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・美深にて、旧型客車
貨客混合というのも、もう見られない光景だ。当然冷房などされていないが、当時、別に苦にもならなかった。 |
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・記念に1枚
美幸線は赤字日本一ということを逆手に宣伝し有名になった路線だ。もっともこの赤字日本一というのは営業係数という基準である。額面ではない。100円の収入を得るために3000円以上かかっていたのだからもちろん大赤字なのであるが、元々規模が小さいので、廃止したからといって国鉄の赤字がどれだけ減った、という観点では大した額ではなかったのではないか。いやもちろん赤字は少ないに越したことはないのだが。
なお、美幸線の名称は、本来美深−北見枝幸(オホーツク海側)を結ぶ路線として建設を始めたからで、実際工事はかなり進んでいたらしい。
右は、車内で買った美幸線内の乗車券。周遊券だから本来不要だが、収入増に微力ながら協力したつもり。 |
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・仁宇布駅
美幸線の終点である。ここから先、オホーツク海沿岸まで延びるはずだった。何も無い駅だ。 |
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・美深駅にて
美幸線 日本一赤字脱出記念のプレート。その努力のかいなく、昭和60('85年)年9月17日、廃止。 |
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・美深町観光案内図
観光案内図、というほどアイテムがないが..駅前の街はすぐ途切れていて、街の端から端までが見渡せる程度であった。暑かったので、喫茶店に入ってアイスココアを飲んだ記憶がある。 |