オリンパス E−システムへの期待
+デジタルSLRつれづれ日記

07年4月−07年9月分


★07年9月25日
松下がDMC-L10の国内発表を行った。記事などはここ。そういや、国内発表してなかったんですな。予想価格はレンズキットで15万円。どこかで、欧米発表のボディ1299ドルを勝手に円換算してボディ15万!、とか騒いでいた人がいたけれど、まあいくらなんでもそんな値付け(輸出するのにレート換算で同じ価格)はしませんわな。レンズキットで15万円の価値があるかどうかはまた別としても。しかしレンズ単体は割高感がある。Vario-Elmar14-50mmF3.8-5.6、ずん胴のデザインがなんとも..最近のライカR・M系と同じか。いずれにしても、個人的に松下の製品は買いたくないので、冷静にスルーしよう。10倍ズームの価格は、もうライカ社の銘をつける以上、これしかないのだろう、と思う。
とはいえ、一定数は出るのではなかろうか。各社、ライヴヴューを付けはじめたとはいえ未だ液晶モニタは固定式がほとんど。ネオ一眼と呼ばれるジャンルや高機能コンパクトでは既に可動液晶はあるものの、やはりレンズ交換式の可動液晶という価値はあると思うし、ライヴヴュー中のコントラスト検出AFに対応しているというのもアドヴァンテージにはなるだろう。あとは、ブランドの浸透度、宣伝次第だろうが、そこらへんはたぶん上手いだろうと思う。
今月のカメラ雑誌はニコン、キヤノン、ソニーの新機種比較記事が多い。来月はL10が加わり、E-1後継は再来月の雑誌で特集されるのだろうか。考えようによっては、今月の雑誌に載って埋もれるよりはいい、なんてこと..はないか..

★07年9月19日
富士フイルムが生産移管や拠点集約のプレスリリースを出した。
まず、デジタルカメラの生産は中国の拠点に全て移管。これは他の会社でもやっていることだからいまさら驚きはないが、CCDの生産を東芝に委託、とは驚いた。私はシステムLSIの分野だし、末端の社員だからこういう大きな話題を事前に知る立場にはないので驚きは大きい。仙台市泉区にあるCCDの工程は閉じて、土地と建物は村田製作所に売却、だそうだ。この工場は、元々東芝とモトローラが合弁で作った東北セミコンダクターなのである。大昔、私の担当する製品の一部もここを流れていたので、懐かしいというかまさに「今は昔・・」、の世界である。
それにしても、CCDの委託って、APS-CタイプのSR素子も来るのかな。あんなデカイチップ、歩留悪そうですな。

★07年9月11日
カメラ屋で、キヤノンの40Dを触ってきた。一目見て、「デカいな」。そして持ってみて、「お、重い..」。スペック表を見れば当たり前なのだが、ボディが740g(電池込み820g)、レンズはEF-S17-85mmF4-5.6 IS USMが475g、合計1295g!。マミヤ7に80mmレンズ(約1200g前後だったはず)と同じくらいだ。いや、マミヤに比べて機動性がどうの、というのは分かっている。私にとって、この重さはマミヤでまったり撮り歩くときのイメージなのだ。まあそれは私の勝手なのであるが、それにしても、手ぶれ補正内蔵レンズってこんなに重いのかぁ。このF値で。そのうち軽量のレンズも出るようだが。暗いレンズなのに重い、なんか間違っているような気がする。それと、気になったのはグリップというか、重心の位置のせいか、余計に重く感じるような気がした。
ファインダーは値段なり、といったところ。ここはペンタックスなど、気合を入れているメーカには敵わないですな。ひょっとするとレンズのキレが悪いのかな。あとおかしかったのは、ミラーがアップするときに当たる部分のモルトが大きすぎて、ファインダーの一部がケられてしまっていた。これは明らかに不良だろう。偶然だろうけど、こういうのを展示に置いてしまうのはどうかと。カメラ屋がガサツなのかも知れない。
シャッター音はガシガシというかバタバタというか。連写はもちろん速いが、うるさい。あー、これに対抗してオリンパスもうるさくなったら、イヤだなあ。ほんと、これだけはE-1並であって欲しい..そういえばネット掲示板では、シャッターを切った後に不自然な振動が残るという噂が出ているが、そういうことはなかった。
うーん、触ってみて、14万8千円、ソレナリっぽい気がする。ニコンがD300をどう仕上げてくるか分からないが、質感などは追い込んで来るのだろうと思う。ま、デジタルモノはこういう割り切りでいい、という考えもあるし、たぶんそれが大多数のユーザの考えだろう。でも何か寂しいんだよね、その割り切り。

