管理人の独り言
08年10月-12月


★08年12月29日
本当の忘年会
普段あまり飲まないので、休暇になると年末ギリギリまで飲んでます..
てなわけで、会社のオケの友人宅で飲み会。忘年会という銘打ちはないのですが、締めくくりってことで忘年会なのかな。ま、名目なんてどうでもいいのです、この集団の場合。
11月の会社のオケのDVDを見て、次回やる白鳥の湖 抜粋のためにバレエ全曲を見て、メンデルスゾーンの夏の夜の夢序曲とVn協を見て、という風にひたすらDVDをかけながら飲み食いしているという会です。白鳥の湖ではついに踊りだしたりして。
夕方になって、私がカレーを作りました。人数が多いので、ルウを一つ使っても一人当たりは茶碗一杯程度。んー、次からは倍にするか。
子供も4人いて、子供たちで仲良く遊んでくれたので親たちも飲みに専念できて良かったです。居酒屋では他のお客のところに行ったりして迷惑をかけかねないし、家での宴会が一番です。
13時集合で、22時近くまで居て、23時前に帰宅しました。

★08年12月28日
TNさん来訪
ナチュラルTrp仲間、という関係になりますかね、TNさんが娘さんと共に拙宅に来訪されました。この年末年始はこういった行き来がたくさんあって楽しいです。昨日は配偶者Sの同僚宅、本日はうち、明日は会社のオケの飲み会で、同じラッパのK君宅。年明けて1/11にはひまオケのメンバーを拙宅に迎えます。
こういう飲み会の良いところは、何はさておき気楽であること。「準備するのが大変では」と言われることがありますが、何しろ皆が帰って2-30分後には片付けが終わって風呂に入っているわけで、帰りの交通の心配がないのはいいです。

本日は、TNさんの娘さんがカメラ(しかもRF機)に興味をお持ちということで、カメラ談義の日でありました。久々に、ライカやローライ35の操作法についての話をしましたね。しかしまあ、短時間のうちにまくし立てても全部は覚えられるものでなし、昔購入したライカ本などをお貸ししておきました。
息子は、お客様を最初遠巻きに見ていて、そのうち近くをわざとらしく#通るようになり、最後には抱きついていました。よかったよかった。
#:絵本を見ながらブツブツつぶやいて、構ってもらいたい風がありあり。
結局、カメラの話でほとんどを費やしてしまい、旅行のときの写真などを紹介できなかったのは残念。ま、とっかかりですから、何もかも必要ってこともないでしょう(そもそも、旅行にはRF機をあまり持ち出していないし)。個性的な写りのレンズがお好みのようなのですが、ライカ系だと投資額がけっこう必要なので、レチナとか、そういうったところから入っていくのもいいかと思います。結局は、ご本人の性に合うかどうかが一番重要でしょうけど。

楽しくお話ができて良かったです。息子もたくさん遊んでもらって別れ際には「いっしょに行く〜」と連呼しておりました。また遊んでやって下さい。
あ、そうそう、ベルギービールの差し入れありがとうございました。こっちの準備は無難にヒューガルテンでの乾杯で、差し入れのビールまで到達しないうちにお開きになってしまいました。

★08年12月23日その2
今年の演奏会
総括第2弾。今度はオケ活動です。小さい演奏会も含め、10回でした。
いずれも、曲名は自分が演奏したもののみです。1stとか2ndはラッパのパートのこと。

(1) 2/17 高橋勝司氏追悼演奏会(ひまオケ)
・フォーレ/レクイエム 2nd
・團伊玖磨/「筑後川」1st
・佐藤 眞/「大地讃頌」 2nd
ひまオケ創設の発起人で最初の指揮者だった氏を追悼しての演奏会。息子さんは俳優の高橋克典さん。演奏会にも来ていただき、さすがに挨拶が上手かったです。
演奏は、勝司先生が生前関わられた団体が多数あったので、それぞれの演奏が入れ替わり立ち代わり続く、長いものでした。なので、レクイエムも筑後川も抜粋です。

(2) 5/11 東芝フィルハーモニー合唱団16回定期
・椿姫、アイーダ 1st
・アンコール「誰も寝てはならぬ」とナブッコの囚人たちの合唱 1st
マイミクwanさんにご助力いただき、アイーダTrpを吹いてもらいました。私はオケ側の1stを担当しています。プログラム原稿に、アイーダトランペット製作の顛末を寄稿しました。
個人的な演奏はまあまあだったと思っています。全体を通して見ると、演奏会が長いことを理由に、アリアの途中をカットするなど、雑な考えが目立って演奏会運営に課題を残したと思います。オケ主催ではそんなことがないように望みたいところ。

(3) 7/26 こどもミーツオーケストラ(ひまオケ)
・楽器紹介
・カルメンより前奏曲(指揮者コーナー)
・アラゴネーズ、ハバネラ、闘牛士の歌 全て2nd
これはホール主催の子供向け演奏会。この演奏会の後、翌日の定期演奏会のためのGPをやる(会場費ナシで)というメリットがあります。
例年、けっこう無茶な選曲(シューマンの3番の前日にベト7とか)をするので、考え直したほうがいいんじゃ、と言っていたところ、今年はかなり軽めになりました。
楽器紹介はここ2年、各楽器の音ではなくセクションの合奏にしています。昨年の軽騎兵の冒頭に続き、今年はレイダースマーチ。私がひまオケの団員編成(Tp2 Hr2 Trb1 Tim1)に合わせて編曲しました。

(4) 7/27 港南区ひまわり管弦楽団14回定期
・ベトベン/P協 5番 2nd
・シューマン/Sym.1 2nd
ひまわりの郷では初めてのピアノ協奏曲だったのでは。舞台に載らないという懸念があったのですが、案外余裕あり。チャイコフスキーも大丈夫じゃないかと。将来に期待が持てます。
シューマンは、好きな作曲家だけに実現できて嬉しかったですな。全体の出来も、練習のときよりかなり良かったと思います。

(5) 8/10 獅子座オペラ「コジ・ファン・トゥッテ」
・1stパートだけで演奏
これはラッパ仲間のTNさんからナチュラルでの演奏を提案されていたものですが、結局指揮者の判断でモダン楽器指定となりました。非常に残念。もっとも、私はナチュラルのEsとBを持っていないので、実際には楽器手配等、困難があったのですが。
結局、2ndを吹いてくれる人がいないこと、また、舞台が狭いこともあって1本で参加。調子は悪くなかったのですが最後の最後で大外し。これには泣きました..
そういえば、その前に行った台湾出張でエアコンにノドをやられ、消炎スプレー持参で演奏していました。その点はつらかった。

(6) 8/24 東芝フィル マレーシア演奏
・軽騎兵 序曲 1st
・シュトラウスII/芸術家のカドリーユ 1st
・エルガー/威風堂々 No.1 Cor1
会社の現法の35周年記念と称して、記念式典の中で演奏しました。これは私がプロジェクトリーダとして企画・実行を行っています。会社のオケで、無役の人が企画提案をすること自体が初めてで、最初はどうなるかと思いましたが、なんとか無事に演奏して帰って来ました。
ただ、帰国後に現地の演奏許可に関わる個人のVISA申請費用(見積もりに無い費用発生)でもめてしまい汚点を残しました。結局、現法とオケで折半。

(7) 10/5 トヨタコミュニティコンサート (俊友会)
・グレの歌 6th
んー、なんというか、とにかく巨大な作品でした。6番トランペットは全曲中最後の第3部だけの出番で、その中でも長い休符があったりして練習ではかなり「待ち」が多かったけど、貴重な体験ができて面白かった。
DVDができているはずなので、そのうち入手したいですな。

(8) 11/8 東芝フィル27回定期
・軽騎兵 序曲 1st
・シュトラウスII/芸術家のカドリーユ 1st
・ホルスト/「惑星」より火星・木星 2nd
・エルガー/威風堂々 No.1 Cor1
ファミリーコンサート、しかも入場の年齢制限なし、といううちのオケにしてはかなり思い切った企画でした。
冒頭の軽騎兵では音がスカスカでかなり「やっちまった」感のする演奏でしたが、後でCDやDVDを見ると、意外に音は出ていました。でも、やっぱりヘンな音も多数ありました..また、ホルストでかなり疲れていたのに、威風堂々では案外聴こえていたり。ちょっと自分の立ち位置がよく分からないまま終わった気がします。
プログラム原稿に、マレーシア演奏について寄稿しています。また、本番中にナレーターからインタヴューを振られて、職場のこととマレーシアのことについてコメントしています。

(9) 11/9 横浜シティシンフォニエッタ15回演奏会
・モーツァルト/「後宮からの誘拐」 2nd
・同/Sym.36 2nd
・シュトラウスII/ヴィーンの森の物語 2nd
・同 /ハンガリー万歳 1st
・同 /酒・女・歌 1st
・ブラームス/ハンガリー舞曲 1・6番 2nd
・アンコール シュトラウスII/美しく青きドナウ 2nd
ラッパ仲間のHNさんからのお誘いで参加した演奏会です。その後、この団体に団員として参加することになりました。
1曲を除き、ラッパの出番がある曲には全て乗っています。ワルツ・ポルカでは繰り返し・D.S.全てを実行するという指揮者のポリシーで、かなり長い演奏会になりました。
また、モーツァルトではナチュラルTrpのデビューとなりました。ポロポロやっちゃったけど、楽しいですね。2楽章のハーモニーなんかはいい感じだったと思います。
酒・女・歌では自分の音程がsempre高めでアップアップ状態でした。修行が足りませんね..

(10) 12/7 港南区ひまわり管弦楽団 チャリティ演奏会
・ビリーブ、荒野にみつかい、翼をください 2nd
・モンティ/チャールダシュ 2nd
・スメタナ/「売られた花嫁」から 3つの舞曲 2nd
・同 /「モルダウ」 2nd
全部2ndで、体力的には楽にやれました。スメタナは、ラッパがやりすぎると暑苦しいので、気楽な方向に持って行ったつもりです。
オケ全体は本番3週前くらいまで、ひどい部分も多かったのですが、直前にまとまりましたね。まあ、アマオケにはありがちな話か??
モルダウのテンポ設定はちょっときつかった(遅かった)のですが、本番は練習のときより速め進行でした。

というわけで、ここ最近になく演奏会が多目でした。小曲をたくさんやる演奏会も多くて、体力的な課題が浮き彫りになったようにも思えます。年齢的には体力向上は劇的には望めないわけで、より落ち着いて、効率よくやれるように考えたいです。
来年はいよいよ3団体にレギュラー所属ということになり、演奏も6回は必ずあるわけで、ペース配分をきっちり考えてやりたいと思っています。
ひまオケが長丁場なので、練習をどうやるかは課題かな。

★08年12月23日
辛ラーメン
韓国で買ってきた即席めんです。羽田の国際ターミナルのカートに広告を出してますね。
で、朝食にこれを食べてみました。写真で見るとおり、辛そうなラーメンで、実際、辛かった..顔に汗をかきながら食べました。
驚くべきは息子で、私が食べていると、「食べたい」と近寄ってきて、辛いという警告をものともせず、2・3本食べてしまいました。辛くないと言っていましたが、その後しばらく舌を出してハーハー言っていたので、牛乳を飲ませて落ち着かせました。いけませんな、即席めんですら「そんなのを子供に食べさせるなんて」と言う人もいるわけだし、その上あの辛さでは!
なお、私にとって良いこともありまして、辛いので汁を飲む心配がない(笑)..普通のラーメンではつい汁をすすってしまい、塩分取りすぎの心配があるので。

