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レンズシャッター機のペンシリーズの中で、大口径レンズ搭載版としてDシリーズが設定された。6枚構成のレンズで焦点距離は32mmとなり、初代のDと、露出計をCdSにしたD2がF1.9レンズを搭載、D3ではF1.7に改良された。このF1.7レンズはこの後、自動露出を備えたEEDにも使われている。私が持っているのはD3である。被写界深度が深いこのフォーマットといえど、F1.7を目測で使うにはそれなりに注意が必要である。距離測定のアプリを使うか、複数枚数で距離を変えながら撮るようにしている。絞り開放〜F2までは少し甘めであるが、F2.8以降はシャープだ。
なお、入手した機体が漏光していて、68枚撮ったうち使えるのが6枚しかなかった。修理依頼したが、直らないという判定で、返金になった。残念である。その後、別の個体を入手したので、今後は作例更新をしていくつもりだ。
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