オリンパスがSP-560UZを国内発表した。これは米国サイトで既に見ているので特に改めての感慨はない。そういえば使ってないな、SP-550UZを。使ってあげないと。

★07年9月6日
ソニーがα700を発表した。α100の上位、中級機種という位置づけだ。APS-Cタイプの1224万画素CMOSセンサーで、連写は5コマ/s、センサ部にADCを4000個内蔵し、これだけでも20万円の価値、とはさすがに言いすぎかと。ミノルタ時代ではファインダーの見易さで定評があったが、このモデルではどうなっているだろうか。倍率は0.9倍で、視野率は95%、中級機の中では数字は低めなのが気になる。外装はマグネシウム合金で、防塵防滴になったとのこと。このクラスではそのうち必須かもしれない。EOSの40Dは電池室やメモリ蓋だけだが。
外見は、案外保守的に感じる。中級機を求める層に応えて出したというから、無難な線か。シャッターボタン周りに中途半端なスペースがあるのはデザイン上間が抜けた感じがする。作動音をオーディオ事業部と連携して調整した、というが、ソニーのオーディオ部門ねぇ、と逆に私なんぞは首をかしげてしまうわけだが(笑)。実物の音を聞いてみたいが、鋭い音になったとか。それって正しい方向性なのかなあ。なぜSLRを持つ人はそういう大げさというか、目立つ方に喜びを感じてしまうのか。あるところで、フォーカスが合ったときに出る「ピピッ」という音の話題が出ていたのだが、「あれが撮影のリズムになる」「ピントが合ったことがわかるから」という意見が多かった。私は、撮影のリズムは自分で作りますがね。また、ピントが合ったことがわかる、という意見は、つまるところ、ファインダーでピントがどこに合っているか判断できないというわけで、暗いズームレンズ用に明るい空中像寄りのフォーカシングスクリーンを追い求めてしまった結果だ。それを音で補足してもらおうというのはねぇ。
話が脱線してしまった。α700の作動音については、自分で確かめてからまた感想を述べたい。
ところで価格だが、ボディのみで18万円前後が予想されている。キヤノンがバーゲンプライスを出しているから高い高いの大合唱になりそうだが、まあこんなところではないか。安いほうがいいには決まっているが、中級のユーザさんはそれくらい出すでしょうたぶん。
そうそう、レンズも新作を出すそうで、いずれもズームレンズ。ソニーはツァイス製の望遠単焦点レンズをラインナップしているし、ズームで一定数の顧客獲得に力を入れるのは納得できる。
さて、どれほど売れるか。

オリンパスの確かな筋からの情報として、E-1後継機の発表が10月17日だという話がdpreviewの記事に出ていた。んー、あそこが書くとそうなんだろう、という気になってくる。ちょっと遅いような。そういえな松下のL10も国内発表は未だである。ここらへん、どうなるのか楽しみだ。

★07年8月31日
松下のDMC-L10が出るとのこと。それにしてもdpreviewのプレヴューは実に詳しい。
噂では、E-510をベースにしたモデルとのことだ。たしかに、外形サイズは似たような大きさになっている。OEMという人がいるが、それはいくらなんでも、ないだろう。基本コンポーネントが一緒だとしても、ここまで独自の仕様を加えたものを並列に開発するくらいなら、自社モデルの次に注力するだろう。
それはともかく、その独自仕様とは、一番目を引くところは可動式液晶。E-410は大きさ優先だったが、E-510は手ぶれ補正の分、ボディが厚くなり、それならいっそ可動式を載せてという意見もあったくらいだし、L10のこの部分が羨ましい人も多いのではなかろうか。その分、手ぶれ補正を省き、レンズ側に置いてあるというのも考え方としては正しいと思われる。ただ、その分レンズはやはり太くなってしまう。今回きっとレンズとして出ているLeica D Vario-Elmar 14-50mm F3.8-5.6 Mega OISはそのF値からするとかなり大型に感じられるレンズだ(スペックなどはここに)。なお、同時に10倍ズームも発表されている。
そして、可動式液晶、ライヴヴューとなれば気になるのはAF方式で、コントラスト検出を載せてきた。さらに、顔認識も。このAFがどのくらいの被写界深度で有効なのかが気になるが、顔認識に頼る場面、集合写真などでは絞りもだいたい絞る方向だし、まあ問題ないのだろう。
通常のファインダーでのAFは3点式なので、これはE-510とユニット共用していると思われる。1.2倍のアイピースマグニファイアが付属するようだ。オリンパスのME-1とはデザインが異なり、通常のアイピースに似た形になっている。これ、オリンパスにもつかないかな。
その他のスペックで気になったところは、連続撮影枚数くらいか。いまどきRAWで3枚は少ないような。でも、ほとんどjpegなんでしょうな、ターゲットとするユーザは。
価格はレンズキットで$1299と紹介されていたから、日本での価格はE-510のレンズキット(11-12万円)よりちょっと上になるのだろうか。発売は10月らしい。
さて、これでE-3はどう出てくるか。L10の日本での発表も近いだろうから、その後に何らか情報が出てくるのではないかと期待している。

