19年5月初旬
第2次小笠原旅行

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 昨年8月に初めて行って感銘を受けたので、1年経たずに再訪と相成った。今回も小笠原海運に電話予約をしたが、前回泊った宿(定員8人の大部屋がある)が営業をやめていたので、別の地区のペンションを予約した。前回の宿が予約対象にないためか、おがまるパック(往復の船と宿が組み合わされたもの)は2-4人単位しか設定されていなくて、我々5人家族は2部屋を予約する形になった。しかし実際行ってみたらその宿には6人部屋もあったし、なぜこんな効率が悪いことをしているのか謎であった。おそらく、統計的には5人以上の需要は少ないのだろうが、ともあれ、予約出来たから良しとしよう。
(拡大する写真には枠が付いています。また、文中にも写真等へのリンクがあります)


●第1日 19年5月1日(水) 自宅→竹芝→(船中泊)

 今回も予定通りの時刻に竹芝桟橋に到着し、手続きを済ませた。一見して前回よりは少し乗客が少ないような気がする。どうやら、我々のような5/1東京発〜5/5父島発(父島3泊)のパターンの他に、前の便を使って4/27東京発で戻りを5/5父島発にする人がいるようで、そうすると帰路の5/5父島発の定員で全てが決まるので、5/1東京発の人は満席まで乗ることが出来ないのだろう。これはまあ、日本の連休のあり方が決まっているから仕方がないとは思う。電話予約したあといくつか検索してみたら、旅行会社のサイトで4月の方が早々に満席になった、と書いてあるのを見た。実際に船に乗ってみると、2等寝台はけっこう空きがあり、自分の近くも空きであった。
 前回未就学児だった三男が小学生になったのでベッドは家族5人それぞれに割り当てられる。2等寝台は4人が向かい合わせになっているので、5人だと1人が隣の区画のベッドになる。こう言う場合は、自分がその位置に行くのが良かろう。で、隣の区画に入ってみたら、他に誰もいなかった。他の方々に気兼ねなく過ごせるからこれはありがたい。

 時刻通り、11:00に出航した。前回経験済みなので過ごし方は同じなのであるが、今回はあまり天気が良くなくて、東京湾内をしばらく見物したら、あとはベッドにこもっていた。昼食のために息子たちと自販機コーナーに行ってみたら、冷凍食品の自販機(焼きおにぎりやポテトなどのあれ)が休止になっていた。確かに、全国的にこの冷食の自販機は減っていると聞いていたが、それを実際目の当たりにすると寂しいものである。仕方がないので、カップ麺を買ってきた。

 東京湾を出て、速度が速くなった。天候がすぐれず、夕日どころではなかった。18時過ぎまで景色を見ていたが、波が高くなり外の通路へのドア閉鎖がアナウンスされたのでベッドに戻る。揺れが激しくなってきて、夕食時はかなりひどく三男は夕食抜きとなった。長男と次男は酔い止めが効いているのか比較的元気で、前回も食べていたステーキセットを食べていた。そういえば、前回から今回の間に、食堂の業者の契約が変わるとか聞いたが、結局同じ業者が再契約したのだろうか、ステーキは味が2種類に増えたものの基本的には前と同じように見えた。他のメニューのラインナップも少し変更になっているようだが大幅に入れ替わったような感じはしなかった。
 

 揺れが激しいので、早々に眠ることにした。シャワー室では壁に体を凭れるような感じで揺れに対応した。ちと気持ち悪いな、と思いつつもいつしか眠っていた。


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