このラーメン、普通に日本でも売られているんですよね。わざわざ嵩張るのを買って帰ってくるまでもなかったんですが、なんとなく金浦空港で衝動買いしていました。


★08年12月22日
今年の飛行機搭乗
どうやら年末らしいので、何となく総括気味のことを。

今年1年で飛行機に乗った回数は36回でした。うち32回がJAL、2回がアシアナ航空、2回がマレーシア航空です。これは回数、なので目的地はその半分(18回)ということになります。プライヴェートではマレーシアに2回行っており、5月の旅行ではKL往復とKL−ランカウイ往復がありますね。8月の演奏でも行っていますが、これは単純往復。マレーシアは仕事で6月にも行っており、今年3回行ったことになります。
他は韓国が3回、台湾が2回。というわけで今年は海外が8回、こんなになるとは予想していませんでした。韓国・台湾は新しい仕事での出張ですが、これは急ぎの仕事なのでとにかくこまめに出かけたというわけです。ただ、今はお客の状況が悪くて(世界的不況の影響)、かなり混乱気味。最悪の場合は今年の努力がおじゃんになる可能性もあります..困ったなあ。
その他はもっぱら大分です。その大分も、経費節減のために昨年よりはかなり減りました。昨年はマレーシアに2回行ったのを含めて40回飛行機に乗っているのですが、今年は海外が多かったのに全体の回数は36回と、減っています。この分だと、来年は半分以下でしょうね。まあ、出張は移動時間で仕事の時間を取られてしまうし、泊まりだと家の時間も取られてしまうわけで、少ないに越したことはないです。

★08年12月21日
YCS練習
先月、エキストラで参加した、横浜シティシンフォニエッタの練習に参加しました。まだ事務手続きはしていませんが、ここに入団の意思表明をしています。1月に手続きすることになりそうです。
最初は団員総会とのことで、未だ団員ではない私は1時間遅れで家を出ました。ところが、総会が予定の6分の1の時間で終わってしまったという緊急連絡。でも、そのときは京急で電車を待っている状態だったので仕方ありません。予定通り10時半に練習会場に入ったら、メンデルスゾーンの交響曲第4番の4楽章が終わるところでした。今日の練習はこの曲だけです。
メンデルスゾーンの4番と言えば、以前所属していた港北区民響で演奏したことがあります。高い音が苦手でパッとしない音質の私に、よりによって1stの譜面を任せてくれたのですが、これが偶然にも3回連続で交響曲第4番だったのです(ブラームス、メンデルスゾーン、チャイコフスキー)。意外ですねえ。こういう曲に一生縁が無いと思っていたんで。その後、メンデルスゾーンを除く2曲は、それぞれ別のオケで2ndパートも担当しています。今回のYCSで2ndをやることになり、なんだか意味もなく感慨深いですね。特にメンデルスゾーンは好きな作曲家で、こうして機会があるのは本当に嬉しいです。
さて、今日は先のシーズンが終わってから最初の練習でした。初めて譜面を見る人も多かったようで、いろいろありましたがやっぱりメンデルスゾーンはいいですね。私も過去に1stパートをやったことがあるのに、けっこう忘れていた箇所があったり、2ndの独特の動き方にちょっと戸惑ったりして、いろいろやらかしましたが、楽しめました。
もう1曲、本番ではハイドンの92番が予定されていますが、これは今日の練習ではやりませんでした。

ところで、YCSでは次に決まっているのが9/22で、その前に1回、演奏会を挟むことになりそうです。メンデルスゾーンは9月の演奏会用で、その前のはその前でこれから決めていくそうです。ちょっと慌しいことになるかも知れませんが、どんなことになるか楽しみです。
ちなみに、来年9月は9/21 ひまオケ、9/22 YCS、9/27 会社のオケと1週間のうちに3回の本番。ちょっと過密だけどまあ何とかなるでしょう。

★08年12月20日その2
会社のオケの練習など
今日は今年最後の、会社のオケの練習日でした。
まずはお詫び。午前中にアンサンブルしよう、って一部メンバーを誘っていたのですが、結局チューバのT君が出勤になってしまい中止に。中止連絡が間に合わなかった方がいたようで、午前から来た方には申し訳ありませんでした。

で、保育園行事の後、会社直行だった予定を変更し、親たちと昼食を取ってから会社に。私が乗っている曲はメンデルスゾーン「夏の夜の夢」序曲とチャイコフスキー「白鳥の湖」抜粋。メンデルスゾーンはポロポロ外してしまいました。難しいっす。後半になって少しコツをつかんだような気がしますが。
チャイコは今のところ、「組曲」なる譜面を使って、「情景」「第1幕のワルツ」「4羽の白鳥の踊り」「パダクシオン」「チャールダーシュ」「フィナーレ(の前半)」をやっていますが、これに「イントロダクション」とフィナーレ後半(ホントのフィナーレ部分)を加える予定です。譜面が来月にならないと揃わないらしい。それにしても、カルマスの譜面のフィナーレって、なんであそこでブチ切れているんでしょうねえ。全然フィナーレじゃないよ?
そうそう、そのカルマス、最近新しく作り直したようで、譜面がきれい(譜面ソフトで作っているようで、小節数とかが異様に細かくキッチリ書いてある)。きれいなカルマスなんて、カルマスじゃない、と思ってしまうのは偏見でしょうか..

さて、今日はもう一仕事ありまして、地下にある倉庫の整理です。元々、港区の変電所のために提供するスペースだったのを、会社が倉庫やビル清掃管理の事務所や運動施設に使っていたのです。その一部を我々オケが借りていたのですが、ついに変電所に着工することになって、立ち退くのです。オケも来年で20周年、折に触れて整理はしていましたが、溜まりに溜まった書類などがいっぱい!私は過去の演奏会の写真アルバムの整理責任者になっていたので、降り番のときに作業して、練習後の一斉作業のときも顔を出しておりました。

その後、忘年会へ。息子も連れての宴会です。中でも重大なニュースとしては、チェロのM君とHさんの婚約発表。いやーめでたい。本番の次の週に結婚だそうで、となると今回のアンコールはもう決まったな。序曲でメンデルスゾーンだから、これはもう。指揮者も会場に向かっての一言ネタに困らない。
その2人ですが、M君はマレーシアプロジェクトで楽器保険の責任者をやっていました。私からお願いしたのですが、彼は普段おとなしいのです。そもそもこういう業務に興味があるかどうかも、定かではなかったのです。でも彼は任されるとサクサクやってくれる人で、非常に優秀でした。時々質問が来ますが、その質問にちゃんと返事をしておけば、全く遅滞もなく手続きが進みました。家庭でも、いい業務分担をしてくれるに違いありません。
ところで、その業務っぷりを、演奏会実行委員の時期委員選定のネタとして前任の委員長に言っておいたら、なんとM君が実行委員長になってしまいました。今シーズン、楽しみです。

忘年会では、私が息子より先に沈没。途中ですっかり寝入ってしまい、結局息子は22時までずっと起きていました。しかしさすがに朝から大活躍だったので、京浜東北線に乗るなり、ぐっすり寝ていました。お疲れさま。

★08年12月20日
保育園の行事
息子が行っている保育園の行事、サンタさんとなかよし会なるものに行ってきました。6月に運動会、12月にこの会でちょうど半年に一度というペースがいいです。
この手のイベントになると、カメラやvideoで場所取りがどうの、というイヤな話がつきもの。今回はカメラ席が親の席と別に設定されており、親が着席する場所はそれぞれ番号で指定されたところになっていて、急に立ち上がって後ろの人が「見えないぞゴルァ!」、といったトラブルはありませんでした。
カメラ席は、私の息子のクラスは2歳以下で、本格的な遊戯ができないこともあって、あまり気合を入れている親もあまり居ませんでした。そんなわけでカメラ席が混んでいなくて楽に撮影できました。ただ、4歳以上の親はけっこうマジ顔の人がいたような..「交代で撮影して下さい、撮影が終わったら移動して下さい」(大意)と書いたボードを持った職員がカメラ席の前を定期的に歩いていました。
私はE-3に14-35mmF2ズーム+1.4倍テレコン、望遠はOMの100mmF2とZD150mmF2という若干気合が入った装備。運動会のときは「白レンズ」(スポーツ撮影のプロの人が持っているような高い望遠レンズ)を構えていた人もいらっしゃったので、そういう人に比べれば見た目が地味でいいっす。それにしても、暗い体育館でF2の口径比のレンズに手ブレ補正のカメラ、これは楽でいいですね。保育園の行事は場所取りトラブル防止のため三脚禁止なんですが、三脚は全く不要でした。画角8.3度(35mm判で300mm級の望遠相当)のレンズが手持ちでさくさく使える。こういう点では技術の進歩には感謝しなければなりません。

★08年12月19日
一億兆
キムチのブランドです。今回の出張で初めて買いました。
キムチなので、市中で買って持ち帰ることはできません。何せ空港の保安検査で廃棄にされちゃいます。まさか100cc以下にするわけにもいかないし..で、空港にはちゃんと工夫がされていて、出国前の店(空港の)で買っても、出国審査後に引渡ししてくれるわけです。しかも、搭乗開始10分前というすごくいい時刻に。だから、空港内を長々と持ち歩いたりする必要はありません。けっこう重いですからね、キムチ。
で、今回の出張で同行した会社の人に勧められて一億兆の白菜キムチを買って帰りました。300g×3パックを、2つ。価格は46000ウォン、最近のレートだと3000円台前半に相当します。まあ韓国の人は常食にこんな高いのは買わないだろうなあ、お土産価格だよねと思いつつ帰国したら、300gの6パックで8000円以上するんですね!。いやまあ最近のレートってのは一時期の約半分だから、昔なら空港で6000円くらい払っていた感覚なのか。であれば通販で8000円もアリなのでしょう。
そういうキムチですが、美味しいです。試しに300gのパックを空けてみたら、みるみるうちになくなっておりました。昨日私は会社の忘年会でして家での夕食をスキップしたのですが、今日冷蔵庫を開けたら、もう1パックがほとんどない。むろん、2歳の息子にはムリですからSが食べてしまったのですが。今日は開けてから3日目ですが、日ごとに味が変わりますね。だんだん辛さが収まり、まろやかになる感じがします。賞味期限が1ヶ月ちょっとなのですが、それも頷けます。酸っぱくなったらキムチチャーハンにでもするか、なんて思ってましたが、その前になくなりそうな予感。

★08年12月16日
眠い..
ねむいっす。
仕事は9時から18時、午前いっぱい会議で、午後は現場に3時間、さらにまとめの会議。英会話+日本語の補足で気疲れもありますが、追い討ちは往復の自動車での移動。渋滞の中を加減速の嵐、これがつらい。ソウルの人は毎日これですから、強いですね..
焼肉を食べて、焼酎を飲んだらヘロヘロになりました。
そんなわけで、さっさと寝ることにします。