★07年8月30日
ここのところ忙しくて少々出遅れてしまった感あり..E-3なるモデルが韓国の内覧会のようなところで出ていたという。ここにリンクしておく。
概ね、E-1と同じようなサイズになっているようだ。ペンタプリズム部は大きくて、これは個人的には好みではないが、倍率の大きいファインダーのために必要なのだろう。可動式液晶なのはライヴヴューをより有効に使うためには必須だし、これをやりつつ防塵防滴というのは歓迎だ。AF測距点は11とか、もっとあったとか、噂はいろいろだが、多くなるのはいいが、視野の邪魔になるのだけは避けてほしいというのが個人的な願いだ。
ま、スペックについてはいずれ分かることだし、いまの段階の噂で一喜一憂しても仕方ない。10/17発表、というのはさすがに遅いと思うが、どうなんでしょうね。
12-60mmは14-54よりちょっと大きくなっているようだ。14-54mmとかなり重なるから買い替えをしようとは思えない。やっぱり私は、単焦点を待つ。

★07年8月24日
ニコン、2機種、しかも35mm判フルサイズで来るとは。さすが、底力が感じられる。
特に、D3でフルサイズながら画素数を抑えめにして、読み出し速度や感度向上に振るあたり、ひょっとするとこれ以上の機種(高画素で連写を抑えた風景向けとか)を未だ追加しようとしている気がしてならない。それがF7Dという路線になるのか、どうか。どこかの新聞に「団塊の世代向け」とあったような気がするが、たしかに、私の身近にいる団塊の世代のおっちゃんは、ピッタリ、ニコンファン。しかも登山で鍛えた体とを豪語しているからD3も軽々だろう(といいつつ既にD70を買ってしまっている。新し物好きでもあるのだ)。それにしても、やっぱり大きいね。広報写真なのか、デジカメウォッチなどに出ている写真では85mmF1.4を装着した正面写真が掲載されているが、85mmレンズの巨大な前玉が標準レンズのように見えてしまう。
D300はD200の正常進化モデルだと思えるが、D3ともども、ライヴヴューを載せてきた。コントラスト検出のAFもできる。その点はオリンパスも出来たはずなのに、と思う。D300はニコンでは初めて撮像素子のダスト対策(能動的な)をしたカメラになったわけだが、D3にそれが搭載されなかったのは、スペースの問題なのか、あるいは駆動部分が重くなって効果が薄いのか、そこらへんはよく判らない。
両機とも、測距点が51点。多いけどこれはファインダー内でどういう見え方になっているのだろうか。点の部分を黒く縁取りしているとすると、ちょっとファインダー内が煩い感じになりそうだが..そうだとすると、オリンパスには真似をしてもらいたくないと思う。測距点を中央だけに指定する、といった機能は多分問題なく実装されるだろうが、多数のワクが常時見えている、となるとこれは苦痛だ。
あとは、連写とシャッター音の関係が気になる。高速連写機は、どうしても、うるさい。政治家やタレントの記者会見でガガガガとやっている、あの音は日常の撮影になじまないと思うのだ。いや、これは私の感覚だが。でもやっぱり、あれはうるさいですよ。ペルーの田舎で現地の子供を撮っていたお兄さん、あるアマオケの演奏会を撮っていた公式カメラマン、いずれも「場にそぐわないなぁ」と思ったものだ。ま、「あの音が撮影するリズム、やる気を与えてくれる」という人も多い。そういう人はたとえ静かなカメラがラインナップにあっても選択しないだろうけど。
ファインダーや音については実機を見ていないから上記の2機種がそうだというつもりは全くない。改めて感想を述べたい。

