Olympus E-620のページ
09年4月からの欧州旅行のメイン機材として導入。 E-4x0系ボディを少し大きくし、グリップは5x0系より小さくまとめ、可動液晶モニタ、手ブレ補正を装備した3桁シリーズ究極の1台と言えるだろう。この大きさは何より使いやすい。 先行して出たE-30の画像機能のうち、アスペクト比のヴァリエーションは制限されて4:3,3:2,6:6,16:9になったが、アートフィルタは全種類搭載されている。 ファインダは3桁シリーズでは最も大きくなったが全体がきれいに見渡せる部分が狭く、ここらへんの余裕はあまり感じられない。特に、シャッター速度や絞りの表示部(ファインダの下部)がぼやけてしまい目が疲れる。AF測距点は7点、クロスセンサーではあるが速度はやはり3桁機である。ライヴヴュー時のコントラストAFはそれなりに速く、顔認識も追随性が良いので家族写真などでは使える印象だ。 高感度画質はまずまず。階調オートをかけると暗部の持ち上げ時ノイズが目立つ。これは掛かり具合を選ばせて欲しいところだ。 載せている作例は、原則として「ナチュラル」、長辺4032pixのSFモードjpeg記録で、長辺を900pixにリサイズして少しアンシャープを掛けたものである。ノイズフィルタは標準、ノイズリダクションは長時間露光を除きoffだ。階調オートは状況次第。 ★簡単なスペック 4/3型LiveMOS、Live view可能、2軸回転液晶表示部 有効画素数1200万画素 ISO100〜3200 レンズ交換式 ダストリダクション装置付き 09年3月20日発売 ファインダーは0.96倍・視野率95%。 ★専用レンズのコーナー E-systemのZuiko Digital及び、他社4/3マウントのレンズの作例。 ★他マウントのレンズのコーナー OMズイコーや他社マウントレンズをマウントアダプタでカメラに装着して撮ったもの。 ★アスペクト比・アートフィルタのコーナー 通常のアスペクト以外のもの、アートフィルタやモノクロ作例。 |