Olympus E-410のページ


3台目のボディを導入した。既に有名だが、ようやく4/3システムらしい、小型軽量モデルの登場だ。そして、ライヴヴューが標準搭載となったわけだ。なんと言っても小型であること、E-410ボディが薄いことは特筆できる。小さなボディだが持ちにくいということもなく、よく考えられた形をしていると思う。入門機の位置付けとあって、ボタン類は少ない。また、露出のステップが1/3段のみになったり、十字キーへのショートカットが無くなったこと(左ボタンだけにはカスタムで1つだけ機能が付加できるが、E-500/E-330のISO、WBなどの役割は消えた)、画像消去の「実行優先」の設定ができないなどの制限がある。しかし画質設定や豊富なモノクロ効果設定など、入門機らしからぬところもE-500から受け継がれており、頼もしい。
画素数は1000万画素になって、色合いはE-1、E-500よりさらに浅めではあるが自然な感じに仕上がる。ライヴヴューには慣れが必要だ。E-330で設定されていたAモードはなくなり、Bモードのみになる。ライヴヴュー拡大には7倍が追加され、手持ち撮影ではこれが便利だ。非常に厳しいピントの追い込みが可能だ。
載せている作例は、原則として「ナチュラル」、長辺3648pixのSHQモードjpeg記録で、長辺を900pixにリサイズして少しアンシャープを掛けたものである。ノイズフィルタはデフォルト指定の「標準」、ノイズリダクションはoffだ。

★簡単なスペック
4/3型LiveMOS、Live view可能
有効画素数1000万画素
ISO100〜1600
レンズ交換式
ダストリダクション装置付き
07年4月21日発売
ファインダーはE-500に比べて少し大きく、明るくなった。


★専用レンズのコーナー

E-systemのZuiko Digital及び、他社4/3マウントのレンズの作例。


★OMズイコー・OMマウントのレンズのコーナー


OMズイコーや他社OMマウントレンズ(タムロンのアダプトール2も含む)をE-410に装着して撮ったもの。


★その他のコーナー
その他のレンズ装着時
Kマウント、M42レンズを中心に、その他のマウントのレンズを使ってみたもの。