さて、オリンパスは果たしてE-1後継をどういうカメラに仕上げて来るのだろうか。自分の感覚では、40DやD300程度のクラスをターゲットにしているのだという予想だが、これと同じようなスペックというのも寂しい話だ。ライヴヴューが効果的に使える可動液晶であることはほぼ間違いなく、全てのレンズで有効なボディ内手ぶれ補正が入ることも多分決まりだろう。ここらは一応、同等以上と言えるだろう。画素数はニコン・キヤノンともある程度抑制を効かせてきているから、オリンパスも無茶をして多くすることもあるまい。連写数はたぶん5コマ/秒かそれより少し多いくらい?..これは、個人的にはうるさくなるくらいなら少なくてもいい。測距点は11ともウワサされているが、それで十分だと思う。数十もあったって、瞬時に選べなければ中央測距−フォーカスロック−構図決定の方が早いような気がするのだ。あとは、ファインダーは極力すっきり視野でお願いしたい。
なんて希望を言っても、事実上、もうハードの開発は終わっていると思う。スペック表に書けない、入念な作り込みが感じられるモノに仕上がっていると良いのだが。期待したい。

ところで、デジカメウォッチに40Dのβ機の試写結果が出ている。なんだか、意外に高感度特性が悪いような..以前のキヤノンのイメージから少し外れたような気がする。β機だからか?

もう一つ。オリンパスはSP-550UZをモデルチェンジするらしい。米国でSP-560UZが発表になっている。顔認識が追加になって、画像処理chipも変わったそうだ。日本のHPでも既に生産中止のカテゴリに入っているから、たぶん日本もこれが投入されるのだろう。
コンパクトはμシリーズで790SWが投入されるが、これはデザイン変更と、なぜか水深3mまでの保障に変更されている。ま、10mというのは潜る人には中途半端で、シュノーケリングやプールでの撮影にはムダなスペックだ。コストダウン版なのかな。レンズが相変わらずで広角に振れないのは、屈曲光学系ゆえの制約なのだろうか。この手のカメラは、皆広角が苦手だ。
FEシリーズについては特にコメントなし。番号が細かくてよーわからん。

★07年8月21日
もうすっかり更新を忘れてしまったこのページ..でも何か書こう..
フジのF50fd。F10(05年3月)から始まった高感度重視モデルは10→11→30→31fd→40fd→50fdと、この2年半に5回もモデルチェンジをしたのか..コンパクトカメラ業界の変遷は本当に激しい。そしてついに50fdでは1200万画素になったわけだ。40fdのときに800万画素になって、31以前より画質がむしろ悪くなったのではないかという気がしたのだが、50fdもあまり良い感じがしない。画素数重視の市場に引っ張られてまだまだ画素数競争は続きそうだが、なんだかもう飽和しているような気がしてならない。半導体を売るほうにしてみれば、画像サイズが大きいとメモリが売れていい、という側面があるけど、その分値落ちも激しいし..どこかで限界が来るのでは。

キヤノンの40D。正常進化だろう。秒6.5コマなんて、銀塩時代ではモータードライヴを外付けしても標準的なところでは5コマだったから、もうすっかり連写は大衆化したと思っていいかと。背面液晶が3インチってのはどうかね。それより液晶の画素数を奢るほうがいいと思うのだが。外見は相変わらずで、いまや没個性。配偶者に内緒で買い換えられるというメリットはありそうだ。
キヤノンはレンズも更新し始めている。EF-Sの標準・望遠ズームに手ぶれ防止をつけてリニューアルしている。各社、手ぶれ補正が出揃ったわけだ。Lレンズの更新はあまり興味がないのでどうでもいいのだが、レンズ資産がどうの、と言いつつやっぱり広角はリニューアルせざるを得ないんですな..

★07年7月8日
E-410の修理は、日曜に宅配便で出して、木曜には届いていた。実質、オリンパスにあったのは月〜水までだから修理が速いと思ったが、伝票を見ると機体交換だった。修理に出した機体には液晶保護フィルムを貼っていたのだが、きちんと交換機にも貼って送ってくれたのはありがたい。早速、いつもの設定(NRオフ、ノイズフィルタオフ、彩度+1、コントラスト-1)にして試写したのが本日アップした京セラコンタックスのディスタゴン25mmの写真だ。撮影は快調そのものだった。やはり良いカメラだ。
ヨドバシの川崎にようやくE-510のカタログが大量に置かれるようになった。店頭で「モンゴル編」のCMも流れていて、以前よりいっそう、気合が入っていると感じる。ちょうどボーナス時期だし、良いタイミングで出したと思う。以前は「E-410とずらして売るのはどういうことだ」と問う向きもあったけど、いまにして見ると、特に不自然ではないと思う。カタログも雰囲気を変えてきているし、しっかり計画して決めているのでは。これは、俄然E-1後継機が楽しみになってきた。

