レンジファインダ機・その他 *印がついているものは、既に手放したもの


Contax G2

 学生時代の同期に結婚式の写真撮影を頼まれて、この際だからAF・AEのカメラを使ってみようということで、今はなき高輪のカメラ屋で購入したもの。レンズはプラナー35mmF2で、実によく写ったのだが、その後追加したゾナー90mmを使った時にピント外れがかなり多くなってしまい、使用頻度が激減。また、無限遠の撮影で、無意味な測距警告が出ること、いちいち元の位置にレンズが戻る作動音が気に障り出し、結局手放した。
 しかし、レンズの魅力もあってその後復帰。作動音もすっかり慣れてしまい気にならなくなってしまった。我ながら勝手なものである。徐々に作例を増やしたいと思う。

Contax G2の作例ページ

 
Fujifilm TX-1 *

 本物のパノラマが気軽に撮れると思い、購入。実は、舞台でオーケストラなどを撮るのにぴったTX-1 45mmF4りなのである。45mmと90mmのレンズを購入し、その精緻な描写には感じ入った。ファインダに変倍機構があり、90mmを付けると拡大する、など良い点もあったのだが..初物ゆえに短所もある。露出情報が外の液晶画面にしか出ないこと(あまり見ない場所にある)、距離計が縦ずれしていて一度入院、など。しかしそれはまだしも、最大のネックは、プリントに日数がかかり過ぎる、高い、そして、これも初期の問題かもしれないが、プリントサイズがフィルムの縦横比に忠実でないこと(短辺が短く、細くなっている)。納期も、リヴァーサル現像とプリントで1週間はかかってしまい、どうもやりにくいのでいつしかモノクロ専用になってしまった。自分で焼けばその日の晩に出来るからである。そんなわけで、安く売り払ってしまった。
 しかし、レンズの写りは今でも好きである。このレンズを流用して、レンズ交換式の645カメラでも出せばよかったのではと思ったが、それはブロニカに先を越されてしまった。
 その後、他のカメラの購入資金調達のために手放した。TX-2でファインダー周りは改善されたが、そのTX-2も06年11月で販売中止となった。
TX-1 45mmF4 TX-1 90mmF4
TX-1 90mmF4 TX-1 45mmF4
TX-1 45mmF4 TX-1 45mmF4
 
Opema II *

 チェコスロヴァキア製のレンズ交換式RFカメラだ。一応、ライカコピイ機の仲間にOpema II分類されるのだろうが、違うところがある。まず、フィルムゲートが24×32mmの40枚撮り機であること。従って、標準レンズは45mmで、ライカ系より少し焦点距離が短い。また、マウント規格がライカスクリューの39mm径ではなく38mm径の独自規格であること。距離計が一眼式で、覗く窓が真ん中付近にあること。フォーカシングノブは無限位置で右手側に出ていて、遠景では右手、近景では左手でピント調節をすることになる。ライカに比べると使い勝手はあまりよくなく、市場に出回っているカメラの状態もあまりよくないが、個性的で美しい機体であることは確かだ。レンズは以下が出ているが、私が持っているのは45mmF2のみである。

Openar 45mmF2,Belar 45mmF2.8,Belar 45mmF3.5
Largor 30mmF6.8,Tele-Mirar 90mmF4.5,Tele-Mirar 135mmF4.5,Telex 180mmF6

 写りは、正直言ってあまり良くない。これを買ったカメラ屋の店主も、良くないと言っていたがそれでもいいやと買い求めたものだ。その後、ほとんど使わずに5年ほど放置していた。最近、防湿庫の奥から発掘されたので、使ってみた次第。
 他のカメラの購入資金捻出のため、処分した。
Openar 45mmF2 Openar 45mmF2 Openar 45mmF2 Openar 45mmF2
 
