Agfa Ambi-Silette![]() 巻き上げが重くフィルム(パーフォレーション穴)が切れたりすることがあったため、整備してもらったが結局さほど改善が見られず一旦一式を手放すことになってしまった。その後、別の機体を入手したところ、程度の差はあれ重いことを実感、さらにネットでも巻き上げが重いという記述を見かけたので、まあそういうものと思うことにした。巻き上げはカメラ内の機構連動もあって重くなるのは理解できるが、巻き戻し時も重いので、フィルムゲートがタイトな設定なのかも知れない。 レンズは35,50,90,130mmの4本あり、開放F値は50mmレンズがF2.8で他はF4である。カメラのファインダー内には35,50,90mmのブライトフレームがあり、手動で切り替える。130mmレンズはカメラのファインダーで距離を合わせ、外付けファインダーで構図を決めるやり方だ。 写真が多くなって来たので、作例ページを分けることにした。2台目も巻き上げは重いが、何とか使えている。巻き上げは1コマずつゆっくりやれば良いのだが、撮り終わって巻き戻す作業がとにかく大変だ。巻き戻しのノブの滑り止め模様が指に食い込んで痛い。 |
|||||
・カラーアンビオン Color-Ambion 35mmF4 広角レンズ。薄型で、ピント操作が難しいくらい、小さい。写りはごくシャープで、色ノリも良好。状態の良いレンズがあまりなく、けっこう探し回って購入した。レンズが奥まっているので汚れたとき乱暴な拭き方になるのか、キズのある個体が多いようだ(ライツのズマロン28mmでもそういう個体を見かける)。 |
|||||
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
|
・カラーゾリナー Color-Solinar 50mmF2.8 通常、カメラとセットになっている標準レンズだ。このメーカーのテッサー型標準レンズはどのモデルも開放からシャープで、色が濃く出ると思う。舞台を撮った時、上下が暗かったため間違ってパノラマで焼かれてきたことがあったのだが、そのあまりの画像のシャープさに、DPE店の間違いを指摘しないで引き取ってきたことがある。小型で、使いやすい。 |
|||||
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
|||
・カラーテリネア Color-Telinear 90mmF4 非常にコンパクトにまとまった中望遠レンズ。ライツのエルマーよりさらに小型に出来ている。色もシャープネスも標準・広角と同傾向で、よく写る。開放では少し周辺光量が落ちる。また、逆光で明確なゴーストが出ることがある。最短撮影距離が1.8mと長いのは使いにくい。この小柄なレンズは5枚構成というなかなか贅沢なレンズ設計になっている。 |
|||||
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
|||||
・カラーテリネア Color-Telinear 130mmF4 なかなか見かけない、このシリーズ最長の望遠レンズである。カメラのファインダー枠はないので、外付けファインダーが必要になる。前玉が大きく異様な外観に圧倒されるが、ビハインドシャッター式のリーフシャッター機の宿命ともいえる最短撮影距離3mは使いにくい。 絞り開放では甘めであるが絞るときりっとしてくる。最短撮影距付近でのピントの歩留は悪い。3mまでの繰り出しの回転角が大きく二重像がゆっくり動くので、ピントの追い込みが甘くなりがちなのだ。 (24年12月、作例差し替え) |
|||||
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
|||
その他のカメラ レンジファインダーに戻る |
|||||
トップページに戻る |
|||||