★07年6月30日
E-410が故障した。電源スイッチの接触が悪くなったようで、ONにしても起動しなかったり、撮影中に電源が落ちたりするようになったのだ。また、撮影、再生時の挙動が不安定で、つまり接触が不安定で瞬断(ごく短い電源off)が発生している様子だ。不安定とは、ライヴヴューモードが突然終了したり、再生時、画像を拡大して戻そうとすると、再生モードが終わってしまうことがある。今は、ほとんど起動しなくなってしまったので、完全にスイッチがダメになったようだ。
来週は忙しくオリンパスプラザに出向くのも面倒なので、八王子修理センターに送ることにした。暫らくはE-1に戻るかな。しばらく、大きなイヴェントはないのでE-410がなくても支障は無いが、残念。

★07年6月28日
Fourthirdsphoto.comというサイトにE-P1 PDF Announcementという記事が投稿されている。なんでも、欧州のビジネスミーティングの資料だというのだが、なかなか「そそる」内容だ。こんなのはいくらでも偽造できるから妄想の可能性も否定できない、という意見もある。ま、それは外部のユーザには判定できないからさておき、気になった内容をかいつまんで挙げておくと。
〜〜
・1000万画素の高速Live MOSセンサーで、低ノイズである
・SWDレンズと組み合わせると世界で最も高速なAFを実現できる
・-2EV(ISO100)までAF作動可
・11点クロスセンサー
・ファインダーは100%視野率で倍率は1.15倍
・LCDはマルチアングル対応、Live viewで各種補正の適用具合が見られる
・秒5コマ連写
・1/8000秒のシャッターで、X接点は1/250秒まで対応
・ワイアレスのフラッシュに対応(外付けフラッシュもモデルチェンジ)
・手ぶれ補正は最大5段分の効果
・縦位置グリップはBLM-1を2個使うタイプ、さらに単3電池にも対応
〜〜
といったところだ。11点のAF測距点、は時代の要請なんだろうが、ファインダーがごちゃごちゃにならないことを祈るばかりだ。また、高速連写のためにミラーやシャッターがうるさくなったら興ざめだ。その点だけはどうにか、良い解決をして欲しいのだが。その他は、まったくもって、正常な進化だと思われる。ああそうそう、OLYMPUSのロゴの下はちょっと間抜けですな。でもこれはたぶんこのままなのだろう。
面白いのは、他社の新モデル分析。D300、40Dという他社想定モデルが出てくる。それぞれがなるほどと思わせる特徴をもっていて、とんがったところがあるD300、全方位に無難な40D、見ていると「そういえばそうだ」と納得してしまいそうだ。
もうひとつ興味深いのは、欧州での07年の出荷予想。全メーカで欧州市場260万台というCIPA予想に対して、オリンパスは25万台を目標にしているらしい。たしか、全世界で今年50万台を目標にしているのではなかったか。つまり欧州市場で半分を売るわけだ(日本は少ないんだろうなぁ)。それと、欧州でのシェアは10%弱。けっこう堅めに設定しているんじゃなかろうか。
それで、E-P1の発売時期は、10月に発表して11月に販売という予定だそうだ。ま、これが本当かどうかは追々、リーク情報が増えてきて信憑性が上下しつつ秋を迎えるのだろうが、そういう時期も楽しいものだ。気長に待つとしよう。
そうそう、明日はE-510の日本での発売日。既に米国では発売になっており、現地で入手した人の感想などもぽつぽつ見ることができるが、概ね好評のようだ。私はE-410を買ったので当面買わないが、売れるのではないかと期待している。

★07年6月18日
価格comで、E-410は極端な明暗差のあるところでゴースト(光学的ではなく電気的に?)が出るという話が投稿されている。個人の画像だろうからその画像自体にはリンクは張らないが、別の試写速報(E-510)で同様の現象が出ているのでそれをここに。で、どこにゴーストがあるかというと、部屋の向こう側にある椅子とクッションのあたり、障子の格子の延長線上がわずかに明るい。原理的にどうなのかは分からないが、しかしですな、これ、「醜い」とは思えないのだが。他のカメラでは起きないからE-410が悪い、というのがその人の主張だが..うーん、私はそんなに気にならないし、そういう現象で困ったことがないなぁ。なんて書くと信者認定かな(笑)。
しかしまあ、こういう指摘が出るのも、モニタ上で1.2mくらいの画像の一部を30cmくらいの近さから見ているという、およそ写真の鑑賞をしているとは思えない環境下ならではだと思う。