Agfa Ambi-Silette

 ドイツのフィルムメーカ、アクファのカメラ。レンズシャッター方式の、レンズ交Ambi-Silette換機。フォクトレンダーのプロミネントや、オリンパスエースなどと形式は同じ。極めてシャープで、色が濃く、というフィルムメーカの理想を追い求めているのではないかと思うような写り。この機体は巻き上げが硬く、フィルムが切れたりすることがあったため、ハヤタ・カメララボで整備してもらった。
 レンズは4本あり、全て入手した。
・カラーアンビオン Color-Ambion 35mmF4
 薄型で、ピント操作が難しいくらい、小さい。写りはごくシャープで、色ノリも良好。状態の良いレンズがあまりなく、けっこう探し回って購入した。レンズが奥まっているので汚れたとき乱暴な拭き方になるらしく、キズのある個体が多いようだ。私のものも少しキズがあるが、描写は問題ない。
Color-Ambion 35mmF4 Color-Ambion 35mmF4 Color-Ambion 35mmF4 Color-Ambion 35mmF4 Color-Ambion 35mmF4
Color-Ambion 35mmF4 Color-Ambion 35mmF4
 
・カラーゾリナー Color-Solinar 50mmF2.8
 開放からシャープで、色の濃いレンズ。舞台を撮った時、上下が暗かったため間違ってパノラマで焼かれてきたことがあったのだが、そのあまりの画像のシャープさに、DPE店の間違いを指摘しないで引き取ってきたことがある。小型で、使いやすい。
Color-Solinar 50mmF2.8 Color-Solinar 50mmF2.8 Color-Solinar 50mmF2.8 Color-Solinar 50mmF2.8 Color-Solinar 50mmF2.8
Color-Solinar 50mmF2.8 Color-Solinar 50mmF2.8 Color-Solinar 50mmF2.8 Color-Solinar 50mmF2.8
 
・カラーテリネア Color-Telinear 90mmF4
 非常にコンパクトにまとまった中望遠レンズ。ライツのエルマーよりさらに小型に出来ている。色もシャープネスも標準・広角と同傾向で、よく写る。開放では少し周辺光量が落ちる。また、逆光で明確なゴーストが出ることがある。最短撮影距離が1.8mと長いのは使いにくい。
Color-Telinear 90mmF4 Color-Telinear 90mmF4 Color-Telinear 90mmF4 Color-Telinear 90mmF4
 
・カラーテリネア Color-Telinear 130mmF4Color-Telinear 130mmF4
 なかなか見かけない、このシリーズ最長の望遠レンズである。異様な外観に圧倒されるが、130mmF4という中途半端なスペック、ビハインドシャッター式のレンズシャッター機の宿命ともいえる最短撮影距離3m、というのはどうにも使いにくい。外観はココ
 
Braun Paxette

 レンズが増えそうなので「その他レンズシャッター機」から独立させる。パクセッテ IIBL
M39スクリューマウントで、レンズシャッター式のレンジファインダー機。ライカスクリューとはフランジバックが異なるので、レンズの共用はできない。初期は距離計がレンズのピントリングと連動していなかったが、スーパーパクセッテから連動するようになった。
 シュタインハイルのキノン50mmF2付きIIBLなど2台を所有している。ブライトフレーム(50/85/135mm)入りの距離計連動ファインダーは見やすいものだが、距離による自動パララックス補正は無い。また、シャッターボタンはレンズシャッターの側面にあって慣れないとブレやすいと思う。露出計は実用になる。
・シュタインハイル クヴィノン(キノン) Quinon 50mmF2
 ドイツのレンズメーカとして(カメラも少し作っているが)著名である。キノンはごく少数のライカマウントがあって市場に出ると大変高価だが、パクセッテマウントではそれほどでもない。
少し拭きキズがあって時々もやっとする場面もあるが、なかなかよく写る。アルミ製の鏡胴がガタつくのはライカマウントのクルミナーでもよくあったから、気にしない。
Quinon 50mmF2 Quinon 50mmF2 Quinon 50mmF2 Quinon 50mmF2 Quinon 50mmF2
Quinon 50mmF2 Quinon 50mmF2
 
・シュタインハイル クヴィナー(キナー) Quinar 85mmF3.5
 標準の次は中望遠。それも、シュタインハイルのものが安く手に入った。非常に小型に出来ていて、標準レンズとほとんど外見が変わらない。
 パクセッテのファインダーは正確とは言えないので、多少余裕を見て構図を考えているが、案外何とかなるものだ。描写は良い。ボケを活かした作例がないのは今後何とかしたい。
Quinar 85mmF3.5 Quinar 85mmF3.5 Quinar 85mmF3.5 Quinar 85mmF3.5 Quinar 85mmF3.5
 
