07年12月中旬
マレーシア出張(2)
第1日 第2日 第3・4日
第2日 07年12月12日

本日は終日、TEMでの会議朝食の日だ。8時にロビイに現法の迎えが来る。7時過ぎにGFのレストランに行く。朝食はビュッフェスタイルで、東南アジアや中華、和食に洋食、かなりの種類のおかずがある。主食もごはんや粥、パン、ナンなど幅広い。なんと日本風カレーなるものもあった。しかしちょうど無くなっており、後でもう一度行ってみようと思う。種類も味も、前回宿泊したPJ(ペタリン・ジャヤ)ヒルトンとは比べ物にならないほど良い。もっとも、PJだってGFのレストランに行けばこれくらいのものは出たのだろう。タダで食べられるエグゼクティヴクラブの食事がしょぼかっただけだと思う。ともあれ、たくさん皿に盛って席に着く。マレーシアの朝はけっこう暗いコーヒーは薄めだが大きなマグカップになみなみと注がれて、オレンジジュースも飲むそばから追加はいかが、と来る。係員が多すぎのような気が..貧乏性なのであまり多い係員に常にどこかで見られているような感じがして落ち着かない。インド料理のコーナーにあった豆のカレーが美味しい。それを食べて、日本風カレーを食べたら、かなりしょびしょびでスープカレーのような感じだった。しかし味は悪くない。しかし朝からカレーのハシゴとはやりすぎだろう。コーヒーを半分くらい残して、席を立った。
もう1泊するので、着替えなどは部屋に置いて良い。貴重品をカバンに入れて、ロビイに降りた。今日は昨夜JAL便で来た2人を加えた5人が出張組だ。現法の運転手と技術部のTさんがエスティマに乗って現れた。エスティマといえど、7人定員ちょうどでは狭く感じる。そして、マレーシアの高速道路は少しカーヴがきつく凹凸も大きいので、そこを120km/hで走ると少々スリリングだ。精神的にはちとキツかった。今日は、前回のような対向車線からの誘導もなかったし、渋滞もほとんどなかったので、交通はスムーズだった。9時前にTEMに到着。
会議は9時半からなので、しばらくはPCの立ち上げ、ネットへの接続などして昨日見なかったメイルのチェックなどする。会議ではまず冒頭で自分がネタ振りをするのだが、そのために昨夜準備していたことがある。昨夜撮ったペトロナス・ツインタワーの写真を壁紙にしておいたのだ。それをまず会議室のスクリーンいっぱいに映し出すと、現法の方々から「オォー」と声が上がる。しめしめ。まあ仕事の内容とは全然関係ないのだが。
というわけで、会議の内容はここには書けないから、それは省略して、早くも昼食の話になる。今回も社員食堂での食事。定食のプレート、ハンバーガー、ラーメン、焼きそばの屋台のようなコーナーと、ビュッフェ形式で自由に取れるコーナーがある。今回も自由に取れるところに並ぶ。何も言わないのに、係の人はご飯を山盛りにしてくれる。食べられるかなあ。これに、魚(サバのような)、チキン、はんぺん(日本のはんぺんとほぼ同じ)、厚揚げなどを取る。料金は全部で3.8RM(120円程度)。はんぺんは日本のおでんっぽい味だが、他はそれぞれ、エスニックの味付けがしてあって、かなり辛い。しかし美味しい。大量のご飯があっという間になくなって、もうちょっとおかずをもらえばよかったと思う。別に買ったマンゴージュースを飲んで、満足した。
なにやら怪しげな道具がて、午後の会議もすっ飛ばして、夕食の話になってしまうがやむを得ない。昨夜JAL便で来た2人は今日の夜行で帰る。その飛行機は23時過ぎなので、夕食は一緒に食べられる。KL市内まで戻ると空港までの時間が厳しいので、PJにあるファッティ・クラブ・レストランというところに行く。ものすごく混み合っているところファッティ・クラブの外観で、たぶん予約してあったのだろう、店の奥のテーブルに案内された。店の奥、と言ってもここは店と道路に仕切りはなく、オープンエアスタイルだ。時折ぱらぱらと雨が降っているが、気温はおそらく23-4℃くらいで、過ごしやすい。店は混んでいるから賑やかなのだが、それに加えて方々のテーブルから聞こえる「ガンガン」という音がますます景気よさを感じさせる。これは、カニの殻をハンマーで叩き割る音なのだ。テーブルクロスの上に、直接カニを置いて、その上におしぼりを乗せて、ハンマーでガンッっとやる。すると厚い殻が割れて中の身が食べられるというわけだ。カニは、濃厚なカニ味噌風味の汁で煮込まれており、なんとも形容しがたい美味しさだ。ハンマーは、あまりやり過ぎてもよくないようで、というのも、おしぼりの上から叩くので加減がわからず、何度も叩くと殻が細かく割れてしまい、身と一緒に口に入ってしまって食べにくいのだ。かといっておしぼりを被せないで叩くと汁が飛び散るし、これはなかなかコツが要る。何度か試していると、だいたい判ってくるのが面白い。また、このカニの汁に焼いたパンをつけて食べるのが美味しい。炒飯にかけても良し。ビールを飲むのも忘れて、堪能した。手羽先と手羽元カニだらけ!エビのガーリック炒め








本日帰国組は21時ごろ退席、残りはさらに20分ほど居残ってカニと格闘し、十分に味わった後に店を後にした。ホテルにホテルにて戻り、現法の人ホテルにてと別れて、部屋に荷物を置く。今晩は、例によって現地の飲料を買い込みたい。KLセントラル駅にセヴン・イレヴンがあったので、そこに行くことにする。現地のコーヒーは甘い、と聞いているので、それにあえて挑戦する。なんでも、現法の信号機ローカルスタッフはコーヒー1杯に砂糖を3袋も入れたりするらしい。そこで、最も甘そうなヴィエンナコーヒーとやら(マレー語ではコピ・ヴィエンナ)を買い、前回グレープ味を買ったF&Nのオレンジ(マレー語ではオレン)を追加する。2本で4RMだった。
ホテルに戻るところで、信号の写真を撮っておく。歩行者用の信号機は、青色のときに人の形をした絵が歩く動作をするのだ。しかも、日本での点滅に相当する部分では、そのアニメーションが走り出すのがかわいい。静止画ではそれが分かりにくいけれど。今回の現地飲料
部屋に戻る。買ってきた飲料缶を記念撮お茶も砂糖入りです影。さらに思い出し、部屋のミニバーからジャスミン茶の缶も撮影しておいた。写真を見ると分かるとおり、「低糖分」とある。つまり、こちらはお茶も全て砂糖入りが前提なのだ。そういえばペルーでも砂糖入りの緑茶を飲んだ記憶がある。ミニバーの飲料はとてつもなく高価なので(ビールが900円もするらしい)、撮影だけして戻しておいた。
早速、コーヒーを飲んでみたが、非常に、非常に甘かった。これは健康に悪いかもしれない。私のような体質の者は飲むのはまずいと思い、3分の1くらいを捨ててしまった。
明日は少し予定に余裕があり、8時半出発予定。ぐっすり眠れそうだ。


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