★07年6月2日
ペンタックスが、クラシックな外観のコンセプトモデルを発表している。
http://dc.watch.impress.co.jp/cda/other/2007/06/01/6368.html
その意気は良しとするが、個人的な感想では、これはどうにもなじめない。ペンタプリズム部を尖らせても、全体のバランスがきれいとは思えず。フィルムのSLRに似せようとするなら横幅をもう少し伸ばさないと、ペンタ部、マウント周りが大きく見えて不利ではなかろうか。グリップ部も、全体の厚さも、気になってしまう。デザインのためのモックアップで動作しないとのことだが、それならもっと大胆に回帰しても良いと思った。K10Dとほとんど同じ大きさなので、本当は不動作と言いつつちゃんと動いて、かつ生産するつもりもあったんじゃないかと勘繰ってしまう。まあ、HOYAによる買収の話で、こういう企画が実現するかどうかはよく分からなくなってしまったので、このタイミングで発表したことは評価したいけど。

E-410はしばらくお休み。ここのところ、不調だったので銀塩でぼちぼち・ゆったり撮っていた。来週からはE-410にちょっと古いレンズの組み合わせで撮り始めようと思う。
そうそう、E-510の価格が出ている。量販店でボディのみ11万円前後の様子。となるとポイントがつかない店では10万円以下もありえるだろう。これはお買い得だと思う。さすがに、E-410を買ってこれも買って、ではまずいので、これはパスするつもりだ。新レンズの同時発売はないようだ。それはE-1後継のときになるのかな。秋以降か。

★07年5月20日
早速、PCを購入した。前のPCと同じく、Faithで買った。今度は組立てキットだ。Athlonを使った廉価モデルだが、パフォーマンスは問題ない。Oly-Studio2も快適に動く。RAW現像は問題なくできた。ということで、やはり、前のPCが何らかパフォーマンス低下を起こしているということらしい。ともあれ、これでRAWで心置きなく撮れる。前のPCはプリント時やCD-R焼きなどに使うことにしよう。

★07年5月14日
E-410のRAW現像の件。いろいろ試してみた。いずれもOly-Studio2である。
・オリンパスのHPからDLし再インストールしたが状況は同じ。
・E-1,E-500のRAW:問題なく現像される。
・E-410:撮影日によって(現像する日ではなく)現像できたりできなかったり。作業量が比較的小さいと思われる、青空いっぱいの画像でもダメ。
・配偶者のノートPCでは上記のNGファイルも現像できる。
となると、PCのパフォーマンスに依存している可能性はある。しかし、オリンパスのHPに規定されている動作条件は満たしているので、どうもよく分からない。ボーナスで買い換えるかねぇ。

★07年5月10日
E-410だが、ちょっとヘンなことが起こっている。4/30と、5/3に撮影したRAWファイルが現像できない。それ以前と、いま撮ったものは問題なく現像できた。CFは同じカードを使っている。4/30は室内での撮影だから温度などは全く問題ない。5/3は早朝だが、これも極端に寒いとか、そういうことはなかった。原因が判らない。両日とも、RAW+SHQで撮影しており、jpegの方は普通にブラウザやPhotoshopで見たり加工できるので、RAWだけおかしいようだ。こういう、あるときだけおかしいというのは始末に困る。私は半導体業界にいるが、クレーム品にも「不再現」というものがある。お客のいう現象が起こらない、あるいはLSI単体では異常が無い、といったことだ。これの解析は容易ではない。オリンパスにファイルを送って原因を見てもらうか..しかし当然カメラの実機も検査したいと言うだろうし、その間使えないのは困る。うーん、どうしようか。これから2週くらい、ひたすらRAW+SHQで撮ってみるか。それで再現しなければまあ大丈夫と納得しておくしかない。
ところで、一昨日Olympus Studio2を導入した。1.0を持っている人は、半額(4900円)でアップグレードできる。見た目は、Master2とよく似ている。Master2が昔のViewerに相当する位置付けなのだろうか。そのうち、RAW現像を比較してみたい。また、Studio2での、E-1やE-500のRAW現像も試したいと思う。

★07年4月22日
21日にE-410を引き取ってきた。早速使ってみたが、気に入っている。なんと言っても、小型であること、まずはこれに尽きるだろう。佇まいが良い。持ち出す気になる。作動感がハキハキしていて気持ちよい。ライヴヴューも、予想以上に素早い。もちろん動きが激しいものを撮るのには向いていないのは確かだが、室内で子供を撮るくらいなら何とかなる。また、ノイズ感が抑えられているのは驚くほどで、ISO800までは完全に実用どころか、銀塩のISO800を既に超えている。ISO1600でカラーノイズが若干出始めるがこれも許容範囲で、積極的に高感度を使う気にさせる。ということは、E-510はこれに手ぶれ補正が加わるから非常に強力な機能を持つことになるわけだ。こういうところは、素直に技術が進歩した、と思う。色合いはあっさり目だと思う。私は、早速彩度を+1にして使っている。露出傾向はわりとノーマルだが、液晶のデフォルトの明るさが少し暗いようで、つい+の露出補正を入れたくなることがある。帰宅してPCで実際の画像を見ると暗くはないのだ。ここはもう少し設定を考えてみる。
若干物足りないのは、カスタマイズがあまりできないこと。十字ボタンのショートカットはなくなったのはE-400で既に判っていたことだし、OK⇒上下左右、で液晶に出ている各パラメータの変更が出来るからそれほど煩雑ではない。しかしそれでも、十字ボタン(左しかカスタマイズできない)にはもう少し機能を割り付けたい。また、露出補正で0.5EV単位が選べなくなったこと、消去メニューで「実行優先」がなくなったのは残念だ。これは、以前のE-systemボディと操作性が異なってしまうから少し使いにくく感じる。
キットレンズはこれも小型で使いやすく、描写もくっきりしている。後ボケは若干、2線傾向だ。
というわけで、このカメラは良い。これほど毎日持ち歩いてみたいカメラはそうそうない。これから活用して行くつもりだ。

★07年4月19日
今週末はいよいよE-410の発売日である。注文しておいた店から、21日に渡せる旨の連絡があった。ポイント制の店ではないので、レンズキット価格86.8k円と安い。21日は友人宅で宴会であり、とりあえず箱から出して友人宅で充電することになりそうだ。こういう場合、乾電池使用モデルのほうはすぐ使えて嬉しいのだが、回路規模とデザインを考えると、充電池になってしまうのも仕方ない。
ところで、予約したのに発売日に届かないかも、という人もいらっしゃるようだ。オリンパスの予想以上に予約が集まっているということか。これを以って、オリンパスは甘い、機会を逸失している、という人もいるけど、結局のところ、販売計画がいくつで初期生産はどれだけ用意されているか、なんて外部の人には分からないのだから、数字の根拠もなく偉そうなことを言うのはどうかと思う。
私が気になるのは、RAW現像環境。今回から圧縮RAWだから、今までのソフトでは使えない。オリンパスStudioはVer upするのだろうが、それは有償になるのだろうか。Masterはカメラにバンドルされるから対応版であることを期待するが。シルキーは3.0を買い足すことになると思うと気乗りがしない。とりあえずはjpegで撮っているつもりだ。Masterが対応していれば、それで現像する予定。

