にカッコよいです。
21時に終了、山ちゃんに行くつもりが、残念ながら満席。近くのタイ・ヴェトナム料理屋に行きました。楽器・音楽談義をしながらの酒は、いつでも、だれとでも楽しいひと時です。23時過ぎに終了。
さて、明日は大分です。今日はそんなに飲んでいないので明日はさっぱり大丈夫でしょう。

★07年6月6日
モーツァルト・アカデミー・トウキョウ
東京文化会館の演奏会に行ってきました。日本モーツァルト協会6月例会、と言いますが要するに演奏会です。

タントゥム・エルゴ 二長調 KV197
女王、童貞聖マリアのためのリタニア KV109
ミサ・ブレヴィス ハ長調 KV258
主日のためのヴェスペレ KV321
指揮:坂本徹
モーツァルト・アカデミー・トウキョウ(MAT)
東京文化会館 小ホール

mixi関係の知り合いの方3人(Trp(ナチュラル),Trb(サックバット))と、別のところで知り合ったTimpの4人の顔見知りが出演していました。古楽器オケに少人数の合唱、総勢34人です。それでも東京文化の小ホールの舞台ではギリギリって感じですね。
曲は、全て、知らないものばかりです。しかしどれも良い曲だし、なんと言っても演奏がすばらしい。演奏前に精密にチューニングしてましたが、人数が少ない分、目立つってのもあるんでしょうね、だが念入りにやっているだけのことはありました。全体を通して緊張感が漲っているし、それでいて流麗。強弱やテンポの変わり方、溜め方がよく揃っていてどの曲も楽しめました。
トランペットは穴なしのナチュラルトランペットで、つまり上のファの音で補正孔を使わないというわけですが、十分良い感じで違和感なくハマっていました。しっかりスパイスも効いていたし、良かったです。サックバットは生で聴いたのは初めてかも。合唱やオケとの関係は非常に良好で、これは想像以上。これから、普通のトロンボーンじゃガサツに聴こえてしまいそうで怖いです。いや、現代のトロンボーンも上手くはまる方法はあるんでしょうけど。とにかく音がきれいで、速いパッセージも難なく、って感じでした。
ん〜、これは参った。こんな風にはとても吹けないや。ま、私は私のペースでがんばります。明日はナチュラルTrpのオフ会。練習して、飲んできます。

★07年6月2日
東芝フィル練習
常任指揮者が初めて来る練習でした。私はベトーヴェンの4番の1st。調性がB-Dur・Es-DurですからB管で、久々にB管のロータリーTrpです。なんと、03年秋以来3年半も使っていなかった..今日で今シーズンの練習は3回目ですが、ようやくちょっと調子がつかめてきたか、といったところ。最近ナチュラルTrpで練習しているのでモダン楽器の管が長い短いではあまり困らないつもりではいたのですが、どうもこの楽器(シェルツァ)はクセがあって慣れるのに時間がかかるような気がします。実のところ、自分の練習不足なんですがね(笑)。
それはさておき、練習は楽しくできてます。4番はいい曲だし、高い音ないし(笑)。シェルツァでの練習も増やして、きれいに決めたいと思っています。

★07年6月1日
不調といいつつ
フィルムのほうで2つほど写真のアップをしました。1本撮るのにけっこう時間がかかりましたね。でもだんだん撮る気が戻ってきたような気がする。
最近、川崎氏の温水プールに行くようになりました。今週は水・金と2回。ごみ処理場の余熱利用施設で、設備としてはただの25mプールですが、とりあえず大股にぐいぐい歩いたり、泳いだりを繰り返しています。ここのところ夜は寒いほどですが、着替えて外に出て、風に当たりながら帰ってくるのは格別な気分です。しばらく続けようと思っています。

★07年5月28日
不調
ここのところ、写真関係は不調です。なんだか撮る気がしないんですよねえ。しばらくほっとくか..

★07年5月26日
小川典子&エヴェリン・グレニー
会社のオケの練習後、ミューザ川崎に演奏会を聴きに行きました。ピアノとパーカッションのアンサンブルです。

アンサンブルシリーズ2007 第1回
Per:エヴェリン・グレニー
Pf:フィリップ・スミス
Pf・解説:小川典子
J.サーサス/ドラム・ダンス(グレニー、スミス、小川)
M.シュミット/六つのミニチュア (グレニー)
A.ピアソラ/「デカリシモ」「リベルタンゴ」(スミス、小川)
N.ジヴコヴィッチ/ソナタ風に(グレニー、スミス)
L.H.スティーヴンス/リズミック・カプリス(グレニー)
S.ライヒ/クラッピング・ミュージック(グレニー、小川)
J.サーサス/断章 (グレニー、小川)
C.サンサーンス/白鳥(グレニー、スミス、小川)
A.マッソン/プリム(グレニー)
菅野由弘/アース・ストリーム(グレニー、スミス、小川)