★08年12月15日
ヴィヴァルディパークのカンタータ?
何事かと思うでしょう?
ただいまソウルにきています。1日目の会議が終わって、食事してホテルにチェックイン、そのホテルの裏手にあるセブンイレブンで買ったコーヒーが、カンタータというブランド。そこに、Vivaldi Parkとも書いてある。
ちなみに会社はココ↓
http://www.coffeecantata.co.kr/
ひどいBGMが流れますのでご注意を..そもそも、コーヒーカンタータと銘打ってそれはないでしょ、といったところです。

味は、いたって普通でした。ちょっと粉っぽい感じがあるけど。
缶よく見たら、Vivaldi Parkと書いてあって、スノボの絵がある。その下は、懸賞のことを書いているようですね。何が当たるのかな。どうやらVivaldi Parkは韓国のスキー場か。とすると1等は宿泊券でも当たるのかねぇ。

★08年12月12日
きょうのスレスレ
NHK教育・ピタゴラスイッチの一コーナーです。
ベルトコンベアのベルトをふさぐように紙が置かれていて、それはある形に切り抜かれています。それで、コンベアの上に載った物体が切り抜かれた所をスレスレで通っていくというもの。単純だけどこれがなかなか。まずBGMになんともいい味があっていいんですよ。
流れてくる物体はいろいろですが、明らかに「あ、これはアレだな」と分かるものもあれば予想外のものもあります。物体はもちろんNHKなので特定のブランド名などが判らないように加工されているのですが、先日流れてきた飛行機の模型は"Unite"航空になってました..dを取っただけじゃん..ま、そういうわざとらしいところもおもろいんですけどね。
朝のダイジェスト版がたった5分ってのが惜しい。10分くらいやって欲しいなあ。

★08年12月6-7日
ひまわり管弦楽団 チャリティ演奏会
土曜は、ひまオケのGPでした。会社のオケの初練習でもあったのですが、息子と楽器と翌日のスーツとお泊りセットを揃えて練習をかけもちする気力はなく、会社のほうは欠席としました。午前中は病院に行き、午後戻ってタラコのスパゲティを作り、家族で食べてのんびり午睡、夕方に上大岡へ。
上大岡駅に義父が迎えに来てくれたので、息子を託して「ひまわりの郷」へ向かいます。早めに着いたので、舞台セッティングを手伝い、ウォームアップもまともにできて、近年にない準備状態。けっこうなことです。
練習は、普段よりは良くなっていて、本番に向けての気合は十分のようでしたが、指揮者が「3曲ほとんどアタッカでやります」というのに譜面をガサゴソ探っている人がいて、相変わらず抜けているところも多かった。これは翌日、つまり本番当日のリハーサルでもちょっと気になりました。何がなんでも製本しろというつもりはないけど、慌ててめくるくらいなら製本すべきだよねえ..
夜は配偶者Sの実家に泊まりました。自宅まで帰るよりも明らかに楽なので。空気が乾燥していて、非常に寝苦しかった。夜中に何度も起きて、枕元に置いたお茶を飲みました。

本日は本番の日です。息子は朝からご機嫌で、我々が家を出るときも気分良く送り出してくれました。早めに出たので、ホールの下にあるドトールでコーヒーを飲んだりしていました。
リハーサルはいつも長めです。小学校の合唱クラブとの共演があるので、どうしても入れ替えなどが多くて段取りに時間がかかるのです。これは仕方ない。ちょっと細かいところまでやりすぎと思うところも多いけど(整列の調整とか。日本人らしいな〜)。ま、出る小学生にしてみれば公式の場で歌う晴れ姿でもあるし、先生の気合の入り方も理解はできますが。音楽がどうあるか、というところに重点があってもいいか、とも思うんですよね。これは今日の団体に音楽がなかったという意味では全くないです。毎年思うのですが、どうしてもカタチへの拘りが前面に出ちゃうような気がして。
オケの部では、その前半にVnソロで辻本雲母(きらら)さんが登場。常任指揮者のVnのお弟子さんです。曲はモンティ/チャールダシュ、チャイコフスキー/「なつかしい土地の思い出」より「メロディ」。良かったです。さすがに本職、練習のときとは音の張りも違っていましたし。その辻本さん、オケの部の後半では3プルト裏に座ってオケに参加。ソリストに譜めくりさせるなよなと思ったけど、表の人もプロのエキストラで、キャリア差の力学、というところでしょうか..
その後半はスメタナ「売られた花嫁」より「三つの舞曲」、「我が祖国」より「モルダウ」です。個人的には、わりと冷静にやれたつもりですが、モルダウの後半はちと音が荒れてしまったような気がします。videoや録音でどうなっているか、そのうち確認したいですね。オケ全体は、練習よりかなりアップテンポだったけどよく付いていけたし、良かったのではないでしょうか。

終了後、打ち上げにも参加し、息子も某コンミスに抱かれて泣きまくった以外はご機嫌だったし、全体を通じて良い週末でした。

★08年12月5日
至福のひと時
珍しく、昼休みに食堂に行かずに、出勤前に買ったパンを食べて過ごしました。何をしていたかと言うと、

「トーマス・クック」を読んでいた..

というわけです。
これは英国の旅行業者が出しているヨーロッパの鉄道時刻表です。本国では毎月発刊されていますが、日本では季刊です。今出ている号が12月までの時刻なので、来年度の旅行には使えませんが、そこはまあ、気分を盛り上げるために早めに買っていろいろ調べたい、というわけで。
しかし、この時刻表は体に毒ですな。何を食べているか、よく分からないうちに昼食が終わってしまいました。そんなに没入するのが悪いのであって本に罪は無いんでしょうが(笑)。なぜこんなことが楽しいんでしょうね、と我ながら思います。

そんなわけで、来年度の旅行の妄想をしながら、なんだかんだで具体的な時刻や列車をピックアップ。何時の間にか、「ここも列車でいいか」と増え続けています。

・オスロ−ベルゲン(ベルゲン急行601列車,7時間)
・フロム−ミールダール−ベルゲン(ローカル線、3時間半)
・ボーデ−トロンヘイム(472列車,10時間)
・トロンヘイム−オスロ(406列車・夜行,7時間)
・フランクフルト−ヴィーン(ICE27,7時間)
・ヴィーン−プラハ(EC74 スメタナ号,4時間)
・プラハ−ドレスデン(EC370,2時間)
・ドレスデン−ライプツィヒ(ICE1546,1時間)
・ライプツィヒ−ツヴィッカウ−ドレスデン(ローカル線,合計3時間半)
・ドレスデン−バーゼル(CNL458 ゼンパー号・夜行,11時間)
・バーゼル−フランクフルト(ICE506,3時間)

えーと、何しに行くんだったっけ..

★08年12月4日
JALの社長
なんだか眠れないので、遊んでいたら、
JALの西松社長がバスで通勤して社員食堂で食事して、年収960万円でやっているというCNNのニュースがYoutubeで話題になっているとか..

http://dailynews.yahoo.co.jp/fc/economy/japan_air_line/?1228304349

出張でJALを使うので(というより、元々岩手に住んでいたときにJASの会員で、JALに統合されただけだが)、機内誌の最初に載っている小さな写真を見て「地味な感じだな」と思っていたし、一部では「本命までのつなぎだろう」という見方もあったような?でも、けっこう長続きしているようだし、機内誌見てて見慣れてきましたな。
リンク載せたYahooのコメント欄にはそれでも高いとか的外れなコメントがついていますが、ともあれ姿勢はご立派と言えるでしょう。
JALは組合がたくさんあって、昔の国鉄みたいな感じがするんですが、そこらへん、労使関係がスムーズじゃなさそうな印象。いやまあ、内部事情知らないからコメントは控えるべきでしょう。

で、私はJALが好きかと言われると、別にそうでもないんですよね。単にマイレージの関係だけ。
昔、JASの名古屋−花巻線で「月刊 エアライン」のJAS30周年特集(2001年8月号)を読んでいたら、CAさんがMD-90の模型をプレゼントしてくれたのはささやかながら嬉しい思い出です。そのときもJASに思い入れがあるわけでもなく、花巻空港に来ているのが(ごく一部を除き)JASしかなかっただけで、そのエアライン誌も小牧空港でヒマつぶしに買ったものでした。

さて、いいかげん寝るか..

★08年11月30日その2
家族そろって
幼児がいる家庭にはよくあるパターンですが..
息子が金曜夜に嘔吐を繰り返していて、抗生物質飲んで治ったのですが、今日になって配偶者Sが同じ症状に。ひまオケの練習に1時間だけ参加して、最初の休憩のときに退出して実家に送り届けました。息子は予想外に早く母が帰ってきて大喜びだったみたいです。
私は練習場に戻って、1時間ちょっと、遅刻した1stの代奏。これが調子悪い。なんだかむちゃくちゃ暑くて、ずっと小さなタオルで顔を拭いていました。息子やSの症状では暑がる様子はなかったので、私だけ別のにかかっているのかなあ..それに加えて、今のSのがこっちに来たら非常にまずいです..昨年もやはり息子−S−私と、同じ病気をうつして回っていたので、困ったなこれは。
今週は、会社もいろいろあるし、次の週末はひまオケの本番ですからタイミングは最悪。無駄な抵抗かもしれませんが、別の部屋で寝るとか考えるか???

とにかく嘔吐感があるので、帰りの車はストップ/ゴーがないように首都高を使って帰ってきました。交差点では2速発進、道路の凹凸もなるべく避けて運転。とりあえず、Sは息子の薬を飲んで先ほど寝ました。早く治るといいのですが。

★08年11月30日
写真工業誌 休刊
表題の雑誌が12月号(いま出ているもの)を以って休刊となりました。
元々はわりとお堅い雑誌だった(表題からしても)のですが、最近は銀塩懐古趣味の記事が多くなって、部数が減っていたようです。
この世には数千種類以上のカメラがあり、レンズもそれ以上存在しますが、それらの全てに読者の興味があるわけでもなく、カメラやレンズが違えども、記事の内容がそんなに変わるわけではないから、時代の流れとしてはやむを得ないところでしょうか..また、一部を除き、記者として(そして写真家として)素人の人が執筆している記事が多くて、文章・写真に魅力が乏しいというのはあるかも。「工業誌」としてなら、カメラの構造やデータを論じていればよかったけど、「レンズの味」だのなんだの、となると、ずっと同じ人が書いていると飽きも早い。それでも、興味を持つ人たちが各世代に一定数いればいいのですが、大多数がデジタルに移行し、一台のカメラを長く使うというより毎年モデルチェンジの嵐で趣味性は薄れるばかりだし、カメラの機構云々というより電子回路の塊で外部から見るとブラックボックスに等しいから、工業誌としても難しい。
ま、仕方ないかなあ..ちょっと寂しいけど。

そういえば、ヨドバシの現像・プリント受付も8時開店から9時になってしまったし、川崎BEの行きつけのカメラ屋は目立たないところに移転したし、KodakのEPRが在庫限りで終わりだって言うし、困ったねえ..