ところで、E-410導入となると当面はSP-550UZの記事や写真アップが減ってしまいそうなので、ここらで一旦、SP-550UZについて総括しておこうかと思う。
(1)全体の取り回しやデザイン
グリップ形状がよく、持ちやすい。大きさも適度だと思う。ズームレンズの内部機構がいろいろかさばるのか、ボディ形状に対してレンズが細長いのが最初少し気になったが、いまは慣れてしまった。ボタン類の配置は良い。カスタムできるボタンが1つというのは残念だ。絞りや露出補正などはダイアルで動かせるほうがいいが、多分コスト対策で削られている部分だろう。
ISOやWBなど、頻繁にアクセスするメニューはOKボタンで呼び出せるし、EVFを見ながら十字ボタンで変えられるのはなかなか便利だ。
レンズキャップは賛否が分かれるだろう。私は一応、撮影時にはメーカ推奨(?)通りにヒモでぶら下げているが、風が強かったりすると邪魔に感じるのも確かだ。ただ、レンズ前にバリア内蔵となると、レンズ周りが相当太く大きくなってしまって、カメラ全体の大きさに影響してしまうのではなかろうか。
(2)機構や動作など
EVFは精細で画像は良好だが、日中明るいときに出るスミアはもう少し低減して欲しい。私はモニタの明るさを-1としているが当然これは根本解決にはならない。CCDの機構上スミアはある程度出るのは分かるが。
手振れ補正は良好。夜景を望遠側で、ISO感度を上げ忘れたまま撮っていても写ってしまう。最初、シャーッというCCDシフトの作動音がしていたが、ファームアップ後は静かになった(ここはファームアップの対象ではないが)。
AFは少し遅いが、私はレンジファインダーや一眼レフでMF機を使っているので、速度は問題にはならない。ただ、いまの季節、遠景が霞んでいるから、望遠端で遠景を撮るとフォーカスが迷うことがある。こういう場合、強制的に∞にセットするモードがあると便利だ(シーンモードの「風景」では∞固定ではなく、ピントを合わせに行ってしまう)。MFモードで、∞の表示に合わせても厳密にはピントが来ない(少し手前の設定で∞に合う)のも不便だ。
メモリカードへの記録は、jpegでは特段の問題はなく、待つ印象はない。RAWでは6-7秒かかっている。
(3)画質
jpeg記録で、感度ISO50・100は良好だ。ISO200でもノイズ感はまずまず抑えられており、解像も良い。ISO400からは影にカラーノイズが目立ち、ISO800からはディテイルが崩れてくる。ISO3200・5000は画素混合での出力になり、300万画素に限定され画質も悪いが、リサイズしてモニタで見る分にはまあまあ使える。これがなければ写らないという条件下では無いよりマシ、といったところ。
色合いは、オリンパスにしては少しあっさりしており、コントラストも弱めに感じる。私は彩度を+1で使っており、コントラストは後処理で調整している。写真屋にプリントに出すと、コントラストを上げてプリントされ、ちょうど自然な色合い・コントラストになる。
RAW撮影では、オリンパスマスター、オリンパススタジオとも色合いが派手目に出るが、解像度は良くない。これはハッキリ言って不満だ。対象外となっているシルキーピクスでも現像は可能で、これは細かい解像になり、色合いも落ち着く。このカメラの画質はPCソフト次第でまだまだ改善する余地がありそうだ。なお、jpeg記録では画像がけっこう明るめになっており、常時-0.3〜-0.7EVの露出補正を入れているが、RAWで撮ってPCで現像してみると、上記設定では少し暗く写るように感じる。jpegは人物向けになっているのだろうか。
(4)連写モードについて
プリキャプチャは使っていないが、7連写(300万画素)、15連写(120万画素)モードは使ってみた。これらのモードでは感度がISO400以上になってしまうのが残念だ。画質も、7連写はかろうじてL判でプリント可能という感じで、15連写はwebの小さい画像用といったところ。昼間だとISO400は露出overの懸念があるからこれはもう少し範囲を広げて欲しい。
というわけで、不満な点もあるが、この大きさで画角が75〜5度というのは楽しい。一眼レフを使い始めた頃、多くの人は望遠撮影に興味を持つと思うが、私もそうだった。その頃の気分を思い出しながら、この小さくて取り回しの良いボディと、手振れ補正の恩恵を感じながら、楽しく撮っている。

★07年4月12日
E-410の発売日が4月21日に決まった。私は既に予約しているので、発売日に入手可能と思われるが、その日は友人宅で飲み会なので、引き取りには行けないだろう。翌日になりそうだ。ところで、この発売に伴ってxDメモリ2GBとステッカーのプレゼントキャンペーンが開始されるらしい。2GBとはなかなか太っ腹だ。ま、コンパクトタイプでxDの2GBを買う人なんて限られるだろうし(かく言う私も1GBまで)、そもそもxDの書き込み速度だとD-SLRではちときつい。コントローラ部がカメラ側に入るため、カメラのセッティング次第では速いらしいが。ただ、この2GBをカメラに挿しっぱなしにしておけば内蔵メモリとして2GBもある、ということだから安心ではある。私も一度だけ、挿しておいたxDに助けられたことがある。CFを入れずにカメラを持ち出してしまったのだ。それに、SP-550UZで2GBを使うという手もあるし、使い道はある。
ともあれ、発売が楽しみだ。
ところで、上記に伴って、E-500を手放そうと思う。親が川沿いのマンションに住んでいて、河原で鳥を撮りたいと言っている。ちょうど良いので、E-500に18-180mmズームをプレゼントしてしまおう、というわけだ。

そういえば、GR Digitalのファームアップが3月末にあったが、これは早速活用している。モノクロでの画質設定ができるようになったわけだが、コントラスト-1を自分のデフォルト設定にした。いくつか写真を撮り溜めているので、そのうちアップするつもりだ。
また、リコーのサイトでGX100のサンプルが公開された。画質はなかなか良いのではなかろうか。1000万画素の等倍だと、ホントに大きいですな。ちょっとゲジゲジしているところもあるし、暗部にカラーノイズが見えるが、プリントで普通に見る分には全く問題なさそうだ。これは今月20日に出るのだろうか。その後の情報がないが、どうやら知人が買いそうな感じなので、楽しみにしている。



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