E-500・K、M42、その他のレンズを使う


★Kマウント

XR Rikenon 28mmF3.5
小さいボディには小柄なレンズ、ということで使ってみた。デザインは似合わない。ブロンズ色というのはどうも個性が強すぎるようだ。
露出計がかなり暗めに感じるのか、over続出である。だいたい-1補正くらいが必要だ。絞り開放ではもわっとする。絞っても雰囲気があまり変わらない。
XR Rikenon 28mmF3.5 XR Rikenon 28mmF3.5 XR Rikenon 28mmF3.5
 
XR Rikenon P 55mmF1.2
E-1で使っているのでクセはよく分かっているつもりだ。E-500ではレンズが大きくて少しバランスが悪いが、軽いヘリコイドなので操作性は悪くない。
XR Rikenon P 55mmF1.2 XR Rikenon P 55mmF1.2 XR Rikenon P 55mmF1.2
 
Pentax FA77mmF1.8 Limited (フルサイズ画角換算154mm)
ペンタックスのデジタルSLRを使っている方ならもうご存知だろうが、デジタルでも完全に実用になる、良いレンズだ。4/3だと、ポートレイトや街のスナップ撮影では画角が狭いが、それはこっちが勝手にそうしているのだから仕方がない。
Pentax FA77mmF1.8 Limited Pentax FA77mmF1.8 Limited Pentax FA77mmF1.8 Limited Pentax FA77mmF1.8 Limited Pentax FA77mmF1.8 Limited
Pentax FA77mmF1.8 Limited Pentax FA77mmF1.8 Limited Pentax FA77mmF1.8 Limited Pentax FA77mmF1.8 Limited Pentax FA77mmF1.8 Limited
Pentax FA77mmF1.8 Limited Pentax FA77mmF1.8 Limited
 
XR Rikenon P macro 100mmF3.5
ご存知、コシナが元になっているOEM品のレンズである。いろいろなメーカにこれと同じものがある。案外デジタルとの相性がよく、使っていておもしろい。
XR Rikenon P macro 100mmF3.5 XR Rikenon P macro 100mmF3.5 XR Rikenon P macro 100mmF3.5
 
Pentax M 150mmF3.5
小型なので持ち歩くのに苦労はしないが、4/3では超望遠になるので実際にはなかなか写真が増えない。絞り開放は甘いがF5.6からは実用になる。
Pentax-M 150mmF3.5
 
★M42マウント

Flektogon 20mmF2.8
超広角レンズを準広角として使うのはもったいない感じもする。超広角は元々買う人が限られており、中古市価が高値安定であること、大きな前玉が余計な光を拾いやすい。とはいえ専用の単焦点レンズが少ないから、こうして古い超広角を使うわけだ。
Flektogon 20mmF2.8 Flektogon 20mmF2.8
 
Flektogon 35mmF2.4
カール・ツァイス・イエナの広角レンズ。フォーサーズでは当然、中望遠レンズになってしまうが、このレンズは20cm弱まで近接できるので、中望遠マクロ的にも使える。描写はたいへんシャープだ。
Flektogon 35mmF2.4 Flektogon 35mmF2.4 Flektogon 35mmF2.4 Flektogon 35mmF2.4 Flektogon 35mmF2.4
 
smc Takumar 55mmF1.8
E-1のページの作例がいいかげんなものばかりなので、少しまじめに(?)撮ってみた。花火以外は全てF2.8半。実絞り撮影なので、フレーミングとフォーカシングを同時に楽にやるには、このくらいの絞りが丁度いい、というこれまたいいかげんな理由だ。でも、F8とかだとファインダーは暗くなるし、そもそもそんなに絞らなくてもこのレンズはよく写るのだ。
smc Takumar 55mmF1.8 smc Takumar 55mmF1.8 smc Takumar 55mmF1.8 smc Takumar 55mmF1.8 smc Takumar 55mmF1.8
smc Takumar 55mmF1.8 smc Takumar 55mmF1.8
 
Pancolar 80mmF1.8
既にE-1に着けて写りのよさは知っている。開放付近はピントを外しやすい。その点、E-500のファインダはE-1には負ける。
Pancolar 80mmF1.8 Pancolar 80mmF1.8 Pancolar 80mmF1.8 Pancolar 80mmF1.8 Pancolar 80mmF1.8
 
Biometar 80mmF2.8
カール・ツァイス・イエナのビオメターといえば中判用で、ローライフレックスに使われているものが有名であり、その後もペンタコン6用のレンズが比較的多く市場にある。これはM42マウントのものだ。
Biometar 80mmF2.8 Biometar 80mmF2.8 Biometar 80mmF2.8
 
Makinon 300mmF5.6
国産の、たぶん輸出用を主力として作っていたメーカのレンズにはなかなか個性的なものがあるが、この300mmF5.6はコンパクトでよい。デジタルでは描写がもやもやだ。
Makinon 300mmF5.6
 
★その他のマウント

●ヤシカコンタックスマウント

Distagon 25mmF2.8 (フルサイズ画角換算50mm)
標準レンズ、にしては外観が大きく長いレンズになってしまう。40年以上前の設計とは思えない良好な写りである。開放で点光源を撮るとかなりコマ収差が目立つが、1段絞るとほぼ解消する。
なお、レンズの世代はMMJというもので、比較的新しいらしい。
Distagon 25mmF2.8 Distagon 25mmF2.8 Distagon 25mmF2.8 Distagon 25mmF2.8 Distagon 25mmF2.8
Distagon 25mmF2.8 Distagon 25mmF2.8 Distagon 25mmF2.8 Distagon 25mmF2.8 Distagon 25mmF2.8
Distagon 25mmF2.8 Distagon 25mmF2.8 Distagon 25mmF2.8 Distagon 25mmF2.8 Distagon 25mmF2.8
Distagon 25mmF2.8 Distagon 25mmF2.8 Distagon 25mmF2.8
 
Planar 50mmF1.4 (フルサイズ画角換算100mm)
絞り開放では甘さが目立つが、絞るにつれて締まってくる。F2.8くらいが丁度良いような感じがする。ボケ味はなかなか。
Planar 50mmF1.4 Planar 50mmF1.4 Planar 50mmF1.4 Planar 50mmF1.4 Planar 50mmF1.4
 
●デッケルマウント

Septon 50mmF2 (フルサイズ画角換算100mm)
美しい外観だけではなく、実際の写りも良い。特にボケ味が好みだ。開放ではもやっとするが1段絞れば十分実用になる。
Septon 50mmF2 Septon 50mmF2 Septon 50mmF2 Septon 50mmF2 Septon 50mmF2
Septon 50mmF2 Septon 50mmF2 Septon 50mmF2 Septon 50mmF2
 
●ライカスクリューマウント
M42マウントにM39-M42ねじ変換リングを挟んで使用した。RF機のレンズをSLRに付けると、接写しかできない(一部望遠は除くが、まあそれは特殊)
Elmar 50mmF3.5 (ライカスクリューマウント 接写のみ)
ライカが、小さいフィルム面積から良い画像を得られて有名になったのも、ひとえにエルマー系のレンズの優秀さに負うところが大きい。撮影結果を見ても、それはよく分かる。
Elmar 50mmF3.5 Elmar 50mmF3.5
Summar 50mmF3.5 (ライカスクリューマウント 接写のみ)
エルマーの名声に比べると、ちと「味がありすぎる」レンズとして最も有名なものの一つであろう。ぽわーんとした写りであり、色再現もあまりよくない。
Summar 50mmF3.5