13年8月上旬
岩手小旅行
第1日 第2日 第3日


●第3日 13年8月9日(金) ホテル→県立水産科学館→宮古→盛岡→東京→自宅

(この日の更新を忘れて放置していた。2日目をアップしたのが14年1月、それから7年以上経っている。やれやれ、何をしていたのだか。)

 今日は帰る日である。朝食を取って、チェックアウトをして、浄土ヶ浜で遊んでから帰るかと思っていたが、雨が降っていて肌寒い気温だしこれは無理そうだ。浄土ヶ浜近くに県立水産科学館という施設があるようなので、そこに行くことにする。浄土ヶ浜へ行く道の途中にあり、宿からは行きやすい場所にある。名前が「水族館」ではなく「水産科学館」であることからも分かる通り、大きな水槽で大がかりな展示をするとか、イルカのショーとかがあるわけではない。三陸沿岸の水産に関わる展示で、もちろん魚もあるのだが、漁業についての展示も多かった。底にガラスのついた箱で水中を見たり、手で触れる体験コーナーもあって息子たちは興味深い様子であった。

 この後は宮古から山田線に乗り盛岡へ、盛岡からは新幹線という段取りである。宮古でレンタカーを返却し、駅まで送ってもらった。宮古からの列車は臨時の快速「さんりくトレイン宮古号」で、キハ58/28系を改造した"Kenji"という車両(もちろん宮沢賢治にあやかったもの)を使っている。宮古発は14:07〜盛岡着は16:20で、宮古で昼食を取るか、弁当を買って車内で食べるか、といったところだが、駅に着くとちょっと様子がおかしい..なんと、雨の影響で運休になっていた。釜石線でポケモントレイン、そして山田線でKenjiと、特色ある列車に乗れると思っていただけに残念である。このような場合、岩手県北バスの「106急行」に振り替えが出来るとのことで、振替票を発行してもらった。駅前ロータリーの向かい側あたりから出発するとのこと。詳しい時間は覚えていないが、前年のデータで所要130分とあるから、さんりくトレインとはほとんど同じ所要時間だ。
 バスは定員制で予約はないので、車内状況が分からないから駅の立ち食いそば屋で食べることにした。カウンターが高すぎて長男も次男も頭が届かず、カウンター下にある手荷物棚にどんぶりを置いて食べていた。

 慌ただしく食事を終えて、バス停に行くとしばらくして106急行バスが来た。車内はほぼ満席で、補助席しか空いていない。106急行は満席の場合は続行便を出してくれるそうで、この時も、すぐ後に来るバスなら空いてますと運転手さんが教えてくれたのだが、息子たちがどうしても今、これに乗りたいと主張する。釜石線の列車交換時の停車時間でも乗り遅れるとまずいとしきりに言っていたので、まあバスの続行便というのも理解できないだろう。会話を聞いていた一番前の座席の方が、途中の停留所で降りるから、そうしたら補助席から移動できるよ、と提案してくれたので、それでは、ということで補助席に収まった。
 宮古駅前では雨は上がっていたが、次第に雨が激しくなり、国道106号に並行している閉伊川も濁流になった。バスはたくさんの停留所に止まりながらも、雨の中さほど遅れずに盛岡に到着した。

 盛岡駅で弁当を買い、新幹線のプラットフォームに上がって「こまち号」との併結作業を見たりして過ごし、予定の列車で帰ってきた。

おわり


★カメラ関係の話
 デジタルはE-M5に9-18mmF4-5.6を基本的な組み合わせにして、暗いところは単焦点の17mmF1.8と45mmF1.8を活用。アダプターを介してコシナフォクトレンダーのアポランター90mmF3.5も使っているがあまり出番はなかった。
 フィルムはコシナフォクトレンダーのベッサR4Aにビオゴン21mmF4.5とウルトラワイドヘリア12mmF5.6のコシナレンズを組合せ、フジのRDP IIIを使って撮っている。


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