18年8月中旬
第1次小笠原旅行
| 第1日 | 第2日 | 第3日 | 第4日 | 第5日 | 第6日 | 第7日 |
予定通りの時刻に竹芝桟
橋に到着した。お盆期間とあってたいへんな混雑だ。窓口で手続きをして、搭乗券を発券してもらう。搭乗券は薄い紙で、下船時に回収されるというからなくさないように注意せねばならない。クラスは2等寝台で、小笠原海運の「おがまるパック」はこの2等寝台を基本として、往復の船と現地の宿の組合せになっている。所謂雑魚寝タイプの2等が選択できないのは、島民や仕事で移動する人たちへの配慮だろうか。このパックは、おがさわら丸の運航に合わせた日程になっている。東京と父島の間は24時間を要し、船は1隻だから、港での積み下ろしや船室準備も含め必然的に3日に1便が最も短い間隔になる。これも多客期がそうなのであって、閑散期は6日に1便の頻度だ。今回は8月10-11日が行き、15-16日が帰りでその間の3泊4日が現地で過ごす時間となる。
船室の位置によって乗船順が決まっており、しばらく待つと我々の順番になった。ほぼ定員のお客(800名くらい)が乗るとあって長蛇の列である。ベッドは6人分で、義理の両親2人、我々家族は三男が未就学なので大人と一緒に寝るということで4人分だ。2段ベッドが向かい合わせになった4名分が一つの塊になって並んでいて、スペースは幅75cm、長さ200cm、高さは自分の背(178cm)で座ると頭が着くくらい、だいたい列車の2段B寝台相当だろう。外との仕切りはカーテン1枚であるから、貴重品は共用スペースにあるセキュリティボックスに入れることになるが、ああいうのは下船時に忘れそうだし、自分はカメラ一式が嵩張りとても入りきるものではない。自己管理で何とかしよう。船内を歩き回るときは何やかやで撮影したいから、カメラ一式は持ち歩くので問題はないだろう。出発前に船内各部を歩いて、自販機でパッションフルーツ酎ハイを買って飲むことにした。![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
時刻通り、11:00に出航した。これから父島まで24時間の旅になるが、このうち3時間は実は東京湾内に要する時間だ。それだけ奥まったところに東京があるとも言えるが、東京湾内は衝突防止のために速度制限があり、この船は12ノット(時速22km相当)以下で航行している。数字を見ると遅く感じるが、これがレインボーブリッジの下を通過するとき、意外にもどんどん橋が近づいてくる感覚があって、なるほどこれで正面衝突なら相手方の船との相対速度は倍だからあっと言う間なのだろうと感じた。![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |