オリンパス E−システムへの期待
+デジタルSLRつれづれ日記

04年10月−04年12月分


★04年12月19日
E-1の修理で、都合によりシリアルが変わってしまいます、という件。変わってはいなかった。ズイコークラブの会員番号をカメラのシリアルだと勘違いして電話してくれた様子。なんだかな..カメラの調子はもちろん何も変わらず良好。各部はきれいになって、まあンゴロンゴロの赤土がこびりついていた方がカッコ良いかとも思ったが、放置していても良いことはないだろうから清掃してもらったわけだ。オリンパスのサーヴィス窓口は以前と変わらず親切な対応で、ありがたい(シリアルの勘違いはまあ笑って許す!)。ただ、以前と違って座って相談できるカウンターがなくなり、立って話をするようになり、ここらへんは合理化されているようだ。
専用フラッシュのFL-36が発売になったらしい。これはそのうち買いたい。FL-20は小さくて良いが、やはりその場で試せるデジタルなら、天井バウンスが出来る方がおもしろい。次の旅行後に買おう。
24日から、ペルーに旅行に出かける。これにはE-1は持って行かない。高地であり、体力的に問題があるかも知れないので、もっと軽量の装備にしたいのだ。E-300ならそれに最も合っているのだが、買い足す予算はないし、そんなわけで、ペンタックスのMZ-Sに43mm・77mmというセットにするつもりだ。広角はタムロンの24mmの予定。久々に銀塩で撮りまくることになる。

★04年12月13日
ペンタックスがDA 40mmF2.8 Limitedを1月中旬に発売するのだという。もっと慎重になっているのかと思っていたが、案外早く出てくるようだ。ペンタックスは*istDを出すときにFAJ18-35mmを出して、その後DA16-45mmを出して、DA14mmを出した後、最近DA18-55mmを出している。ペンタックスは銀塩(MZ)時代にやたらと標準ズームばかり増やしてカタログが賑やかと言えばそうなんだが、選択肢が多すぎて一般的なユーザにはわけがわからないのではないかと思われるラインアップにしていた。Digitalでもそういう新ズーム依存症になってはいけないのではと思っていたので、このDA Limitedレンズの登場は歓迎だ。このレンズと*istDsという組み合わせも潔くて良い。欲を言えば焦点距離28mm、つまり35mmフルサイズ画角換算では42mmくらいのレンズだともっと良いのだが、これはなかなかデジタル専用で作ると小さくはならないのか、そもそもFA28mmという優秀なレンズがあるからここで出すのは勇気が要るか。ともあれ、ペンタックスは単焦点でラインナップにヴァリエーションをつけてきた。オリンパスも標準から広角で単焦点を出して欲しいと思う。

E-1だが、タンザニアとUAEでかなり砂をかぶったので、オリンパスに点検に出した。既に修理が完了したという連絡があったのだが、都合によりシリアルが変わってしまいます、とのこと。カメラのシリアルは刻印ではなくシールだから本体で何かやってシリアルを貼り替えるような修理をしたのだろうか。でも、代金は3割引ということもあり安価で、大きな修理とは思えない。土曜に引き取りに行くからそのときに詳しく聞いてみたい。なお、私は使っていて不具合が発生したことはなく、1年間快調に使えていた。

★04年12月5日

E-300が発売になった。昨日、ヨドバシカメラのデジタル一眼レフフェアに行ってきたので、そのとき触った感想など。なんて、もういろんな掲示板にインプレッションや画像が出ているから簡単にしておこう。
・持った感じ
軽い、これが第一印象。大きさはさすがにE-1より小さいと思うが、厚みはまだある。ミラーボックス部が出っ張らないように全体がマウント基部近くまでかさ上げされているような感じがあって、ボディ全体が厚いように思われた。グリップ部は高さ(カメラの)が減った分、小指あたりが余る感があるが、その分を補うためか手に「握った」と認識させるような出っ張りがついていて適度な抵抗がある。なかなかよい。
・質感
安い割にはがんばっていると思う。押しボタンやダイアルなどのクリック感は良好。シャッターのストロークが短く、押す力も軽いのですぐにシャッターが落ちる感覚。E-1と併用すると戸惑いそうだ。
・シャッター音
軽めのカチャン、という音がする。これは横跳ねのミラーの音である。シャッター幕自体の音は小さい。ミラーショックはほとんど感じられず、よく押さえ込まれている。
・ファインダー
付属のレンズではさすがに暗さは否めない。従ってピントも若干見にくいような気がする。像倍率が1倍にアップしたが視野率は94%になって、写真屋さんにプリント依頼する人はこのくらいの視野率の方がいいのかな。モニタで見ると余計なものが写り込むことになろう。フォーカス位置を知らせるスーパーインポーズは赤い丸で、これは他社の表示方法に比べると大げさで、私は要らないと思う。
・AF
早い。個人的な感覚であるが。わりと暗い室内で、テレ端F5.6のレンズにしては十分な速度ではないかと思われた。
・画像
持ち帰らなかったので自分で判断できるデータは持っていないが、掲示板などにアップされているものを見る限り、解像度はやはり800万画素有利。高感度ノイズはE-1並みか。jpegはもっと派手にチューニングしてくると思っていたので、意外なほど「普通な」画像に思えた。コンパクトデジタルカメラからこのカメラに移行してきた人からは「普通じゃない」ということになりそうだ。だが、街のデジタルミニラボ機でプリントしてもらうと、自動的に派手なプリントにされてしまうから、元画像はこれくらいの方がいいのか、とも思う。
・総括
値段が値段だし、売れると思う。ボディ単体売りも1月下旬という話が出ているし、余裕があれば買いたいところである。が、私には余裕があまりないのであった..そもそも、撮りに出かける時間が全くない。

ところで、E-systemのレンズロードマップが改定されている。来年の予定であった「大口径広角」は「魚眼」になっている。これは個人的には残念だ。10-12mm(フルサイズ画角相当20-24mm)くらいの広角レンズが欲しいのだ。既に11-22mmズームが発売になっていて、来年には7-14mmも出るから要らないだろう、という意見が多そうだが、単焦点の取り回しというのに慣れると、ズームは大きく大げさで、重いと感じるのだ。でも、少数意見なんだろうなぁ。他は、来年のズーム3本のspecはたぶん高級路線なのだろうと推測する。6本の新発売のレンズがどんなものになるか、今から楽しみである。おそらく、標準マクロというのは買うことになるかと思う。

★04年11月26日
E-300の発売まで1週間というところで、公式サンプルが出た。ずいぶん待たされたようにも思うが、それで2枚というのはちょっと寂しくないか、と思う。20日発売の雑誌に数枚ずつ作例が出ている状況で2枚ではどうもいけない。画像も2枚ともテーブルフォトでは変化に乏しい。解像感は800万画素らしくきっちりあるようだが、まあそれを実感するには近接した作例より遠景ではないかとも思う。露出が暗いようだがこれはレタッチソフトでいじるとくっきりするし、その点では問題ないだろう。もう一つ、デジカメwatchでのサンプルも出ていて、こちらの方が数は多い。屋外の作例はオリンパスの公式サンプルに似て、若干アンダー目な露出だ。花の写真がブレているのはよろしくない。プロなんだからこういうところでミスってはねぇ。
公式だけでなく、これからサンプルもたくさん出てくるだろうし、来週には製品を手にする人も多かろうから今後の作例にも期待しよう。
ところで、ヨドバシに行ったらE-300本体が1月発売、とあった。春発売はいかにも遅いだろうということで、前倒しになったのか。店頭には相変わらずE-1しか置いてないのだが、廉価版レンズがあったので、望遠ズームを自分のE-1に着けて何枚か撮らせてもらった。鏡胴が太く、個人的には不恰好に見えてしまうが、長さは短い。軽くて安っぽい外観だが、ズームリングはトルクが変わったりせず一定の感触で良い。フォーカスはジジーッとモーター音がして早くはないが、ピント自体は問題なかった。肝心の写りだが、これはなかなかよろしい。テレ端でもF4.5で廉価レンズの中では明るいし、開放からよく写る。資金の余裕が出来たら買ってしまおうか、などとつい誘惑が..いやいや、来年は単焦点の年なんだから、ここで買ってしまうわけには行かない。我慢である。

★04年11月16日
歯科に行って、けっこうキツイ麻酔をかけられた。そんなことはデジタルカメラに関係ないのだが、家に帰る途中にヨドバシカメラがあるので、つい寄ってみた。E-300は体験会で一般にようやく公開になるようなので(どこかの展示会でも実機はあったようだが)、店舗には置いていない。しかしようやく、大きな札が用意されて、「フォーサーズ待望の新製品!」などと書かれていた。うむ、それは事実であろう。レンズキットが99800円、ボディのみにも12/3発売とあったがひょっとすると繰り上がったのか、ミスプリなのか判断が付かない。うーん、これは本当だろうか、と店員に聞こうと思ったところ、キツイ麻酔に口の半分がまともに動かない。こりゃダメだということで、聞くのは諦めた。まあどうせ買うわけではないので、どうでもいいのだが。

キヤノンのコーナーに、EF-S10-22mmF3.5-4.5の展示があった。触って見たのだが、軽くて、取り回しが良いかと思ったら、ズームリングが狭くて、何だか操作が今ひとつである。手前にフォーカスリングがあるのは最新のニコンもこれになりつつあるが、慣れが必要だ。ズームとフォーカス調整と、どちらを多用するかは人それぞれなのでなんとも言えないが、私にはこのレイアウトは合わないようだ。ズームリングがスカスカで頼りないのと、動きが急で、ちょっと動かすと画角が変わりすぎるのもあまり好きになれなかった。要するに安っぽい。このレンズ、20Dに付いていたのだが、撮影してみると広角側で樽、望遠側で糸巻きとなってけっこう歪曲が大きい。20Dの液晶は拡大が大きいのか、相当大きく細部まで見られるようになっている。それで見ると、周辺部は画像が甘く、にじみも出ているようだ。オリンパスだと拡大倍率が4倍までなのでこんなに細かいところは見えないのだが(笑)、20Dは出来てしまうのがかえって仇になっていると言うべきか、まあしかしこのレンズに9万円近くは払えないような気がする。デジタル用だと超広角のラインナップがないから、このレンズしか選択肢がないので、この画角が欲しければ買わざるを得ない。どうしても周辺まで均一にするには絞って使うなりするしかないだろう。幸いキヤノンは高感度でもノイズが少ないから、それでも撮れるとは思う。

★04年11月2日
E-300の価格が量販店等で決まり始めている。なんと、レンズ付きで10万円を切っている。所謂ポイントも引けば9万円台前半である。このカメラ、レンズキットだけ先行して発売になることから抱き合わせ販売だからよろしくないという話が出ていたが、この価格はそういう意見を一気に封じ込めるだけのインパクトがある。これ、ハイエンドの一体型モデルより安いのである。まあ、一体型モデルにはそれなりの存在価値があるだろうからなくなりはしないと思うが、どうせなら交換式を、という層には訴求力があるのではなかろうか。ある量販店ではボディのみの値段も出ているそうで、ボディのみの販売も前倒しで始まるのか、そうであればそれは良いことだ。ボディを下げて宣伝効果を狙ったものか、いずれにしても秋商戦はμ-mini digitalといい、個性的なモデルでがんばっていると思う。期待したい。
そういえば、どこぞの掲示板では、オリンパスのデジカメ関係の業績が悪くなっているはxDカードを使っているから売れないのだ、という珍説が展開されていた。いまどき、一般の人がメモリの種類でデジカメを選ぶだろうか?甚だ疑問だ。私は、それより今年の前半に新モデルがあまりなかったこと(他社の方がタイミングよく新作を出した)が原因ではないかと思う。この業界も浮き沈みが激しいけど、だからモデルチェンジをたくさんすればいいのかというとそう単純でもないだろう。開発費をどこにいくら使うか、これは難しい。半導体業界もちょっとしたタイミングで浮き沈みにつながるから、他人事ではない。しかしまあ、出さないと相手にされなくて、いつも新作は安くなくてはならなくて、というのも厳しい世の中ですな。
そうそう、いつの間にかシグマの4/3レンズが店頭に並び始めている。18-125を触らせてもらったが、なかなかよさそうだ。アフリカ旅行の前なら間違いなく買っていたと思う。そのうち余裕が出来たら買うことにしよう。

★04年10月17日

デジタル関係の話題ではなくて、銀塩の話。
ニコンのF6、これはまさか出るとは思っていなかったが、量販店に展示があったので触って見た。ペンタプリズムが異様に大きく、頭でっかちな印象である。自分の感覚では、あまり好みのデザインではない。24-120mmのズームが着いていたが、かなり重い。しかしグリップ感が良好である。このカメラも、掴んだ右手にちょっとした刺激があって、確かな感触でグリップできる。良い。そして驚いたのがファインダーである。あれほど大きく無駄っぽいペンタプリズムはなんのためにあったのか、これはファインダーの見え方に尽きるだろう(いや技術的にはもっと理由があるのだろうが)。これほどきれいなファインダーは見たことがない。どちらかというと小型軽量機を好む私だが、これには全く参ってしまった。しかも作動音もなかなか洗練されている。こんなカメラが、27万円弱で買えるのだ。ライカが静かでスムーズでファインダーがきれいと言ったって、手のかけ方、追い込み方はF6には敵わない感じである。うーむ、我ながらこんなことを言うなんて実におかしいのだが(ニコン機は1台も持っていないし、買うつもりもない)、F6はいい。断言できる。とは言っても今銀塩の新機種を買うつもりはなく、ニコンのレンズも持っていないわけだし、これを買うことはもちろんない。このカメラ、相当数は出るだろう。ニコンを使うようなプロの方はデジタルに移行している(特に報道系は)だろうから改めてこれを買う理由はないだろうが、アマチュアの熱心な層はこれを買って損はないと思う。少なくとも、前のF5などを散歩カメラに使うのは重すぎるし周囲が引いてしまうような威圧感があるけど、F6はまだ何とか趣味性が垣間見える。まあ大口径ズームなんぞを着けるとやっぱり怖いカメラみたいだけど..いずれにしても、この時期に、銀塩フラッグシップを出すという勇気には恐れ入った。C社ではありえないだろう。

もう一つ。フジのナチュラシリーズの第1弾が出ている。24mmF1.9という大口径単焦点レンズを載せたコンパクトカメラである。高感度フィルムを使い、フラッシュを使わない自然な写真を、という従来のフジの積極フラッシュ路線とは言うことが違っているだろうというカメラだが、触って見たら、ちーとばかり安っぽい。コンパクトかとおもったら厚さがあってなんかごろっとしている。起動や作動はきびきびしていてシャッターチャンスを逃すということは少ないだろうと思われるが、問題はフラッシュモードである。まず、電源を切ると設定がデフォルトに戻ってしまうこと。せっかくの大口径レンズなのに、フラッシュ発光禁止のモードが維持されないのはどういうことか。また、自然な写真を撮るために、ISO1600で撮るときは積極的に発光禁止になり、ある程度暗くなったら発光なんだそうだが、これもユーザからするとどこから発光でどこから禁止なのか分からない。どうも仕様が中途半端に思えてならない。GR1シリーズのように、スライドスイッチで明確に使用・不使用が選べないと、このレンズがもったいないと思うのだが。今後第2弾以降も企画されているということだが、このまま普通のコンパクトカメラ路線で行くなら、これは意味が薄れてしまうと思う。などという意見は普通の人からは出ないのだろう。だからあの自動フラッシュモードになってしまうのだ。残念である。

★04年10月12日
タンザニア・UAE旅行でいろいろな環境にあって、E-1は全く不調を訴えないタフさを発揮したが、液晶表示の保護カヴァーが傷ついて画像が見えにくくなってしまった。そこで、ヨドバシでカヴァーを注文することにした。ところが、店員氏、E-1のカタログを見ながら「不勉強で申し訳ないのですが、E-1にはカバーはないのではないでしょうか」という。そんなことはない。現物を持っている客にそりゃないだろう。挙句に「キヤノンなども普通付いてないので、皆様保護シールをお使いのようです」と言う。売れているからといってキヤノンが何でも標準と思われては困る。現物の箱を開けてもらい、ようやくその存在を納得してもらって、注文してきた。「不勉強で〜」と予め断られても困る。いろんな商品の付属品を全て覚えることができなくても仕方ないが、ないという根拠が他社製カメラの仕様ではねぇ。それで、展示されているカメラを見ると、確かに、キヤノンのkiss-digital、20D、1D-mkII、いずれもカヴァーはない。ペンタックスの*istDもそうだ。一方、ニコンはD70にも着けられるようになっている。カヴァーはコストアップの要因になるし、デザインにも制約が生じるから付けないのも一見識だが、あれば安心であることも確かである。私はある方がいい。

ところで、このとき初めてEOS-20Dを触ってみたが、グリップ感が頼りなく、外観は安っぽいと思った。安っぽいのは、specが充実しているからいいんだ、あるいはまた新機種に乗り換えるからいいんだ、という解釈もあるが、グリップ感は重要である。思うに、ペンタックスのMZ-SやE-1、ブロニカRF645を使っていると、適度に刺激(出っ張りというか、引っかかりのようなもの)がある方がグリップしているという実感があって安定するようだ。私はこの妙に丸っこい最近のEOSの形にはなじめない。それと、ついでに作動感を試したが、意外に大きいシャッター音に驚いた。いくつも連射するカメラは主張が強いのか。ファインダーは、10Dやkissに比べると少し明るさを抑えてフォーカスを見やすくしたようだが、まだまだ素抜けに近い。セットされているズームレンズのEF-S17-85F4-5.6 IS USMはF値が暗いので、17mm域ではピントがよく分からない。とはいえファインダーを素抜けにするとますます分からないからこれは困りものである。F4-5.6という標準ズームではMFはしないほうがいいということか。こういうバランスは万人に納得される点を追求することが難しい。なお、ズームレンズだが、ズームリングがガシガシとぎこちなく、税別87000円という高額な物件にしては今ひとつであった。IS(手ぶれ防止装置)代だと思うしかないのだろう。

そういえば、E-1自体は147000円にまで値下げされていた。E-300発売までに在庫を少なくするのだろうか。とはいえ元々競合するカメラではないからそういう理由というのもヘンである。あるいは後継機種あたりが準備されているのだろうか。後継機種が出るたびに買い換えていては元が取れないので、私は当面ボディに関しては静観である。