と、曲を並べても白鳥以外は現代曲で、さっぱり知りません。でも、聴いてみて思ったのは、こういう曲は「分からなくてもいい」ってこと。リズムというものは頭で考えてここがどうこう、というもんじゃないのかな。聴いているうちに、何となく入ってくる気がします。むろん、それには演奏者たちの高度な表現力が寄与しているわけです。
舞台には大きなマリンバ、ドラムセットが2つ(座って演奏するものと、立って演奏するもの)、そのドラムセットにはグロッケンとヴィヴラフォンがそれぞれセットされています。さらに、座布団に座って演奏するための道具が1セット、小太鼓が単独で1つ。ピアノは半ば客席に背を向けるような方向で下手に設置してありました。グレニーさんは聴覚障害があって、腰に無線で音声が送られる装置をつけていました。そこにつながっている小型のヘッドフォンで周囲の音を聴いているようです。そこに音を送り出すためか、マリンバやグロッケンなど、比較的音量が出ない楽器にはマイクが置いてあり、音をミキシングして飛ばすセットが、私の座っている2Cブロックの後方通路に置かれていました。実はこれが問題でして、冷却のファンがうるさいのです。ドラムセットが鳴っているようなときは問題ないのですが、マリンバの幽玄な和音が響いているときに、ブーンと騒音が。ここ、S席の一番良い場所なんですけどね。最も気になったのは、スネア単独の曲(プリム)で、何分にも感じられる長いロールがありまして、これが非常にゆっくりと、音を小さくして行くのです。客の期待や想像を大きく上回る(下回る?)ほど、どんどんと小さくなるのです。しかもロールの粒はフォルテシモとまったく変わらないという驚くほどの技。その、かすみそうなほどのデクレシェンドの終わりが、ファンの音にかき消されてしまいました。幻滅です..周囲に配慮がない音響さんほどイヤなものはないですね。
それはともかく、迫力のドラムもすごかったけど、マリンバの色々な技にも驚いたなあ。バチの種類で別物のように音が変わるし、バチの柄で叩いたり(弦楽器のコルレニョみたいな音がする)、バチを横にして6度の重音にしたり。
「クラッピング・ミュージック」(拍手だけで演奏する)では小川さんが初のパーカション演奏、とのことでしたが見事なものでした。次の「断章」では逆にグレニーさんがピアノを弾く(連弾)という趣向で、これがまた奏者の間を同じ音型が移り変わって行くという、奏者の個性が出まくってしまう難曲。しかし、小川さんからグレニーさん、その逆、どちらも、完全に合っていました。試しに目をつぶってみたけど、まったく区別がつきませんでした。
「白鳥」はもともとチェロの曲ですが、そのままの調でマリンバに移植されていました。マリンバは持続音は連打で演奏しなくてはならないのですが、音のつながり方が絶妙でした。片方の手が先に次の音の位置に移動して、残りの手が後からついていくのがスローモーションのようにゆっくりに感じられるのが不思議です。しかし、音の飛び方が広くても全然切れ目がないんですよね。曲全体の盛り上がり方も自然で、曲自体が単純なだけにかえって隅々に気を遣っている様子が見えてすばらしかったです。
と、1曲ずつ感想を書いていると夜が明けそうなのでここらでおしまい。アンコールはグレニーさんで、熊蜂の飛行。もう言うことなしの演奏でした。
客席は半分以下の入りで残念。良い演奏会だったと思います。

★07年5月22日
フライオンポイント
JALをよく使っています。マイレージをためるのに、JALカードも積極的に使っているのですが、先日、おかしなメイルが届きました。フライオンポイントが次のステイタスに近づいたというのです。マイレージは特典航空券などへの交換ができる、という客の引き止め策でして、それにはクレジットカードや協力店舗のポイントなども含まれます。一方、JALとしては「飛行機をよく使ってくれる客」を優遇したいので、いろんなポイントが混ざってしまっているマイレージのほかに、飛行機の飛距離のみで計算するフライオンポイント、というのを設定して、それが一定の数字になったら、翌年はボーナスマイルがつくとか、ラウンジが使えるとか、そういうランクアップをするのです。だから、今年14回しか乗っていない私に、ランクアップの通知が来るわけがない(大分線なら50回必要)。おかしいと思って明細を見たら、フライオンでもボーナスキャンペーンをやっていたようです。しかし、しかしだ、フライオンはボーナスと関係ないのが本来の設定趣旨ではなかったか??。しかも規定の3分の1で達成させてしまうなんて、なんだかねぇ。
いや、それだけ客の確保に必死なのだと思いますが、ケーキ屋が5時から特売をするとその時間帯しか売れなくなる、といった例を見るまでもなく、ゲタをはかせてランクアップさせた客がそのまま居着いてくれるかどうか..それは今後のサーヴィス次第でしょう。
ちなみに、大分空港にはラウンジがありません。ラウンジ無料となるサファイア会員になっても、私の場合メリットは半分です。

★07年5月19日
新PC
買ってきました。
Faithというショップでして、実は前回(5年前)買った店と同じです。前回はBTOですが、今回は自作。自作といっても決まった選択肢の中から選ぶので、本当の意味での自作とは言えませんね。で、いまその簡易(?)自作機から書き込んでいます。いやー、簡易な自作ですが、そのマニュアルがえらく不親切かつ古いので、かなりの部分でアテにならないのには参りました。とはいえ、マザーボードにある接続部分ってのはそれほど種類があるわけではないので、何とか想像してつないでみた、ってところです。HDDがS-ATA接続になっていたのに戸惑いました..情けないぞ一応業界内なのに..
specは
CPU:Athlon64X2 3600+ 1.86GB
HDD:HITACHI-IBM 320GB 16M
SDRAM:5300DDR2 2GB 667MHz
DVDスーパーマルチ(いろいろ)
サウンド、videoはオンボード
FDDのところに11-in-1カードリーダ(これはけっこう嬉しい)
OS:Win XP home
で、総額67k円です。モニタは旧PCとモニタ切り替え機で交互に使う予定。
早速使ってみて思うに、早いですね。CPUはAMDのこのシリーズでは最廉価ですが、これで十分です。メモリもXP上限の2GBにしたし、これで写真の編集も楽になりそうです。
旧PCは、CDやDVDの焼き、延々プリントするとき、などに並行で使うようにするつもりです。あとはメイルとか。

