95年7月下旬-8月上旬
第3次北海道旅行
なんと、最終日は写真なし!
●第7日 95年8月4日(金)〜第8日 5日(土) 札幌→函館→(フェリー)→青森→東京→日吉
さて、今日はもう帰るだけなのである。この時はとにかく風景写真一辺倒で、旅の様子を伝える写真が皆無である。従って、記憶のきっかけになるものがなく、ドライヴしているだけの文章もつまらないだろうから、適当に切り上げてしまうことにする。
ホテルでKさんと別れ、SN氏が迎えに来て、札幌を後にする。天候はうす曇り。今回の旅行は、徹底的に天気には恵まれなかった。函館まで高速道路(道央自動車道)で、そこから青森まではフェリーで車を運ぶ。夏休みなので、高速もフェリーもけっこう混んでいて、帰りという気分もあり、あまり楽しくないドライヴであった。フェリーは既に予約してあって、問題はないが2時間近く余裕があってかえって退屈してしまった。港の周りでも写真を撮っていればいいと今では思うが、1枚も撮っていなかった。たぶん、疲れていたのであろう。後年も海外旅行では帰りの写真は少ないので、私の性格か、体力のせいかも知れない。
フェリーの中ではこれからのことを考え、ずっと眠っていた。4時間弱で青森に着き、車に乗って船から出る。ここで既に夕方になっているので、ここからは夜のドライヴになる。東北自動車道は仙台より北を走ったことが無いので、新鮮かというと、夜だから全く意味がない..しかも、雨が降ってきた。もう、さんざんのドライヴであった。2時間交代で運転していたが、さすがに700kmもあるので、果てしなく続くのではないかと錯覚しそうであった。仙台で中間地点、ここまでは何度も来ているのでホッとする。長い休憩を取りながらの移動だったので、東京に着く頃には夜が明けていた。
運転好きを自認する私も、さすがにうんざり。しばらくは運転するのもいやで、おとなしくしていた。
(もうネタが尽きたのでここで終わりにします..)
終わり
★カメラ関係の話
機材一式の写真を載せるのはあまりに恥ずかしいのでやめておく。それだけ持って行って写真はアレかい、という感じなのである。まだ若かったのかな(笑)。
カメラはOM-1,OM-3Ti。この組み合わせは使いやすい。3Tiで露出を測っておけば、1の方はそれを参考にして撮っていればほとんど失敗は無い。
レンズで、意外と活躍しているのはシグマ 18-35mmF3.5-4.5で、超広角初体験ということもあっていろいろ撮っている。便利だが、しかしOMボディに付けると大きい。OMズイコーレンズは28mmF2.8,35-80mmF2.8,55mmF1.2,50-250mmF5,180mmF2.8,350mmF2.8,×1.4-A(テレコン)と持って行っているが、とてもじゃないが使いこなせていない。特に望遠の2本は全く無駄であった。思うに、シグマとOMの35-80mmだけで十分であったろう。このころは未だ90mmF2マクロや100mmF2という中望遠の双璧とも言えるレンズは所有しておらず、持っていたらどうなっていただろうかと思う。
そういう意味では、機材だけたくさん持って行っても写真が良くなるわけではないということを理解できた、貴重な体験であった。以降、1週間以上の旅行は海外にシフトして行くので、この時の体験と相まって、携行機材は少なくなっていく。
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