その他レンズシャッター機

・レチナ系Ektar 47mmF2
 IIa型クセノン50mmF2付き、II型エクター47mmF2付きを所有していた。それぞれ不具合を抱え、撮影不可能ではないが、使う気が減退。現在、エクター付きは手放し、クセノン付きは部屋の飾りと化している。
 
・レチネッテ アンジェニュー付き Retinette Angeniexレチネッテ
 レチナ系が実用に供されていない状況なのに、よりによって目測タイプを導入。レチネッテはレチナの廉価版に相当する。レンズはアンジェニュー50mmF3.5、写りは個性的だ。ドイツ・コダックで作っていたカメラだが、フランスへの販売分はこのアンジェニューがついたとされている。写りは個性ということで楽しめば良いのだが、問題はシャッターだ。KODAKシャッターというのが付いているのだが、非常にがさつな動作で、作動ショックが大きいのだ。1/250秒までしかないから日中はかなり絞って撮る必要があり、そして1/100秒以下では手ブレの危険性が高い。おそらく、このカメラ・レンズの評価はこのシャッターで相当に損をしていると思われる。


レチネッテ 作例ページへ
 
・アクファ カラート Agfa KARAT換装後の外観
 ゾラゴン50mmF2付きを所有。くっきりした色、細かい解像はこのメーカらしさ満点。ボケは大きく円を描く。巻き上げが故障し、使っていなかったのだが、宮崎オプティカルR&Dに依頼し、ライカMマウントに換装してもらった。というわけで、今後稼動頻度が上がるだろう。

アグファカラート 作例ページへ
  
・ローライ35 クセナー付き Rollei35 S-XenarRollei35
 40mmレンズ好きなのに、長年ローライ35には手を出さずにいた。周りのカメラ仲間が既にトリオター付き、ゾナー付き、テッサー付きとそれぞれ持っていたのと、駒村商会から出たゾナー40mmのライカマウント版を買ったから、別にいいや、という気分だったのだ。ところがクセナー付きというのがあったわけで、見つけたときにすぐ買ってしまった。シンガポール工場の初期の製品であるらしい。クセナーは色の抜けがよくてシャープで、散歩カメラとして手放せない存在になりそうだ。


ローライ35 作例ページへ
 
・ナーゲル・フォレンダNagel Vollenda *
 レチナが発売される前の、127フィルムを使うベスト半裁判(3×4cm)カメラ。非常に小型に出来ていて、持ち運びには良いのだが、何が問題かと言えばもちろん、フィルムが手に入りにくいこと。127といえば以前、コダックのISO200ネガかクロアチアのエフケというモノクロフィルムしかない状態で、わざわざ120フィルムから切って使う人もいたのだが、最近ヨーロッパでフジからフィルムを買って巻いている(という噂)のマコクロームUCR100というフィルムが出ている。インターネット通販も可能だが、さすがに需要が少ないゆえ、高い。しかし小さなロールフィルムがかわいいし、何よりカメラが良い出来なので、ついつい持ち出してしまう。ポジはコダックに出せば現像してくれて、しかもNagel Tessar50mmF2.8案外安いのだが、Nagel Tessar50mmF2.8納期は中3日..つまり月曜に出して金曜と、絶望的に長い。レンズはツァイスのテッサー50mmF2.8が付いている。35mm判の50mmよりほんの少し広角になる。
 
・ローライフレックス(ベビーローライ) *
 スクエアフォーマットのカメラは苦手である、と言いつつ、このかわいらしい外観につい手にとってしまった。フィルムは127判であるから普通には売っていない。しかしそれでも買ってしまった。この小ささでオートマット(フィルム自動検知、巻き止めあり)であり、操作は簡単だ。
 最初にRVP Fの120フィルムからカットしたものを使ったが巻き上げが重く、12枚撮って巻き込むときに、巻き取り側スプールからリーダー部が外れ、空回りしてしまった。127専用に作られたMacochrome UCR100ではするすると巻けるので、やはり専用を使うほうが良いと思われる。しかし、このフィルムはクラシックカメラを扱う店でもなかなか置いていないというのが難点だ。
 レンズはシュナイダーのクセナー60mmF3.5で、シャープなレンズである。
Rollei 4×4 Rollei 4×4 Rollei 4×4