★08年11月28日
妄想の続き
来年度の旅行の件。
とりあえず特典航空券ってどうなんだろう、ってことでJALに電話してみました。JAL便はHPで検索できるけど、提携会社は電話なんですね。しかしそれももっともなことだとわかりました。まず、各社で条件がまちまち。英国航空は基本のマイレージで欧州内+1往復もOK、一番所要時間が短いフィンランド航空が一番マイレージ高い、エールフランスは一見安そうだけど欧州内の+1往復の追加が高いとか。こういうのは電話で話しながらのほうが理解しやすいですな。
で、GWの前後に休暇をくっつける方式では、もうほとんど可能性がないことを知りました。6月くらいにずらすのも検討しましたが、ここまで先だと、空きがないのか、設定が未だなのかがJALの電話受付の端末でははっきりしないそうで。
燃油サーチャージは、特典航空券の予約時点の価格が適用になるので、今の予約は明らかに不利。もちろん、遅くなればなるほど席が少なくなる、というのはありますが、もう現時点でほとんど空いていないんだから1月まで待ってもいいや、ってことにしました。
JAL便だと、ロンドンはまだわずかに残っているようです。しかしヒースローは個人的には通りたくない..まず遠いし、手荷物検査が大変らしいし。フランクフルトでキャンセル待ちにするか。

そんなわけで、まずは中身をどうするかを考えることにしました。訪問地はだいたい以下。
・オスロ、ベルゲン(ソグネフィヨルド観光。オスロ〜ベルゲンは鉄道必須)、ホニングスボーグ(ノールカップ観光)、時間が許せばボーデ〜オスロ間の鉄道追加。当初考えていたオーレスン(ゲイランゲルフィヨルド)は泣く泣くカット。
・ヴィーン、プラハ(ヴィーン〜プラハは鉄道必須)
・ライプツィヒ(バッハ、メンデルスゾーン関連)、ツヴィッカウ(シューマン関連)
・バーゼル
オスロ〜ベルゲンは鉄道路線の景勝地として有名。ヴィーン〜プラハは特にそういう評判はないですが、ドヴォルザーク号かスメタナ号に乗ってみるというたわいもないネタのため。フランクフルトが入口になる場合、北欧へは航空機での移動、その他は鉄道ですね。これがロンドンとなると、北欧にもドイツにも飛行機になるんで、ちょっと寂しい。アムステルダムにしても、中欧へは遠いから飛行機の可能性が。
上記を全て回るとなると、やっぱり20日くらいはかかるので、GWに付けられない場合は16日コースで、少し削る必要があります。21日案と16日案の2つを検討するつもり。
そんなわけで、トーマス・クックを買ってきました。冬の時刻だからもちろん春以降に変わる可能性が高いですが、所要時間などはこれでかなり感覚がつかめるので、今からいろいろルートを考えてみます。見たところ、なんだかTGVやICEだらけになりましたねえ..欧州の伝統的な客車急行はどんどん減っているようで残念。

★08年11月27日
ノキア、日本市場から撤退を発表
そりゃまあ、たしかにマイナーですけどね..
日本向けのローカライズにはよっぽど手間がかかっていたんでしょうね。日本語ソフトを入れる以上に、余計なことしてそうだしなあ、キャリアの都合で。
知名度に加えて端末代がけっこう高かったのも敗因だったんでしょう。

N73を2台使っていますが、故障したときは別の端末が必要か..

★08年11月23日
京都・大阪
22-23日の1泊2日で、京都と大阪に行ってきました。この時期の京都はいいでしょう、って言われそうですが、通常の観光ではないのです。父方の親戚の集まりでして、だいたい隔年で食事会を開催しているわけです。今回の会場は京都国際会館近くの、グランドプリンスホテル。父方の実家の本家は秋鹿酒造という酒蔵をやっているので、最初の乾杯はそこのお酒です。そこの酒はもちろん飲んではいますが、予想以上の美味さに唸ってしまいました。なんでも、年300本限定だかで作る特別なのだそうで、当然商業ベースに乗る量ではなく、特定のお得意とかに配っているとか。こんなに美味いならたまには買ってあげなければ(笑)と、よくわからない感想を抱きつつ、やっぱりいつも「親戚だから何かの折にもらえるし..」で毎年買わないんですよね..
宴会ではいとこがVnを弾いたりして(ウィーン気質)、こんなことなら私も飛び入りでやればよかった。でも荷物が多いのでまあ楽器はムリだなぁ。今度、関東でやるときは準備しよう。
宿は、京都では全く取れず、千里ニュータウンの阪急ホテル。昭和40年代の香りがするちょっと古いデザインのホテルですが、手入れはよくされていて、部屋が広いのは良かった。あのころにこんな広いツインルームを作ることを考えた阪急はやっぱりすごい、と小学生の頃から阪急ファンの私は単純に感動するわけです。
翌日、つまり今日ですが、ホテルの中にレンタカーがあって、そこに予約していた車を借りて、先に書いた秋鹿酒造のある大阪府豊能郡能勢町に行くことにしています。が、せっかくここまで来ているんだから、ということで急遽、30年前まで住んでいた西宮市豊楽町を訪ねることにしました。これは全く、私の気まぐれだったのですが、実はうちの親は千葉に引っ越して以来行っていないことが判明、思いつきだけどいい親孝行になりました。私は震災後しばらくして岩手から神戸出張の折に一度だけ旧居を再訪しています。千里から夙川まで行き、車で行くと昔歩いていた距離はもうあっと言う間ですね。すんなりそのマンションに到着しました。駐車場の入口がこんなに狭かったのかと驚きます。偶然、昔の知人が歩いているのを母が見つけ、車を一時駐車する手続きをして付近を散策しました。マンションの向かいにある公園は以前の感覚より狭く感じるのは私が大きくなったから、というのもあるけど、いや明らかに敷地が小さくなっているような気がする。たしかグラウンドは砂場よりは一段下だったと思うのだけど、今は同じところになっているし。グラウンドへ飛び降りたりして危険だからってんで整地し直したのかなあ。野球をしていたときは、グラウンドが内野相当の広さだったので、「外野」は壁の上に居たというなかなか変なグラウンドでした。
その他、以前日曜学校に通っていたときの教会、ピアノの先生の家(とうに越しているのでいまは別の人の家)などを見て、本来の目的地、能勢町に向かいました。連休だというに、道路はスムーズですんなり走れました。ただ、オートマチックトランスミッションは空走感があってどうも気持ち悪い。ええ、私が特殊なのは重々承知ですけど。
能勢町に行ったのはたぶん35年ぶりくらいではないかと思われ、当然当時の記憶はきわめて曖昧です。家のかまどで火遊びをしたのだけ、覚えています。その家も既に売ってしまっているので、いまはどうなっているか確認することはできません。本家の酒蔵のところに車を止めて、挨拶に行ったら、留守でした。そこでお墓参りをして、これまた親戚が創設したという教会を見て、酒蔵の裏手の小さな神社を見たりして、ぶらぶらしました。静かなところでした。周囲にお酒のいい香りがしていて、隣が小学校ってのがちょっとロケーション的にアレだけど、その小学校も渡り廊下に柿を干していたりして、なかなか良い雰囲気の学校でした。
再び車に乗り、帰りは大阪市内への道路が非常に渋滞していましたが、無事に予定通りの時刻にレンタカーを返却し、新大阪経由で帰ってきました。新大阪始発の列車がガラ空きだったけど、京都で一気に満席。さすがこの時期の京都はすんごいですなあ。

★08年11月17日
妄想開始
いつも妄想してるだろ、って、そうですね..

で、これは、来年度の勤続20周年の休暇のことです。10日の休暇が取れるのです。当然、旅行好きを自認する私ですから、これ幸いと出かけるつもりです。
10日というのは平日で10日で、そのまわりに土日が3回あるので、通常は16連休。ゴールデンウィークやお盆など、元々の会社の連休につけてもいいので、そうすると3週間くらい休める計算にはなります。が、20年も会社にいると、いろいろなしがらみはあるので、たいていこの20年休暇をまともに取っている人はいません。
来年度は、「秋のGW」があるのをご存知ですか。9/19土曜日から9/23水曜までが、祝日の関係で5連休になるのです。しかーし!この5連休のど真ん中に、ひまオケの15周年記念演奏会が!さすがに2人しかいないラッパが一人いないのではまずいので、ここに休暇をつけるのはやめときましょう..9月は会社のオケの本番(9/27)もあるので、けっこう慌しいですね。あとは、入団することになったYCSの本番がいつになるか(会場が取れていない)。一説には春は諦めて秋にするという話もあるので、そうなると、旅行は俄然、初夏あたりになりそうな気がします。

行く場所はおそらくヨーロッパです。配偶者Sは会社の入社年度が違うので、私に合わせてこんなに長く休むことは難しいため、一人で行くことになるでしょう。それにSはヨーロッパには興味がないと常々言っているので、この際これはチャンスということですな。もう一つ、Sは寒いところが苦手なので、旅行を冬にして思い切り寒いところに行くという手もある。オーロラ撮影なんていいなー。
でも、冬まで休暇を取らないでいると、ずるずると年度末にずれこんで、結局取れないという人を多数見ているので、ここは思い切って早めがいいかと思ってます。
訪問地は、曾遊の地をもう一度、というパターン。ノルウェイのベルゲン・オーレスンを再訪しつつノールカップにまで飛ぶか、チェコに行ってプラハだけれなく地方都市に行くか。それぞれ、過去に挑戦できなかった鉄道の旅(ベルゲン急行や、ヴィーン・プラハ間のスメタナ号やドヴォルザーク号)もいい。
あるいは全く別の切り口で、好きな作曲家シューマン、メンデルスゾーンゆかりの地訪問なんかもいいですな。さらには楽器博物館巡り(オタクすぎ)。メンデルスゾーンは記念イヤーだから何かのイヴェントを中心に組んでもいいか。そうそう、ハイドンも記念イヤーだった。(メンデルスゾーン生誕・ハイドン没後、ともに200年)

そんなこんなで、妄想は尽きることなく、試しに訪問地と移動をざっと並べたら軽く3週間近くなってしまいました。候補を増やしたり減らしたり、これからが楽しみです。

★08年11月16日その2
業界狭い
驚愕の事実が。ってほどじゃないですが。

ひまオケに最近入ったOb奏者のH君。なんと、先週本番だった横浜シティシンフォニエッタでVc弾いていたHさんの息子さんだと!
練習終わったときに話しかけたら、「先日、父がご迷惑をおかけしたそうで。タクシーに乗せてくれたんですか?」いえ、私はその場には居ませんでした。そんなことがあったんだ。なんでも、額にアザを作ってご帰還だったとか。指揮者と学生時代の同期だそうで、つい飲みすぎたみたいですね。
いやあ、同姓といってもそうは想像していませんでした。この業界、狭いですねえ。

ちょっとまてよ、
そんならHさんもひまオケに連れてきて欲しいわけだが..

★08年11月16日
パーヴォさん
一言だけ。
パーヴォ・ヤルヴィがプーチンに見えてしまう私は、逝ってよしでしょうか?

