Olympus Pen E-P1のページ
パナソニックが先行していたマイクロフォーサーズ規格の、オリンパスの1号機である。 Penの名を冠し、1959年のPenから50周年という記念の年に発売された。その1959年というのをボディに入れてしまったのはちょっと余計だと個人的には思う。コシナフォクトレンダーのsince 1756とかも、あまり好きではない。ま、これは個人の考えなので固執はしない。 マイクロフォーサーズなので、ファインダーに映像を導くミラーがない。従ってライヴヴュー専用機である。外付けファインダーが用意されているが、AF位置をオートにしていると、どこにピントが合ったかが分からないので心配になる。私は液晶画面で見るときも、中央固定で使っている。 ミラーがないため、フランジバックを短くでき、ボディが薄いのが最大の特徴と言えよう。そして、フランジバックの短さは、マウントアダプタを使ってのレンズ選択肢が膨大ということである。画角が半分になってしまうとか、それはもう03年のE-1発売から言われていることなので、もういいかげんどうでもよい。それを理解して使えば良いだけである。 高感度画質はかなり向上し、出荷時設定のISOオート上限は1600。フラッシュは内蔵されていないが、99.99%以上をフラッシュなしで撮る私には全く問題ない。なにしろ、E-620など、数千枚撮って一度もフラッシュを使っていないのだ。 階調オートでは、相変わらず暗部の持ち上げ時ノイズが目立つ。掛かり具合を選ばせて欲しい。切実に思う。 載せている作例は、原則として「ナチュラル」、長辺4032pixのSFモードjpeg記録で、長辺を900pixにリサイズして少しアンシャープを掛けたものである。ノイズフィルタは標準、ノイズリダクションは長時間露光を除きoffだ。階調オートは状況次第。 ★簡単なスペック 4/3型LiveMOS、Live view専用 有効画素数1200万画素 ISO100〜6400 レンズ交換式 ダストリダクション装置付き 09年7月3日発売 ★専用レンズのコーナー M.Zuiko Digitalレンズの作例。フォーサーズ用レンズもここに含めよう。 ★他マウントのレンズのコーナー OMズイコーや他社マウントレンズをマウントアダプタでカメラに装着して撮ったもの。 ★アスペクト比・アートフィルタのコーナー 通常のアスペクト以外のもの、アートフィルタやモノクロ作例。 |