87年12月下旬
第2次北海道旅行

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●第3日 87年12月27日(日) 根室→納沙布岬→根室→釧路→網走→(車中泊)

根室駅 納沙布岬に行くことにしている。けっこう時間がかかる。そこらを一回りして、根室本線を釧路まで戻ると、早くても15時過ぎなのだ。
 根室市内は雪も少なく、気温も高くてあまり寒くなかった。納沙布岬に行く人はほとんどいなくて、確かに、寒い季節に海風に吹かれたくはないかも知れない。バスに乗り、30分程度で岬に着いた。
 場所柄、北方領土の関連施設が多い。笹川記念館とかいう施設には塔が立っていて、見晴らしがよさそうだがケチな私は入らなかった。公園に怪しげなオブジェがあり、見ると四島の掛け橋、うーむ、これは島からも見えないことはないだろうが、どういう意図か分かっていただけるのかどうか..この付近も気候は穏やかで、いささか拍子抜けの感あり。残雪が溶けて、歩きにくかった。
笹川記念館 ・笹川記念館

 この塔から北方領土がよく見えるのだろうが、ケチな私は登らなかった。今なら、望遠レンズ持参で行くかもしれないが。
 天気がよく、拍子抜けするくらい暖かかった。
納沙布岬 ・納沙布岬

 どうも引いた写真が多いな。悪い癖である。
 ほんの少し、島が見える。
望郷の岬公園 ・望郷の岬公園

 四島の掛け橋、というオブジェが見える。それにしても、だれもいなくて、寂しい。

根室本線 車窓から 根室駅に取って返し、釧路に向かう。昼の移動なので今日は一転、車内は空いている。単行(1両で運行すること)の気動車である。こうも空いていると、これはこれで寂しい。これでも地方交通線(高い運賃設定をする)ではなく、幹線扱いだから、JR北海道は厳しいだろう。車両は新しくて、きれいだ。ステンレス製のようだ。今までの車両とは雰囲気が異なる。北海道も何時の間にか、けっこう車両を更新していて、もちろん地元の人には良いことであろう。
 車内が空いていたので、昨日、夕方か根室本線つ眠くて見られなかった風景もよく見ることが出来た。しかし、防雪林も多く、景色が見えにくいところもある。保守する側からすれば、こちらの方が好都合なのであろう。

 釧路に着いて、釧網本線に乗り換え。明日、深名線の列車に乗るため、網走から夜行の急行「大雪6号」に乗るのである。日が暮れてしまったので、写真は全くない。



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