★08年11月15日
丁寧すぎるのもアレだ
人間ドックに行ってきました。会社の病院が大井町にありまして、そこの検診センターなるところに朝行って、だいたい10時半くらいには終わります。昔は泊り掛けだったようですから、ずいぶん効率化されてますね。
で、行ってみて、毎年変わらないメニューではありますが、説明とかはちょっとずつ変わっていたりしてますね。これは何をするところなのか、とかの説明をしたり、質問があったり。血液検査のところでは、
・過去に血液検査で気分が悪くなったことがありますか?
・アルコールで(針を刺すところを拭いて)かぶれたことはありますか?
・本日は検査のために20mlほどの血液を採取しますが、よろしいですか?
みたいなことを聞かれるのだけど、3番目って、不許可と答える人いるのかな。人間ドックは任意だし、検診センターの血液検査の列に並んでいる人がいざ自分の順番になって「イヤ」とは言わんでしょ。
ひょっとすると、「まて、その針が完全に新品で問題ないことを示す証拠を示しなさい」とか言う人もいるのかな。

ま、そんなやりとりで多少時間がかかったとしても、結局全メニューの中では腹部の超音波調査で待ち時間が出るので、別にいいんだけど。超音波は本当に待ちますね。当然、これを先にやる人がいたり、いろいろ調整をした上で、です。でも実際、超音波は大変ですね。完全にマニュアル作業で、ちゃんと映るかどうかは技師さんの手元次第です。モニタ画面が私にもちょっと見えたりしますが、不鮮明ですからねえ。

で、終了後には検診センターで食事が出て、解散です。通常の平日の検診では検査結果が即日出て、2時間後くらいにもう一度検診センターに戻り、医師のアドヴァイスを受けたりするのですが、今回は土曜なので面接は希望者のみ後日実施とのこと。面接、やるとしたら火曜の午後と言っていたので、それじゃ結局火曜に休暇が必要、つまり土曜に来る意味が薄れてしまうわけで、面接なしにしちゃいました。

ところで大井町というとバーガーキングです。検診センターで食べちゃったので寄りませんでしたが、バーガーキング、アメリカンなところを強調したいために、大きなTVに向こうのCMを流しているんですね。そのアメリカンなセンスのCMは面白かったり、つまんなかったりするのですが、時々気になるのは、CMの最後に"$1"とか値段が出ちゃうこと。おいおい、向こうじゃ$1が、日本じゃ310円かい..(ワッパーJr)
そういやビッグマックが99セントとかだったような気も。12年前だけど。そういう世界ならワッパーJrが1ドルもやむを得ないですな。いま、景気減速のためにマクドナルドが売り上げを伸ばしているそうですが、決して安いとは思えないけど、やっぱりイメージなんでしょうね。その点、大きくて高いバーガーキングは苦しいかも。トリプルワッパー840円なんて常軌を逸しているよなあ。

★08年11月15日
機材整理
オリンパスOMの望遠レンズを2本、ズームレンズ1本をあるカメラ屋で売却してきました。けっこうな額面になりましたが、うち1本は生まれて初めて、「清水の舞台・・」という言葉がふさわしい買い物をしたときのものだったので、ちょっと寂しい感じはありました。でも、そのレンズ、350mmF2.8というスペックですが、レンズの自重だけで3.9kg、専用のアルミケースも入れたらおそらく6kgを超えるでしょう。到底、積極的に持ち運びして使うには至りません。それでも、昔は演奏会の写真とかでは活躍しましたし、必要な場面もあったのです。
しかし、いま私がデジタル一眼レフで使用しているオリンパスのフォーサーズシステムでは、ここまでの望遠は要らない。35mmフィルムの面積に対して、フォーサーズの撮像素子面積は約1/4ですから、同じ画角を得るには180mmの焦点距離があればいいのです。180mmはもう普通の望遠レンズですから、ちょっとがんばって180mmF2でも2kgを切りますし、F2.8ならもっと軽い。だから、350mmは退役ということにしました。
それにしても、カメラ屋の買取で、買ったときの2/3の価格で売れたのは驚いた。買取って、通常は売値相場の1/3〜1/2くらいですし、マニュアルフォーカスのレンズはもっと渋いから、予想以上に高かったのですよ。普段から強気の値段をつける店なので、むちゃくちゃ高い価格で売り出すんだろうなあ。

そのレンズ代金は、家計から借りて買ったピッコロTrpの償還と、来年の旅行資金になる予定です。来年、勤続20年の2週間の休暇がありまして、家族ほったらかしで出かけます。まだまだ足りないので、使わない機材は順次処分していくつもりです。


★08年11月9日
横浜シティシンフォニエッタ(YCS) 第15回演奏会
掲題の演奏会にエキストラで参加しました。
昨日の会社のオケでの失敗を引きずらないように
(と、書いていること自体、引きずっているわけだが)、努めて気楽に、そして冷静に臨んだつもりです。とはいえ、ナチュラルトランペットでの公式デビューだったのでやはりかなり緊張しましたね。
でも、1曲目がモーツァルト「後宮からの誘拐」で、これ、下のドからドードードー・ミーミーミー・ソソソソソ、なんです。外す音程じゃないし、しかも曲調はトルコの軍楽隊のイメージですから盛大に粗野にやって、というわけで、この曲が1曲目であったのには感謝したいところです。もっともその後で上のレの音でポロポロやっちゃいましたけど..このオケに呼んでいただいたNさんが1st、私が2ndですが、どうしても、私の楽器は上のレが高い。そこを強引に下げようとするとレじゃなくてドが出てしまう、まあ当然の結果ですな。リンツもそうでしたが、全体に細かい音での精度には課題が残りました。ナチュラルデビューとしては、自分の現在のレヴェルではここまでが精一杯だったかと今にして思いますが、そういう状態でこんな貴重な機会を設けてくれたNさんはじめ、YCSの皆様に感謝。
後半はワルツ・ポルカ集で、中でも重要な曲と想定される「ウィーンの森の物語」とアンコールの「美しく青きドナウ」の1stがNさんで、その他を私ともう一人のトラのKさんで分担。私は「ハンガリー万歳」「酒・女・歌」だったんですが、舞い上がりまくりで、「酒・・」の第2ワルツではもう音程が上ずり、いやはやどうなることかと。隣のNさんが「高いよ」と囁いてくれて我に返りました。それでも下がらず、真ん中のソ(C管)を1・3番にして3番管を抜いて、Cは2・3番で吹いて、と替え指を使って何とか。しかし、替え指使うなら一旦口を離して深呼吸でもすればいいと思うんですが、それができないところが、やっぱり舞い上がっていたんですね。
1stの御役御免のあとは、ハンガリー舞曲第1・第6の2nd。代わって1stを担当するKさんの音程につけようとするも、自分が上がってしまっていて最初はなかなか大変でした。アンコールは多少冷静にできたかも。
そんなわけで、個人的な出来はアップアップだったけど、楽しい演奏会ではありました。お客さんも300人弱入って、ホールキャパ(430人)から見てもなかなかの入りだったと思います。
終演後、中華街で打ち上げ。2次会までお邪魔しました。これも楽しかったです。

そうそう、「ウィーンの森」、チター奏者を呼んだんです。生の音を初めて聴きました。舞台が狭くて、金管後列からは全くその姿が見えませんでしたが、その素朴な音は会場のお客さんにも感銘を与えたようです。
あー、あと、他の楽器の話としては、トロンボーンの方が上手かったですね。「酒・・」ではいろいろ1st同士オクターヴで動くところがあったのですが、私のほうに余裕がなくて残念至極でありました。最近、会社のオケでもトロンボーンに上手い人が入って、下からのプレッシャーを無意味に増幅して自分を追い込みがちですが、上手い人には上手く乗っかって吹けばいいわけで、そこらへんの気持ちの持ちようにも課題が残っていると感じました。

★08年11月8日
やっちまった!
うーん、近年稀に見る、やっちまった感の大きな演奏をしてしまいました。全体はまあまあ良い演奏会だったとは思うけど。

気を取り直して、明日も演奏会。23時前には寝るぞ!

★08年11月3日
動物公園、新幹線、中華料理
今日はオケのない休日。
昼ごろに川崎市の夢見ヶ崎動物公園に行きました。入場無料なのですが、小さな動物園になっているのです。若干交通の便が悪く、駐車場もわずかしかないので公園の入口付近が路上駐車だらけでちょっと危ないのが玉に瑕ですが、遊べる広場もあってなかなか良いところでした。
天気が悪く、寒かったのだけど、息子も元気に遊んだし、楽しめました。久しぶりに望遠レンズを持ち出して、E-3につけて撮ったりしました。公園全体が小高い丘の森の中なので、動物の檻も暗く、それゆえピント合わせがしにくく、ブレやすいのが難点です。幸い、カメラの手ブレ補正がよく効いて、動物側が止まってくれていれば、まあまあの写真が撮れました。しかしサルとかは全然ダメだったなー。

動物公園から帰ってきて、配偶者Sが美容院に行き、息子と2人で部屋で遊んでいたのですが、ヒマだし、この際新幹線でも見に行くか!ということで新横浜に。さらに悪ノリをして、新横浜から品川までの自由席の切符を買ってプラットフォームに上がったはいいが..

息子が寝てしまいました..

なんのために来たんだオラー、おきんかい!と叩いてもゆすっても起きません。結局、品川までぐっすり、品川から川崎までの東海道線もぐっすり。結局、カメラと息子を抱えてずっと移動していただけ。いい運動になりました。こういうときに、気合を入れてE-3に14-35mmF2なんて担いでいる私はアホですね。

川崎駅からは自宅の方向に少し歩いて、配偶者と待ち合わせ。帰路の途中にある中華料理店で夕食です。ここ、味はいいし空いていて子供連れにはいいので重宝していたのですが、2ヶ月前くらいに名前が変わってしまったんです。それで心配して一度行ってみようと思って、今日行ってみたら、何と、また名前が変わっていた!
いったい何があったのでしょう。オープンは一昨日で、しばらく割引キャンペーンがあるみたいなので、入ってみました。店は内装が変わっているものの、構造は以前と同じです。店員は替わっていますね。出てきた料理も明らかに変わった。前は南方系というか、どっちかというと薄味だったのですが、今は濃くて、辛い。マーボ豆腐はしっかり四川風ですし。息子は寝起きだというのに炒飯をたくさん食べてくれたので、一安心です。
4品頼んでご飯を2杯追加して、ビールも飲んで全部で2000円以下。4割引きくらいだったようです。しかし定着するかなぁ。上に書いた、「味はいいし空いていて」というのは、つまり人通りがあまりないところというわけで、川崎駅からちょっと遠いんですよね。短期間に店の名前が二度も変わったってのはやはりそれが原因かと勝手に推定しています。

★08年11月2日
進歩なし
横浜シティシンフォニエッタの練習。
起きたら、先週と全く同じ時刻でした..あっちゃーーーーー!
今日は珍しく息子アラームもなく、二人でぐっすり眠りこけておりました。配偶者Sは起きていたのだけど、何時に起こしてとは言っていなかったのは失敗。
で、しかも今日は車が使えない日。Sが、エキストラを連れてひまオケの練習に行くので、私が持っていくわけには行かないのです。で、鉄道で行ったら、かなり遅くなってしまいました。車で行ったのより20分以上遅れてしまいました。あー、進歩ないねえ。
練習はサクサクと進んで、午前も午後も時間が余り気味。午後は、ある曲があまりに早く終わりすぎて、トロンボーンのエキストラの人が未だ来ていない状態だったので、「じゃ、この時間を使って会議をします」ということで、オケの運営の打ち合わせをしていました。私はこれ幸いとおさらいした上で、15分ほど寝ていました。いやー、こんなにさくさくやってくれたらなあ、会社のオケの常任さんも(ムリ)。
もっとも、このオケの今回の演目は、曲がたくさんでワルツも全部繰り返しあり、なのでサクサクやってもかなり疲れるんですけどね..

