Olympus E-5のページ
E-3が出て3年、マイクロ4/3にシフトしたかと思いきや、E-5が登場した。ボディはほぼE-3と同じ大きさだが、グリップが改善され、元々良かったE-3よりも持った感じが軽くなるという非常に持ちやすいカメラになっている。液晶表示部が大きくなったので、E-3での液晶下部のボタンは移動している。 主たる改善点は、ローパスフィルタ見直しによる解像度アップ、モアレ防止のソフトウェア処理の兼ね合いで実現できたとされる。また、高感度ノイズ・解像感も改善している。動画機能の付加、アートフィルタの付加(他機種で搭載されたフィルタにドラマチックトーンが追加されて搭載)、C-AFの改善など。 シャッター音はE-3に比べて少し乾いた音になったようだ。このクラスでは比較的小さい音で、気持ちよい。ファインダのブラックアウトも短く、俊敏なカメラという印象だ。 ライヴヴュー時のコントラストAFは速度は今ひとつで、また意図したところから少々外れたりするので、MFアシストモードでピントリングと拡大を連動させている。これが一番確実で速い。 解像感、ノイズ耐性は格段に改善している。また、ホワイトバランスもより練り込まれたようだ。E-3でも十分と思えたが、ここまで完成度を上げてきたのには感心する。長く使えるカメラだろう。 ★専用レンズのコーナー E-systemのZuiko Digital及び、他社4/3マウントのレンズの作例。 ★その他のコーナー OM、Kマウント、M42レンズを中心に、その他のマウントのレンズを使ってみたもの。 ★アートフィルタなど アートフィルタやアスペクト比の異なる写真の作例。 |