★07年5月17日
寝まくり、そしてPC導入へ
昨夜、あまりに眠くて20時過ぎには寝てしまいました。30分経ったら起こしてくれと配偶者に頼んだけど、気付いたら夜中の2時半。よほど深く眠ったのか、すっきりしました。かといってここでPCに電源を入れると本末転倒なのは明らかなので、ちょろっと雑誌を眺めてまた就寝。
雑誌とは、PC雑誌です。PCについては全然詳しくないので、定期購読しているわけではないのですが、5年前に導入したPCで、デジタル一眼レフのRAWデータの処理に支障が出てしまったので、もう1台購入しようと思っています。それで、PC雑誌を買ってきたのです。できるだけ記事が少なくて広告だらけのやつ(笑)を探しましたが、昔あった電話帳みたいな雑誌はなくなっちゃったのか、あるいは丸善はそんな広告だらけの雑誌は置かないのか、ありませんでした。そこそこ広告もある雑誌を選んで買ってきましたが、いまどきって6-7万もあればけっこうなPCが組めるんですね(モニタは別で)。早速どこかにBTOか自作キットを注文しようかと。問題は、ソフトのCDがどこかに行っちゃったりしていること。探さないと..OSだけのPCになってしまう(笑)。

★07年5月16日
秋のGW
なにやら、文化の日付近に他の祝日を移動して秋にGWを作ろうという話が出てますが..個人的には不要っす。なぜ、休みを合わせなければならないんでしょう。旅行の単価が上がり、混むだけじゃないの。
秋は既には連休がいくつもあるのだから、無理して大型にしなくてもいいと思いますが。
しかしこうして経済効果があるから祝日集めよう、というのも、結局、個々の希望で自由に休暇を取る風土がないということなんでしょうかね。
普段土日に働いている人はこういう休みはきっかけになっていい、という話もありますが。どうかなぁ。

★07年5月12日
久しぶりの天狗
東芝フィルの初練習でした。
私の出番はベトベンの4番。序曲(ルスランとリュドミラ)、メイン(展覧会の絵)は降り番でして、その間は息子を抱いて散歩。
初練習ってのはハッキリいうと出来は悪いのですけど、なんだかワクワクする瞬間でもあります。ベートーヴェンの4番はいつかやりたい曲だったので、嬉しいですね。最初、シェルツァのB管にストンビのマウスピース、しかもえらく深いカップのをつけていったらブリブリ外してしまうので、途中で2段浅くしました(それでも標準よりは深めですが)。それ以降はまあまあ良かったかな。なぜあの深さにしていったのか今もって謎。3movはリズムに乗れないと全然ダメですねぇ。4movは各パート混乱の極み。ま、初回はこんなもんかと。
練習後、久しぶりに天狗に行きました。毎度、天狗で飲んでいるのです。なんでまあそんな安い居酒屋なんだというと、オフィス街にある居酒屋は土曜日は空いている、というのが最も大きな理由かな。楽器を含めると人員の倍近いスペースを取りますからね。ところで、天狗って、会社の人たちと行くと2000円程度で終わるのに、このオケのメンバーだと4-5000円はかかります(笑)。長々と飲んでいるから当然なのですが。以前は6000円くらいかかっていたんです!。それで、6000円を通貨単位「1天狗」と呼んでいたのですがね。さすがにトシとったかな..
で、今日は特別な催しがあったのです。VnのT君とHさんが結婚するってんで、経緯等を聞こうという。この二人、お人柄からして非常に意外なカポーだったのですが、しかし並んで座っていると案外見慣れてくるもんです。ん、なにはともあれ、お幸せに。

★07年5月11日
カシオペア浪漫
私は鉄道、とくに寝台列車が好きだったりするのですが、JR東の「カシオペア浪漫」という旅行のパンフレットをもらってきました。カシオペアとは、隔日で運行する上野−札幌間の寝台特急(オールA寝台)ですが、それを使ったツアーの特集というわけです。それで、一番最初に出ているツアーがなんと4泊5日一人あたり50万円!..お盆にヨーロッパに行けそうな価格。いやー、いくらカシオペアスイート(居間と寝室が別になっていてシャワー・トイレも専用)とはいっても、個室料金は1部屋5万円ちょっと、それに運賃、特急料金入れたって一人あたり4-5万円程度じゃなかろうか(帰路は航空機)。あとは3泊するホテルが豪華っていってもねぇ、と思ったら、道内全部ハイヤー移動!..そりゃ高いっすね。しかし、ずっとハイヤーってのも息が詰まりそうですよ。列車や船に比べると、車ってのは着席位置固定ですからね。ハイヤーの運転手はずっと観光案内しゃべり詰めなのかな??。
なお、上記パンフにはカシオペアを使って道内フリーってのも一応あります。通常の料金と違っていたりするのかどうかは調べていませんが、少し安かったり予約確保が確実なら、ツアーの意味もありそうです。50万のツアーなんぞにはもちろん申し込んだりはしませんが、いつかは乗ってみたい列車ではあります。