練習が予定より30分早く終わったので、ひまオケに向かっている途中のSにピックアップを依頼してみたら、あっさりダメと言われてしまいました。がっくり。まあ、南太田まで来ると遠回りなんで、仕方ない。
今日は、Sの実家が留守なので、息子は預けられず、私が付き添いということで練習は欠席。練習をしている場所にはミニ図書館があるので、時間つぶしには困らず、楽しく過ごしました。

★08年11月1日その2
現像完了
会社のオケの練習後、配偶者Sは息子を抱き、私はチェロとラッパ2本を持って帰宅。夕ご飯を食べてから、私はもう一度外出してヨドバシへ。昨日現像できなかったフィルムを、今日こそ現像するのです。
定着液は最近は液状のものが主流なんでしょうか、単に粉の在庫が切れていたのでしょうか、フジフィックスの粉末は無し、コダックの粉末は1ガロン用で多すぎるので、フジの液状のものにしました。1:2に薄めて使うのです。
再び帰宅し、出掛けに冷蔵庫から室内に出しておいたD-76現像液の温度を測定。18℃、ちょっと低いので、少しだけぬるま湯に容器を漬けて20℃に。これでばっちり。温めている間に、定着液を薄めて、停止用の酢酸液も薄めて、現像開始です。D-76だと現像時間が早いのがいいけど、マイクロドールよりはコントラストがきつめになるのかな。ま、いいでしょう。6分半で現像して、酢酸で停止、次いで8分間の定着作業。10分間、流水で洗浄してあとは乾燥です。湿度が低いので比較的速く乾きました。ちょっとカールしているので、フィルム袋に入れ、雑誌にはさんで保管中です。今日はスキャンはやめとこう。
そういや、フィルム袋(ネガのスリーブを入れるやつ)が最後の1枚だった..危なかった。これがなかったら、全てを投げ出して暴れるところでした。次のを買ってきておかねば。

★08年11月1日
パナ・三洋
パナソニックが三洋を買収する計画だそうで..なんだか「社長 島耕作」の展開になっちゃった。まあ関係ないだろうけど..
そういや以前、「監査役 野崎修平」の舞台だったあおぞら銀行(初出時は架空)、本当にそういう名前の銀行が後から出来ちゃったというのもありました。

島耕作シリーズの「初芝電産」は芝がついているのでちょっと弊社が混ざっているように見えてしまいますが、皆さんご存知の通り、作者が松下に3年くらい勤めてますし、漫画の中でもカリスマ的創業者がいたりして、やっぱり松下ですね。
それにしても、巨大な会社になりますね。要らないところは売ってしまうんだろうか。電池事業なんて、強力になりそうですし、三洋のデジカメOEMもかなりの台数を現在もやっているらしいので、その分野でも強くなるでしょう。

★08年10月31日
手順悪し
久々に、モノクロを1本撮りました。イルフォードのパンF。
実効感度50で、ちょっと日陰になるとつらいのだけど、なにしろカメラ側のシャッター速度が1/250秒までしかないので、高感度フィルムを入れると逆に日中は撮れない..
そんなわけで、感度50、絞りはF4.5くらい、シャッターは1/50-100くらいを多用して通勤前に1本撮ったわけです。
そして、帰宅後に冷蔵庫から現像液を取り出して20℃まで戻し、部屋を暗くしてリールに巻いてフタをして、そういや定着液をどこにしまってたっけ、と部屋の片隅に目を向けたら、口の開いた定着液のボトルが..前回現像したときに、そろそろへたってきたからって捨てたんだった。定着液の薬剤の買い置きは..無し!
終わった..

明日、ヨドバシが開いている間に帰ってこられればいいんですが。
つか、さっきヨドバシ行ってたんだよねえ。現像するの分かってたんだから、気付けよ、と。

最近いろんなことの手順が悪いです。

★08年10月30日
時代錯誤的
いやー、パナソニックの新しいデジタルカメラ、G1の宣伝ですが..
「女流一眼隊」という、和服着た女優さん5人が宣伝キャラクターとなっていて、カタログには「一眼あそばせ」だって..
ここまでやりきる度胸がすごいですな。そして、カタログはなんと縦書きです。
それでいて、カメラ本体には和風テイストは全く感じられないんだけど、まあ要するに、宣伝ってそんなものなんでしょう。注目を集める手段だし、宣伝キャラクターとなった中年女性だけがターゲットではないことは確かだし。
それにしても、他のモデルの「きみまろズーム」といい、ちょっと恥ずかしいです、私から見ると。

ちなみに、海外の宣伝ではそんな路線ではありません。当たり前か。

ま、この時勢に最高益という会社だから、宣伝がどうあれ、やっぱり上手く売っているのでしょう。

★08年10月27日
コケました
帰宅中に、長い会議に疲れたのか、道の真ん中でパタリとコケました。普段スーツを着ない私が、今日に限ってスーツ着ている..しかも一番高いやつを..ほんの少しだけど、布に損傷が..落ち込みました。あーもう!
コケたとき、右手をアスファルトにずりーっと擦ったんですが、幸い手の皮が厚いところで、むけたりはしなかったんです。しかし今日になって、別のところが痛い。つまり右肩。右手が肩より上に、上がらない..まあ、私の仕事ではそれは支障がないんですが、着替えは難儀しますねえ。
そして、もう一つの心配は、ラッパ。ちゃんと保持できるのかと思ってさっき楽器を持ってみたら、まあまあ大丈夫。基本的に、トランペットって、左手で支えて右手はヴァルヴですから。ナチュラルトランペットも、私のいまの楽器は左手で支えて右手で穴を押さえる仕様だし、どうにかなりそうです。ただ、ファンファーレを吹くときに楽器が下がっちゃうのがカコワルイ。
あと2週あるので、治ってくれることを祈りつつ..でもトシのせいか、最近こうした問題が治りにくい(笑)。困ったねえ。

★08年10月26日
今日の練習
午前中は横浜シティシンフォニエッタの練習。9時半の練習開始なのに、起きたら9時でした。あっちゃーーーーーー!
で、慌てて準備して、9時15分くらいに家を出て、雨模様だし駅まで歩く時間がもったいない、ってことで車に乗って行きました。実は、前の練習のときに周辺を散歩してコイン駐車場があることは知っていたので。9時50分くらいに練習場に入りました。リンツの2楽章をやっていまして、切れ目で強引にコントラバスの間を縫って入りました。ウォームアップしていないので当然ショボショボ..すんません。
交響曲の後にリチェルカーレを降り番で聴いて、「後宮・・」の後にはハンガリー舞曲やワルツなどが目白押し。今日から3番目のTrp奏者Kさんが参加されました。3人いるとやはり楽になりますね。とはいえ、私の1stの担当分、「ハンガリー万歳」と「酒・女・歌」、十分にきついです。リンツの4楽章で「ホールの超過料金とられそうなので後半の繰り返しはやめました」と指揮者がおっしゃってましたが、ワルツの繰り返しを省いたほうがいいのでは、とTrpの中では言っておりました..
合奏後、Trbの方(この方上手いんだよなあ)が「3人は一緒のところでやってらっしゃるのですか」と話しかけてきました。いえ、今日初顔合わせです..仲良さそうにみえたらしい。

午後は家に戻り、15時半くらいにまた車に乗って、配偶者Sの実家に。今日は義弟一家も来ていて賑やかでした。息子を預けて、ひまオケ練習に出発。
ひまオケの練習は、少し早めに集合して「おもちゃの交響曲」。おもちゃを演奏する人員は、先週志願した人たちで、なかなかおもしろいけど、あのフツーの4拍子で、入るところが分からなかったりするのは感心しないですねえ。ある人は、スコアを持っていて譜面台に置いてやっているのに、落ちていた..おいおい..あとは、根本的な話ですがおもちゃ以外の弦楽器に丁寧さが足りないですな(Vn)。弦楽器は乱れずにやって、おもちゃがちょっとズレたりぶれたりは愛嬌でいいと思うけど、母体部分がブレるとおもちゃが引き立たないですよ。もうあと1ヶ月ちょっとなので、おもちゃの音に気を取られていてはいけません。
18時からは通常の合奏。今日はTrb・Tubaが勢ぞろい。やっぱり低音があると安定します。これは嬉しい。
ところで、モルダウの流れはいまいちです。急流が遅すぎるのはまあ趣味の範疇でもいいけど、モルダウのテーマがE-Durになる、Piu motoのところで2箇所、えらいritがあるんです。これが激しくダサい。354小節のは要らないだろうと思うんですが。358小節のはあってもいいが、過度に感じます。最後の弦楽器は遅すぎ..だんだん遅くなるというより、あるところから明らかに遅い。こうして、どぎついテンポの振り方に頼るのは、オケの音(表現)そのものに足りないところが多いせいかもしれないので、そこは今後の課題かな。

★08年10月22日
残念
今日は、水曜なので所謂定時退社日ということになっています。ちょうど、会社のオケに入ってきたトロンボーンの新人さんが、あるところで金管五重奏をするというので、それを聴きにいくつもりでした。

が、結局、会社には22時くらいまでいました。
なんか、最近全てが悪い方向に転がり始めている..加えてなんですかこの円高は。泣きっ面に蜂とはこのこと。

帰宅しても息子はとっくに寝ているし、すると朝に保育園に行く時刻が遅くなる一方ってわけです。理由は、私が息子と遊びたいから(笑)。あまりに遊んでしまい、上司に「もうちょっと早く会社来て」と言われてしまいました。はっはっは。

★08年10月20日 たった3種類のこと
カメラ店に行って、フィルムで現像・プリント依頼を出す人が少ないことは重々承知で言うのだけど..フィルムを出されて、どうしていいか分からないというのはさすがに店員としてどうかと?
だって、フィルムを出されてやることはたったの3種類。

(1)ネガの場合はほぼ同時プリントだから、例えば「L判(or 普通のサイズ)でいいですか」と尋ねる。現像のみなら客のほうでそう言うだろうから、質問は一つで十分。
(2)ポジ(スライドまたはリバーサルとも言う)の場合は、「スリーブ(6コマ1枚の状態に切る)ですか、マウント(1枚ずつ紙のスライド枠に入れる)ですか」ときく。客の答えに応じて、スリーブかマウントに○をつける。
(3)現像済みフィルムの場合は、焼き増しだからサイズと枚数をきく。
(1〜3のそれぞれに、集配カレンダーを見て納期を確認するというのがある)

ま、これに加えてスキャンしてjepgをくれとか、インデックスプリントしたいとか、モノクロの人もいるでしょうけど、ほぼ上記3種で足りるでしょう。切り現やデュープやインターネガは..知らなくても問題ないでしょう..
見たところ、フィルムの銘柄を見てまずネガ・ポジの判断がつかないところで止まっているっぽいですね。んで「店長〜」って走っていくという。これでも、フィルムの種類はずいぶん減ったんだがなー。コニカとアグファはなくなり、一番ミスしやすいと想像されるコダクローム(ポジでも現像方法が異なる。というか、こっちのほうが先に出た方式)も日本での集配はなくなったし(個人で米国送り!)。
別にたいしたことじゃないんだから、いいかげん覚えて欲しいと思います。なんか怒りたくなるというよりは寂しいですね、店員が習熟しないのって。この間は、我慢できずに私が袋に記入しました。最近は、フィルムを出すより先に「ネガの現像のみお願いします」とか予告してます。


