smc-M 35mmF2 (Pentax K Mマウント)
35から50mmくらいの焦点距離は私にとって使いやすい画角である。ゆえに、どんどん増えてしまうのである..
これはオークションで大変安価に入手した。ボケは固めで、絞り・距離によって2線ボケの傾向があるが、シャープな描写で色もよく出る。歪曲は樽型で、少々目立つ。
smc-FA 35mmF2 AL (Pentax K AFマウント)
35mmF2というスペックのレンズとしては最後発になると思うが、それだけに描写は良いものを持っている。コーティングが優秀で、逆光にも強い。開放ではわずかに軟らかい描写になるが、芯はある。F2.8から急激にシャープになる。ボケは2線にならず好ましい特性を持っている。
レンズは小型に出来ており、使いやすいと思う。フードは大きいものが付いてくる。ピントリングとフードが近いので、MF操作はやりにくい。
中野にて中古を入手。性能が良いため手放す人が少ないのか、中古市場であまり見かけない。特に、デジタルSLRが出てからは標準レンズの画角相当になり、益々少なくなった。
smc-FA 43mmF1.9 Limited (Pentax K AFマウント)
先に77mmを買っていて、その描写と格好が気に入ってしまったのだが、当然の成り行きと言うべきか、最初に出たlimitedが欲しくなったわけである。カチカチの描写ではなく、やさしい感じの画像が得られるが、絞って細密な絵にもなるから、風景にも良い。04年冬にペルーに行ったときは、8割以上をこのレンズで撮った。取り回しが良くて、軽快。ただ、惜しむらくは最短撮影距離だ。ズイコー40mmF2の30cmに慣れてしまうと、45cmは遠く感じる。
smc-M 50mmF2 (Pentax K Mマウント) *
MシリーズのころのペンタックスMFレンズ。4000円という安さで、けっこうきれいなレンズだったのでつい買ってしまった。50mmF2クラスのレンズはどこも堅実な写りが多いようだがこれもその通りで、ピントはきっちりシャープだし、ボケも素直だ。smc銘であるが、最近のダークなコーティングに比べると浅い色のコーティングだ。しかし逆光には強い。こういう小型でよく写るレンズを使っていると、いまの大きくなってしまったAF用レンズ、特にズームは出番が減ってしまう。
smc-M 50mmF1.4 (Pentax K Mマウント)
ME-superのボディを買ったら付いてきたもの。性能はごく普通のようだ。逆光には弱い。小型に出来ているが、あまり持ち出す機会がない。
smc-FA 50mmF1.4 (Pentax K AFマウント)
コンパクトにまとまった大口径標準レンズ。ペンタックスのコーティングは深い色で、見ていて美しいが、レンズ鏡胴外観は安っぽい。少なくとも、あの灰色は何とかならないかと思うが..開放からかなり優秀で、色もニュートラルだ。新品でも2万円台前半で、一時期は量販店のポイントを考慮すると中古より安いという、奇怪な現象が生じていた。
smc-FA 77mmF1.8 Limited (Pentax K AFマウント)
あれれ、だんだんKマウントが増殖..まずい。
つくりの良い大口径中望遠。どちらかというと柔らかい、やさしい写りに思う。まだあまり使っていないが、使いやすい焦点距離である。ポートレイトに向くのだろうが、私はあまり(ほとんど)ポートレイトを撮らないし、撮っても肖像権があるからここに載せられない。ボケ味が分かる作例を考えてみる。
smc-FA 28-70mmF4 AL (Pentax K AFマウント)
地味なスペックであるが、コンパクトで使いやすそうだったので購入。初期は日本製だったが、後にはヴェトナムでの組み立てに変わっている。中古品を触ってみるに、出来には違いはなさそう(むしろ日本製の方が古いので、状態が悪いものが多かった)。ズームリングが軽すぎて拍子抜けするが、レンズ描写は良い。気楽な旅行ならこれだけで十分ではないかと思う。
smc-M 40-80mmF2.8-4 (Pentax K Mマウント)
前から気になっていたのだが、specのわりに大きく感じられるので敬遠していた。あるとき、新品のデッドストック物が7000円という格安価格で出たので、入手した。ズーム域は今となっては中途半端だが、40mmは好きな画角である。全体にシャープで描写は良いと思うが、最短撮影距離が1.2mというのはいかにも使いにくい。ズームリングを80mm側からさらに"macro"の位置に動かすと、ピントリングを前後に直接動かせるようになり、最短で37cmまで寄れる。
smc-M 85mmF2 (Pentax K Mマウント)
小型で明るい中望遠レンズだ。ここらへんの中望遠というのは中途半端に感じられて売れなかったのか、なかなか中古市場には出回らない。けっこうきれいなモノを格安で手に入れた。画質はシャープだがボケ味は少し硬いようだ。
smc-M 120mmF2.8 (Pentax K Mマウント)
他社にない焦点距離のレンズラインナップのうちの一つ。手ぶれを起こしにくくかつ、引き寄せ効果が体感できるというのが目的だと言われている。あまり理解されなかったのか、数が少なく中古市場に頻繁には出てこないレンズである。特に小型に出来ていて、外観から予想するよりはるかに望遠的なファインダ像が得られるので、私は慣れるまでに時間がかかった。明るくて、シャープな像は使っていて気分が良い。
smc-M 150mmF3.5 (Pentax K Mマウント)
これも他社にない焦点距離ではあるが、中判以上では珍しくない数字だ。中古店を見て回った経験では、120mmより数が少ないように感じられる。150mmにしてはコンパクトであるが、F値もそれなりに暗い。画像はシャープで、開放からまずまずである。E-1に着けて、コンパクトな超望遠として使うのも面白い。