★07年5月8日
リハビリ
連休ボケで仕事のリハビリ、もありますが写真も、です。
まずは仕事。連休前はいろいろ、連休前に片付けなければと慌てていた案件があったのですが、今月になってみると「んー、それは10日でいいよ」とか、「前提を変えて見積もって」とか、非常にテンションが下がること多し..ま、ある意味、そんな後ろ向きの事務処理でもカネもらえるのは幸せなのだろうかと思ったり(笑)。でも、なんか成果がないのはつまらないですよね。ま、徐々に調子が戻るでしょう。
カメラの方は、オリンパスの新作デジタル一眼レフ、E-410がしみじみ良いカメラなので、すっかりそればかり使っていて、他がおろそかになっております。とりあえず、連休中に唯一使った銀塩機、マミヤ7のポジを2本現像に出して(といっても1本で10枚撮りだが)、さらに連休前からフィルム入れっぱなしだったペルケオEのポジも使い切って(といっても同じく12枚撮りだが)、明日現像に出します。これらのカメラはいずれも中判でして、6cm幅の大きなロールを使います。6×7cmなどの大きな画面を、ライトボックスで透かして見るのは非常にワクワクするのですが、デジカメで撮ったものはそのまま家に帰って19インチモニタでバーンと見られるわけで、たしかに、銀塩が減りつつあるのも分かる気がします。いやポジとデジカメの画像はまた違った味もあるんですが、利便性ではやはりデジタルでしょうから。でもまあ、趣味だから利便性だけでは語れないものもあるわけでして。まだまだ当分は銀塩からは抜けないつもりです。

★07年5月6日
横浜フィル定期と飲み
横浜フィルというアマチュアオケの演奏会を聴いてきました。先日出演したのは横浜交響楽団、こっちはフィルハーモニー管弦楽団です。
横浜フィルハーモニー管弦楽団
第57回定期演奏会
横浜みなとみらいホール 大ホール
指揮:長野 力哉
ワーグナー/楽劇「ニュルンベルクのマイスタージンガー」より前奏曲
ブルックナー/交響曲第7番
最初のワーグナーは、正直言って気が抜けているように感じました。こういう、大曲と序曲、という組み合わせは往々にしてそういうパターンになってしまうことがありまして、昔の東芝フィルの演奏を聴いてみても、やっぱり序曲はスカスカ(マイスタージンガーと第九)。難しいですね、テンションを保つのは。
一方、休憩後のブルックナーは非常に緊張感があって良かったと思います。特に1・2楽章。強弱の対比が良いし、いろんな楽器で方向性が揃っている感じがしました。トランペットは序曲でロータリーTrpを使っていたのに、この曲で突然ピストンに持ち替え。私個人は楽器の形式はともかくきれいな音が出ていればいいのですが、マイスタージンガーとこの曲で楽器を替える意味は判りませんでした。というのも、この曲の方がずっといい音がしていて、ピストンだから曲に合わない、なんてことは全くなかったからです。これならワーグナーもピストンでがっちり吹けば良かったのでは。
2楽章から登場するワーグナーチューバは、やはり特殊楽器ということもあって、慣れていない感じがありあり。んー、でもこれだけのために楽器を一揃え買って普段から習熟しておくというのはアマチュアには酷ですなぁ。まともな楽器を4台買うには数百万は要るでしょうから..
3楽章以降は多少、勢いに乗って演奏するところがあるわけですが、これは少し荒っぽくなっていたような気がします。金管楽器は少し疲れが出た様子。4楽章は何だか盛り上がりが足りないような..でもこの曲はプロの演奏聴いても、1・2楽章の深みに比べると物足りないんで、曲自体に問題があるのかと勝手に思ってます。そういう意味では、私は8番の方が好きだな。
終了後、上大岡に向かって、ひまオケのメンバーと飲み会。今日は本来練習日なのですが、特例で練習ナシとなっているので、ここぞとばかりに飲み会開催というわけです。17時から飲み始めて、21:45に終了。19時までサワー100円ってことで、いきなりライムサワーから始めるといういささか異例の注文をしておりました。22時半に帰宅。

★07年5月5日
極大射程
スティーヴン・ハンター(キングじゃないですよ)原作の映画が6月から公開になるようで。http://www.shooter-movie.jp/
この人の小説は好きで、かなり読みました。映画になると脚色というかほとんど改竄というべき変更があったりするのでこの手の映画を見るときは慎重になってしまいますが、今回はどうでしょうかね。今回の作品の原題は"Point of Impact"ですが、小説の邦題は「極大射程」、映画は「ザ・シューター」です。原題は小説の内容にかなり影響がある言葉なので、それからどんどん離れてしまっているのはちょっと心配です。ヒントを隠したいという意図ならまあいいけど。
それにしても、米国のこれ系小説って兵器オタクの世界に近いように思えます。トム・クランシーなんぞもそうですが、訳す人も大変なんじゃなかろうか。そういや昔、シャーロック・ホームズの「緋色の研究」を原語で読んだら、馬車の種別があまりにたくさんあって閉口しました..こういう知識って、日常会話とは隔絶した世界ですからね。まあ日常英会話もあまり知りませんが(笑)。
とりあえず、6月の公開を楽しみにしていましょう。