★08年10月19日
オケ老人!
知人の日記に紹介があり面白そうだと思ったので、早速買ってきました。
http://www.shogakukan.co.jp/orche/
と言いつつ、いくらなんでも今日日記を読んで、すぐ買うまでには至らないと思っていたんですが..午前の練習が終わってから、会社のオケの演奏会でファンファーレをやるってんで譜面ネタを探しに行こうと銀座に行ったところ、結局適当なのがなくて手ぶらで歩いていたら、ちょうど目の前に本屋があって、レジに近い新刊コーナーに置いてあったという次第。

当然、私の友人はオケ関係が多いし、興味を持たれた方にネタばれするといけないので、内容については書かないように致しましょう。
差し支えない範囲で感想を書くと..
私は非常に楽しめました。アマチュアのオーケストラ活動という、世間一般から見ると特殊な形態に見える(であろう)趣味の本質を突いているかもしれません。筆者はアマオケにかなり詳しいようで、自身も経験者である可能性が高いと思いますが、そのオケ描写の詳しさには、アマオケ奏者であれば「ああ、それあるね」と思うところも多いでしょう。登場人物や展開の設定が突拍子もない感じもしますが、物語の内容にはそんなに影響しませんし、最後には「ま、それでもいいか」と許せる気になってしまいました。
ここのところ、忙しい忙しいと言いつつオケをやっているので、何かちょっとズレたところがなかったかと、少し自省の念にかられました。まあ忙しいのは事実だけど、それが前面に出ちゃいかんな、と。
気持ちを新たに来週もがんばろう。

★08年10月14日
大井川鉄道
昨日と今日、1泊して大井川鉄道に乗って来ました。新幹線で掛川まで行き、ちょっと戻って金谷へ。ここから千頭までSL急行かわね路号、千頭から先は井川線で終点井川まで。朝9時10分に最寄り駅を出発して井川に着くのは15時6分、つまり6時間、ほぼ列車乗り詰めという嬉しい(?)行程です。井川では民宿に1泊。帰りは適当に帰ってくる予定でした。
さて、まず行きのSLですが、C11に7両の旧型客車を連結、重量の都合から後部に電気機関車を補機としてプッシュプルするという運行です。金谷駅にはこの補機+7両は到底入らず、事実上1-2号車だけがプラットフォームにかかっていたくらいで、SLはもちろん見ることができません。SLは終点千頭で見てくれとのアナウンスです。私たちが乗った車両はオハフ33型で、47-48年ごろの製造、つまり60年前の客車です。これに対抗しようと1950年ごろのカメラを一台持って行ったのですが、結局ほとんど使わずに帰宅してます..意味無し..
客車は7両ですが、金谷から乗った客はせいぜい数十人で、実際には次の新金谷やさらに先の家山から乗ってくる人が多かったようです。その理由は、金谷駅がJRのアクセスが悪いこと。列車の本数が少ないうえに、駅前が狭くて車が止められないというわけです。団体客は新金谷から乗る人が多いようです。また、家山から乗るのは乗車時間が短いというデメリットはあるものの、景観のよさを考慮するとそこから乗車するほうが感動的という考えからかもしれません。
そんなわけで満席の車内、かなりにぎやかでした。座席はいまの日本人の体格では明らかに狭いですが、1時間24分なら問題はないですな。窓が開けられるというアピールのためか、最初から一つおきに窓が半分開けてあるのは現代日本人対策でしょう。ちょうどいい気温だし、全開にして煤煙の香りを楽しみました。
この列車でよかったのは、弁当の予約システム。金谷駅は手狭で待合室もない状態なので、弁当は切符の予約のときに電話しておけば、指定の座席に置いてある、というわけです。車内を巡回する弁当の集金係りに代金を支払います。ボックス席で相席になった中年夫婦は「それ、予約ですか?そうですよねえ、予約ですよね..私たちはせんべいだけですよ」としきりに羨ましがっておられました。ちなみにその弁当は、私はわりと普通の弁当で、配偶者が頼んだのは昔風のおにぎりとおかずがぎしっと詰まった「ふるさと弁当」なるもの。座席が狭いので、そっちのほうが食べやすかったかも。私の「汽車弁」は容器が大きすぎて、名前は古そうだけどどうも昔風とは言いがたい。
列車は、途中抜里(ぬくり)と笹間渡(ささまど)の間で大井川を渡るまで、右側の景観が良いのですが、大井川を渡ると左側に眺望が開けます。私たちは左側の席で、ちょうどよかったですね。しかも車両は後方なので、カーヴでは先頭のSLと客車たちが見えるし。速度はまあゆっくりで、金谷−千頭間39.5kmを1時間24分かけて走ります。途中の停車駅が少ない急行ということになっているのですが、実際は各駅停車のほうが1時間10分少々で速い!..まあ、SLの動態保存のための費用と思えば急行料金+560円もそれほど高いわけではないですけど。また、SLに加えて、この路線は他の私鉄からの譲渡車両を運行しているのが特徴で、近鉄16000系、京阪3000系、南海21000系など、関西に昔住んでいた私にはちょっと懐かしいです。住んでいたのは阪急沿線だったのですが、当然、鉄道の本とかでは出てきますからね。ちなみに、帰りは近鉄と南海に乗りました。
車内では、息子が早々に寝てしまいました。ごはんを食べて眠い時間帯なので止むを得ません。眠そうになったところで私が窓側に移動、以降はずっと窓の外を眺めておりました。おかげで顔や頭がススだらけ。たった1時間24分でこれですから、数時間以上乗るのが当たり前の昔は大変だったでしょう。
千頭に着き、機関車の周りは黒山の人だかり。満足に記念写真も撮れません。というのも、次の井川線の接続が「良過ぎる」からです。たった10分で乗り継ぎはないでしょう!30分は欲しいところです。なお、この井川線、SLに接続する13時22分の列車が終点井川まで行く最終列車です。これに乗り遅れると、宿に着けないのです。案内書(今回の大井川鉄道+民宿のパックプラン)には列車に乗り遅れた場合はタクシーで、なんて書いてあるけど、千頭から25km以上、そんな区間をタクシーに乗ったらパック代金(11980円)より高くつくでしょう。何としてもその列車に乗らねばなりません。
その井川線ですが、これは元々ダム建設のための路線で、現在は中部電力が所有し、大井川鉄道に委託して運行しているものです。よって元の軽便鉄道の規格によって、客車は非常に小型にできています。小さな箱がいくつか並んでいるだけで、連結通路はなく、車両の中は1・2人掛けの椅子が並んでいます。幸い、そんなにぎっしり混んでいるわけではないので、2人ずつが向かい合わせになっているボックスを使うことができました。列車はディーゼル機関車が坂の下から押す形式で、いかにも山岳鉄道という趣です(下から押す=連結が外れたりする事故を防ぐ)。車両が小さいのはカーヴがきついということも理由で、車輪の回転差のせいでキーキーと非常に大きな音がするのは耳に痛いほどです。
景観は概ね右側が良いようで、途中に連結されているトロッコ車両はベンチが右側を向いて設置されているほど。普通の車両も、2人掛けの椅子は右側になっています。千頭まで、けっこう広かった大井川が、急に狭くなって峡谷鉄道に変わるのがおもしろい。29.5kmを1時間44分かけて登るので、列車の速度は益々遅いのですが、あの急カーヴはこれ以上だせませんなあ..途中、長島ダム駅からアプトいちしろ駅まではアプト式のラックレール方式での登坂になります。ここだけが電化されているというのも異色ですが、これは、長島ダム建設の際に一部区間が水没することになり、ダムの湖岸に新線を建設してそこを90パーミル(1000m進むごろに90m上がり)のアプト式区間としたということです。ここだけは90年に開通した新しい線路で、ほとんど直線でわりとあっけなく列車が進むところです。
そんなわけで、いろいろ楽しめた列車の旅でしたが、さすがに最後は息子が飽きてしまって泣いて暴れていました..列車の騒音でかき消されておりましたが..
井川には予定通り到着。駅前には車が着けられず、宿の送迎は駅と反対側の何もないところに来ていました。列車の運転手さんに切符を見せて駅の外に出ました。宿は井川駅から10分くらいで、井川本村というところです。井川湖というダム湖のほとりにある、比較的平らな土地に集落があるわけです。井川駅はダム建設のためのものなので、集落とは離れてしまっているのです。宿は民宿で、ごはんが美味しくて楽しめました。客は我々だけで、離れの2階客室2部屋を独占。息子も広い部屋を走り回って喜んでいました。
井川本村(現在は静岡市葵区の一部)は人口700人くらいの地区です。商店が数軒並ぶところが宿のすぐ近くにあり、散歩しましたが、虫の声ととんびの鳴き声がするほかは、風の音しかしない静かなところです。夜は寒くて、洗面所・風呂のある1階のところにはファンヒータが入っていました。その温風も、なかなか2階には届かず、明け方は寒くて何度か目が覚めました。
帰りは、本村の船着場から無料の渡し舟でダムまで。雨が降っていて寒かったです。この船、ダムまで直行せず、井川大橋という吊り橋まで行ってからUターンするのです。最初は何が起こったのか理解できませんでしたが、これは遊覧船も兼ねているというわけでした。ダムからは駅まで徒歩で10分くらい。途中土砂崩れのため時間帯通行止め区間があり、渡し舟の客だけは特例で通してくれます。ただし、途中で立ち止まって景色を眺めるのはダメで、というのも、上の人に「何人通したから」と無線連絡をしているので、途中で道草を食うと「来るはずの人数が来ない」と困るからでしょう。
帰りは、千頭までまず直行、千頭で昼食を食べて寸又峡温泉に行こうと思っていたら、バスに乗り遅れ、駅前の「音戯の郷」も休館、仕方ないので大井川鉄道の本線に乗って川根温泉ふれあいの泉(最寄は笹間渡)に行きました。ここ、大井川鉄道から露天風呂が見えるというなかなかおもしろい設定でして、SLが通るときは風呂からも手を振ってくれるのです(風呂に、SL通過時刻の表示あり!)。入浴料500円を払い、息子と一緒に露天風呂に入りました。SLが通るまでは居ませんでしたが、大きな風呂に息子もご機嫌で、楽しめました。息子が水面を叩いて塩辛いお湯が顔にかかってしまいましたが..風呂上りに川根茶入りのソフトクリームを食べて、また幸せに。
笹間渡から再度大井川鉄道に乗って、金谷からは行きと同じく、JRを使って帰ってきました。平日なので、品川からの東海道線がつらかった。観光地が空いていたのはメリットだけど、家の近くの移動はかえってきつかったですな。でも、それを補ってあまりある休暇になりました。

★08年10月12日
YCS練習
横浜シティシンフォニッタの練習でした。今日は9時半から17時までという特別(?)練習です。全曲ができたので、練習2回目の私にとっては非常にありがたい機会になりました。
私はエキストラで、団員のNさんが主に1stを吹かれるのですが、なにしろこの曲数、しかも、ワルツは全部繰り返しあり、D.S.ありという、いやー、初体験ですよこういうのは。今まで、会社のオケではワルツってほとんどアンコール用としてのネタで
(1回だけニューイヤーと称して多少まじめにやりましたが)、演奏会直前に慌ててやるからカットだらけで、しかも出来が悪い。その点、ここの演奏は非常に勉強になります。
まあしかし、問題は体力です。今のところ、「ウィーンの森・・」、まではNさんが1stをやって、それ以降は私か、もう一人招聘必要なトラさんに1stを割り振るような計画だそうです。今日は「酒、女、歌」と「ハンガリー万歳」を私が担当しましたが、ワルツ、D.S.する頃にはヘロヘロです..体力無さすぎですなあ。
ともあれ、全体像は見えたので、指揮者のテンポ感も一通りやってもらってだいたいつかめたような気がするから、来週以降はもうちょっと精度が上がるかと。あと、私は全体に音が短いですね。注意せねば。
Nさんはこのキツイ練習の翌日、ロ短調ミサの本番だそうで..いやはや大変なことです。がんばって下さい..

