19年5月初旬
第2次小笠原旅行

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●第3日 19年5月3日(金) 扇浦→二見港→宮之浜→扇浦海岸→大村→扇浦

 7時半前に朝食。もりだくさんのおかずがありがたい。朝食にシューマイというのは初めてであった。部屋に戻って息子たちはお勉強タイム。旅行に出ているとき、朝にやることをやってから、ということにしているのだが、まあ旅行中ということで開放感が欲しい中、宿題などをやるのは気が乗らないということもあって時間がかかる。出かけた時は10時を回っていた。これは毎度のことであるが、時間が決められたツアーなどは申し込んでいないので遅くなっても仕方がない。

 長男が釣りをしたいというので、宿の人に訊いてみたら、釣り竿を貸してくれた。一通りレクチャーを受けて出発する。まずは二見港でやってみる。エサは蒲鉾を小さく刻んだもので、確かに魚は寄ってくる。その魚が熱帯魚なので上から見ていて楽しい。もっとも全く釣れず、エサをかじるだけかじられて終わってしまった。まあ、釣れたとしても持ち帰るわけには行かないし。

 今日の海水浴は宮之浜に行く。島の北側である。前回も行って、良いところではあったのだが、海中は大きな石がごろごろしているから薄いシューズでは入っていくのも大変で、シュノーケリングしていても波によって動くと足が岩にぶつかったりとなかなか危ないところだ。今回もそこらへんの対策は全くできていないので、相変わらず薄い底のシューズで痛い痛いと言いながら海に入っていた。
 三男は海が怖いのでなかなか海に入って行かない。一度は配偶者Sに背中に乗って入って行ったが、しばらくして岸に戻り、波打ち際で砂遊びをしていた。自分もそこに戻り、一緒に緑色の石を拾い集めたりして過ごした
(もちろん元に戻した)。その後、浜から見て右の遊歩道から磯まで歩き、そこでカニなどを探していた。私はそのあと、少しシュノーケリングをして海中を撮影するも、毎度のことながら自力で行ける範囲では海底の状態はあまり良くなく、撮影は低調であった。この浜は沖合の海流が速いので、遊泳範囲は限られるが、その境目まで行く勇気もなく、かなり手前なのでもっと良い場所もあるかも知れない。いずれにしても、単独だと危ないのですぐに戻ってきた。
 15時半過ぎに急に雨が降り、いったん帰ることにした。

 着替えて、宿の近くの扇浦海岸に行き、息子たちはもう一度釣りに挑戦するが、ここも特に反応はなく終了。私は大村地区まで行って、明日のツアーの手続きをする。いよいよ、初めて海に出るツアーに参加するのだ。前回はナイトツアーで海の中は見ていないし、岸近くでシュノーケリングしていても砂が舞っていてサンゴもほぼ死骸であり素人がきれいなところを探すのは限界がある。だからもうプロに頼るしかないというわけだ。

 宿に戻り、夕食を頂いた。今日は島寿司が出た。美味しかった。




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