★07年5月4日
学会
会社のオケでは、ある団員の家に集まって飲むことを「学会」と称しています。つまり、音楽や映像を見ながら演奏の糧にする、というタテマエなんですが、まあハッキリ言って、ほとんど聴いちゃいません(笑)。飲むばかりです。以前は、団員で山登りとか(特殊な例として、私の新婚旅行のタンザニアに+4人っていうのも)をしていて、そのときの写真などをパワーポイントにまとめてプロジェクタで映していたりもしてました。最近は団員が集まって出かけることがあまり出来なくなっていますが、つまりそれは出産ラッシュだったってこともあります。久しぶりにお出かけイヴェントもしたいですなあ。
で、今日は大森の某所にて、焼肉をしたりして大いに騒ぎました。ラトル/ベルリンのマラ5とかかけますが、全然聴いちゃいない見ちゃいない。あの大音量の中、他の話題に興じるという精神力はなかなかのものではなかろうか(笑)。でも楽しいんですよねホント。
今日は私はカレーを作りました。皆に出すのは久しぶりだなぁ。
ここのところ、乳幼児が多いので、早めに切り上げています。通常だと、昼に開始して22〜23時くらいまでやっていますので、最近の19時台終了って早いな、と感じてます。

★07年4月30日
常任登場
ひまオケの常任氏、久々の登場でした。最近忙しくて、別のトレーナの方が来ていたのです。うちのオケはあまり上手くないですが、それでもトレーナのテンポが染み付いていたのか、常任氏の振りについて行けないところ続発。ま、常任氏も久々の指揮で、前と違ってたところもありましたが!。練習の最初の方では、うちの1stが遅刻(図書館に転勤になって日曜出勤)してきたので、私が1stを代奏していました。たまには1stをやるのもいいですな。
ところで、今日はTrbがフルになりました。正団員が1人、団友が2人、という構成。いいですねえ、グレイトはTrbがないとスカスカですから。Trbが3人そろうと、これはなかなかの量感になるので、指揮者から抑えて抑えてと何度も言われていたけれど、本当のところは、チェロやコントラバスがもっと居て、Trbが不自然でない全体の量感を作らなければならないんです。しかしチェロの出席者は1人で、コンバスは全滅(元々1人だが)。これじゃ、ちょっとね。団員募集は一応HPなどで告知しているんですが、なかなか応募がないですね。のだめブームで楽器をひさしぶりに弾いてみるか、ってな人いないのかな。
そうそう、のだめブームですが、なんだかどこものだめ登場曲の演奏会とかやってますね。集客も大事だが、どこのオケもやるようじゃ、それもなんだかな?と思います。それでクラシックを楽しむ人が増えてくれればもちろん良いことなのですが。

★07年4月28日
横響本番
横響の本番の日です。エキストラは、リハーサルに行ってもけっこうヒマです。演奏会当日というのは忙しいものですが、エキストラがあんまり積極的に動いたらなんだかウザいだろうし、楽屋や客席で大人しくしていました。リハはあっさりで、さっと通しただけです。うちの会社のオケだと、「ステージでやる練習」って感じでいつも延びまくりですが、ここはその点楽ですね。
それにしても、県立音楽堂のステージは狭いですねぇ。何度も乗ってますが、忘れています。天井に、いつのまにか3点吊り(マイクをつけるところ)が設置されていたのに気づきました。以前は、録音するのに苦労したものです。キャットウォークからマイクをぶら下げていたので、微調整が面倒で。古いホールだけどいろいろ手を入れているのですな。
リハーサル終了後に掃部山公園(彦根藩士が大老 井伊直弼が実施した開国を記念し庭園を作ったことが元になった)を散歩。ポカポカして良い天気でした。
演奏会自体はなかなかの盛況でした。ご来場いただきました方々、ありがとうございました。会場の8割は埋まっていたと思ったのですが、実数は600人だったとか。案外空席があるもんですね。
全体の演奏は、練習時よりはやっぱり集中力もアップして良い結果だったと思います。ま、合唱がア・カペラで音程下がっちゃうとか、これは他の団体でも経験していますが。合唱から受け継いで吹く木管の人たちは大変だったでしょう。あとは、ティンパニの人が、出番を1曲間違えて全然違う調のところでポン、とやったのには驚きました。練習のときからけっこう「落ちて」いたからな..(落ちるとは、オケ用語で、然るべきところで演奏開始できないこと)
自分は、1箇所、譜面と違う音を吹いてしまいました。幸いにして和音の中の音だったので大勢に影響なかったかと思ってます。その他、クレドの音程は練習のときよりは上手く合っていたような気がする。いやこれは録音を聴かないと何ともいえませんが。とにもかくにも、2回の練習で何とかついていかなければならないから否応無く冷静に対処せざるを得ないわけで、入魂の熱い演奏とか、そういう次元には達しませんでした。まあエキストラなので、一人で舞い上がるのは最悪ですし、これは仕方ないかな。
ともあれ、急遽のわりには何とかなったようで、一安心です。横響の皆さん、迷惑かけなかったですかね?? 。また機会ありましたら宜しくお願い申し上げます。
終演後、打ち上げへ。飲みの途中でちょっと眠くなってしまったけど、楽しく飲めました。オケをやっている人って、基本的に感覚が似通っているから、いろいろ共通の話題も多いし、飲んでいて楽しいですね。同じ大学でニアミスしていた人までいてビックリ(向こうは吹奏楽、私はオケ、演奏会を聴きに行ったり、写真を撮影したことまであった!)。まったくこの業界ってのは..

