Olympus Pen E-P3のページ


マイクロフォーサーズの上位機種ということになるか。E-P1からは3代目となる。その間にPL、PMなど下位機種も多数出てレンズ交換式の競争の激しさを実感する。
外観はE-P2のアクセサリーシューのでっぱりが解消され、全体がすっきりした感じがする。グリップが交換式になり、ヴァリエーションも相当数あって面白い。内蔵フラッシュが装備され、モードダイアルは向かって左手側に移動している。
タッチパネルが採用され、専用レンズではタッチ時にその場でフォーカス合わせ、レリーズが可能。フォーカス速度の改善もあって、タッチパネル撮影も実用的である。
高感度画質は代を重ねるにつれ向上し、ISO1600でも常用できる。またE-5で使われたファインディテール処理が搭載され、解像感が向上している。
動画性能には問題がある。所謂「こんにゃく現象」が目立ち、カメラを左右に振ると被写体が歪んで見えるのだ。手ブレ補正がオンになっていると特に顕著で、電子手ブレ補正の仕様の問題かも知れない。

載せている作例は、原則として「ナチュラル」、長辺4032pixのSFモードjpeg記録で、長辺を900pixにリサイズして少しアンシャープを掛けたものである。ノイズフィルタは標準、ノイズリダクションは長時間露光を除きoffだ。階調オートは状況次第。

★簡単なスペック
4/3型LiveMOS、Live view専用
有効画素数1200万画素
ISO200〜12800
レンズ交換式
ダストリダクション装置付き
11年7月22日発売


★専用レンズのコーナー

M.Zuiko Digitalレンズの作例。フォーサーズ用レンズもここに含めよう。


★他マウントのレンズのコーナー


OMズイコーや他社マウントレンズをマウントアダプタでカメラに装着して撮ったもの。


★アスペクト比・アートフィルタのコーナー

通常のアスペクト以外のもの、アートフィルタやモノクロ作例。