XZ-1のページ


オリンパスの高級コンパクトカメラ。オリンパスは全盛期にF1.8からのズームのシリーズを出しており、それの再来という見方もできる。望遠端でもF2.5と明るいのが特徴で、レンズ部を除きコンパクトに出来ている。
画質は申し分ない。P・Aモードでは感度オートがISO100-200に限られるが、明るいレンズと手ブレ補正が寄与して、被写体ブレさえなければ撮影可能なシーンは幅広い。
レンズ周囲と十字ボタン周囲にダイアルが設置され、各種設定が変えやすい、はずなのだが、残念ながら1アクション余計なセッティングで、もどかしい。例えば、絞り優先でレンズ周りのダイアルを回すと絞りが変わるのだが、最初のクリックで絞り値の色が変わり、その次のアクションで数値が変わる。十字ボタン周りのダイアルもそのままでは無効になっていて、十字ボタンを1回押してからの操作になる。これは理解できない仕様だ。同じ会社のペンシリーズとも異なり、どうもやりにくい。
また、感度オートの上限が変えられないとか、ボタンの機能カスタマイズができないとか、高級タイプとしては不自由な仕様だ。これは是非カスタマイズができるようにして欲しい。
載せている作例は、原則として1000万画素のFineモードjpeg記録で、長辺を900pixにリサイズしたものである。

★簡単なスペック
1/1.63型CCD
有効画素数1000万画素
ISO100〜6400(P・Aモード時100-200,Sモード時100-800,ローライトモード時100-3200,マニュアル設定時は6400まで可能)
6-24mmF1.8-2.5、35mm判換算で28-112mm相当のズーム
11年2月18日発売



★ISO100〜200作例


★ISO200超の作例


★アートフィルタ・モノトーン等の作例