★米国

@カリフォルニア
・アーヴァイン
ちょっとコメントが難しい。アーヴァインに滞在しながら、ディズニーランド等に行っていて、そちらの印象が強すぎるのだ。あえて言うと、土地の海のようなところに、街が島のように点在し、ハイウェイがその間を結んでいる、というような感じだ。とにかく広い。米国で、通信が発達するのもよく分かる。東京のような混んだ交通はなく、団体時以外はずっとタクシーで移動していた。タクシーは流しがいないので、ホテルなど特定の乗り場に行くのだが、直接電話で呼んでもいいらしい。降りるとき、携帯電話の番号を書いた名刺をくれたりするが、「○○まで来てくれ」と説明できないので、やはり近くの乗り場まで歩くのが常であった。(96年4月)

・ロサンゼルス国際空港
・ジョン・ウェイン・オレンジカウンティ空港

Aイリノイ
・シカゴ オヘア国際空港、ユナイテッド航空とスターバックスコーヒー
なぜこんな長い表題か?..いま、日本でもたいへんに流行っているスターバックスコーヒーであるが、旅した96年当時、ユナイテッド航空がさかんに宣伝していた。あの独特の香りは、米国でも有名だったらしい。空港で、コーヒー豆を運んでいるおじさん。袋に穴が開いていて、豆が少しずつこぼれてしまうが気付かない。その豆の香りにつられて、空港にいるお客さんが列をなしてついていってしまう、という映像を流していた。それほどにすごいのかな、と半信半疑であったが、シカゴ空港ではしっかり店でコーヒーを飲んでいたのだから、宣伝の効果はあったのだろう。その後、ハワイ旅行でユナイテッドに乗ったとき、やはり「あの香り」がして、ああ、ユナイテッドに乗っているんだなとヘンな感想を抱いたものだ。大きなサイズを注文せずとも、お代わりができるのが最大のメリットと言えよう。その後、日本に進出し始めた頃、店を見ると懐かしくて写真を撮ってしまったこともある。
それで、シカゴ空港の話。ここはカリフォルニアからテネシーへ向かう途中、乗り換えで寄った。ここも巨大な空港だ。96年当時なのでセキュリティは甘かった。出入り口がほとんど開放状態だったのだ。空港内は清潔で、表示類も分かりやすかったように記憶している。(96年5月)

Bテネシー
・ナッシュヴィル
5月だったが、湿度が高く、暑かった。日本的な暑さがある。今はどうか分からないが、96年当時、街中にも廃屋などがあり、少々不気味な一角もあった。英語は、あまりはっきりと発音されないので、かなり難儀する。サンドウィッチ一つ、まともに注文できなかった。(96年5月)

Cニューヨーク
・ニューヨーク
いまはちょっと語りにくいが、WTCビルにも登った。911については、なんともコメントしがたいものがある。街中の交通、自動車はとにかく大変な混雑で、クラクションが鳴りっぱなし。あまり海外経験はないが、こういうのは今のところここだけ。だって、鳴らしても解決する問題じゃ、ないと思うのだが。それはさておき、そんなうるさい路上で、ヒュッと口笛を吹いてタクシーを止めるNYッ子はカッコいい。クラクションもこれも、真似できない。(96年5月)

・JFK国際空港

Dハワイ
・ワイキキ
たくさんの人が行っているので、感想を述べるも陳腐だろうが、まず、楽に過ごすことが出来るところは、と問われればここを勧めても問題にはならないだろう。もしかすると、数日間日本語だけで用が足せてしまうかもしれない。各ブロックに1つはあるのではないかと思えるABCストア(コンビニ)、ほとんど全員が日本語を解すのではないかと思ってしまうホテルの免税店の店員、楽は楽だが刺激は少ない。風景は秀逸で、何を撮っても写真になるのだが、帰ってきて現像してみると、旅行ガイドとウリ二つだったりして、がっかりすることも。
ただ、ハワイへの観光客というのは、日本人は実は一部でしかないらしい。それでも目立つのは、やはり団体行動が多いからかも知れない。オアフ島も、裏側(?)に行くと、とんと日本人は見かけない。(96年9月)
・ワイキキ国際空港

・米国 航空会社雑感
・ユナイテッド航空(1回目、日米往復と、米国内5航路)
どうも日本人が米国に旅すると、食事がまずい、サーヴィスがなってない、という話になりがちだが、私はそれほどに思わなかった。日本からの航空機はゴールデンウィークとういうこともあり満員で、詰め込まれてきつい感じであったが、サーヴィスは問題なかった。96年当時、まだ喫煙席が最後部に5席くらいあったが、それも今は昔..である。上記のとおり、スターバックスコーヒーがウリだった。今はどうなのだろうか。
昔から、FFP(よく乗るお客へのサーヴィス)が充実している航空会社として有名。格安航空券でもうるさいことを言わず、マイレージを加算してくれた。いま、どこの航空会社もマイレージだらけ、しかも統廃合で混迷もいいところだが、結局、どこの会社のマイレージサーヴィスがいいのか、ちょっと分からない。(96年5月)
・ユナイテッド航空(2回目、ハワイ往復)
ハワイ線だったので、当然、9割以上が日本人。9月の連休だったので、またもや満員の飛行機。日本からだと21時ごろの出発であり、便利。ハワイに朝着いてしまうが、そこはハワイ、アーリーチェックインという制度で、早めに部屋に入れてくれるところもあったりする。(96年9月)

・アロハ航空(オアフ・ハワイ島往復)
座席は自由席だった。しかも、6人で一緒に買ったら、航空券まで1枚で済まされてしまい、空港職員に分からせるためか、色鉛筆で×5と書いて、しかも間違っているので二重線で消して×6。いいかげんであった。非常に短い路線なので、機内サーヴィスは飲み物だけ。(96年9月)
・アロハ航空(オアフ・カウアイ島往復)
再び乗ったが、変わっていなかった。小さな飛行機は水平になる時間が極端に短い。飛ぶ時間より空港で待つ時間の方が圧倒的に長い。1stクラスに1回乗ったが、あまりメリットはなし。優先搭乗と、ドリンクの希望を先に聞かれて早めに準備してくれるくらい。(03年4月)

・コンチネンタル航空(成田−ヒューストン往復・ヒューストン−リマ往復)
ペルー旅行のために乗ったもので、特にヒューストンに用があったわけではない。ヒューストンへのB777は座席の背もたれがずいぶん高くて、背の高い米国人仕様なのかと思った。飛行時間が長いからか、食事が3回も出た。2回目は夜食という位置付けなのだが、カップめん、サンドイッチ、おにぎり、キットカットというとんでもなく高カロリーなもの。ん、つまり米国人仕様なんだな。リマ行きはB757という小さな飛行機で、こんなので6時間以上飛ぶのかと思うと恐れ入る。ここでも2食出たのだが、最後部に居たせいか、1食目が足りなくなってしまった。ひどいねぇ。なお、食事自体はけっこう美味しく頂いた。
帰りの便で熱が出て寒いから毛布をもう1枚もらおうと呼び出しボタンを押したが何度も無視され、挙句に断られた。これで、もうこの航空会社を使うまいと決心した。(04年12月・05年1月)


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