★07年4月24日
横響練習
横浜交響楽団の練習に参加しました。私は初練習ですが、皆さんは確か10回くらいはすでにやっていらっしゃるからちぃーっと怖いですよ。毎日、CDから落とした演奏をMP3プレイヤで聴いてます。で、練習はというと出来はともかく、練習場所が暑くて大変でした。まあ、合唱付きの曲の練習って、どこも似たような状態になるもんですな。会社のオケも、昔いた市民オケも、合唱との練習のときは本当に暑かった。
さて、私は何とかついていけたか、というレベルでした。出るところを一拍間違えたり、切ってはいけないところでブレスしたり、あー恥ずかしい。次回には挽回します。

★07年4月21日
E-410
オリンパスE-410を入手しました。レンズキットを注文したのですが、手違いでボディ単体が来てしまい、同じ値段でレンズもつけてもらいました。いや〜、小さくて良いですね。さっそく家帰って充電しますが、中央線が事故で乱れていて大変です。車内は通勤時のように混んでいて、急病人が出て更に遅れが。車内が暑くて大変でした。
午後は友人宅で飲み会だったので、早速1時間ほど充電して出撃しました。充電は全然足りないはずなのに、E-410は結局夜まで活躍してくれました。電池のもちがいいという噂は本当だったようです。これは頼もしい。それにしても、暗所に強くなりましたね。今までフォーサースといえば高感度ノイズが多いと言われてきたのですが、E-410では、ISO800くらいまでは全く問題なく実用できます。ISO1600も十分きれい。技術は進歩しているんですね。

★07年4月19日その2
復刻か?
2日前のネタですが、大日本印刷が以下の発表をしました。
http://www.dnp.co.jp/jis/news/2007/070417.html
これはコニカのフィルムを設備ごと買ったってことでしたっけ??。確か、インクジェット用紙のラインを譲渡されたという話はありましたが。ともあれ、フィルムをこれから新規に出すという心意気は買います。なんと言っても、ISO200がラインナップされているってのが嬉しいですな。よく使っていたんですよコレ。5月が楽しみです。
追記:どうやらOEMみたいですねえ。センチュリアというブランド名を引き継いで、インクジェットの紙をやりつつ、OEMのフィルムにもそのブランドを使うということらしい。どこのフィルムなのかは、現像してみれば大体想像がつきそうです。

★07年4月19日
スクランブル発進?
mixi仲間の方から、以下演奏会のエキストラ出演を依頼され、引き受けました(3曲目のミサです)。急な事情ということで、私も練習に参加できるのは来週の2回だけ。あとは本番当日のリハーサル入れて3回ってことになります。オケ経験は(ムダに)長いんですが、さすがにこの練習回数で本番に乗るのは初めてです。
今日、譜面とCDが届いたので早速自習しております。恥ずかしながらグノーは全然知らないのですが、なかなか良いですね。譜面に自分なりのチェック(出番直前の調性や他楽器の状況)を書き入れて、来週の練習に備えています。
時間はあまりないですが、頑張ります。

〜〜
07年4月28日(土) 開場 13:30,開演 14:00
神奈川県立音楽堂

横浜交響楽団 第598回定期演奏会
小船幸次郎/祭りの頃
グノー/歌劇「ファウスト」からバレエ音楽
グノー/聖チェチリアのための荘厳ミサ
Sop:松井 亜希
Ten:君島 広昭
Bs :駒田 敏章
甲賀 一宏指揮 横浜交響楽団・同合唱団
http://www.yokokyo.net/

★07年4月18日
飲み会続き
ここのところ、飲み会が急に増えました。息子は7ヶ月になるところでまだまだ手はかかるので、配偶者Sに任せ切りで飲みに行くのは若干後ろめたいですから、たいてい、ほどほどの量でやめて帰って来ています。4/8 東芝フィルの本番、4/11 ナチュラルTrpの講習会、4/13 名古屋で会社関係、4/15 義父の退職祝い、4/17 会社関係、4/20 会社関係、4/21 東芝フィル友人宅、って感じで(私の普段のペースからすると)かなり続いているので、また肝機能が引っかかったりして..
大分出張の4/9-10で飲まなかったのは良かった。この日は泊まりの同行者が居なかったのです。居ると、どうしても飲みになってしまうので。来週以降がどうなるかですが、まあやっぱり飲む可能性はありそうです。

★07年4月16日
ゆったりとした時間
私は、現像のためにステンレスのタンクを振っているときが一番ですね。最近、モノクロを再開してそう思いました。シャコ、シャコ、とタンクとリールの擦れる音が何ともいえない良い音でして。そして、果たしてきちんと写っているか、という不安と期待のないまぜになった気持ちが、またいいんですよ。その場で結果が見られて撮り直しも(一応)効くデジタルの利点もいいですが、人間、何でも自由にできるのがベストってわけでもないから不思議なもんです。
先日は温度を間違えて濃いネガを作ってしまったので、今日はバッチリ20℃でやりました。この温度がけっこう面倒で、暖めすぎたり冷やしすぎたり、また、冬だと現像中に温度が下がってしまったり、夏はその逆。その分を時間で補正すべきかどうか、なんてのを考えながらシャコシャコしております。今日は2本やりましたが、その結果は見たところ適正なネガになっているようです。近日にスキャンして上げるつもりです。