★04年10月6日
タンザニア、UAE(アラブ首長国連邦)と旅行してきた。旅行記は来週あたりから順次アップするのだが、この旅行は、初めてデジタルをメインに撮影した旅である。もちろん機材はE-1である。その理由は、タンザニアでのサファリツアーでは望遠かつコンパクトであることが要求されるからである。従って、行く前にさんざん悩んだ挙句、E-1にタムロンSP180mmF2.5、OMズイコーのx1.4テレコン、OMズイコー100mmF2.8、ズイコーデジタル14-54mmF2.8-3.5というセットを組んだ。これで、35mmフィルムの画角で500mm相当まで対応できるわけだ。サファリカーはランドローヴァーで、他にランチボックスや水を積んで狭かったし、タンザニア国内の航空会社が荷物を20kgまでと制限していたので、なるべくコンパクトに収めるということはよいことであった。この目的に、E-1中心のシステムは最適であったと思う。なお、上記を見て、それこそズイコーデジタル50-200mmズームの出番ではないかという指摘もあろう。そう、それは欲しいアイテムだったのだが、結婚式もあり、この旅行もありで買うことは憚られたのだ。それで、撮っていて痛感したのは、タンザニアもUAEも、E-1に装備されたダストリダクションの活躍の場であるということ。砂埃がたいへんなのである。タンザニアの国立公園内は舗装されておらず、乾季だから道はカラカラに乾いていて、対向車が来るたびに前が見えなくなるほどの埃が立つ。窓はその都度閉めるが、そもそも車の中が埃だらけで、車の振動でどんどん舞い上がるのだ。E-1には白く(走る場所によっては赤く)埃が積もる状態であった。UAEでは、市内はそれほどでもないが、郊外は砂漠に近く、これまた砂が多い。砂漠サファリも行ったのでなおさら。この旅で2100枚ほどを撮ったが、結果、ホコリが付いているコマは見つかっていない。未だ全部を等倍で見たわけではないが。一部、埃かなと思ったカットは、動物の周りにたかる羽虫などであった。また、タンザニアのザンジバル島では、ある島への帰りに俄か雨に降られたが、その時はE-1にズイコーデジタルだったから、雨でも全く問題なかった。実に頼りになる機材であった。
詳しくは、来週以降に旅行記のページでレポートする。

そんなわけで、9/22-10/3の間、国外に出ていたので、その後の新製品発表ラッシュには完全に乗り遅れてしまっている。まあ知ることが多少遅くてもたいしたことではないが..
E-systemの第2弾であるE-300、これは形が今までのカメラと違っていて、好き嫌いが分かれるデザインかも知れない。私も、正直に言えばもうちょっと小さければ、あるいはもうちょっとフラットな感じがあればと思う。カメラバッグには入れやすそうだ。E-1はちょっとゴロンとしていて、特に高さ・厚さは気になるところであったから、今後の路線がこういうのでもまあいいかとも思う。廉価機に800万画素を積むのは予想外だったが、今の一体機が800万画素になってしまっているから、比べられたときの訴求力を考えたのだろう。同時発表の標準ズームとのセット販売は単価を下げないための対策と思われても仕方ない。これは、単体販売も早期にした方がいいと思う。その標準ズームだが、14-45mmF3.5-5.6で、希望小売価格は税込み32250円と、かなり安い。しかしこれは大方の予想より大きく出来てしまっているようだ。せっかく背の低い、さらに厚さも薄くなったSLRを作ったのに、レンズが太くて長い。残念に思う。このレンズがシグマの18-50mm並みなら、E-1と組み合わせても軽快で面白いと思うのだが。望遠ズームの40-150mmF3.5-4.5は小さいし、ズームレンジも広く、これは欲しいレンズである。今回のタンザニアの前に出ていたらこれを持って行ったところだろう。
もう一つ、以前から期待されていた超広角ズームは7-14mmF4と、意欲的なレンジに持ってきていて面白そうだが、今のところここまで必要なシーンもなく、私はパスする予定だ。バリマグニアングルファインダーと、中型ストロボはそのうち入手する予定である。バリマグニ・・と中型ストロボは以前から要望が多かったものであり、オリンパスが対応してくれたことは嬉しい。
それにしても、単焦点の広角が待ち遠しい。次の区切り目といえば春だろうから、そのころには出るのか。E-1の上位か、中位機種も出るだろうから、そのうち出ると思って気長に待つとしよう。



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