Voigtländer Vito BL/Vito IIa

写真をクリックすると拡大します。*印は既に手放したもの。

Vito BL *
 96年のフィルムが見つかったので順次スキャンして作例を追加する。
 ライカIIIcに次いで手に入れたドイツ系クラシックカメラ。50mmF2.8のカラースコパーの固定鏡胴カメラで、ファインダーが等倍のガラスブロックになっている。距離計はないので目測で使う。目測式のカメラは初めての体験だったので、最初に撮ったポジはほとんどが失敗であった。銀座のカメラ市で買って、そのまま手持ちで夜景撮影をしていたので目測以前に上手く行く可能性は低かったが、よほど嬉しかったのだろう。その後、立山黒部アルペンルートに持って行って遠景の撮影で活躍した。シャープな解像ときれいな色が出てすばらしい。F2.8のカラースコパーはその後ベッサマチック用の交換レンズを手に入れたので、固定鏡胴カメラに復帰する可能性は低いが、Vito BRで良いものがあったらひょっとすると、という気持ちはある。でももう、防湿庫がいっぱいなのだった。
 既に手放しているので、作例は見つかったフィルムの分のみになる。ネガからのスキャンは退色補正をしているので、当時の色合いが再現できていないと思われるが、自分の感覚では良い色合いになっていると思う。
 
Vito IIa
 50mmF3.5のカラースコパーを搭載した、蛇腹折り畳み式のカメラだ。ピントは目測で、絞り込んでゾーンフォーカスで撮ると楽である。シャッターは1/300が最高速なので、現代のフィルムなら日中はほぼF8-11まで絞ることになるから失敗することは少ない。シャープでコントラストのハッキリした画像が得られる。
 カメラは小型であるがそれなりに重さがある。ストラップで吊るための金具がないので、ケースに入れるか、三脚穴を使ったハンドストラップがあると安心だ。
Vito IIa C-Skopar 50mmF3.5 Vito IIa C-Skopar 50mmF3.5 Vito IIa C-Skopar 50mmF3.5 Vito IIa C-Skopar 50mmF3.5 Vito IIa C-Skopar 50mmF3.5 Vito IIa C-Skopar 50mmF3.5
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