★07年4月14日
息子ダイエット
戸塚区民オケの本番でして、それを配偶者Sが聴きに行くので、私は子守を、といっても家で待っているわけはなく、子供を抱いて円覚寺に行っておりました。なんだかんだで息子も8kgくらいあるので、石段がキツいですな。昨年5月に九州に行ったときに、カメラ機材一式が7kgだったのですが、それより重い上に、当然今日は今日でカメラを持っているわけだから、息子とカメラで10kgくらい抱えていたことになりますな。いやー、腰と膝が危ないかも。
さすがに、子供を抱いているので、今回はあまりむつかしい機材はやめておこうと、E-500に18-180mmの10倍ズームという観光客モード。しかしそれだけでは寂しいので、ライカM4にアグファのゾラゴン50mm、ライツのエルマー90mm、フィルムはハンガリーのフォルテパン、ここらで少しマニア度upってところです。
天気は、昨夜の嵐のような雨がうそのように晴れていて、暑いほどでした。三門−仏殿、ずっと登って黄梅庵まで行き、方丈から鐘楼まで登っていく、というのがいつもの歩き方です。信仰心はまるでないので、座禅に挑戦しようとか、写経でもしてみようとかは無く、ただ静かに歩いているだけですが、適度な風が通って気持ちの良い午後でした。鐘楼まで登って、展望台のようになった茶屋で柚子ジュースを求めて、息子と椅子に座ってしばし休憩。
大船に戻り、演奏会から戻ってきたSと落ち合い、さてどうするか、ということで発作的に湘南モノレールに乗って江ノ島へ。モノレールがなかなか味のある乗り物で、楽しめました。江ノ島まで橋を渡り、富士山の方角に沈む夕日を楽しんで、帰ってきました。帰りの電車ではすっかり眠りこけてしまいました。息子を抱いて歩き回るのは良い運動になったようです。

★07年4月13日
ベトベンの4番
東芝フィルの次回定期は11/4でして、以下の曲目です。
グリンカ/ 歌劇「ルスランとリュドミラ」序曲
ベートーヴェン/ 交響曲第4番 変ロ長調
ムソルグスキー/ラヴェル編 組曲「展覧会の絵」
で、私はベトベンの1stパートになりました。4番コレクションがこれで1曲増えました(これまではブラ4、チャイ4、メン4)。あとはニールセンが加わればいいのですがやらないだろうなあ..
まあそんなことはともかく..ここのところ、ロータリーTrpを全然使っていないので、たまには使おうかと思ってます。ただ、B管は古いシェルツァー(東ドイツ)製で、音程が悪いんですよね。真ん中のソ(実音ファ)がえらく低いのに、そのオクターヴ上は上がってしまうんで。昔、大学の後輩がやっぱりそんな傾向だったので、楽器の特性かと思ってますが、なにせ何年ぶりなので初心に返って練習してみようと思います。
ちなみにベト4は好きな曲です。もっとも、私の腕前では好き嫌いで出来は変わりません(笑)。その時点で出来る限り、それだけです。頑張ります。

★07年4月11日
ナチュラルトランペットの講習会
mixiのナチュラルトランペットのコミュニティで募集されていた、楽器の講習会に行ってきました。ナチュラルTrpが7人に、サックバット(古楽のトロンボーン)奏者が2人。残念ながらサックバットの方は楽器は持参はなく、ナチュラルTrpにサックバットのマウスピースをつけてティンパニパートを演奏されてました。まずは音出し。パウル・プランケットとエドワード・タールの教則本からいくつかの音型を一人ずつ、演奏していきます。一人ずつなので、他人の音質やタンギング、音の移り変わりタイミングなどがよくわかります。一通り音出しが終わると、3声の和音の合わせをして、その後3本〜6本のトランペットアンサンブルを演奏。3時間近くでしたがあっという間に時間が過ぎ去りました。非常に楽しかったです。
自分の課題は何か、というと、まず絶対的に練習量が足りていないというのは明らかでした。ナチュラルTrpは6年前に買ったのに、ほぼお蔵入り状態だったし、今後は一定の時間を割いて課題をこなすようにしないと所有する意味がないと思いました。
また、モダンのTrpでも痛感するのは、柔軟性の欠如、特に高い音でアンブシュアが固くなり過ぎることかな。昨日の練習では、下のドから始まるリップスラーと、その1オクターヴ上から始まるのでは全然音が違ってしまいました。上から始めると下に下がって来ないし、音程も上ずっている。慣れというか、意識を変えないとダメですね。
それと、フレーズ感がないようで(笑)。今まで、指で何となくやれていたように勘違いしていたってことか。
とまあ、非常にひどい状態ではありますが、焦らずにじっくり取り組もうと思っています。息子がどうやらTrpの音に耐性をもってきたようなので、朝練でもしますかね。

★07年4月7日
東芝フィル本番
東芝フィルハーモニー管弦楽団 第25回定期演奏会
会場:ゆうぽうと簡易保険ホール (五反田)
指揮:河地 良智
曲目:
J.シュトラウスII/ 喜歌劇「こうもり」序曲
ベートーヴェン/ ヴァイオリン協奏曲
チャイコフスキー/ 交響曲第4番 ヘ短調