〜〜〜
横浜シティ・シンフォニエッタ 第15回演奏会

2008年11月9日(日)13:30開場 14:00開演
神奈川県民ホール 小ホール

チター独奏*:高塩直也
指揮:児玉章裕

モーツァルト/歌劇「後宮からの誘拐」序曲K.384
バッハ(ウェーベルン編曲)/6声のリチェルカーレ
モーツァルト/交響曲第36番 ハ長調 K.425「リンツ」

J.シュトラウス2世/ワルツ「ウィーンの森の物語」Op.325*
同/ポルカ「ハンガリー万歳」Op.332
同/ワルツ「酒、女、歌」Op.333
ブラームス/ハンガリー舞曲 第1番
ブラームス(パーロウ編曲)/ハンガリー舞曲 第6番
バルトーク/ルーマニア民俗舞曲

★08年10月11日
府中に
私の母の誕生日(実際には1日だけど)ということで、府中に行ってきました。
最近定番となりつつあるのですが、配偶者Sと息子が先に行き、私はもう少し寝坊してから追いかける、というやり方で。ええ、大変不評です(笑)。今日も、10時にSたちが出て、私は13時。ははは..
そんなわけで14時過ぎに着いたのだけど、日中はけっこう暑くなりましたね。雨が降りそうな天気だったけど、なんとかもちました。
着いたときには息子は昼寝中で、起きたらえらく不機嫌でした。最近、寝起きは不機嫌であることが多いので、ちょっと大変です。何かのきっかけで機嫌が直るのだけど、これがその時々で違うのがやっかい。
そんなわけで、機嫌が直ったところで母の誕生会。私はフリューゲルホルンを持参し、ハッピーバースデーを演奏。1回演奏したけど息子がほとんど唱和してくれないので、もう一度演奏したら「もうおわりだよ」「おっきいよ」(音量)と言われました..なるほどその通りですな..それでppにしたんだけど、ウォーミングアップなしでppの演奏ってつらいねえ。
ケーキはホールではなく、カロリーを気にして小さめのロールケーキ。親がスペインだったかポルトガルだったかで買ってきた砂糖菓子を乗っけて何となくケーキっぽくしていました。かわいいですが、これを外すとケーキの外側にべっとりと着色料の跡が!
その後、多摩川の河原を散歩。夕日がきれいでしたな。夕飯も食べて、20時過ぎに辞去しましたが、列車の接続が悪くて22時近くに帰宅しました。私が明日は留守なので、一緒に帰ってきても意味がないってことで、Sたちはそのままお泊りです。

★08年10月10日
今週末は
一転、オケ少な目。無し、じゃないところがアレですが(笑)。
明日は実家に遊びに行って、親の誕生日と称して結局自分たちがケーキを食べてしまおうという..だから体重が減らない..

明後日は横浜シティシンフォニエッタの練習。久しぶりなので、ちょっと心配ですが、練習が長いみたいなので、じっくり取り組みましょう。

ひまオケは最近、こういう連休の場合、月曜に練習をずらすことが多くなりました。ところが配偶者Sの実家が留守。となると息子を預けることができず、あえなく欠席と相成りました。そして、なぜか14日はうちの会社(事業所)が休み。となると13-14日でどこかに出かけたいわけで、大井川鉄道に乗りに行って来ます。千頭までSL、さらにアプトラインも乗って井川で1泊する予定。息子は、「とーかいどーせんのって、しんかんせんのって、しゅしゅぽぽのって」と呪文のように唱えております。
と、言いつつ、実は父親が一番楽しみにしている可能性は否定できません。今から、どのカメラを持っていこうかと悩みに悩んでおります..

★08年10月7日
浮気のしすぎ
なんて書くとアレですが、ひまオケ方面より、どうも最近トラ活動が過ぎる、との指摘があった模様..ええ、その通りで..
狭い業界、頼まれるとツテでどんどんトラに出てしまうのは、学生時代に全然出番がなかった頃の反動ってことで、病気みたいなもんです(笑)。誘われるうちが華、と開き直ってます。
と言いつつ、俊友会のUさんから「K北区民にもきてよー」と言われたのは断ってしまいましたが。

今年は特に多いですね。でも、私の知人には年10回じゃすまないほど舞台に乗っている人もいるんで、そんなにたいしたこともない、と思ったりも。
で、演奏会が日曜にあると、日曜に練習のあるひまオケは欠席になっちゃうわけです。

2月:ひまオケ(追悼演奏会)
5月:会社のオケ
7月:ひまオケ
8月:獅子座オペラ、会社のオケ(マレーシア)
10月:俊友会
11月:会社のオケ、横浜シティシンフォニエッタ
12月:ひまオケ

9回ですね。多くない、多くない..と自己暗示。
つか、ひまオケが一番多いじゃないの今年。

★08年10月5日
俊友会管弦楽団 グレの歌
本日、無事本番が終わりました。貴重な体験が出来て感謝しています。

昨日のトヨタの会議室では意外に細かく返していた第3部も、本日のリハーサルではすっと流して、予定より1時間早く終了。ただし、「合唱・独唱に対してオケがうるさい」という注文はつきました。当然のことですね。何しろ136名のオケです。全員フォルテシモではさすがにうるさい。
さて、13時にリハ終了して開演は16時、私は第1部の出番はないので、休憩後からが本番です。すなわち、17時半過ぎに舞台に乗るわけです。錦糸町駅の中古カメラ屋に行ったけど、たいした時間つぶしにならず。ネットカフェにでも行って、会社のオケのプログラム原稿書きでもするかと思ったけど、結局楽屋でのんびりしてしまいました。

本番はいろいろ小さな事故はありましたが、なかなかよかったのではないでしょうか。客として生で聴いたことがない上に、コントラバストロンボーンとバストロンボーンの前に座っていて、強奏になると全体の流れがよく聴こえず評価が困難ですが..一応自分自身は冷静だったつもりです。
演奏会の前にこの演奏会の「音楽監督」の三枝成彰氏が曲目解説をしました。いきなり「この曲には私もみたこともない楽器がありまして、それはコントラバスチューバ・・」えっ、それって普通のチューバじゃん..トロンボーンのことを間違えたようで。しっかりコントラバストロンボーンの人が立ってあげてました。その後、だんだん尻上がりに調子が上がって来て、スピーチを終えられました。このプレトークは、演奏会に遅れてきたお客さんを入場させるバッファーにもなったようで、なるほどそういう手もあるんだと思いました。なにしろ、遅刻して入場できないと、第1部終了まで70分も待つことになりますから!
私は第3部のみの出番なので、第1部終了後の休憩の後から入場します。第1部の様子を楽屋のモニターで見ながら、半分くらい過ぎたところで着替え始めるという余裕たっぷりの本番準備でした。
それにしても、晋友会合唱団は上手い。本番はオケが抑え目にやったというより、合唱も一段スケールが大きくなったのではないかと。終曲の合唱はいいですね。特に女声の響きが良かった。

終了後、スポンサーのトヨタ関係者とのねぎらいの会なるものがあり、関係者が挨拶されて、その後で打ち上げに。ホルンのTさんは3年前の獅子座オペラで一緒に演奏されていた方でした。向こうはすっかり忘れていたみたいでした。ははは。
気分よく飲んで、24時くらいに帰宅しました。

★08年10月4日
東京発夜行寝台列車(客車)全廃
東京発着の夜行寝台列車(客車形式の。通称ブルートレイン)が来年3月で全廃と決まったらしい..
いつか乗ってみたいと思いつつ、いつしか運行区間が短くなり、複数の列車が併結になり、ついに廃止。残念です。
何となく、24系以降の更新がないことから(JR東のを除く)、運命は見えていたのだけど、食堂車がなくなり、編成を短くして併結するとなるともう「特別な」感じはしなくなり、魅力がなくなってしまったのでしょう。
こうなったら、北方面のが廃止にならないように、北海道に寝台で行くなりせねば..でも、結局現地での時間を長くしたいという人が大半で、飛行機が圧倒的にシェアを持つのは仕方ないでしょうな。
その昔、ヨーロッパに行ったときは1時間くらいの区間急行でも食堂車があったり、長距離列車はまだまだ健在、「やっぱり文化が違う」と感心したんですが、その欧州もTGVやICEやらがいろんな区間を走るようになり、有名列車はどんどん区間が短くなっているようで寂しい限りです。例えばパリ−ヴィーン間のモーツァルト号は何時の間にかミュンヘン−ヴィーンになっているし。ま、パリから14時間も乗る人、いないか..

私はそれほどマニアではないのですが、小学生の頃に上野駅などに行くといろんな列車が出入りして楽しめたものです。今は「新幹線か普通列車」ですもんね。いや一部特急もあるけど、どう考えてもヴァリエーションは少ない。その新幹線だって、東海道はほぼ「のぞみ」化して、その「のぞみ」も以前の「ひかり」並みの停車駅になっちまって、面白くもなんともない。息子が駅で列車を見物する頃には、いったいどうなっていることやら..

★08年10月3日 頭クラクラ
俊友会の練習に行ってきました。平日の練習なんて久しぶりです。
今日はほぼフル編成。ごく一部に欠けていたパートもあったみたいだけど、9割以上はいたでしょう。ハープも4台、壮観です。
それにしても驚いたのは合唱。前にも上手いと書きましたが、ウォーミングアップからしてすごい声量。ダイナミクスもあるし、なにが良いかって、ウォーミングアップだというのに、既に音楽的な感じがするということ。本番が楽しみです。
そんなわけで、フルパワーの中で演奏していたわけですが、耳の容量が飽和して、頭がクラクラしました。自分の音がどのくらい出ているか分からず、力んでプルンプルン外しまくり。落ち着け落ち着け。
明日の練習と、当日のリハーサルがあるので、その間にもうちょっと自分の位置というか、相対音量を見極めないといけませんな。こういう大編成には慣れていないんで。

追記。
4人のハープ奏者のうち、一人は妹の同級生ではなかったか。
しかし以前会社のオケにきたときとはずいぶん印象が異なって、相応にお年を召したというか。いや人違いかも。


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