で、私はチャイコの2ndパートに。演奏会実行委員は前シーズンで退任しているのですが、表周り(受付など)の人数が足りないので、当日券設営−入場整理−プログラム配布とやって、一段落したところで舞台袖へ移動し上手側の入退場の管理者に。なんだかまだ実行委員続けているような感じが(笑)。休憩を挟んで後半は出番。
会場は1613人のお客様で8割の入り。ここのところ、入場者数は安定していて良いですな。感謝感謝。
曲の出来はまずまずか。昨日の日記で指揮者に「飽きちゃったの?」と言われたことを書きましたが、今日はさすがに追い詰められたというか、緊張感がありました。ただ、1曲目など、3拍子のドン臭さは気になりました。
2曲目、ソリストは素晴らしかったですな。音がきれいだし、非常によく制御されているし。オケとの合わせは、お客様のアンケートや団員の感想でも「よくあっていた」と言われてたけど、実際はちょっとアレな箇所も散見されました。ここらへんはやはり脳内補正がかかってしまうのかも知れません。そういう意味じゃ、チャイ4の私の感想はアテにならんな。まあ、ファンファーレ系は上手く行ったと思いますが、私個人、4楽章の最後の最後で非常にショボい音を出してしまってorz..これのために全編、出力7割でやってたつもりですが..
駐車場に車を取りに行き、楽器を積んで配偶者Sに運転させて家に帰し、私は宴会に参加。2次会までで帰ってきました。

ところで、明日から月・火と大分出張で、金曜は名古屋。水曜はある製品の重大な会議があるのですがこれを17時までにキッチリ終わらせて、夜はナチュラルトランペットの講習会へ。木曜にはこれまた重要なサンプルの仕込みがあって、来週はホントに時間が無い。水曜の講習会が非常に楽しみです。
しかし、出張などで子供の面倒を見られないのが残念です。配偶者Sには申し訳なし。

★07年4月7日
飽きちゃったの?
明日、東芝フィルの本番なのですが、今日、最後の練習でした。どうも浮き足立った感じがあって、前の練習で指揮者に指摘されたことがまた出来ていなかったり、ちと不安が残る結果でした。まあアマチュアなんで、最終的なクオリティで常に万全ということもないのですが、気になるのは、練習中にガヤガヤ私語が多かったこと。指揮者に「もう飽きちゃったの?飽きちゃったならやめるよ」と言われてしまいました。これ、何だか幼児に向かって言いそうな言葉ですね。平均年齢たぶん35歳以上の大人の団体が、本番前日にこんなことでは..非常にショックを受けました。
とこういうことを書くと、指揮者にも団員を集中させる風格がないんだ、というような話も出るわけですが、私はそんなことは関係ないと思う。とにもかくにも、明日本番。お客様にとっては、指揮者と団員がどういう関係であるかなど分からないわけで、集中力を欠いた演奏だけはしたくないですよ。
個人的には、指揮者の表現に疑問もあるんですが、私ゃ、それにピッタリ付けた上で文句を言いたい。練習中にガヤガヤしているうちはまだまだかと。
と、それでも本番で舞台に乗れば待ったなしで緊張感が高まるのでしょう。それはそれで楽しみです。

★07年4月6日
結局
フジフィルムの現像は中1日で上がっていたようで、金曜に受け取ってきました。ま、安全を見て長い納期を言っておくのは店としての防衛策でもあり、早く上がる分にはいいと思います。さて、その結果ですが、マミヤC220f、マミヤ645Pともなかなか良い出来でした。今週・来週は忙しいのでスキャンは再来週になりそうです。

★07年4月2日
1週間??
昨日撮ったポジフィルムの現像納期が..来週月曜と言われた..なんでこんなことに..
元々ポジは中1日、それに「桜特需のため+1日」となり、「集配が月・水しかないので」来週の月曜になるというんですが、いくら需要が減っているからといってフジフィルムは客をなめてますな。今月、銀塩の高級コンパクトカメラ(クラッセS)を出すというに、こんな体制でどーすんの。
そもそもポジだから中1日ということ自体、余裕持ってやっているんですけどね(実際の処理は2時間以内だし、コダックは翌日に返してくれる)。年明け早々の「成人式のため」とか、最近言い訳が多いなあ。
と、それならコダックに出せばいいんですが、私のなじみの店はコダック切っちゃったというこれも寂しい話。逆に、これからフジの言いなりじゃないのこれ..
(コダックは現像代やプリントの割引があっていいのだが多分これは取次ぎの小売店にはきつかったんでしょう)
企業努力もしているんだとは思いますが..寂しいな。

★07年4月1日
大岡川
大岡川に行って来ました。桜の名所です。川の周囲の道路が狭くてなかなか落ち着いて撮れないのですが、マミヤ645Pro(交換レンズ4本35/80/120/150mmにフィルムバック2個)とオリンパスSP-550UZでえっちらおっちらやっておりました。近日に写真をアップするつもりですが、結果はイマイチかも..
中判での写真はたぶん水曜に現像上がりです。フジのRVP。私はあまりこのフィルムを使わないのだけど、わずかにマゼンタっぽい色合いが桜に合うかな、ってことで2本撮ってきました。中判カメラを持っている人はあまりいなかった。大判(たぶん4×5インチ)は一人見かけたけど、「なんだか撮る場所ねーなー」って感じでのっそり歩いていらっしゃいました。大判は撮る前の準備がいろいろ多いので、たしかにあの人ごみの中だと厳しいかな。
マミヤ645Proはソレナリに大きいし、作動音もガシャコンと大きいので「うわなにこの人」って感じの視線が若干..



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